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山行記録 カレンダー
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- 山行記録

カテゴリ : 
執筆 : 
 2010-9-4 23:50
日程:2010年9月4日(土)
山域:小川山
山行形態:フリー
メンバー及び役割:古屋、木村

記録:
小川山のマルチピッチの入門ルートに行ってきました。
[春のもどり雪] 古屋さん(奇数)、木村(偶数)ピッチ。1ピッチ目のスラブからいきなり緊張の一歩が。久々のスラブなのでかなり怖かったです。2ピッチ目は微妙なフレークを使い登っていく。ルートどりが今ひとつでした。それにしてもピンがない。4ピッチ目のクラック沿いはカムを使いながら抜ける。終了点からの眺めがよく気持ちいい。懸垂の時に下をよく見ないでロープを落としたら木にひっかかり面倒なことになってしまった。気をつけないといけない。
[南稜レモン] 古屋さん(奇数)、木村(偶数)ピッチ。1ピッチ目、右のクラックを使いながら快適なフェイスを登っていく。2ピッチ目、高度感のあるトラバースの2・3歩が怖い。3ピッチ目、クラックはちょっと無理そうだったのでオリジナルルートのスラブを行く。4ピッチ目、カンテ?フェイスを登ると屋根岩3峰の頂上に出た。うーん気持ちいい!南稜レモン良いルートです。次回はクラックを練習して再チャレンジしたいです。
最後にセレクション1ピッチ目のクラックで遊び(これが一番難しかった・・・)小川山満喫しました。


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執筆 : 
climbing-nao 2010-9-3 21:34
日程:平成22年8月27日(金)夜?8月28日(土)
山域:谷川岳・赤谷川本谷/沢登り
山行形態:定例山行
メンバー及び役割:CL:古屋・SL記録:山本・食当:大浦

記録:
8/27 水上道の駅泊
8/28 6:07川古温泉P?8:28赤谷川横断点?8:56入渓?10:15マワットのセン上?11:58裏越のセン下?12:40裏越のセン上?13:07扇沢(巻き始め)?14:20トウドウのセン上(巻き終わり)?15:30 1,400m付近の河原にて幕営
8/29 8:15出発?9:40左岸俎嵒からの支流?9:52奥の二俣?10:51オジカの頭西側稜線1,700m付近の登山道?11:28出発?14:00毛渡乗越?15:25赤谷川横断点?17:59川古温泉P

古屋車にて水上へ。道の駅で、湯檜曽へ入る門脇パーティと合流して入山祝いを取り行う。
翌朝、天気は上々。川古温泉に車を停めて、赤谷林道を歩く。赤谷橋までは結構蛭が多い。山道が赤谷川本谷を横断する処から入渓。水は濁りもなく、水位は下がってきているようだが、平水位よりも高いようだ。下マワットのセンは直登を断念して左から高巻き。CL古屋の、「トウドウのセン以外は全て直登します。」宣言が有ったのだけれど、無理なものは無理だ。マワットのセンは、右からへつり、バンドに立ってハーケン打って支点を作る。古屋リードでシャワークライム。下の二人もずぶ濡れ。あまり登られていないのか残地支点は無く、飛沫を浴びながらハーケン打って突破。コールも聞こえないので、フィックスされたであろう頃合いを見計らって登り始める。日差しもあって暑いのだが、長時間のずぶ濡れで結構冷えた。続く巨岩帯はパズルを解くようで、かなり消耗したが、巻きは全て右岸で明瞭。裏越のセンは登るなら右から取り付いてバンドを左上するようだが、左のルンゼを詰めて巻いて、扇沢の出会いで沢床へ戻る。トウドウのセンは定石通りに扇沢CSチムニー滝の手前から素直に左岸に取り付く。右手の岩峰を確認しながら登れば間違えることは無い。小雨が降り、遠くに雷の音がする。下からはトウドウのセンを突破しているらしいパーティのコールが聞こえる。懸垂することもなく、トウドウのセンの落ち口へ降り立つ。右から沢が入り、泊まれそうな処も有ったが、滝一つ左から巻いてもうすこし良い幕場を求めて更に進む。水が濁り、水位がさらに下がる。河原は意外と狭く、結局左岸の笹原の台地に上がり、笹を払って幕場とする。結構快適。思ったほど虫もいない。河原に降りて焚火を試み、飯の支度をしながら飲み始める。今回も大浦食当の飯が旨い。酒も旨い。焚火はいまいち。
翌朝はのんびりと寝坊して、充実した朝食。下に泊まっていた2パーティが先に出て行った。小ゴルジュ帯は腰くらいまで浸かって問題なく通過。開けた河原となり、稜線が見渡せる。暑い!草原状の中の流れを快適に進む。こんな処に泊まってマッタリとするのも良いなー。右手より俎嵒からの沢が入り、すぐに奥の二俣となり左へ入る。水量が減って、ナメ状の小川となるが、結構滑る。忠実に詰めると、左手に稜線登山道が見えたので、笹藪をトラバースして稜線に出る。快適な遡行だった。しかし、ここからの下山は長い!暑い!帰り道も蛭に取り付かれたが、無事川古温泉へ下山。帰路高速は渋滞にはまった。
良い沢だけど、下山が長い!!無雪期の尾根歩きは向いてないと思った。

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執筆 : 
iceclimber_msc 2010-8-20 19:39
日程 :2010年8月12日(木)夜発?8月16日(月)
山域 :北アルプス/黒薙川/柳又谷(途中撤退)
山行形態:沢登り
参加者 :清野(CL・記録)、山本(SL・食当)、古屋(装備・食当)、大浦(食当)
記録:今回の山行では北アルプスの豪渓と言われる柳又谷遡行を目指したが、台風4号通過後も悪天が続き増水、楊河原で濁流にあい、3日目に撤退した。初日は激流渡渉、2日目は大高巻、3日目は懸垂下降が続く、訓練のような、修行のような遡行でした。以下はその記録。

8/12(木)  21時半に池袋駅に集合し、バス停近くのライオンで軽く入山祝いをして、23時発の富山行き高速バスに乗り込み、いざ柳又谷へ。

8/13(金) 曇り/雨 
 バスは少し遅れて5時前に黒部ICに到着し、予約のタクシーに乗り換えて黒部峡谷鉄道・宇奈月駅へ向う。初電の7:32のトロッコ電車に乗り、30分もかからず黒薙駅に着く。駅から歩いて2時間で北又堰堤に到着。途中黒薙温泉に立寄って道を聴くと、軌道跡は通行不可と言われ驚くが何とかなる。
 支度をして10時半に入渓、いきなり雪塊が現れる。流れは石へのコケの付き位置からして明らかに増水の様子で、太く、強く、冷たくこの先が思いやられる。最初の渡渉こそ2人スクラムで行けるが、次は4人となり、その次はそれも無理となり飛び込み渡渉も交える。
 渡渉してもしばらく歩くと行き詰まり、戻って渡渉可能地点を探すことを何度も繰り返し時間がかかる。飛び込みも4回ほどやったか?あわよくば楊河原を越えて中の廊下まで目指したが、まともに渡渉ができない水量のため極端に時間を取られ、広河原到着はすでに16時。これ以上進むとゴルジュ地帯突入のため遡行終了。皆、小学生の頃プールで一日泳いだようなけだるい疲労感を感じるなか、幕を張る。一応焚き火もするが、荒れた沢では釣りもままならず。

8/14(土) 雨/曇り  
 朝起きると天気は雨模様。「今日はどこまで行けるやら」の心境ではあるが、昨日の遅れを少しでも取り戻そうと6時出発。しばらく右岸側をさくさく進むが、すぐにカシナギ深層谷に出合う。深層谷側の左岸は遡行できそうだが激流を渡渉できない。本流は強烈な落ち込みで釜を形成、渦が湧き上がっている。「さてどうするか?」としばし考え、ためしに落ち込みの左側に入ってみると、腰までの深さで強烈な流れに抗して足を上げられればへつって行けそう。失敗すればさらし場経由、下の落ち込み行きか?意を決してライフベストとロープを着けて空身で一発突破、「ほっ」と安堵。後続とザックをロープで引っ張る。
 しかし激流を突破できたのもここまで。2度右岸を小さく巻くが、L字ゴルジュ手前で行き詰まる。左岸に渡れれば水線通しに行けそうなのだがどうしても渡れない。結局2度目の高巻で下りたところを登り返す。L字先の右岸には高度100mほどの岸壁があり、その手前やゴルジュ内におりてもまた行き詰まると判断して1032mピークを越えた先の鞍部から楊河原まで一気に大高巻きをする。途中何度か薄日がさすものの段々雨がひどくなり、雨宿りを交えて8時半から15時半までおよそ7時間かかる。幕場に着いてしばらくすると土砂降りとなる。川はますます水かさが増え、茶色い濁流となる。明日の撤退を決定。

8/15(日) 曇り 
 7時すぎ出発。今日は横山の鞍部を経由して杉谷を下る予定。楊河原から鞍部に上がる沢は程なく見つかる。釣り屋の入谷ルートになっている様子。鞍部を越えアオミズを取りながら杉谷をゆるゆる下るが、最後に難関が待ち構えているとは知る由もない。後わずかで北又谷出合の標高680m地点から連瀑帯になっている。おそらく巻き道を見逃したのだろう。滝2つは懸垂で下りるが、3つめは下の様子が見えず懸垂支点がないかもしれないので、しかたなく左岸から高巻きに入る。トラバースと懸垂下降を都合7回繰り返して最後は空中懸垂で終了。北又谷の出合より北又堰堤まで広く穏やかな流れの中を歩く。

8/16(月) 曇り/雨   
 7時半出発、9時10分に黒薙駅到着。40分待ってトロッコ電車に乗り宇奈月駅に帰る。

8/13 宇奈月駅7:32-黒薙駅8:00-10:00北又堰堤-入渓10:30-16:00広河原
8/14 6:00出発-カシナギ深層谷6:50-L字ゴルジュ8:30(高巻)-1032mピーク11:00-15:30楊河原
8/15 7:10楊河原-(オル谷)-8:35横山鞍部-杉谷-高巻開始-高巻終了16:00-17:00北又堰堤
8/16 7:30北又堰堤-9:10黒薙駅9:52-10:16宇奈月駅

<<写真順>>
8/13 北又堰堤 手前が柳又谷 激流渡渉
8/14 カシナギ深層谷 楊河原に到着 濁流となる
8/15 オル谷 最後の懸垂下降 北又堰堤に戻る








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執筆 : 
hnyqzi11664 2010-8-13 22:20
日程:2010年8月13日(金)
山域:奥多摩・水根沢
山行形態:沢登り
メンバー及び役割:中山(CL)、羽生田(SL 記録)、片倉、白川
記録:
バスを降りて10時過ぎより入渓した。
最初の残置を使って右岸を進むのが印象的だ。


以前はなかったという軌道を通過して奥へと進む。


深みがすっかり河原と化していると語る中山さん。



つっぱりで登る場面が多い。


わずかに残された深み。



半円の滝で終了した。


時間があまり、半円の滝でつっぱり上りを練習。


帰りは時間つぶしに橋詰バス停まで古道を歩いた。
遡行価値はいちじるしく下がってしまったとのことだが半日の清涼感は十分味わえた。

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執筆 : 
 2010-8-6 0:00
日程:2010年8月6日(金)?8日(日)
山域:金木戸川 双六谷本谷
山行形態:沢登り
メンバー及び役割:木村(SL)、*安田(CL)、*羽生田 *会員外

記録:
8/6 金木戸川林道ゲート7:00?広河原9:10?打込谷出合11:30?下抜戸広河原17:20
8/7 下抜戸広河原7:50?蓮華谷出合11:00?1:1分岐16:40?双六池17:20
8/8 双六池8:00?新穂高温泉14:00

8/6 前夜仮眠した道の駅上宝から車で1時間ほどで金木戸川林道のゲートまで入る。すでに千葉ナンバーの車が2台停まっており先行者がいるようだ。林道を2時間程歩くと取水ダムのある広河原に着く。林道にはトンネルやダムがいくつもありそれなりに楽しめる。広河原から先は右岸沿いの森林軌道跡を歩く。踏み跡が途中で消えたら上の方に登っていくと軌道跡に出る。この道は所々崩壊しておりとても歩きづらい。重い荷物でペースが上がらず入渓点の打込谷出合に到着したのはお昼前だった。
エメラルドグリーンに輝く水面がまぶしい。ここで一泊しても良さそうなロケーション。青いプールにはしゃいで泳いでみると水が冷たい!双六谷にむけて寒さに弱い羽生田は上下ネオプレーン+ライフジャケットを準備、木村は上だけフラッドラッシュを着用、安田は下だけ保温性のあるタイツを身に着ける。沢支度を整え12時頃遡行開始する。いきなり腰まで水につかり身震いしながら岩壁をへつる。広い河原に4?5mもある大きい岩がゴロゴロと散在している。水量は平水くらいか、できるだけ浅いところを選んで右に左に渡渉を繰り返す。小さな滝がたくさんでてくるが激流でとても近づけない。巨岩をつっぱりやフリクションで乗越し、ピョンピョンと飛び石で川を渡る。それにしても重荷を背負ってのボルダー的な動きは非常にツライ。
暫く進むと徒渉するには流れの速い場所がでてきた。念のためロープをつけ安田CLが泳ぐ。激流に堪えられず20mほど流されてしまった。口の中を切ってしまったが他は大丈夫だったのでホッとする。ザックを背負ったまま泳いだので身動きがとれなくなったようだ。2度目は空身でチャレンジし、上から流されながらも見事対岸に渡った。ザックを荷揚げし羽生田・木村と続く。このような場所が2箇所ほど続きかなり消耗する。
疲れてきたがゴルジュ帯の中なので夜雨に降られると嫌なので良い幕場を求めて進む。あたりが薄暗くなり小雨がパラついてきたころに下抜戸広河原に着いた。やや高台のちょうど良い砂地があったので今日はここまでとする。雨もパラつく程度で本降りにはならず焚火をすることができた。幕場のすぐ下の釜で釣り竿を出してみると数秒もたたずにイワナが釣れた。釣り2回目のド素人がまたしても大量のイワナをゲット!焚火で塩焼きにして大満足の晩餐であった。
8/7 初日、行動時間が長かったのでやや遅めの出発。だだっ広い河原を抜けるとまた巨岩帯からゴルジュ帯となる。写真で見たエメラルドグリーンのプールが出現。飛び込んだりして遊んでしまう。水が透明なので底が浅く見えるが水深は深い。水のボリュームがあるので緩い流れにみえても抵抗できず流されてしまう。体力を消耗します。
 白く磨かれた花崗岩の微妙なへつりをクリアし暫く進むとキンチヂミらしき滝に着いた。滝の右手チョックストーンのあるチムニー状を登るようだが、さらに右の流木を利用して上に上がることができた。ザックを荷揚げし、お助け紐で羽生田に続いてもらう。安田CLはチムニーを突破し最後はセイウチ登りで這いずり上がってきた。
 その後も渓相は変わらず巨岩がゴロゴロする中を進む。右岸に入ってくる支流には見事な滝を持っているものが多く、いつか登ってみたいなと思わせる。蓮華谷出合を過ぎ巨岩に飽きてきたころ雪渓が出現した。割れていたので右岸を高巻く。この辺りから左右の稜線が見えてきて周囲の緑も潅木や草原になりアルプス的な景観となる。雪渓はその後2回ほど出てきたが割れていて水流通しを通ることができた。水温がグッと下がってきて足が冷たい。疲労もピークに達しこの辺で一泊してもいいかなと迷うが小屋のビール目指してがんばる。草原の中に最後の1:1の二俣があらわれ右を忠実に詰めていくと40分ほどで双六池に到着した。
 双六のテン場にはたくさんのテントが張ってあり、沢装備の我々は場違いな感じで入場。今夜の夕食は茹でたての枝豆とビールにはじまり巨大なハムとアボガドサラダ・・・これは重いはずだ。一通り食べつくすと、みんなあまりにも疲れていたので倒れこむようにして眠った。

 体力系の長い沢でした。難しい場所はそんなにないのですが、ルートファインディングでいかに楽するかで消耗度が違う気がしました。巨岩帯とゴーロ帯はかなり飽きてしまいましたが、大きな沢の雄大さを感じることができました。久々に疲労困憊です。イワナを釣りながら沢中2泊くらいでのんびり行くのがいいかもしれません。つきあってくれた二人に感謝です。

ダム好き必見
入渓点
エメラルドグリーンのプール
今回も大漁でした!
支流には魅力的な滝がいっぱい
へつる!
泳ぐ!?
また、へつる。
キンチヂミ。どこを登ろうか?
雪渓
双六池
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