- 山行記録
日程 2008年04月05日(土)夜?04月06日(日)
山域 鋸山 梨沢 七ツ釜渓谷
山行形態:沢登り
メンバー:門脇(CL)、木村(SL)、砺波(記録)、高森(会員外)
千葉で一番高い山は、ディズニーシーの中にあるプロメテウス火山じゃないかと思っていたけど、鋸山を忘れていた。今回は、いつもと趣向を変えて房総半島にある鋸山の梨沢に行った。本当は、丹沢に行くつもりだったのだけど、山行の前々日にSLから電話がかかってきて、「千葉になった、車を出してほしい。」と言われた。そのとき、僕は、職場の歓送迎会の真っ最中で正常な判断力を失っていて、安易に請け負ってしまい、ちょっぴり後悔した。
5日(土)
23:00頃に羽田の門脇工場に集合。集合前に横羽線の側道で仮眠をとったので、ぎりぎりになってしまった。
アクアラインを通って、一路、木更津まで。アクアラインの取り付け道路の周辺は灯火管制を敷いているかのように真っ暗なため、国道16号線にどこから入っていいかわからなくなってしまい苦労した。木更津市街を抜けて、仮眠が可能な場所を探す。鋸南町の道の駅がいいのではないかと思っていたが、迷いに迷い県立富津公園に入り込む。公園の駐車場は、トイレも水道もあり、暴走族もたむろしておらず、意外といい感じだったのでそのままビバーク場所とした。寝床の設置後、門脇さん特製鍋で小宴会をして就寝した。
6日(日)
○6:00 起床。ビバークをした駐車場は、マイルドな天候と東京湾からのさわやかな潮風で心地よかった。
○7:30 富津公園出発。
○8:00 内房線大貫駅高森氏合流。当初、富津市の中心地、上総湊で合流の予定だったが、富津公園からは内房線の駅をいくつも駅を越していくことがわかったので、少し手前の駅で、高森氏と合流。合流後は、梨沢がよく分からないから、事前に調べていた万屋の名称をナビに登録して、目的地を目指した。
○8:40 梨沢の河原着。本来は、梨沢橋から入渓する予定だったが、どこが梨沢橋か分からず、路肩の緩い林道を進み行き止まりの民家のところまで車で行った。ここで、ガチャ類を装着し、いよいよ出発。水は澄んで、ミッジのハッチがすさまじかったけど、魚はほとんどおらず、たまにハヤを見かけるくらいだった。椿や山桜の花びらが流れる中の遡行を楽しむ。
○9:30 広めの河原をしばらく歩くと、ゴルジュ帯に差し掛かり早くも本日の核心部大滝に到着。僕たちのパーティは、ザイルを持っていたけど、結局それを使用しないまま、普通に通過した。
○10:00 小さな滝に、思いの外大きな釜(といっても、大の大人の腰くらいだけど)が連続する。七つあったかは、よく分からなかった。
○11:00 二俣到着。道標のない本流と「保田見」という道標のある支流(沢なのに道標があった。)で、本流を遡行することとする。本流は、水流の中に洗剤の泡が目立ってくる。この先から、倒木や、藪が増えてくる。藪の合間には、山菜がいくつかあり、ありがたくいただく。
○11:40 いくつか連続する堰堤の一つに到着。堰堤を巻くのと、藪を抜けるのに多いに苦労する。堰堤の上の藪を抜けると、比較的広い淵となっていた。そこで、カエル祭りが行われており、一同で興味深く観察した。
○12:30 バラの藪を抜けて、稜線を登り、保田見の集落のちょっと南に突き上げた。僕たちは、地図を見て、あえて民家を目指さず、南の稜線を下り、林道を目指した。林道は見つからず、一行で少し焦りがあった。民地の境界に打ってある杭を道標と勘違いしたらしい。
○13:00 稜線を下ると、林道とは出会わず、さっき遡行した沢の堰堤のちょっとしたに降りた。林道歩きは、つまらないから藪のない沢の下降なら楽しいので少しうれしかった。
○14:00 二俣着。ここまで、水がかなり汚れていたが、汚い水は、本流から流れていたことが分かった。次にくるときは、あえて水のきれいな支流に上り、林道に突き上げるのもありかと思った。
○14:40 計画と異なり同沢下降で、出発地点に戻る。終わってみたら、登りも下りも拍子抜けと思えるくらい優しい沢で、沢はじめに最適の沢だった。
○16:00 上総湊の料理屋で、ささやかな打ち上げを行い、木更津で会員外の高森氏をおろし、羽田まで戻る。利用率が悪い悪いと言われているアクアラインで、渋滞があり、価格が適正なら需要があるのだと感心した。
○今回の沢は、ロープも必要ない、優しい沢であったが、千葉、房総半島の懐の深さを実感させられた。これだけの縦深があれば、米軍の本土上陸に備えて房総半島に配置された帝国陸軍の3桁カカシ師団でも十分勝算があったのではないかと、少し思った。
4月5日(土)
23:00 羽田 門脇工場
24:30 千葉県立富津公園
4月6日(日)
06:00 起床
07:30 千葉県立富津公園発
08:00 内房線大貫駅
08:40 梨沢の河原(入渓点)
09:30 大滝
10:00 七ツ釜
11:00 二俣
11:40 堰堤
12:30 保田見
14:40 梨沢の河原
山域 鋸山 梨沢 七ツ釜渓谷
山行形態:沢登り
メンバー:門脇(CL)、木村(SL)、砺波(記録)、高森(会員外)
千葉で一番高い山は、ディズニーシーの中にあるプロメテウス火山じゃないかと思っていたけど、鋸山を忘れていた。今回は、いつもと趣向を変えて房総半島にある鋸山の梨沢に行った。本当は、丹沢に行くつもりだったのだけど、山行の前々日にSLから電話がかかってきて、「千葉になった、車を出してほしい。」と言われた。そのとき、僕は、職場の歓送迎会の真っ最中で正常な判断力を失っていて、安易に請け負ってしまい、ちょっぴり後悔した。
5日(土)
23:00頃に羽田の門脇工場に集合。集合前に横羽線の側道で仮眠をとったので、ぎりぎりになってしまった。
アクアラインを通って、一路、木更津まで。アクアラインの取り付け道路の周辺は灯火管制を敷いているかのように真っ暗なため、国道16号線にどこから入っていいかわからなくなってしまい苦労した。木更津市街を抜けて、仮眠が可能な場所を探す。鋸南町の道の駅がいいのではないかと思っていたが、迷いに迷い県立富津公園に入り込む。公園の駐車場は、トイレも水道もあり、暴走族もたむろしておらず、意外といい感じだったのでそのままビバーク場所とした。寝床の設置後、門脇さん特製鍋で小宴会をして就寝した。
6日(日)
○6:00 起床。ビバークをした駐車場は、マイルドな天候と東京湾からのさわやかな潮風で心地よかった。
○7:30 富津公園出発。
○8:00 内房線大貫駅高森氏合流。当初、富津市の中心地、上総湊で合流の予定だったが、富津公園からは内房線の駅をいくつも駅を越していくことがわかったので、少し手前の駅で、高森氏と合流。合流後は、梨沢がよく分からないから、事前に調べていた万屋の名称をナビに登録して、目的地を目指した。
○8:40 梨沢の河原着。本来は、梨沢橋から入渓する予定だったが、どこが梨沢橋か分からず、路肩の緩い林道を進み行き止まりの民家のところまで車で行った。ここで、ガチャ類を装着し、いよいよ出発。水は澄んで、ミッジのハッチがすさまじかったけど、魚はほとんどおらず、たまにハヤを見かけるくらいだった。椿や山桜の花びらが流れる中の遡行を楽しむ。
○9:30 広めの河原をしばらく歩くと、ゴルジュ帯に差し掛かり早くも本日の核心部大滝に到着。僕たちのパーティは、ザイルを持っていたけど、結局それを使用しないまま、普通に通過した。
○10:00 小さな滝に、思いの外大きな釜(といっても、大の大人の腰くらいだけど)が連続する。七つあったかは、よく分からなかった。
○11:00 二俣到着。道標のない本流と「保田見」という道標のある支流(沢なのに道標があった。)で、本流を遡行することとする。本流は、水流の中に洗剤の泡が目立ってくる。この先から、倒木や、藪が増えてくる。藪の合間には、山菜がいくつかあり、ありがたくいただく。
○11:40 いくつか連続する堰堤の一つに到着。堰堤を巻くのと、藪を抜けるのに多いに苦労する。堰堤の上の藪を抜けると、比較的広い淵となっていた。そこで、カエル祭りが行われており、一同で興味深く観察した。
○12:30 バラの藪を抜けて、稜線を登り、保田見の集落のちょっと南に突き上げた。僕たちは、地図を見て、あえて民家を目指さず、南の稜線を下り、林道を目指した。林道は見つからず、一行で少し焦りがあった。民地の境界に打ってある杭を道標と勘違いしたらしい。
○13:00 稜線を下ると、林道とは出会わず、さっき遡行した沢の堰堤のちょっとしたに降りた。林道歩きは、つまらないから藪のない沢の下降なら楽しいので少しうれしかった。
○14:00 二俣着。ここまで、水がかなり汚れていたが、汚い水は、本流から流れていたことが分かった。次にくるときは、あえて水のきれいな支流に上り、林道に突き上げるのもありかと思った。
○14:40 計画と異なり同沢下降で、出発地点に戻る。終わってみたら、登りも下りも拍子抜けと思えるくらい優しい沢で、沢はじめに最適の沢だった。
○16:00 上総湊の料理屋で、ささやかな打ち上げを行い、木更津で会員外の高森氏をおろし、羽田まで戻る。利用率が悪い悪いと言われているアクアラインで、渋滞があり、価格が適正なら需要があるのだと感心した。
○今回の沢は、ロープも必要ない、優しい沢であったが、千葉、房総半島の懐の深さを実感させられた。これだけの縦深があれば、米軍の本土上陸に備えて房総半島に配置された帝国陸軍の3桁カカシ師団でも十分勝算があったのではないかと、少し思った。
4月5日(土)
23:00 羽田 門脇工場
24:30 千葉県立富津公園
4月6日(日)
06:00 起床
07:30 千葉県立富津公園発
08:00 内房線大貫駅
08:40 梨沢の河原(入渓点)
09:30 大滝
10:00 七ツ釜
11:00 二俣
11:40 堰堤
12:30 保田見
14:40 梨沢の河原
日程:2008年4月5日(土)
山域:丹沢水無川流域背戸ノ沢左俣
メンバー:須藤一人
行程:大倉?戸沢?背戸ノ沢左俣?表尾根登山道?書策新道?水無川本谷?戸沢?大倉
2ヶ月間の山のブランクを経て久しぶりにしかも経験しことのない単独での沢登りとなった。
いつも毎週のように山を運んでいた者が、2ヶ月も山に入らないと毎日が単調で息苦しい
渋沢へ向かう電車の中で気分が高揚している自分に気付く。
沢に入ると他にパーティーがおらず、一人だけで独占している感じで気分がいい。一箇所13m大滝は巻いて表尾根に詰め上げる。下山は書策新道から水無川本谷へ降り、F5から下降、F3だったかF4だったかどちらかで懸垂下降して戸沢に戻り。大倉に3時半頃に着いた。
一人での沢登りは、初めてだったがやはり難しい。水無本谷のF1も普段は何の気なしに登っているが、2ヶ月のブランクもあるせいか、少し戸惑い、緊張した。13m大滝は行けそうに思ったが、もしもの事を考え自重した。もし足を滑らせれば、止まらずに大怪我、あげくに始まったばかりの沢シーズンを棒に振ってしまう。その上、家族、会にも迷惑をかける。
単独行はやはり、慎重でなければならないし、熟練者でなけらばソロクライミングは厳しいと思った。
山域:丹沢水無川流域背戸ノ沢左俣
メンバー:須藤一人
行程:大倉?戸沢?背戸ノ沢左俣?表尾根登山道?書策新道?水無川本谷?戸沢?大倉
2ヶ月間の山のブランクを経て久しぶりにしかも経験しことのない単独での沢登りとなった。
いつも毎週のように山を運んでいた者が、2ヶ月も山に入らないと毎日が単調で息苦しい
渋沢へ向かう電車の中で気分が高揚している自分に気付く。
沢に入ると他にパーティーがおらず、一人だけで独占している感じで気分がいい。一箇所13m大滝は巻いて表尾根に詰め上げる。下山は書策新道から水無川本谷へ降り、F5から下降、F3だったかF4だったかどちらかで懸垂下降して戸沢に戻り。大倉に3時半頃に着いた。
一人での沢登りは、初めてだったがやはり難しい。水無本谷のF1も普段は何の気なしに登っているが、2ヶ月のブランクもあるせいか、少し戸惑い、緊張した。13m大滝は行けそうに思ったが、もしもの事を考え自重した。もし足を滑らせれば、止まらずに大怪我、あげくに始まったばかりの沢シーズンを棒に振ってしまう。その上、家族、会にも迷惑をかける。
単独行はやはり、慎重でなければならないし、熟練者でなけらばソロクライミングは厳しいと思った。
日程:2008年4月1日(火)夜発?2日(水)
山域:谷川連峰(遡行した沢を滑るシリーズ ?)
形態:山スキー
メンバー:中山 一
8:45天神平ロープウェー駅(シール徒高)→9:50-10:00熊穴沢避難小屋(+スキーアイゼン)→11:30-50肩ノ小屋(アイゼン)→13:10-30オジカ沢ノ頭(スキー滑走)→赤谷川1,450m地点(シール+スキーアイゼン徒高)→16:30-40万太郎山(スキー滑走)→18:40バッキガ平吊橋前(スキー滑走後徒歩)→20:40-50毛渡橋(タクシー)→21:10越後湯沢駅
4/1(火) 仕事を終えて帰宅後JRを乗り継ぎ水上駅に23時過ぎに着き、予約のタクシーにて無人のベースプラザ(天神平ロープウエー駅)で軽く前夜祭をした後、早々に就寝。
4/2(水) 平日のため始発8:30のロープウエーに乗りスキー場の右端からシールを装着し歩き始める、他に5-6人のテレマーカー&山スキーヤーが終始後続してくる、薄い雲は出ているが晴れ、前々日から昨日昼までの降雪&強風のため所々ラッセルとなるがほぼコースタイムで、雪ノ下に隠れて見えない「熊穴沢避難小屋」に到着、ここからは尾根の傾斜が増し雪も硬くなるのでスキーアイゼンを装着、これが正解で順調に「肩ノ小屋」到着。
シールを剥がしスキーをザックに取り付けアイゼンを履き「オジカ沢の頭」まで歩きとなる、幸いなことに風がないがラッセル&アイゼンに雪が付くなどで時間が掛かる、「オジカ沢ノ頭避難小屋」から「赤谷川源頭部」の大斜面(写真添付)に飛び込む、山スキーをやっていて幸せと感じる瞬間です、堅雪の新雪を楽しんでいると段々傾斜が緩みスキーが滑らない(実はシールの糊がスキーのソールに残りワックスが全く利いていない状態でした)、一ヶ所左岸からの尾根を少し登り返して滝を巻き標高1,450m地点から「万太郎山」から右岸に降りてきている尾根を登り返す、標高差約500mを2時間かけて頂上に、ここでも急傾斜でクラストした頂上直下の斜登高でスキーアイゼンがとても有効だった。
「万太郎山」頂上から稜線を少し「仙ノ倉山」方面に行ってから右側の「毛渡沢東俣」に飛び込む、傾斜はかなり厳しく優に30°以上のバーンが続き緊張の連続、谷底に降り立つと右岸の尾根には巨大な雪庇が連続し休憩もできない、やがて左岸から「シッケイ沢」が交わり谷幅も狭まり水流も出てくる、滑らないスキーに苦労しながら時間に追われながら徐々に暗くなることに焦りながら「バッキガ平」を目指す、やっとのことでヘッデンのお世話にならず吊橋に到着、ここからはヘッデンのお世話になる、スキーとストックをザックに付け恐怖の吊橋へつり渡、雪のため橋の桁は外してあるので欄干を横にズリ進むしか手はない、渡り終っても対岸がハングした雪壁になっていて苦労して這い上がる、雪に隠れた林道を探しながら暗くなったなか行くが30分ほどで電池が切れるが、幸いなことに月明かりで結構明るいしかし時間だけがどんどん過ぎていく、ようやく除雪作業のショベルカーに行き当りほっとする、ここからはスキーを担ぎ「毛渡橋」を目指す長い歩きボロボロになってやっと上越線のガード、関越自動車道の高架潜り越後湯沢のタクシーを呼びやれやれ、疲労困憊してしまい大いに反省。
・ロングコースなのでロープウエーの始発時間が1:30早い土日祭日のほうが有利。
・シールの糊がスキーの滑走面に付着して緩斜面でスキーが全く滑らず時間をかなりロスしてしまった。
・アイゼンに雪が付着し数歩でダンゴ状態になってしまい上記と同じくロスしてしまった。
・電池の予備を持っていくのを忘れてしまった。
・スキーアイゼンは有効、堅い雪(クラスト・アイスバーン)での斜登高では絶大な威力をみせる。
山域:谷川連峰(遡行した沢を滑るシリーズ ?)
形態:山スキー
メンバー:中山 一
8:45天神平ロープウェー駅(シール徒高)→9:50-10:00熊穴沢避難小屋(+スキーアイゼン)→11:30-50肩ノ小屋(アイゼン)→13:10-30オジカ沢ノ頭(スキー滑走)→赤谷川1,450m地点(シール+スキーアイゼン徒高)→16:30-40万太郎山(スキー滑走)→18:40バッキガ平吊橋前(スキー滑走後徒歩)→20:40-50毛渡橋(タクシー)→21:10越後湯沢駅
4/1(火) 仕事を終えて帰宅後JRを乗り継ぎ水上駅に23時過ぎに着き、予約のタクシーにて無人のベースプラザ(天神平ロープウエー駅)で軽く前夜祭をした後、早々に就寝。
4/2(水) 平日のため始発8:30のロープウエーに乗りスキー場の右端からシールを装着し歩き始める、他に5-6人のテレマーカー&山スキーヤーが終始後続してくる、薄い雲は出ているが晴れ、前々日から昨日昼までの降雪&強風のため所々ラッセルとなるがほぼコースタイムで、雪ノ下に隠れて見えない「熊穴沢避難小屋」に到着、ここからは尾根の傾斜が増し雪も硬くなるのでスキーアイゼンを装着、これが正解で順調に「肩ノ小屋」到着。
シールを剥がしスキーをザックに取り付けアイゼンを履き「オジカ沢の頭」まで歩きとなる、幸いなことに風がないがラッセル&アイゼンに雪が付くなどで時間が掛かる、「オジカ沢ノ頭避難小屋」から「赤谷川源頭部」の大斜面(写真添付)に飛び込む、山スキーをやっていて幸せと感じる瞬間です、堅雪の新雪を楽しんでいると段々傾斜が緩みスキーが滑らない(実はシールの糊がスキーのソールに残りワックスが全く利いていない状態でした)、一ヶ所左岸からの尾根を少し登り返して滝を巻き標高1,450m地点から「万太郎山」から右岸に降りてきている尾根を登り返す、標高差約500mを2時間かけて頂上に、ここでも急傾斜でクラストした頂上直下の斜登高でスキーアイゼンがとても有効だった。
「万太郎山」頂上から稜線を少し「仙ノ倉山」方面に行ってから右側の「毛渡沢東俣」に飛び込む、傾斜はかなり厳しく優に30°以上のバーンが続き緊張の連続、谷底に降り立つと右岸の尾根には巨大な雪庇が連続し休憩もできない、やがて左岸から「シッケイ沢」が交わり谷幅も狭まり水流も出てくる、滑らないスキーに苦労しながら時間に追われながら徐々に暗くなることに焦りながら「バッキガ平」を目指す、やっとのことでヘッデンのお世話にならず吊橋に到着、ここからはヘッデンのお世話になる、スキーとストックをザックに付け恐怖の吊橋へつり渡、雪のため橋の桁は外してあるので欄干を横にズリ進むしか手はない、渡り終っても対岸がハングした雪壁になっていて苦労して這い上がる、雪に隠れた林道を探しながら暗くなったなか行くが30分ほどで電池が切れるが、幸いなことに月明かりで結構明るいしかし時間だけがどんどん過ぎていく、ようやく除雪作業のショベルカーに行き当りほっとする、ここからはスキーを担ぎ「毛渡橋」を目指す長い歩きボロボロになってやっと上越線のガード、関越自動車道の高架潜り越後湯沢のタクシーを呼びやれやれ、疲労困憊してしまい大いに反省。
・ロングコースなのでロープウエーの始発時間が1:30早い土日祭日のほうが有利。
・シールの糊がスキーの滑走面に付着して緩斜面でスキーが全く滑らず時間をかなりロスしてしまった。
・アイゼンに雪が付着し数歩でダンゴ状態になってしまい上記と同じくロスしてしまった。
・電池の予備を持っていくのを忘れてしまった。
・スキーアイゼンは有効、堅い雪(クラスト・アイスバーン)での斜登高では絶大な威力をみせる。
日程:2008年3月27日(木)?3月29日(土)
山域:八ヶ岳 赤岳?権現岳縦走
形態:雪山
メンバー:木村(記録)、羽生田(会員外)
とりあえず写真のみアップします。
?1日目。小雪のちらつく中行者小屋めざして南沢を行く。
?赤岳への登り、二人とも体調悪くふらふらです。
?なんとか赤岳山頂へ。まだこれからキレット小屋まで行かなくてはならないのだ。
?2日目。朝のキレット小屋から赤岳方面をのぞむ。昨日が遠い昔のよう。
?今日は天気ばっちり。誰もいないし踏み跡もない。なんて贅沢なんでしょう。
?ウワサの長い梯子を登る。
?やりました!権現岳です。いつもとは違う充実感が!
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山域:八ヶ岳 赤岳?権現岳縦走
形態:雪山
メンバー:木村(記録)、羽生田(会員外)
とりあえず写真のみアップします。
?1日目。小雪のちらつく中行者小屋めざして南沢を行く。
?赤岳への登り、二人とも体調悪くふらふらです。
?なんとか赤岳山頂へ。まだこれからキレット小屋まで行かなくてはならないのだ。
?2日目。朝のキレット小屋から赤岳方面をのぞむ。昨日が遠い昔のよう。
?今日は天気ばっちり。誰もいないし踏み跡もない。なんて贅沢なんでしょう。
?ウワサの長い梯子を登る。
?やりました!権現岳です。いつもとは違う充実感が!
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日程:2008年3月20日(木)?3月23日(日)
山域:白毛門?谷川岳縦走
形態:雪山
メンバー:古屋(CL)、門脇、羽生田、木村(記録)
写真のみとりあえずアップします。
?1日目。白毛門頂上近くまで登るが・・・今にも崩れ落ちそう!
?「こりゃあ、無理だな。」門脇氏曰く何十年も登ってるがこんなの初めてとのこと。
?2日目。白毛門を諦め谷川岳の田尻尾根を登り、天神尾根に雪洞を掘る。
?突然天井が崩落。古屋氏直撃。
?完成しました半雪洞が。床も平だし素晴らしい施工だね。
?宵闇に月がのぼる。夢の馬蹄形縦走は来年までおあずけか・・・
?3日目。マチガ沢、一の倉沢を見学。
?フキノトウ収穫。もう春なんです。
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山域:白毛門?谷川岳縦走
形態:雪山
メンバー:古屋(CL)、門脇、羽生田、木村(記録)
写真のみとりあえずアップします。
?1日目。白毛門頂上近くまで登るが・・・今にも崩れ落ちそう!
?「こりゃあ、無理だな。」門脇氏曰く何十年も登ってるがこんなの初めてとのこと。
?2日目。白毛門を諦め谷川岳の田尻尾根を登り、天神尾根に雪洞を掘る。
?突然天井が崩落。古屋氏直撃。
?完成しました半雪洞が。床も平だし素晴らしい施工だね。
?宵闇に月がのぼる。夢の馬蹄形縦走は来年までおあずけか・・・
?3日目。マチガ沢、一の倉沢を見学。
?フキノトウ収穫。もう春なんです。
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