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- 山行記録

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msc_kiroku1 2009-2-11 10:00
日程:2月11日
山域:南会津 三岩岳
山行形態:山スキー
メンバー及び役割:柴田 記録 SL、他 5名(会員外)

11月風邪、12月MTBで肋骨強打、1月肘に水から化膿で発熱と11月移行満足に体を動かせない
状態が続く。

ということで久しぶりのバックカントリー、、、、だったのですがまたもや、けが。


体動かしてないから軽めにしてくれとお願いしていたのだがやっぱりハードな
標高差1200mの南会津三岩岳へ。

小豆温泉近くの駐車場を出発が9時半。
沢沿いに上ることにする。
今年は雪が少なく沢が埋まっておらず沢のトラバースがなかなかスリリング。
板を長いのに変えたんだけどこれが藪の中では取り回しがやっかいで体力消耗してしまった。
人数が多かったこともあり結局ここで約2時間消費してしまった。

沢をクリアしてあとは尾根伝いをさくさくと登る。
天気は快晴。無風。
尾根沿いはブナの原生林が広がっている。
開放感があって非常に快適。
ただ久し振りの山行で悲しいかな体がだんだん重くなってくる。
完全な筋力不足。くやしい。

時間400mペースで高度を稼いでいくが1800m地点、あと200mを残してタイムアップ。
最後はひたすら緩斜面を登る感じだったし、帰りもきつそうだからということで潔く山頂は諦めた。

他にだれも入っていなかったので完全なノートラック。下の雪はぐさぐさだったのに上はきちんとパウダー。
テンションがあがる。

滑る。

気持ちいい?。

で2本ほど滑ってメロウなオープンバーンへ。
今年の課題は縦に切る。
ということで縦へ。

スピードがでる。

白いやわらかそうな雪の塊がぽっこり。

よけるべきかどうしようかと悩んでるうちに、
吸い込まれるように。

気がついたら地面の上にダンッ。

ショック症状で全身の筋肉が収縮。吐き気が襲ってくる。

パニックに陥らないように、まず深呼吸して体をチェック。

腰と股関節がちょっとへんな感じ。

でも動く。

膝、相当に強打したからやばいかも。

骨と間接チェック。

大丈夫。

ただ膝が腫れていて曲げにくいけど痛いだけでなんとかなる。

ひとまずヘリ呼ばないですみそう。
よかったー。

ひとまず膝に雪に突っ込んで冷やし、気持ちを落ち着ける。

振り返るとぽっこりはでっかい切り株だったのでした。そりゃかなわんな。


以後は左足荷重、急な斜面を斜滑降とキックターンをからめて下ることに。

この残りの下り800mが生コン、モナカで細尾根あり、沢沿いのトラバースありで
ほんときつかった。五体満足でもアドベンチャーだね。あれは。

結局最後は日暮れ直前。
着いたときはほんと嬉しかった。
迷惑掛けた皆さん申し訳ございませんでした。

要因としては

最終的には体力不足による疲労から くる集中力の低下
怪我の前のイメージと筋力不足からくる動きのギャップ
筋肉疲労による反応の遅れ
オープンバーンということから気持が緩んでいた

というところか。

山は誰もはいってないオープンバーンがたくさん広がっていたし、雪質もいいしいい山でした。ブナ林もきもちよかった。
もうチョイ沢が埋まって雪もよかったら、ずいぶんと登りも下りも楽だろう。
今年は厳しいかもですが来年はぜひリベンジしたい。



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執筆 : 
 2009-2-11 1:00
日程:2009年2月11日(水)
山域:御坂 大幡川 八十八大師沢
山行形態:アイスクライミング
メンバー及び役割:木村(記録)、Y(会員外、CL)、H(会員外)

記録:
 8時30分、登山口から登りはじめる。天気は曇りだが思ったよりも暖かい。10分くらい歩くと左側に沢が現われる。登山道には雪はなく沢もまったく氷っていないが、この辺りで入渓する。暫くはフラットソールでの沢歩き。薄く表面に氷が張っている場所もあるが、とてもアイスという雰囲気ではない。これは冬の沢登りだねとアイスから頭を切り替えて遡行を続ける。10時頃、突然氷の滝が出現!おぉーと興奮する。我慢して登った甲斐があった。傾斜もきつくなく初心者に手頃な感じの滝である。



まずはHさんがリードに挑戦。一段目、二段目は問題なくクリア、三段目にさしかかると50mロープがギリギリ足りるかどうかだったが、なんとか滝を抜けて支点をつくれたようだ。木村がセカンドで上がる、三段目の滝は下からは良く見えなかったが、かなり立っていてしょっぱい感じ。セカンドでもかなりドキドキした。さすがHさんである。続いてYさんが登ってきて3人で一息つく。今回は中山さんより譲り受けたアイス用のアイゼンを使用、縦走用と比べるととってもラクに氷にツメがささる。アイスは道具次第ということを実感。



 さらに進むとこれまた適当な小滝が出現、木村リードで挑戦。一段目の上部2mほどの立っている氷を登ろうとするが、壁の途中でアイススクリューを打つのはとても大変。少しクライムダウンして安定した場所でスクリューを打ち直しなんとか壁を乗り越えた。二段目の滝は問題なく通過し、上部の氷にスクリューを2本打ち込み支点をセットした。傾斜の緩い小滝でもリードとなると緊張の連続、なにからなにまで初めてやる事なのでなんて楽しいんでしょう。
 もう少し先に6?7mの階段状の滝が出現、これはYさんリードで取付く。今日は半年振りくらいの山行らしいが、3人の中では一番アイスの経験があるので余裕な感じで登っていく。



 滝の上部で休憩し遡行図を見るが自分達がどこにいるか全く分からない。水流も消えこの先はガレた沢をたどるようなのでアイゼンをはずす事にする。枯沢を30分ほど登り右側の尾根に抜けると登山道に出た。四十八滝沢を詰めるとアンテナ塔に行き着くはずだがどうも見当たらない。倒木に巨大なサルノコシカケが生えていたのでいろんなポーズで記念撮影する。下山し始めると雪が降ってきた。30分ほどで入渓点に戻った。そこで気がついた、自分達が登ったのは四十八滝沢でなく隣の八十八大師沢だったことに・・・。25m大滝も出てこないしどうも変だと思ったんだよな?。まあ初心者には調度良いアイスクライミングだったので良しとしよう。今度来る時は四十八滝沢を遡行するぞ。

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執筆 : 
 2009-2-2 0:20
日程:2009年2月2日(月)
山域:佐久・湯川
山行形態:アイスクライミング
メンバー及び役割:古屋、羽生田(会員外)

記録:
 総会後の夜発で佐久湯川へアイスクライミング、ビバークは野辺山駅。早朝、湯川のアイスエリアへ移動。車から数分で氷に取り付ける手軽さが良い。氷結状態は初めて来る場所なのでよくわからないが、白髭エリアはトップロープ可能と判断、右岸側のルンゼから周り込み、潅木を支点にして、トップロープを設定。
 天気は快晴でエリアの左岸側は日当たりが良く時折凍りが崩れ落ちてくるが、右岸側
は一日中楽しむことが出来た。平日で他に人はいないので少しずつロープをかけかえながら互いに練習。最後に傾斜の緩いところでリードの練習をするが、スクリューのセットをいかに素早くこなすかがポイントでなかなか難しい。傾斜がキツい場合はやはりセルフをとってからのセットが安心だと感じた。15:30頃まで楽しみ長坂の温泉で汗を流し帰路についた。

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執筆 : 
msc_kiroku1 2009-1-26 19:20
山域:安達太良山
日程:2009年1月26日(月)
メンバー:中山(記録) 
山行形態:山スキ?
9:00郡山駅 (バス)-10:00あだたらスキー場-11:00スキー場トップ(ゴンドラ)・シール歩行-12:00頂上直下・スキ-滑走-12:30・1400m地点・シール歩行-14:00・1650m地点・スキー滑走-14:30勢至平-15:00スキー場
JRの日帰りスキーキップを利用して往復新幹線で豪華に日帰り山スキー、ゲレンデトップは既に1350m快晴微風と絶好の日和の中快調に頂上直下・1680mまで登ると名物の強雨風が待ち受けている、頂上・1699mへは直ぐだがクラストしていてピッケル・アイゼンの世界、今回はあきらめてシールを剥がし滑り始める、カリカリにクラストした斜面を慎重に滑りやがて雪も柔らかくなり気持ちいい大きな斜面を快調に1400mまで下り大休止、ここでシールを再び貼り1650mの「くろがね小屋」分岐まで登り返す、ここからを北にゆるい斜面をトラバース気味に勢至平を経由して夏の登山道を滑りスキー場に戻る、遅い昼飯の後温泉で疲れを取り帰宅。

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執筆 : 
 2009-1-24 1:50
日程:2009年1月24日(土)
山域:丹沢・大山北尾根
山行形態:ハイキング
メンバー及び役割:菅原(CL記録),清水,西村,横山

 大山北尾根と豆腐料理。この企画に賛同した清水、西村、横山の三人が本厚木駅に集まった。本厚木駅から宮ヶ瀬行きのバスに乗る。煤ヶ谷のバス停から谷太郎川沿いの林道に入り、すぐに林道と分かれ、物見峠方面に向かう。集落の中の舗装路を上り、鹿柵の扉をくぐると、杉の植林の中のつづら折りの山道となる。杉林が雑木林に変わるとつづら折りの道も終わり、さらに進むと、林が途切れたところから江ノ島が見える。相模湾の海は薄っすらとオレンジ色に染まっている。大山三峰山への道を左に分け、さらに進むと、展望が開けたところからは横浜のランドマークや新宿副都心のビル群まで眺められる。
物見峠に着く。昔は、ここから黒岩まで物見沢沿いの道を歩いたのだが、今は、物見沢への下り口は通行禁止の看板が立ち閉鎖されている。黒岩へはいったん唐沢林道に出て歩かなければならない。林道への下り口は三峰山への急坂をほんの少し上った右側にある。
 小休止後、物見峠を出発する。長い急な階段を下り、舗装された林道に出る。空はどんより曇り、時折、雪片が風に乗って舞ってくる。林道を1時間ほど歩くと、左側に手すりのついた石段が現れる。一ノ沢峠への分岐点である。
 石段を上がり、荒れた道を登っていくと、十数分で一ノ沢峠に着く。大山山頂への道標はないが、ここから大山北尾根が南に延びており、樅の原生林が始まる。見事な樅の大木を見上げながら徐々に高度を上げていくと、樹木の途切れたところから丹沢三峰の山並みが眺められる。谷筋は白く、積雪がある。やせ尾根の急坂を登りきると、930メートルピークに達する。
 ここは広い平坦地になっていて送電線の鉄塔が立っている。「←県道」と書かれた札が杭につけられ、踏み跡が続いている。これを下っていくと地獄沢出合に出る。ここで休憩をとる。時折、雲の切れ間から日が差し、身体を温めてくれる。
 日が雲に隠れ寒くなる。身体が冷えないうちに出発する。これからが大山北尾根の核心部である。送電線の鉄塔から左に折れた急坂を登りつめると、ミズヒノ頭、西沢ノ頭と、二つのコブを抱えた大山北尾根がほぼ直線状に延びている。空は曇り、尾根の上部は灰褐色の霧でぼやけ、深山の趣がある。小雪が舞ってくる。ミズヒノ頭を越え、樹間越しに、三ノ塔から塔ノ岳まで、表尾根の山並みが眺められるところがある。
 続いて西沢ノ頭を越え、緩やかな尾根を登っていく。徐々に高度を上げ、灰褐色の霧の中に入り、雪が舞い続けている。踏み跡には雪が積もり、ところどころ薄っすらと白くなっている。木の根が露出し、網の目状になっているところが続く。横山が「北尾根って、いい尾根ですね」と言う。森林整備のためのモノレールの軌道が現れる。枯れ草に覆われた軌道沿いにしばらく登っていくと、軌道が途切れ、山頂が近づいてくる。雪は舞い続け、霧が濃くなる。霧の中、高い鹿柵が現れ、脚立が架かっている。この脚立で鹿柵を乗り越えると、間もなく電波塔のある山頂に出る。昔は、高い笹薮をかき分けて山頂に出た記憶があるが、今は笹薮がなくなっている。930メートルピークから山頂まで1時間25分の道のりである。
 今年の冬は雪が遅いのか、山頂に積雪はないが、電波塔の横のテーブルで休憩していると、雪がしんしんと降ってくる。静かな山頂であるが、身体が冷えてきて、熱燗と豆腐料理が恋しくなり、早々に下山と決める。表参道の尾根を下り、阿夫利神社下社に出て、女坂を下る。高度を下げると空は明るくなってきたが、雪は降り続いている。夫婦杉で降る雪は薄日を浴びてきらきらしている。大山ケーブルの追分駅に着く頃には雪は止み、下山を開始してから2時間後、私たちは豆腐料理の店「小川家」の門をくぐる。

コースタイム
煤ヶ谷バス停(8:27)?物見峠(9:50,10:04)?一ノ沢峠への分岐点(11:00,11:15) ?一ノ沢峠(11:28)?913メートルピーク(12:28,12:47)?ミズヒノ頭(13:08)?西沢ノ頭(13:30)?大山山頂(14:12,14:38)?阿夫利神社下社(15:50,16:00)?「小川家」(16:40,18:50)?大山ケーブル駅バス停(19:00)



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