Welcome Guest 
山行記録 カレンダー
« « 2024 12月 » »
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 1 2 3 4
月別アーカイブ

- 山行記録

カテゴリ : 
執筆 : 
msc_kiroku2 2008-5-11 0:01
日程 2008年5月11日(日)
山行形態 沢登り
山域 丹沢/四町四反の沢
メンバー 木村(CL)、柴田(記録、SL)、砺波、高森(会員外)
今回の山行で使用した物
・auの携帯電話 W61CA
・カシミール3D

山行自体の記録は、柴田さんが作成してくれたので、携帯電話GPSの検証を中心にレポートします。

 例会で、携帯GPS端末の話題が出ていて、そろそろ携帯電話にも自立測位GPSがついていてもおかしくないだろうと思い、ちょっと調べところ、私が現在使用しているキャリアのauなら2007年夏モデルから自立測位GPSがついていることが分かった。防水であること、また、ずっとカシオの携帯を使ってきていることから日立カシオモバイルコミュニケーションのW61CAの購入を思い立った。本当は、次に出るという噂のG'z携帯が発売されるまで待つという選択肢もあったが、携帯電話屋さんの店員がauも6月から割賦販売に移行するので、端末価格が上昇するという言葉に誘惑され、例会の翌日に早速購入した。価格は、フルサポートプラン、前のG'zOneW42CA(以下「W42CA」)からの増設扱いで、19,600円、プロバイダも電話もKDDIにしているおかげでよくたまるポイントを10,000ポイントを使用して実質9,600円で購入できた。色は、ミリオタらしくグリーンにしようかとも思ったけど、この手の色は山で落とすと本当にどこに行ったか分からなくなるので、限りなくシルバーに近いゴールドにした。フルサポートプランは、店員さんが丁寧に説明してくれて、別に損じゃないプランだということはその時点では認識したが、現時点ではどのようなプランであったか忘れてしまった。
 購入してすぐ、帰宅途中に電波をオフにして、アプリボタンで地図ビューアーを起動し、簡易ハンディGPSモードにして自立測位をしてみたものの電波を拾うことができなかったので、これは失敗したかと思ったが、自宅でしばらく使用しているうちに、緯度経度を表示するようになった。町中ではなく、沢のような空が狭いところでも使用できるか確認するために、翌日の自主山行に持ち込むことにした。簡易ハンディGPSでは、座標しか分からないため、さしあたってカシミール3Dで緯度経度を30分ごとに表示させた山域の地図を作成し、現在地を把握できるようにした。また、起動したままにしておけば、「あしあと」という形で一定間隔で座標を記録してくれるので、帰宅後にこれをカシミール3Dに読み込ませ、どの程度正確に計測ができたのか検証することにした。

8時45分、塩水橋到着。電波オフモードにし、簡易ハンディGPSを起動し、そのまま、電波を受信しやすそうなザック上端の雨ブタに放り込む。ザックは、ミレーの10年選手で、すでにコーティングがはがれ、シミテックスとなっている。まあ、防水端末なので、気にしない。

沢の中で一本取ったときや棚を越えた後に座標を確認したが、写真のようにきちんと衛星をとらえていた。これを元に地図から現在地を確認した。前述の30分ごとに緯度経度を表示させた地図では座標が荒すぎて位置を確定させるのに難渋した。この程度の地図では、人間の判断の正確性を確認する程度で、主体的に現在地を確認するには至らなかった。次回は、15分ごとに座標軸を表示させた地図を持ち込もうと思った。また、雨ブタの中でも、携帯電話は衛星をきちんととらえていた。

電池は、新品にもかかわらず、登攀途中に目盛りが2になり、下山中に1になり、GPSを切ってすぐの別所の湯で完全に干上がってしまった。。簡易ハンディGPSは、電池を大量に消耗するらしい。

 帰宅後、足跡ファイルをテキストファイルに書き出して、コンバートをかけて母艦のカシミール3Dに読み込ませた。どのように沢を歩いたのか興味深く見ようとしたところ、前半部分がすっぱりなくなっていて、時間にして、およそ2時間45分の下りの部分しか「あしあと」に記録されていなかった。きちんと記録したければ、安全に見て約2時間30分ごとにファイルを書き出さなければいけないようである。

 今回使用した携帯電話を通常のプランで購入しても、ガーミンのGPSの何分の1かの価格なので、もしうまく活用できれば、とってもお得なことだと思う。ちなみに山行以外での日常の使用感だけど、W42CAに比べて電池の持ちが悪いような気がするし、W42CAのように細引きをストラップ代わりにできるような大味なところもないし、わくわく感は少ない。icカードを差し替えれば、これまでどおりW42CAも使用することができるのだけど、いざというときに自分の座標を知らせて救援を待つことができるということはとても心強いので、これからの山行でも、W61CAを持って行くことになると思う。
 

カテゴリ : 
執筆 : 
msc_kiroku2 2008-5-2 0:00
日程  2008年 5月 2日(金)夜発? 5月 6日(火)
山域 朝日連峰 大朝日岳雪山
山行形態 縦走
メンバー 門脇(CL)、清野(SL)、須藤、古屋、清水、木村(食当)、片倉(食当)、羽生田(食当)
とりあえず、画像のみアップします。










カテゴリ : 
執筆 : 
msc_kiroku2 2008-4-29 23:50
日程:2008年4月29日(火)
山域:至仏山
メンバー及び役割:中山CL、柴田記録、安部(会員外)
山行形態:山スキー

今回の山行は山岳会の中では相当にMっ気が強いと思われる中山さん
僕の友人のなかで最強の体力の持ち主、安部君と山スキーにいくことに。
さらに西村さんが道の駅で体調が悪く不参加。
メンツが強すぎるため体力とペースに大いに不安を覚える。

予感は的中。登り始めから安部君がハイペースで容赦なくぐんぐんと登っていき、
僕と中山さんが置いて行かれる。
といいながら中山さんのペースも相当に速い。
シールで登るスピードでは僕のマックスで登り続けへとへとに。
結局3時間半のルートをなんと1時間45分で山頂へ。早い。

山頂は人人でびっくりしたが天気がよく見晴らし最高。
快適で春を実感。燧山がくっきり。美しい。

予定より相当早かったため、山頂でのんびりと食事をとり、ムジナ沢を滑走。
上部は人もおらず雪もざらめ。だれもいないオープンバーンはやっぱり最高。
きもちいい!!
ただ少し滑ると湿雪の重雪に。
結局300mほど下ったところで切り上げ登りかえすことにする。

登り返してシールを外し板を履こうとしたらアクシデントが。
僕のテレマークのビンディングの金具がスパッと途中から折れている。
予備金具をもっていないか山頂の人間に当たるもだれも持っておらず、
中山さんに細引きで靴を固定していただき悪沢を滑ることに。

きっちりとしまっていたためテレマークターンも最初はできたが途中でさすがに板が外れ、
以後はリバーステレマークでなんとか下まですべり降りる。
これはこれで普段まずやらないことなので楽しい。
重雪はさすがに苦戦するもなんとか滑走終了。

最後に鳩待峠の登りをなんとか登り終え山行終了。時刻は2時半。
4時半に帰れるかどうかというルートであったが安部君に引っ張られる形で
予定よりずいぶんと早い時刻に。

そのあとはゆっくりと片づけし、温泉もゆったりと。最後においしくそばで締めました。
きつかったが天気、景色ともに最高。完全に燃え尽きることなく、ビンディングの破損も対応することができ、
大変満足のゆくツアーとなりました。

中山さん、安部君:ありがとうございました。
西村さん:次回ご一緒しましょう!
_____________________________________________________________________

カテゴリ : 
執筆 : 
msc_kiroku2 2008-4-28 0:00
MSC山行記録(個人山行)

日程  :2008年4月28日(月)夜発?5月1日(木)
山域  :月山?念仏ケ原?小岳?大森山?肘折
山行形態:縦走
参加者 :清野(CL・記録)、門脇(SL)、須藤(食当・装備)
記録  :
 今回の山行は門脇さんのかねてからの提案であり、連休後半に朝日連峰の縦走が会山行で組まれたので、その前半戦として計画した。
4/28(月)
 須藤さんがクルマで門脇工場に立ち寄ってから、19:30に清野宅へ来てくれる。ありがたいことだ。高速を常磐・磐越・東北・山形道と走り、西川ICで出る。翌日はIC近くのバス停から町営バスに乗って姥沢まで移動するので、ICに程近い西川町役場の駐車場にテントを張って泊まる。
4/29(火) 快晴
 9:10のバスに乗り姥沢まで移動、所要時間は30分ほどだ。天気は快晴、バスを降りると雪原を渡る風がすがすがしく気持ちよい。姥沢小屋からはスキー場リフトで標高を250m位稼ぎ、終点の小屋前で身支度して出発。結構寝たので皆体調はよさそうだ。姥ケ岳経由でゆっくりと登るが、13時過ぎに月山頂上に到着。風が強くて長居はできず、写真を撮っただけで早々に立ち去る。

 頂上直下からは東のかなたに今日の幕営地の念仏ケ原が見えている。頂上東側の斜面は沢の源頭部でカール状になっており、その大きさは涸沢よりも広く感じるくらいだ。きっちりとルートファインディングをして沢沿いに下降開始。行く手には人の痕跡なく、振り返れば自分たちの3つの足跡だけと最高の気分を味わう。「来て良かったっ??!!」と一同合意。楽しみながらゆるゆる降る。沢途中の夏なら大滝がありそうな箇所(地形図の標高1500m)は右岸を巻き、そのまま尾根に乗る。この辺りからスキー跡が2人分出てくるが、どうやら我々と同じ目的地に向け先行しているようだ。ちょっと懸念していた本沢の横断も雪の上の歩きで済み、右岸を100mほど登り返して念仏ケ原に到着する。どこにテントを張ればよいか迷うほど真平らな雪原だ。


4/30(水) 快晴
 7時過ぎに出発。念仏ケ原避難小屋から小岳頂上を経由して北東方向に続く尾根をつないで縦走していく。ルートファインディングがなかなか面白いところだ。絵地図にある国立公園の看板からは赤沢川の沢床を行き、枝沢の合流点で北側の尾根に再び上がり、大森山方面へと進路を東向きに変えて尾根を降る。大森山に至る尾根に乗るには、今いる尾根から一旦沢におりて対岸の大森山への尾根に登り返すのだが、このルート取りは結構難しい。丁度地形図の切れ目に当たり持って行かなかったせいもある。
我々は雪の下からわずかに現れた登山道をすぐ見つけたが、それも程なく雪の下に消えてしまう。仕方ないので雪の消えた尾根を忠実に藪漕ぎで進む。大森山の南側を巻く登山道(1/25000地形図の頂上経由の道はない)手前の鞍部で休んでいると、隣の枝尾根から「お?い!登山道はどこですか???」の声。「今我々のいるところだよ?!」と教えてやる。ずっと先行していたスキーヤーが迷っていたのだ。
 鞍部からは南側山腹に断続的にほぼ水平な登山道が見えているが、東側斜面に入ると雪に埋もれて全くなくなる。構わず水平に進み北東方向に伸びる尾根を降る。最後は東向きの沢沿いに林道に出るつもりが一本南の沢に引き込まれてしまい、そのまま降って行くと結局ダム湖に行き当たる。ダム湖左岸の仕事道に乗り、ついでとばかりに道脇のこごみやうどを採りつつ林道に抜ける。1時間ほど余計にかかってしまうが、山菜が採れたので良しとしよう。
 林道も初めこそ雪がなく歩きやすかったが、大きな崩落箇所が出てきてついにロープを出す。さらに登山口手前の広い平坦地ではすっかり雪に埋まり、地図読みをする羽目に。幕営地では時間早く、天気もよく温かいので、テントの外で山菜のてんぷらを肴にすべての酒を消費する。
5/1 快晴
 今日は林道を降るだけ。山菜採りしながら歩くが、林道がまだ雪に埋もれているくらい時期が早く、こごみやフキノトウのようなものしか採れない。早々に今晩の宿ゑびす屋に到着。宿の主人の好意で朝からあがらせてもらい、温泉につかり打ち上げに突入。宿の主人いわく「月山から歩いてきたの?」「そう」と我々、「月山からの2人のスキー客が昨晩8時過ぎに来て泊まっている」と主人。何と、先行していたスキーヤーが偶然同じ宿を予約していて、道に迷ったあげく前夜遅く到着したのだ。道を教えたのが1時ころだからそこから7時間もかかった勘定だ。
 このルートの核心は雪があったり、なかったりの大森山近辺でのルートファインディングのようだ。尾根の形状は特長に乏しく登山道をあてにするとひどい目にあうだろう。我々が尾根の藪を漕いでいる時に遺棄してあるスキー板を2台発見。おそらく藪漕ぎに疲れ果てた先人が棄てたものだろう。さらに天気が悪く見通しがきかなければ、月山東側下降、念仏ケ原、小岳?大森山とルート取りは相当難しいと思う。ちなみに竹竿・赤布はもちろん、テープの類もほとんど見ない。

4/29 10:40リフト終点発?姥ケ岳?13:20月山頂上?16:30念仏ケ原幕営地
4/30 7:15幕営地発―7:30念仏ケ原避難小屋―8:50小岳―9:40赤沢川横断点
―13:00大森山手前登山道鞍部?15:00林道登山口近辺幕営地
5/1  7:30幕営地発?9:30肘折 

カテゴリ : 
執筆 : 
msc_kiroku2 2008-4-26 0:00
日程:2008年4月26日(土)
山域:奥多摩 入川谷
山行形態:沢登り
メンバー及び役割:古屋(CL)、平川(SL)、羽生田(記録)

8:41 古里駅 集合
9:50 入渓
10:30 布滝沢 布滝
11:00 3段滝場の最上部7m(写真1)

11:45 仕事道に出る
12:25 クマタカ沢 下降開始
13:30 2段10m 上部(写真2)?

14:00 黄蘗窪 速滝2段30m(写真3)?

15:20 峰の集落跡
15:45 入渓地点

?布滝沢 3段の滝場の最上部7m
トップの平川さんはスル、スルとツッパリで登りきる。
続く古屋さんもスル、スッ、スルと7割がたをツッパリで登る。
羽生田はロープを垂らしてもらい、タイブロックで取り付くが、
2m程ツッパリで上がったところで10分ぐらい張り付いたままとなる。漸く流心にスタンスを探し当て、カンテ状の右に移動できた(個人的には今回の核心部)。
?クマタカ沢 2段10m 上部
50mロープ2本を繋ぎ、ここからは見えない奥のゴルジュまで一気に下る。
?黄蘗窪 速滝
雨がぱらつき出し、時間も押しているので黄蘗窪は次回の課題とした。

河辺駅に最近できたという駅前温泉「梅の湯」に立ち寄った後、反省会へ。

今回の振り返り
開脚で登る滝では体格差によるスタンスの違いを意識する。
日頃から股関節の柔軟を積極的に行う。
Copyright 2001-2014 msc-jp. All rights reserved.