- 山行記録
日程:2008年7月25日(金)前夜素泊
山域:富士山
山行形態:登山競争
メンバー:羽生田
60年前から続く富士吉田市主催の行事であることを昨年知り、初参加してきました。
富士吉田市役所前からスタートして富士山頂に4時間30分で上がる登山競争ですが、結果は惨敗、五合目の関門(制限時間2時間20分)を通過できませんでした(あの佐藤小屋直下の斜面で、「5、4、3、2、1」と時限爆弾の声援が聞こえてきました)。
予測を含むタイムは以下のとおりです(完走できませんでしたのでゴールの写真はありません)。
馬返し: 1:17:43実
五合目: 2:21:32実
八合目: 4:16:11予
山 頂: 4:57:03予
また来年挑戦します。
今回の振り返り:
・荷物の持ち過ぎ
給水所は完備されていたので200mlで十分か、ウィンドブレーカ(支給されたビニール製貫頭衣でOK)、ショートスパッツも不要、ザックからウェストポーチにする。
・心拍数を上げる
後半を意識して楽な心拍数(140±2)を指標にしたがもう少しあげる(146)
・走り込み不足
馬返しまでを想定し、心拍数の高い状態で70分間持続する。
・スタートの位置取り
集合時には今回のように第1列の後尾にうろつくことなく、第2列の先頭付近に陣取る。
・靴の選択
淵のある安定した作りの靴よりも、走り易く軽く作られているランニングシューズの方が良い。
山域:富士山
山行形態:登山競争
メンバー:羽生田
60年前から続く富士吉田市主催の行事であることを昨年知り、初参加してきました。
富士吉田市役所前からスタートして富士山頂に4時間30分で上がる登山競争ですが、結果は惨敗、五合目の関門(制限時間2時間20分)を通過できませんでした(あの佐藤小屋直下の斜面で、「5、4、3、2、1」と時限爆弾の声援が聞こえてきました)。
予測を含むタイムは以下のとおりです(完走できませんでしたのでゴールの写真はありません)。
馬返し: 1:17:43実
五合目: 2:21:32実
八合目: 4:16:11予
山 頂: 4:57:03予
また来年挑戦します。
今回の振り返り:
・荷物の持ち過ぎ
給水所は完備されていたので200mlで十分か、ウィンドブレーカ(支給されたビニール製貫頭衣でOK)、ショートスパッツも不要、ザックからウェストポーチにする。
・心拍数を上げる
後半を意識して楽な心拍数(140±2)を指標にしたがもう少しあげる(146)
・走り込み不足
馬返しまでを想定し、心拍数の高い状態で70分間持続する。
・スタートの位置取り
集合時には今回のように第1列の後尾にうろつくことなく、第2列の先頭付近に陣取る。
・靴の選択
淵のある安定した作りの靴よりも、走り易く軽く作られているランニングシューズの方が良い。
日程:2008年7月19日(土)?20日(日)
山域:妙高山・火打山
メンバー:砺波(単独)
山行形態:縦走
2008年7月19日(土)晴れ
○ 数年前に日帰りで妙高山及び火打山の縦走を計画したものの果たせず、火打山のみになってしまったことがあったので、日程に余裕を持って1泊2日とし、最高の季節に高山植物を鑑賞しながらのんびり山行を行うことを計画した。また、燃料費が高騰しているため、公共交通機関により入山することとした。
○ 初めて長野行新幹線に乗り入山した。時間の融通は利かないものの圧倒的なスピードのため公共交通機関もありだと考えられた。
○ 遅い入山になってしまい、サイト場のある高野池到着したのは、17:00となってしまった。その結果、梅雨明け直後の海の日という山の特異日であったこともあるが、国設知床キャンプ場でしか見たこのないようなぎゅうぎゅう詰めのテントの中に自分もテントを張ることになった。サイト場でこの状態であったから山小屋はどんな状態であったのか気になるが、小屋泊まりの方とはお話をする機会もなかったため、よく分からなかった。妙高は、二つの山を巡る二つの池のそばのサイト場というすてきなロケーションなのだが、水が怪しいので、災害対策で購入してあった浄水器のスーパーデリオスを使用した。生水のまま飲むとおなかを壊すということであったが、簡易なこの浄水器で十分水が濾過できることが分かった。ここのところ山行は、もっぱら沢登りであったため、久々に飲み水のありがたさを味わった。
7月20日(日) 雨
○ 梅雨明け10日もあっけなく終わり、朝から雲に包まれてしまったが、お目当ての高山植物は、キヌガサソウをはじめたくさん見ることができた。天候が雨であったため、つらい山行となったが、念願の妙高山に登頂することができた。
○ 高野池で作成した飲み水は、妙高山へ登る途中で飲みきってしまい、下山中に流れていた温泉の水を飲んでしまった。とても飲めた味でなかったが、のどが渇いていたので、飲んでしまったところ、1時間もたたないうちにおなかを壊してしまった。せっかく持っていた浄水器に水を通せばよかったと反省した。
○ また、下山中、疲労のため集中力を失い、こけで足を滑らせてしまい、左手の小指の付け根を捻挫してしまった。捻挫の回復に数ヶ月を要してしまい、定例山行に参加することができず、他の会員に迷惑をかけてしまった。自分の山行中の問題点として、初日は調子がいいが二日目に調子が悪くなるという問題点が露呈してしまった山行であった。原因を探求し、長期の山行にも耐えられるようにしたい。
山域:妙高山・火打山
メンバー:砺波(単独)
山行形態:縦走
2008年7月19日(土)晴れ
○ 数年前に日帰りで妙高山及び火打山の縦走を計画したものの果たせず、火打山のみになってしまったことがあったので、日程に余裕を持って1泊2日とし、最高の季節に高山植物を鑑賞しながらのんびり山行を行うことを計画した。また、燃料費が高騰しているため、公共交通機関により入山することとした。
○ 初めて長野行新幹線に乗り入山した。時間の融通は利かないものの圧倒的なスピードのため公共交通機関もありだと考えられた。
○ 遅い入山になってしまい、サイト場のある高野池到着したのは、17:00となってしまった。その結果、梅雨明け直後の海の日という山の特異日であったこともあるが、国設知床キャンプ場でしか見たこのないようなぎゅうぎゅう詰めのテントの中に自分もテントを張ることになった。サイト場でこの状態であったから山小屋はどんな状態であったのか気になるが、小屋泊まりの方とはお話をする機会もなかったため、よく分からなかった。妙高は、二つの山を巡る二つの池のそばのサイト場というすてきなロケーションなのだが、水が怪しいので、災害対策で購入してあった浄水器のスーパーデリオスを使用した。生水のまま飲むとおなかを壊すということであったが、簡易なこの浄水器で十分水が濾過できることが分かった。ここのところ山行は、もっぱら沢登りであったため、久々に飲み水のありがたさを味わった。
7月20日(日) 雨
○ 梅雨明け10日もあっけなく終わり、朝から雲に包まれてしまったが、お目当ての高山植物は、キヌガサソウをはじめたくさん見ることができた。天候が雨であったため、つらい山行となったが、念願の妙高山に登頂することができた。
○ 高野池で作成した飲み水は、妙高山へ登る途中で飲みきってしまい、下山中に流れていた温泉の水を飲んでしまった。とても飲めた味でなかったが、のどが渇いていたので、飲んでしまったところ、1時間もたたないうちにおなかを壊してしまった。せっかく持っていた浄水器に水を通せばよかったと反省した。
○ また、下山中、疲労のため集中力を失い、こけで足を滑らせてしまい、左手の小指の付け根を捻挫してしまった。捻挫の回復に数ヶ月を要してしまい、定例山行に参加することができず、他の会員に迷惑をかけてしまった。自分の山行中の問題点として、初日は調子がいいが二日目に調子が悪くなるという問題点が露呈してしまった山行であった。原因を探求し、長期の山行にも耐えられるようにしたい。
日程:2008年7月19日(土・夜)?21日(月)
山域:奥秩父・釜ノ沢東俣
山行形態:沢登り
メンバー及び役割: 柴田研二(CL・食当)、片倉順一(SL・記録)
19日(土)
22:00 八王子駅南口発
20日(日)
0:30 三富道の駅着
6:00 起床
7:00 三富道の駅発
7:15 村営駐車場発・・・東沢への入渓地点を若干探す。
10:00 山ノ神・・・どうやら到着
11:00 乙女ノ沢・・・釜ノ沢入渓地点を探して、信州沢及び金山沢を若干遡行する。
信州沢のナメ滝は釜ノ沢のナメ滝が普通の岩肌であったのに比べ、岩肌が硫黄がかった黄色で、この対比が沢登りの味を深めた感がある。
13:30頃 釜ノ沢遡行開始
15:30 広河原・・・両門ノ滝あたりから雨がシトシト、ヤゲンの滝では土砂降りとなった。この雨は、夕食時には小降りになることもあったが、夜は再びひどくなるなどした。夕食時には、焚き火に精を出し、トウモロコシを焼いた。
19:00 就寝
21日(月)
5:00 起床
7:00 遡行開始
10:20 甲武信小屋着・・・小屋手前の水場はおいしい水であった。
10:47 下山開始・・・柴田のみ途中から駆け降りる。
13:38 駐車場着・・・片倉着
15:15 白瀧閣発・・・三富温泉郷にて温泉入浴。入浴料500円、露天風呂あり、お湯なし、景色上々。
17:20 八王子駅着
≪感想など≫
今回は、よく迷った(5・6回かな)。初心者二人の遡行ルート仕様に良い経験になった。
柴田さんには、終始リードしてもらいお世話になった。また、最終日の途中からロープを持ってもらい、以後の行程が楽になった。
アプローチ、下山とも長いが、景色は上々の沢であった。滝はロープを使用しなくても注意して登る必要がある。初心者同士でも登れることを実感した。
ターフは何とか張れた。今度はリードができたらと思う。
山域:奥秩父・釜ノ沢東俣
山行形態:沢登り
メンバー及び役割: 柴田研二(CL・食当)、片倉順一(SL・記録)
19日(土)
22:00 八王子駅南口発
20日(日)
0:30 三富道の駅着
6:00 起床
7:00 三富道の駅発
7:15 村営駐車場発・・・東沢への入渓地点を若干探す。
10:00 山ノ神・・・どうやら到着
11:00 乙女ノ沢・・・釜ノ沢入渓地点を探して、信州沢及び金山沢を若干遡行する。
信州沢のナメ滝は釜ノ沢のナメ滝が普通の岩肌であったのに比べ、岩肌が硫黄がかった黄色で、この対比が沢登りの味を深めた感がある。
13:30頃 釜ノ沢遡行開始
15:30 広河原・・・両門ノ滝あたりから雨がシトシト、ヤゲンの滝では土砂降りとなった。この雨は、夕食時には小降りになることもあったが、夜は再びひどくなるなどした。夕食時には、焚き火に精を出し、トウモロコシを焼いた。
19:00 就寝
21日(月)
5:00 起床
7:00 遡行開始
10:20 甲武信小屋着・・・小屋手前の水場はおいしい水であった。
10:47 下山開始・・・柴田のみ途中から駆け降りる。
13:38 駐車場着・・・片倉着
15:15 白瀧閣発・・・三富温泉郷にて温泉入浴。入浴料500円、露天風呂あり、お湯なし、景色上々。
17:20 八王子駅着
≪感想など≫
今回は、よく迷った(5・6回かな)。初心者二人の遡行ルート仕様に良い経験になった。
柴田さんには、終始リードしてもらいお世話になった。また、最終日の途中からロープを持ってもらい、以後の行程が楽になった。
アプローチ、下山とも長いが、景色は上々の沢であった。滝はロープを使用しなくても注意して登る必要がある。初心者同士でも登れることを実感した。
ターフは何とか張れた。今度はリードができたらと思う。
日程:2008年7月17日(木)?22日(火)
山域:北アルプス 穂高・槍縦走
山行形態:縦走
メンバー及び役割:木村(CL、記録、食当)
7/18 上高地(8:00)?西穂山荘(11:30)(幕営)
7/19 西穂山荘(4:00)?ピラミッドピーク(5:30)?西穂高岳(6:10)?天狗岳(8:20)?ジャンダルム(10:30)
?奥穂高岳(12:20)?穂高岳山荘(13:20)幕営
7/20 穂高岳山荘(4:30)?涸沢岳(5:00)?北穂高岳(7:20)?南岳小屋(11:20)?南岳(12:10)?
中岳(13:20)?槍岳山荘(15:00)小屋泊
7/21 槍ヶ岳往復(5:00)?槍岳山荘(7:30)?水俣乗越(9:40)?西岳(11:15)?大天荘(15:20)幕営
7/22 大天荘(6:20)?大天井岳(6:25)?燕山荘(8:20)?合戦小屋(9:20)?中房温泉(11:00)
7月17日夜、西新宿のバスターミナルから夜行バスに乗り上高地へ。7月18日6:00頃上高地に到着。天気は曇りであまり良くない。今日の行程は西穂山荘までなので、景気付けに朝飯にカツ丼を食べたりしてのんびり過ごす。8:00上高地を出発、ゆっくりと高度をかせいでいく。途中から雨が降ってきたのでカッパを着込むが。あまりの蒸し暑さに汗がダラダラ出る。休み休み歩いて11:30には西穂山荘に到着。山荘前でおばちゃんに桃をもらう。長い縦走のため乾物しか持ってないので非常にありがたい。テントを設営するが、雨が降っているので小屋の中で休憩させてもらう。ついでに夕食もつくらせてもらう。夕方には雨が晴れてきたので明日の長い行程に備え早めに就寝する。
7月19日3時起床。慌ただしく朝食を食べ、まだ暗い中4時に出発する。天気は良さそうだ。西穂高岳へ向けての稜線をゆっくり登っていく。15分程登ると空が明るくなってきた。なんとも言えない色合いの夜明け空、遠い山並みが美しい。
ピラミッドピークを越え6:10には西穂高岳に到着した。岩は乾いて歩きやすい。夏の日差しがあまりにも熱いので半袖になってしまった。西穂から奥穂へ抜けるルートには3?4組のパーティーが歩いていた。みなさん荷物はそんなに大きくないので小屋泊まりのようである。私は5日分の食料とテントを背負ってるので重いし時々ザックが邪魔になる。ルートは明瞭であるが、たまに分からなくなると前後してる人に教えてもらったりして間違うことはなかった。アップダウンのある岩稜帯を何度も登り返すのはしんどかった。
遠くからみるとどこを登るのか分からない岩場も近づいてみると意外と登れる場所があるものだ。10:30にはジャンダルム到着。奥穂側から見ると砦のような感じで近づき難い印象だが、西穂側からは簡単に登れる。念願だったジャンの頂上に立つ。
すると向こうに槍ヶ岳までの稜線が見えた。まだまだ長い道程だ。ジャンダルムを巻くようにして最大の難所馬の背に挑戦。左右すっぱり切れ落ちていて少々怖いが登ってみると難しいことはなく慎重に乗越えた。さらに岩稜帯を少し登ればもうそこは奥穂高岳の山頂である。13:20穂高岳山荘へ慎重に下り今日の行程は終了。山荘ではヘリの離発着を見ることができた。北アルプスでは水は150?200円/ℓ、幕営代も500?600円するのでテント泊とはいえ意外とお金がかかる。
7月20日3時起床。今日はあまり天気が良くない。小雨混じりのガスった天気だ。周囲が明るくなる4:30に出発。涸沢岳へ登ったあとは岩稜帯の下りになる。鎖や人工の足場などがあるのでそれを使って慎重に下る。岩が濡れているのでやや歩きにくい。しばらくすると登り返しになり疲れた頃に北穂高岳山頂に到着した。雨が降っており視界ゼロ、残念。ここまで昨日から同じルートを歩いてきた地元のおじさん、本当は槍まで行く予定だったが天気が悪いからここで今日はやめるという。こちらは長めの休憩の後、大キレットへ向けて歩き出した。今日は昨日に比べて行き違う人が圧倒的に多い。やはり人気ルートだからなのか。大キレットまでは鎖場ありの岩稜帯をどんどん下っていく。長谷川ピークのあたりで学生風集団に「すげー所だった!」と言われ期待して取付く。確かにすっぱり切れ落ちたヤセ尾根がある。でもちゃんと足場ができているのでそんなに怖くない。天気が良くて視界が開けてたらもっと怖いのかも。こんな感じで大キレットの難所はどこなのだろうと期待しながら歩いてるといつのまにか最低鞍部についてしまった。重荷で疲れた体をひきづってなんとか南岳小屋に到着する。さらに進んで中岳への登りでは部分的に雪渓が残っている場所があった。時折ライチョウが顔を見せ癒してくれる。
昨日の疲れもありノロノロと歩きようやく15:00に槍岳山荘に着くことができた。ところがこんな天気の悪い日なのにテント場は満杯だという。小屋に泊まるか殺生ヒュッテに行ってくれと言われ、小屋に素泊まりすることにする。小屋のほうはそんなに込んでなく広々と寝ることができた。1000円もする生ビールを飲んでしまい、快適に一夜を過ごせた。自炊室ではいろんな所から槍に登ってきた人と話をすることができて、たまには小屋泊もいいなと思った。
7月21日少し寝過ごして日の出と共に起床。天気は良く、槍の穂先と御来光を拝む。朝飯前に山頂を往復して8月に計画している北鎌尾根を眺める。
小屋に戻りパスタの朝食をとり7:30には出発する。当初の予定では燕山荘まで行くことにしていたが、日程に余裕があるので大天井岳あたりまでかなと計画変更。東鎌尾根は初めて歩くが今日のように晴れた日は素晴らしい道だと思った。ずっと槍ヶ岳がみえるので北鎌尾根、北鎌沢、天上沢と来月のルートをじっくり眺める。
まだ雪渓が残っているが来月にはなくなっているだろう。水俣乗越まで一気に下り、西岳までつらい登り返しだ。西岳からは天気が良すぎるためか、やたらと喉が渇いて水をガブガブ飲んでしまった。強い陽射しにやられ思うように歩けない。途中貧乏沢の下降点を確認することができた。大天井ヒュッテは幕営できないので大天荘に行く。途中、枝沢から水が出ていたのでたくさん汲んでいく。15:20には小屋に着き、テントの中でのんびりする。人も少ないし、眺めも良いのでオススメの幕営地だ。
7月22日最終日。今日は中房温泉に下るだけなのでのんびり出発。大天井岳から燕山荘まではアップダウンもなく快適な縦走路だ。中房温泉までは急な下り、合戦小屋で名物のスイカをお腹いっぱい食べてしまった。11:00に中房温泉に到着。天候にも恵まれ長い行程を無事最後まで終えることができ、とても充実した山行であった。
山域:北アルプス 穂高・槍縦走
山行形態:縦走
メンバー及び役割:木村(CL、記録、食当)
7/18 上高地(8:00)?西穂山荘(11:30)(幕営)
7/19 西穂山荘(4:00)?ピラミッドピーク(5:30)?西穂高岳(6:10)?天狗岳(8:20)?ジャンダルム(10:30)
?奥穂高岳(12:20)?穂高岳山荘(13:20)幕営
7/20 穂高岳山荘(4:30)?涸沢岳(5:00)?北穂高岳(7:20)?南岳小屋(11:20)?南岳(12:10)?
中岳(13:20)?槍岳山荘(15:00)小屋泊
7/21 槍ヶ岳往復(5:00)?槍岳山荘(7:30)?水俣乗越(9:40)?西岳(11:15)?大天荘(15:20)幕営
7/22 大天荘(6:20)?大天井岳(6:25)?燕山荘(8:20)?合戦小屋(9:20)?中房温泉(11:00)
7月17日夜、西新宿のバスターミナルから夜行バスに乗り上高地へ。7月18日6:00頃上高地に到着。天気は曇りであまり良くない。今日の行程は西穂山荘までなので、景気付けに朝飯にカツ丼を食べたりしてのんびり過ごす。8:00上高地を出発、ゆっくりと高度をかせいでいく。途中から雨が降ってきたのでカッパを着込むが。あまりの蒸し暑さに汗がダラダラ出る。休み休み歩いて11:30には西穂山荘に到着。山荘前でおばちゃんに桃をもらう。長い縦走のため乾物しか持ってないので非常にありがたい。テントを設営するが、雨が降っているので小屋の中で休憩させてもらう。ついでに夕食もつくらせてもらう。夕方には雨が晴れてきたので明日の長い行程に備え早めに就寝する。
7月19日3時起床。慌ただしく朝食を食べ、まだ暗い中4時に出発する。天気は良さそうだ。西穂高岳へ向けての稜線をゆっくり登っていく。15分程登ると空が明るくなってきた。なんとも言えない色合いの夜明け空、遠い山並みが美しい。
ピラミッドピークを越え6:10には西穂高岳に到着した。岩は乾いて歩きやすい。夏の日差しがあまりにも熱いので半袖になってしまった。西穂から奥穂へ抜けるルートには3?4組のパーティーが歩いていた。みなさん荷物はそんなに大きくないので小屋泊まりのようである。私は5日分の食料とテントを背負ってるので重いし時々ザックが邪魔になる。ルートは明瞭であるが、たまに分からなくなると前後してる人に教えてもらったりして間違うことはなかった。アップダウンのある岩稜帯を何度も登り返すのはしんどかった。
遠くからみるとどこを登るのか分からない岩場も近づいてみると意外と登れる場所があるものだ。10:30にはジャンダルム到着。奥穂側から見ると砦のような感じで近づき難い印象だが、西穂側からは簡単に登れる。念願だったジャンの頂上に立つ。
すると向こうに槍ヶ岳までの稜線が見えた。まだまだ長い道程だ。ジャンダルムを巻くようにして最大の難所馬の背に挑戦。左右すっぱり切れ落ちていて少々怖いが登ってみると難しいことはなく慎重に乗越えた。さらに岩稜帯を少し登ればもうそこは奥穂高岳の山頂である。13:20穂高岳山荘へ慎重に下り今日の行程は終了。山荘ではヘリの離発着を見ることができた。北アルプスでは水は150?200円/ℓ、幕営代も500?600円するのでテント泊とはいえ意外とお金がかかる。
7月20日3時起床。今日はあまり天気が良くない。小雨混じりのガスった天気だ。周囲が明るくなる4:30に出発。涸沢岳へ登ったあとは岩稜帯の下りになる。鎖や人工の足場などがあるのでそれを使って慎重に下る。岩が濡れているのでやや歩きにくい。しばらくすると登り返しになり疲れた頃に北穂高岳山頂に到着した。雨が降っており視界ゼロ、残念。ここまで昨日から同じルートを歩いてきた地元のおじさん、本当は槍まで行く予定だったが天気が悪いからここで今日はやめるという。こちらは長めの休憩の後、大キレットへ向けて歩き出した。今日は昨日に比べて行き違う人が圧倒的に多い。やはり人気ルートだからなのか。大キレットまでは鎖場ありの岩稜帯をどんどん下っていく。長谷川ピークのあたりで学生風集団に「すげー所だった!」と言われ期待して取付く。確かにすっぱり切れ落ちたヤセ尾根がある。でもちゃんと足場ができているのでそんなに怖くない。天気が良くて視界が開けてたらもっと怖いのかも。こんな感じで大キレットの難所はどこなのだろうと期待しながら歩いてるといつのまにか最低鞍部についてしまった。重荷で疲れた体をひきづってなんとか南岳小屋に到着する。さらに進んで中岳への登りでは部分的に雪渓が残っている場所があった。時折ライチョウが顔を見せ癒してくれる。
昨日の疲れもありノロノロと歩きようやく15:00に槍岳山荘に着くことができた。ところがこんな天気の悪い日なのにテント場は満杯だという。小屋に泊まるか殺生ヒュッテに行ってくれと言われ、小屋に素泊まりすることにする。小屋のほうはそんなに込んでなく広々と寝ることができた。1000円もする生ビールを飲んでしまい、快適に一夜を過ごせた。自炊室ではいろんな所から槍に登ってきた人と話をすることができて、たまには小屋泊もいいなと思った。
7月21日少し寝過ごして日の出と共に起床。天気は良く、槍の穂先と御来光を拝む。朝飯前に山頂を往復して8月に計画している北鎌尾根を眺める。
小屋に戻りパスタの朝食をとり7:30には出発する。当初の予定では燕山荘まで行くことにしていたが、日程に余裕があるので大天井岳あたりまでかなと計画変更。東鎌尾根は初めて歩くが今日のように晴れた日は素晴らしい道だと思った。ずっと槍ヶ岳がみえるので北鎌尾根、北鎌沢、天上沢と来月のルートをじっくり眺める。
まだ雪渓が残っているが来月にはなくなっているだろう。水俣乗越まで一気に下り、西岳までつらい登り返しだ。西岳からは天気が良すぎるためか、やたらと喉が渇いて水をガブガブ飲んでしまった。強い陽射しにやられ思うように歩けない。途中貧乏沢の下降点を確認することができた。大天井ヒュッテは幕営できないので大天荘に行く。途中、枝沢から水が出ていたのでたくさん汲んでいく。15:20には小屋に着き、テントの中でのんびりする。人も少ないし、眺めも良いのでオススメの幕営地だ。
7月22日最終日。今日は中房温泉に下るだけなのでのんびり出発。大天井岳から燕山荘まではアップダウンもなく快適な縦走路だ。中房温泉までは急な下り、合戦小屋で名物のスイカをお腹いっぱい食べてしまった。11:00に中房温泉に到着。天候にも恵まれ長い行程を無事最後まで終えることができ、とても充実した山行であった。
日程 2008年7月15日(火)
山域 奥多摩 水根沢
山行形態 沢登り
メンバー:中山(CL・記録)・古屋(SL)・寺本・片倉・朴
夜勤明けのフルヤンに新松田駅でピックアップしてもらい棚沢キャンプ場の駐車場に、身支度後つり橋を渡り「火打沢」(ヒイチ沢と読みます)に、大きな堰堤を 2つ越しF1(10m)右から巻き気味に登りしばらくいくとF2(15m)とても登れそうではないので少し戻り左岸を高巻き、F3(5m)垂直で無理左岸を高巻き懸垂5mで沢に戻る、この上も直登不能の滝があり左岸を厳しい大高巻き、やがて仕事道に出会い一息、ここまでの登りで寺本氏バテテしまい途中下車仕事道を下山。
残った4人で沢に降りている小尾根の踏み跡を下っていくとロープを出さずに沢に戻れた、滑が多くきれいなところで時々現れる小滝も直登でき楽しいところだ、F8(10m)の下部は完全にシャワ-クライミング、中山リードで取り付くが残置もなくピトンも打てず右の泥ルンゼを登り左にトラバ-スして滝に戻りピトンを一本打ち込み何とか登る、後続はテンションもかからずスム-ズに登ってくる、この上は小滝が時々現れるが倒木がうるさくなる、だんだん藪沢の様相を呈してきたので左岸にあるはずの登山道を目指し伐採跡の踏み跡を拾いながら30分強で登山道に出会う、やぶ蚊等がうるさいので早々に下り始める40分ほどで吊橋着、寺本氏が先に下山し待っていた 着替えをしていると夕立雨が酷くなる前に古屋車に乗り込み新松田駅まで送ってもらい居酒屋で反省会。
・中山にとって今期初沢フリクションに不安あり。
・3回目15年振りの「火打沢」前回よりも荒れ方は少なかった。
・寺さん歩きこみをしてください。
山域 奥多摩 水根沢
山行形態 沢登り
メンバー:中山(CL・記録)・古屋(SL)・寺本・片倉・朴
夜勤明けのフルヤンに新松田駅でピックアップしてもらい棚沢キャンプ場の駐車場に、身支度後つり橋を渡り「火打沢」(ヒイチ沢と読みます)に、大きな堰堤を 2つ越しF1(10m)右から巻き気味に登りしばらくいくとF2(15m)とても登れそうではないので少し戻り左岸を高巻き、F3(5m)垂直で無理左岸を高巻き懸垂5mで沢に戻る、この上も直登不能の滝があり左岸を厳しい大高巻き、やがて仕事道に出会い一息、ここまでの登りで寺本氏バテテしまい途中下車仕事道を下山。
残った4人で沢に降りている小尾根の踏み跡を下っていくとロープを出さずに沢に戻れた、滑が多くきれいなところで時々現れる小滝も直登でき楽しいところだ、F8(10m)の下部は完全にシャワ-クライミング、中山リードで取り付くが残置もなくピトンも打てず右の泥ルンゼを登り左にトラバ-スして滝に戻りピトンを一本打ち込み何とか登る、後続はテンションもかからずスム-ズに登ってくる、この上は小滝が時々現れるが倒木がうるさくなる、だんだん藪沢の様相を呈してきたので左岸にあるはずの登山道を目指し伐採跡の踏み跡を拾いながら30分強で登山道に出会う、やぶ蚊等がうるさいので早々に下り始める40分ほどで吊橋着、寺本氏が先に下山し待っていた 着替えをしていると夕立雨が酷くなる前に古屋車に乗り込み新松田駅まで送ってもらい居酒屋で反省会。
・中山にとって今期初沢フリクションに不安あり。
・3回目15年振りの「火打沢」前回よりも荒れ方は少なかった。
・寺さん歩きこみをしてください。