Welcome Guest 
山行記録 カレンダー
« « 2024 12月 » »
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 1 2 3 4
月別アーカイブ

- 山行記録

カテゴリ : 
執筆 : 
msc_kiroku2 2006-6-24 21:53
メンバー:寺本(CL)、菅原、野口、森(記録) 奥多摩・入川谷本谷沢登り訓練が天候不順の予想により延期されたため、代替案として急遽J-WALLでのクライミング訓練を実施した。 10時に現地集合。トップロープでバックアップを取りながら、野口・森がそれぞれリード・セカンドビレイ・懸垂下降の練習を行う。ボードを登るよりも登りきった支点でのロープワークに時間が掛かる。昼食を挿んで午前中2回午後1回、合計各3回繰り返した。その後、前傾壁で実際にリードが墜落する際のビレイを行い、最後にリードで少し登って16時半に終了。現地解散で反省会は特になし。好天のせいか人も少なく良い練習になった。 以上

カテゴリ : 
執筆 : 
msc_kiroku2 2006-6-17 13:15
メンバー:平川(CL、記録) 上林SL  梅雨空の合間、少しだけ覗いた晴天に期待して奥多摩の倉沢谷本谷に行く事になった。メンバーは上林さんと私の2名だけだが、昨日から多くのメンバーは那須に山菜採りに行っているので仕方が無い所だ。実は私も山菜組だったのだが日曜が休めなくなった為に土曜の時間潰しを画策していた所で上林さんが沢への誘いを持ち掛けてくれたのであった。  倉沢谷本谷は実に良い沢である。隠れた銘渓と言っても過言でなく、初級者から上級者まで存分に楽しむことが出来る。実は私自身は今回で5回目の入渓であり、その楽しさゆえ沢の経験の無い人を何度も誘って楽しんだ事があったのだ。今回は翌々週に控えた訓練山行の候補として考えていた事もあり、忘れかけていた沢を訓錬の下見も兼ねて再訪となったのであった。  上林さんと8時に立川集合。ちょっと遅めの行動開始になるが、倉沢谷は遡行時間も2?3時間だし、何より気温が高くならないと入渓は難しいのだ。  奥多駅から東日原行きのバスに乗り倉沢で下車。バス停前のちょっとした駐車スペースで入渓の準備をする。目の前の林道を50m程行った斜面を下った所が入渓点だ。夫婦らしい2名はこの下降をためらっている様子で、こちらを観察している様であった。  遡行開始は10時30分。この沢は何時もの沢登りと違って、本当に浸る泳ぐの連続である。のっけから河原を歩くのではなく水流の中を歩くのだ。15分で最初の釜に出合う。まだ体も暖まっていない(尤も此処ではいくら歩いても暖まることは無いのだが)し、いきなり泳ぐ事に躊躇していたら上林さんが左からへつり気味に泳ぎだした。仕方なく後から続いて漬かったが予想以上に水が冷たく、早く上がりたい一心でじたばたしてしまった。  その先10分ほどで大釜を持った5m2段の棚に出合う。ここは非常に印象に残っている所で、泳いで残置のシュリンゲにA0で登る。ここは沢や岩の経験が無い人にはちょっと難しいバランスが必要で、今迄は連れてきた人が釜に飛び込むのを見ては上から見て笑っていたものだ。しかし、今日はヤバかった。何時も通りのつもりで泳いで取り付きシュリンゲを掴む。そこから先が何だかどうしたら良いか解らず、まごまごしているうちにズルズルと沈んでしまった。やり直しと思いながら這い上がってみるが、右手で這い上がった記憶を頼りに手探りしているうちに『落ちる』と思った直後、背中から派手にダイブしてしまった。泳いで戻り上林さんと交代。上林さんも探っていたが、左に何やら探し当てた様子。じわりと体を引き上げ、見事に一発で仕留めた。『そうか、左か』と、再度挑戦。なる程、唯一のガバがそこに隠れていた。この上は細い水路を突っ張りで越えたり釜を泳いだり、水から上がる事がほとんど無いくらいだ。 休みながら感じたのは、疲れの感じがプールで泳ぎ疲れた時のそれと一緒である。それと何しろ寒い。休みたいし動いて暖まりたいし、これでは2週間後の訓錬は無理だなと早くも諦める。 落ち口が狭まった3mの取り付きでは手前で流され、へつりながら落ち口まで一足の所で墜落してまた流された。半分沈みながらふと見た光景は何処かで見た記憶があったように思えた。『そうだ! 4年前に来た時にもここで流されたのだと思い出した』。上林さんもここで落差のある派手なダイブを楽しんでいた。       結局こんな調子は終了点まで続いた。2箇所ほど直登不可能な滝を巻き、ひたすら水の中を歩き続けたが、体が冷え切った為か足元がおぼつかなくなって来た。滑りやすい事も一因だが、極端にバランスが悪い気がする。ガバのあるちょっとした高さの岩場でも体を引き上げる事が出来ず、お助けで引っ張り上げてもらったり予想以上に梃子摺ってしまった。上林さんに感謝! 終了点はずっと平行してきた林道が沢を横切るポイントでその先は3段の見事な大滝に出合う所である。林道に這い上がって冷えた体を温めるべくラーメンを作る。『それにしても漬かりっ放しだね』と話ながら最近中々経験しなかった『落ちる』を堪能し、好きな泳ぎを存分させてもらった。『疲れた』と言うより『ふやけた』という感じである。随所に見る大釜はじめ、渓相も素晴らしく暑くなってからなら非常に楽しめる沢である事を再認識した。水根より数段楽しめる事は確実だ。  13:50、登ってきた沢床を林道から見下ろしながらバス停まで歩く事30分。この手軽さがこの沢の魅力の一つだ。30分程待って来たバスに乗り、奥多摩からホリデー快速車内で締めくくりをした。 *隣の川苔谷も似たような渓相で楽しめる筈。逆川と繋げて遡行するのも楽しいかも・・。

カテゴリ : 
執筆 : 
msc_kiroku2 2006-6-17 12:15
メンバー:森(CL/記録)、野口(SL)、平川  昨年の逆川をきっかけに奥多摩周辺の沢に興味が湧き、今回アプローチも比較的容易な真名井沢を計画したもの。遡行前半は単調だが後半は飽きるほど小滝が出てくる。途中F1魚止めの滝でロープを出したが、それ以外に大きな滝はなく、全体的に薄暗く変化に乏しい印象だった。つめは、最後の三俣で左に樹林の中を急登して赤杭尾根の登山道に抜けた。  天気は曇りで午後には若干日も差し、前日の大雨から比べると幸運だった。沢中では暑くも寒くもなく快適だったが、赤杭尾根の下降では風が無く蒸し暑かった。古里駅で缶ビールを購入、拝島駅で風呂(湯楽の里 昭島店)に入って帰路に着いた。  川井駅(7:34)-(バス)-上日向(7:50)-とりがや橋(8:45)-F1(10:12)-最後の三俣(12:30)- 赤杭尾根登山道(13:10)-古里駅(15:25) 以上 F1魚止めの滝
小滝が多い、薄暗い印象の沢。
終了点の赤杭尾根で

カテゴリ : 
執筆 : 
msc_kiroku2 2006-6-9 10:51
メンバー:CL須藤、清野、山本、門脇、両角、扇原(記録) 6月9日 JR久喜駅西口ロータリーに22時集合。須藤車にて東北自動車道・白河ICへ。 一路、甲子温泉を目ざす。途中の西郷町キョロロン村で仮眠(10日1時)。 6月10日、曇り。 風が強いが、雨は降っていない。6時起床、朝食の後出発(6時40分)。  甲子温泉に7時着。身支度して沢に入る。すぐの3段の堰堤は水量が多く、すざましい水しぶきと音をたてて落ちている。その後、ハシゴ付の2,3の堰堤を越え、広い河原歩きとなり、やがて南沢出合に(8時30分)。小休止。間もなく本谷と別れ一里滝沢に入る。相変わらず、水量が多いが、大岩と苔、木々の緑、ミソサザイの声がきれいだ。  門脇さんが何か見つけたよう。ウルイ(ギボシ)だ。フキ、アイコ(イラクサ、小さなトゲがあり、採る時はチクチクする)、シドケ(モミジガサ)、ミズ、ウド。ウドは雪解け間もなくの日当たりの良い所に出るよう。ズルズルの斜面を足を滑らせ、全員奮闘して収穫する。たくさん採れた。11時過ぎ山菜採り終了。間もなく、川床より少し上がった、平らな所があり、今夜の寝ぐらの相談となる。も..。須藤さんの判断で小屋を目指すことに。  しばらくして下から見ると、3?4段の階段状で80m位の滝となる。この上に下からは見えなかった別の7?8m位の滝もあり。谷の両側から残雪が張り出し、穴がポッカリあいて、いまにもくずれ落ちそうだ。<上部は雪がなくても岩が脆くて難しい?清野さんより>これを巻くことになる。ここで門脇用特製アイゼンが発揮する。グズグズの斜面に小石の落石がたびたび、木や石のホールドも少なく、心もとない。ハンマーをつきさし、引っかけ悪戦苦闘。時間にして1時間30分かかっていた。<巻きは滝の3倍見たらよい?門脇さんより> 80m×3=240mの巻きとなる。これにすぐ上の滝も巻いたのだから約270?300m巻いたことになる。いい経験になった。これより上部は雪渓も厚く、安定し順調に進む。沢すじがなくなり、ヤブに入る。まもなく稜線に出る。14時過ぎ。小休止の後、坊主沼避難小屋へ15時。  沼の縁には雪渓が残り青白の水の色がとてもきれいだ。水面に周囲の景色が写り、すばらしい。夕食はもちろん山菜料理。シドケのおひたし、アイコの油いため、ウド、ゼンマイ、フキノトウのてんぷら、ウドのからし酢味噌、ウドとチクワの油いため、ウドの味噌汁、ソーメン、酒もたっぷり。山本さんの手料理、最高でした。タキ火をしながら日の暮れる頃、寝袋の中へ、19時。  11日曇り。  坊主沼の朝はすばらしい。さわやかな冷たいそよ風とウグイスの声で目をさます。5時起床。朝食は山菜の味噌汁、ニンジン、肉入り。ミズの油イタメ。ウィンナー、ベーコン、ごはん+少々の酒。8時坊主沼出発。甲子山頂(1,549m)に9時。登山道の所々に雪が残る。登山者(38名)の一行団体に出会う。霧が深くなり、ポツリポツリ。ブナ、ナラ、カエデ、ヤマツツジなど、墨絵のよう。道そばのダケカンバの枯れ木にきのこがびっしり。少し白く肉は薄いが、大きいものは10cm位ある。ウスヒラタケと判明(後日、門脇さんより)。味噌汁が最高でした。雨が降り出すころ、杉林に入り、やがて甲子温泉へ。10時20分。大黒屋にて入浴。  塩原市内「萬歳楽」にて打ち上げ。東北自動車道で久喜駅へ。解散16時。メンバーの皆さん、ありがとうございました。須藤さん、お疲れ様でした。 扇原

カテゴリ : 
執筆 : 
msc_kiroku2 2006-6-3 21:07
メンバー(前日まで6名のはずが、痛風上がりの小林加わり7名)須藤CL、清野SL、両角、西舘×2、木村、小林(記録) 天気(前日の予報:一日中雨のはずが)曇ときどき晴。 気温(前日の予報:4月初め並の22℃のはずが)全員滝壷に落ちても笑える程度の普通の気温。 (文中敬称略)  8:00渋沢駅北口集合。7名乗りの須藤車で出発。戸沢出合の駐車場は既に20台程でほぼ満車。入り口脇に何とか駐車し、遡行準備開始。木村・小林とも、両角買い物ツアー@池袋秀山荘で買ったばかりの沢靴デビューを果たす。
 9時過ぎ(標高670m)須藤CLを先頭に、遡行開始、大汗をかき、本谷F1到着。ここは、Mr西舘が流木にて確保し、須藤CLが「今回一回はリードを」との思いでしっかりリード。新人2名も一週間前のJ-WALLで習ったばかりの8の字結びを実践し、なんとか上げてもらう。ここ一ヶ月ほど雨続きでもあり、水量も多く、滝の水に濡れ大変さわやかな気分。全員F1上がったところで清野から須藤CLの支点についてアドバイスがある。ここで本谷に急ぐノーヘル若者2名を送る。
 本谷を左に、右股を右に見送る、丁寧に標識が懸かっていて初心者は嬉しいが、先輩方は「余計なお世話だ。F何番とかは数えれば分かる」と中々うるさい。ザイルを使うこと3本程度で、いよいよ大滝。ここは両角リード、両つま先しかない岩場など下から見ているだけでも怖いが、あとで本人からも「久しぶりだと怖い」と聞き、同じ人間なのだと少々納得する。自分で昇ってみると前半の右側からのトラバース気味の入りで落ちてしまうし、後半の草付きでも苦戦する。滝上ではMr西舘から自己確保の指示。須藤CLからカラビナを使う意義も教わる。
 大滝では、別のパーティに追いつかれるが彼らも時間かかった様子でその後は会う事もなかった。太陽も顔を出し、丹沢でも左股独特に明るく開けてくる。三俣で、大休止・昼食。本当に快適。ここで、事前計画の【三の塔?塔の岳尾根/新大日ノ頭?新大日の頭?政次郎尾根】のコースではなく、新人向け懸垂下降訓練をすべく【書策新道を西に行き本谷を下りる】コースに変更する。須藤も沢下りは初めてとの事。ほどなく12:10(標高1040m)書策新道にぶつかる。  懸垂下降といっても、小林は10年前に今は無き登山訓練所の裏壁でやっただけだし、木村は先週J-WALLで寺本CLから確保練習を2回やっただけ、という、初体験ゾーン。本谷下降開始早々から滝があり合計4本の懸垂下降訓練となる。小林はATC?XPを初めて現場で使うので滝下を覗くだけでも膝すくみ状態だが、最初の2本は清野がシッカリBackUpしてくれ何とか下りる。大物新人の木村は少しも騒がず懸垂下降をこなす!後半の2本は新人2名ともBackUp無しで何とか下りる。途中F?では、全員滝壷にはまり大笑いする。両角から、滝壷にはまる際に溺れない技の指導を受ける。
 15時?に戸沢出合到着。山岳SCに移動し、シャワーを浴び快適に着替。井上氏より西舘へ「もうリーダーだろう。」との激励あり。渋沢出身の木村を実家近くで下ろし、八王子駅へ移動。両角なつ子合流の上、18時?20時、反省会。 (小林感想。10年振りの沢で、忘れている事ばかりでしたが、何とか怪我も蛭も無く参加できました。先輩のご指導・道具の進歩のお陰です。自宅に帰ってみたら10年前にも左股に来ている事がわかり、不思議な縁を感じています。ありがとう御座いました。)
Copyright 2001-2014 msc-jp. All rights reserved.