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- 山行記録

カテゴリ : 
執筆 : 
 2009-6-5 9:40
日程:2009年6月5日(金)
山域:谷川岳・一ノ倉沢・衝立中央稜
山行形態:岩のぼり
メンバー及び役割:中山(CL)、木村(記録)

記録:
 前日にロープウェイ駅に泊まり5時過ぎに出発、天気は曇りであまり良くない。一の倉沢出会いに6時到着。ガスっていて視界は良くない。テールリッジまで雪渓上を歩いていく。傾斜はそんなにないのでアイゼンなしのアプローチシューズでどんどん登っていく。20分程登ると右手に尾根の末端が見えてきた。基部を巻いて雪渓をさらに詰めていく。視界が悪くテールリッジがどこか良く分からない。そのうち雪渓の傾斜が厳しくなってきて足だけでは立っていられないようになってきた。そんな中、横に一歩踏出した足がスリップしそのまま20m程滑落してしまった。滑落停止しようとバイルを雪面に打ち込むが入らない。体を仰向けにしたら全体の摩擦で止まった。止まったから良かったものの、滑り落ちてシュルンドに落ちたりでもしたら大変なことになっていただろう。両肘は擦り傷で血だらけになってしまった。幸い傷はそれだけだったので、呼吸を整え中山さんのいる所まで登っていく。中山さんも相当ビックリしていた。
小雨が降ってきたし視界が悪く傾斜はキツクなる一方なのでアイゼンなしでこれ以上の登行は無理ということで下降することになる。イザ下降となっても下るのは登るのより難しい。先程の滑落もあったので慎重になる。スノーボラードの懸垂下降で傾斜が緩む所まで降りていくことにする。雪面のでっぱりを中山さんがたくみに見つけダブルロープ50mで下降していく。下降した先でも次の支点となるような雪のでっぱりを見つけるのが大変。また、ロープが雪に食い込んで回収できなくなる事もあるので小枝のようなものを一箇所でも挟んでおくとロープが動きやすいそうだ。2回の懸垂で傾斜の緩んだ地点に到達した。そのまま雪渓を下降していくと、左岸から声が聞こえてくる。どうやら視界が悪くテールリッジを見逃して、だいぶ上まで登ってしまっていたらしい。
もう少し下降するとテールリッジの末端が見えてきた。戦闘意欲はなくなっていたが、せっかくここまで来たのだからとテールリッジを登り中央稜の取付きまで行く事にする。テールリッジは雨で濡れていたがフリクションのきく靴ならば快適に登っていける。一箇所ホールドの乏しい所には残置ロープがついていた。テールリッジを登りつめると、そこが中央稜の取付きとなる。この天気だが2パーティーが取付いていた。せっかくなので1ピッチ目だけ登らせてもらう。先程の雪渓下りでロープを使いドロドロになっていたので非常に扱いづらい。岩が濡れているので快適とはいえないが、なんとなく感触をつかむ。時間に余裕がなかったので今日はここまでとする。下降ではダブルロープ50mの懸垂でなくシングル25mで懸垂する。8mmのロープだと岩の間に挟まって回収できなくなることがあるようだ。面倒でも小刻みにしたほうが良いとのこと。テールリッジから先はまた雪渓下り。傾斜は緩いが慎重に降りていく。出合に到着した時はホッとした。
今回は反省点が多い。雪渓歩きに不安があるならアイゼンを持ってくるべきだった。また、暑いので半袖で歩いていたが、そのため両肘を擦り剥いてしまった。やはり長袖のほうが良い。滑落停止の技術もちゃんと練習しないといけない。地形の把握も良くできていなかったためテールリッジを見逃してしまった。勉強になったことも多かった。スノーボラードを使った懸垂下降は初体験だった。近いうちに中央稜には再チャレンジしたい。

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執筆 : 
 2009-6-5 1:30
日程:2009年6月5日(金)夜発?7日(日)
山域:那須山域 シシ山
山行形態:山菜採り
メンバー及び役割:清野(CL、配車)、山本(SL)、門脇、西村、清水(食当)、両角(配車)、白川、大浦、片倉(記録)

記録:
天候は6日は、小雨後曇り、7日曇り一時薄日あり、両日とも風少々。

5日(金)
20:00 流山おおたかの森(清野、門脇、西村、片倉)発、と八王子(両角、山本、白川、大浦)発 
22:00 一陣の流山おおたかの森組は道の駅友愛の森に到着し、二陣を待たず、スグサマ酒宴に入る。ちょっと高いが屋根もあり柱も石で太くしっかりしている。
24:00 二陣が到着する。この時すでに一陣は熟睡体勢の者も多い。 

6日(土)
06:00 起床
07:20 道の駅友愛の森発。
09:30 シシ沢のシシ橋着
12:00 参加者はシシ沢にて、三々五々、ミズ、アイコ、フキ、アザミ、タケノコ、ウド、シドケ、タラノ芽、ニセコゴミをとり、シシ橋に戻る。
13:30 12時過ぎにシシ沢を出て、一里滝沢の幕営地近くの駐車場に着く。
ついでに、近くにある、昨年から建て替え中の大黒屋を訪問したところ、営業は6月下旬からとのこと。来年のお風呂が楽しみである。  
13:50キャンプ用のコンロ、ガソリンなどを持ち、幕営地に着く。
14:00 門脇さん、山本さんは一里滝沢を遡上して、再び山菜とりに行く。さすが、居残り組とは山菜採りの意気込みが違う。偉い。
    この間、残ったメンバーは、待っていましたとばかりアルコールと山菜天ぷら、おひたしなどに舌づつみを打つ。
17前に門脇さん、山本さん山菜採りから戻る。
19時頃まで山菜料理を味わった後、就寝する。
ただ、アルコールの調達に落ち度があり、特にビールが飲めなかったことが残念であった。全く酒飲みはいやだね。

7日(土)
05:00 起床
8:30 テントを撤去し、那須湯本温泉に向かう。
9:30 「板室健康のゆグリーングリーン」前で近隣の送り迎え付きの入浴客と一緒に待つこと30分、やっと風呂にありつく。参考までに記すと、おとな利用料金500円です。
11:00 万歳楽到着。ここで、まぐろの煮付けと山菜をつまみながら、待望のビール、日本酒を心行くまで頂きました。ドライバーの西村さん、山本さんご苦労様でした。
 
感想など
今回は、キョロロン村先のトンネルが開通したため、一里沢より奥に行くことができ、新たな山菜採り場ができた。なお、天気が今一であったので残念、6月では良い方なのかな。
次回は、山菜採りばかりではなく、沢を楽しむ、料理を楽しむ余裕を持ちたい。

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執筆 : 
hnyqzi11664 2009-5-31 11:50
日程:2009年5月31日(日)
山域:丹沢・中川川流域 鬼石沢(大滝沢本流)
山行形態:沢登り
メンバー及び役割:大浦(装備) 羽生田(CL,記録)
記録:
大滝橋-8:55東海自然歩道(駐車スペース)?9:30一軒小屋避難小屋?鬼石沢(11:20鬼石)?12:25畦ヶ丸手前?12:55大滝峠上?13:40駐車スペース
前日が雨で予定の山行が流れたため、5月合宿後からあたためていた山行を行う。地下鉄の出入口を思わせる厚木駅前からすんなりと車に乗り込み、東名で大滝橋へ向う。今日の天気はまずまずか。しかし、トンネルを抜け三保ダムに上がると一転、雲の空。まだ山頂に雲は届いていなので午前中もってくれればいいか。大滝橋の駐車場は車でいっぱい、路面が整備された林道を進み登山口にあるスペースに駐車する。マスキ嵐を過ぎてからが外長く感じたが一軒小屋までハイペースで歩く。身支度をすますころには水色服の山岳救助の団員さんたちが一軒小屋に上がってきた。他に7人ほど登山者に出会うが遡行者はいなかった。F2とF3でロープを出す。

普段は1人で登っているとのこと、立ち木にスリング1本でとった自分とは違い、支点がとても丁寧だ。30mロープで十分足りたが普段50mを使っているためか窮屈に感じる。エスケープなどで同沢下降となるとやはり50mを選ぶべきだろう。ガイド本を鵜呑みにしてはいけないと反省。鬼石の通過が面白かった。

下山開始、5分も経たないうちに雨が降り出すが、立ち木を傘にカッパを出さずに下る。一軒小屋辺りからは小降り、なりなんとか濡れずに車に乗り込む。丹沢の猪をぶなの湯で獲捕してさくらの湯に向かう。ダムのトンネルを抜けると案の定、路面はまだ乾いていた。

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執筆 : 
 2009-5-25 23:00
日程:2009年5月25日(月)夜発?27日(水)
山域:北アルプス乗鞍岳
山行形態:山スキー
メンバー及び役割:西村・野口・片倉・中山(記録)

記録:
5/25 20:30JR八王子南口(片倉車)?24:00乗鞍高原・民宿美鈴荘
5/26 7:45宿?8:05観光センタ-(路線バス)?8:50位ケ平山荘(シ-ル)9:10?12:20頂上(スキ-滑走)?13:00-45昼食?14:20位ケ平山荘?宿
片倉車にて順調に乗鞍温泉民宿「美鈴荘」到着、夜中ながら至福の温泉にて汗を流しささやかに入山祝いを執り行い就寝。
快晴微風、朝風呂・ボリュ-ムたっぷりの朝食を済ませ片倉車にて民宿より5分もかからない「観光センタ-」に行き路線バスに乗る、途中の一般車止めゲ-トのある「七ツ滝」で大勢スキ-ヤ-登山者が乗り平日ながらバスは満員やがて終点の「位ケ平山荘」、5分ほど車道を歩いた後右側の雪上をシ-ル歩行山スキ-が今回始めてもちろんシ-ル歩行も始めての片倉氏もあまり問題なく登ってくる背後には穂高から槍・笠の大展望、「肩ノ小屋口」で一気に目の前が開け乗鞍岳頂上の「剣ケ峰」が目の前、「肩ノ小屋」を目指し緩い登り途中雷鳥を見ながらのたのしいシ-ル歩行、大岩にランチ・コンロ・コッフェル等をデポして頂上を目指す、「朝日岳」と「蚕玉岳」のコルを目指すが段々傾斜が増しシ-ルでは限界に近くなってきたので左側の雪のないガラ場を片倉氏をリ-ドしながら「蚕玉岳」頂上に着く「剣ケ峰」は目前、スキ-をデポしプラ兼用靴でとても歩きにくい岩だらけの夏道を頂上に着き「御嶽山」をバックに記念写真、西村・野口・片倉氏は「蚕玉岳」と「朝日岳」のコルから滑り始めるが初心者の片倉氏はおもうようにタ-ンができず苦労している、中山は3人が滑ったル-トより傾斜がある「剣ケ峰」と「蚕玉岳」のコルから快適な滑りで集合、ワインとフランスパン・チ-ズ・生ハム等のおいしいランチを済ませもう一滑りで「位ケ平山荘」に帰りビ-ルで乾杯しながら下りのバスを待ち美鈴荘に戻り温泉三昧ボリュ-ムたっぷりの夕食後就寝。
5/27 7:45宿?8:05観光センタ-(路線バス)?8:50位ケ平山荘(シ-ル)?11:00蚕玉岳(スキ-滑走)?12:00位ケ平山荘?宿?帰宅
天気は下り坂だが午後までは持ちそうなのでもう一本、前日のうちに準備を完璧に整えて昨日より1時間近く短縮して「剣ケ峰」と「蚕玉岳」のコルからやや急ながら快適斜面を西村・野口両氏と一気に片倉氏(肩ノ小屋まで)の待つ「肩ノ小屋口」まで滑り合流後「位ケ平山荘」まで滑る、小屋の前でバスを待っていると雷が鳴り始め雹・雨 他の登山者・スキ-ヤ-もあわてて下山してくる本降りとなるなかバス・車にて宿に戻り温泉で汗を流し帰宅。
天気・雪質・メンバ?・宿に恵まれ今期最後の山スキ-を楽しみました、初心者の片倉氏は滑りをもう少し鍛えれば快適な山スキ-が楽しめますので鍛えてください。


写1 「肩ノ小屋口」手前をシ-ル歩行


写2 乗鞍岳 左から「剣ケ峰」「蚕玉岳」「朝日岳」


写3 頂上にて


写4 雪上ランチ


写5 西村氏の華麗な滑り


写6 野口氏の華麗な滑り


写7 中山です

カテゴリ : 
執筆 : 
msc_kiroku2 2009-5-24 23:50
日程:2009年5月23日(土)?24日(日)
山域:某沢
山行形態:訓練&山菜
メンバー及び役割:清野(CL)、清水(SL・食当)、戸田(装備)、両角、野口、小林、大浦、白川(記録)



記録:(予定)
 5/23 8:00 清野車(つくばEX 流山おおたかの森駅東口) 戸田車(JR八王子駅南口)
12:00 水上で食料などを購入後、訓練開始
 5/24 9:00 出発
11:00 解散                          
朝8:00 戸田車は八王子駅南口出発。途中上里SAで休憩中に携帯電話がなった。清野車が渋滞に巻き込まれてまだ高速に入っていないこと。門脇さんは先発しており、12:00に待ち合わせであることを知る。10:30頃、水上インターを出た直後にローカル線の駅にいるという門脇さんより連絡あり。合流は12:30になるという。迎えに行った方が早いとの判断から再度高速に乗って、電車を待っていた門脇さんとS氏を乗せて戻る。2人は前夜新幹線から乗り継いでこの駅に下車、10時頃雨の中を懐電頼りに、山菜取りをしたという。大箱いっぱいのウルイを土産にS氏は湯沢から帰っていった。
予定された集合場所にはすでに待ちかねた清野車の方たちがいて、ほどなく沢装備を整えたA山組は徒歩にて某沢に向かう。私も頼み込んで、渡渉もあるというこの組に同行した。山に入ると大量の木が切り倒されている。すでに昨年伐採されたもので、道でも作るのではないかというのが清野さんの読みであった。すっかり荒れていて、果たして山菜はあるのだろうかと不安になった。沢筋に下る道もはっきりしない。崩れそうな土の急斜面を降りて、ああハンマーも必要だったのだと気が付く。すでに人が入っていて、根元から切り取られた跡もある。途中でウルイの群生を見つけて取った。タラの芽、たけのこ、ぜんまいもあったが育ちすぎていて、1,2週間遅かったというのが、ベテランの分析であった。ふきとたけのこを中心にとっているうちにばらばらになった。清水さんと出会い、そろそろ終了だろうとのことだったので帰路に着き、待っていると携帯が鳴った。何と他の皆さんはまだ沢のところにいるとのこと。腰近くまである流れの渡渉訓練をして4:00近くに集合場所に戻ってこられた。一方のB山組は水のない沢を登って山菜を取り、2:30頃戻っていたという。その後車で移動し、某無人駅にて宴会の準備が始まった。始めは天ぷら。やはりこし油は美味しい。ウインナー、アザミ、たまねぎとえびとウドのかき揚。山菜の苦味が絶妙である。。イカとタラの芽の炒め物も好評。主食はそうめんであった。小林さんの山行復帰談。野口さんの初恋の話。途中で近くの温泉に行って、宴会続行。アザミと豚肉の炒め物がだされる。山菜入りはどれも美味しい。清野さん、清水さん、戸田さん。さすがに手際よく料理もうまい!!
翌朝は6:00頃起床。夜中に目の覚めた門脇んが、夜なべ仕事で残っていた山菜の下ごしらえを完成させていた。朝食は味噌汁とやきそば、昨夜は硬い部分も多かったたけのこは門脇さんの選別を受けて柔らかな所だけになっていて、味噌汁はだしが効いていてとても美味しかった。
食べきれないほど食べて片づけに入る。床も履いて痕跡を残さずに某駅を後にした。途中温泉に入って帰京。八王子組は昼食後に散会した。
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