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- 山行記録

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iceclimber_msc 2020-10-23 14:30
日程: 2020 年10月24日(土)25日(日)
山域:西丹沢/世附川・沖ビリ沢〜道志/御正体山縦走
山行形態:個人山行 
メンバー及び役割:K 
天候:24日 曇、25日 晴れ

行動時間 
24日(土)
いずみ野発5:12 新松田着6:50発 谷峨着7:10 同発7:46 浅瀬橋入口8:15着 同発8:15発 浅瀬橋先9:17 水ノ木橋10:00 沖ビリ沢入渓地点12:00 同発12:30 大棚ノ頭北東側15:00 山伏トンネル着16:20

25日(日)
山伏トンネル発5:30 石割山分岐7:00 中岳8:30 前岳9:00 御正体山10:00 同発10:15 峰宮跡10:40 三輪神社石段・登山口12:37 鍛冶屋坂トンネル13:34 谷村街駅着13:45


概  況 

御殿場線で谷峨駅を乗車すると、車窓も目新しく山行気分になる。谷峨駅から富士急バスに乗り浅瀬入口で下車する。浅瀬橋、山百合橋、水ノ木橋を経て菰釣橋から金山沢沿いの林道を終わりまで3時間半ほど歩く。到着すると12時になっていた。途中、芦沢橋先ではがけ崩れで林道が遮断されていたほかは問題なくただひたすら歩き続けるだけであった。林道終点で沢装備を整え、金山沢に入渓する。すぐ、沖ビリ沢の分岐に着く。以前に来ているので見覚えがありすぐ分かった。何とはない平凡な沢であるが、単独行なので油断は禁物と気を引締め慎重に進む。少し経つと魚が群れをなしている。近づくとどっちに逃げようか迷っている魚がかわいらしかった。ちょっとした大きな滝つぼには必ず魚影があった。それも20cm級である。魚影は単独山行を少なからず楽しいものにしてくれた。
沢登りの方に戻るが、途中は幾つも沢が分かれていて何方に進むか迷い地図読みを何度もした。沢が終わって登りやすそうな地形を選び西丸方面の稜線に出ようと進んだ積りであったが、出たのは大棚ノ頭から少し菰釣山側の尾根であった。大分自信をもって進んだ積りであったが。また、山伏峠への山道も誤り平野側のオートキャンプ場に出てしまった。そこでコーヒーブレイクをとり、今日のねぐらに向かう。予定地に16時20分頃到着した。

 満点の星空の下、寒さだろうか。ほとんど眠れなかった。経験上一晩は寝なくても行ける自信があったので、翌朝はそれなりの気持ちで進めた。石割山までの登山道は急登であった。その後は、比較的なだらかで朝食をとりながらのんびり登れた。それほどきれいでないが、山道が隠れるほどの落葉に秋を感じながら、淡々と数十年来の念願であった御正体山の山肌を踏みしめながら登った。御正体山は展望地点は一か所ほどしかなく夏バージョンの山である。登頂は10時となる。
記念写真を撮った後、すぐ下山にかかる。峯宮跡からは下り一筋で意外と長かった。地形図に乗っていない最新の林道を下ったため、なお時間が掛かったのかも知れない。12時37分に三輪神社山門に着く。バス便は15時過ぎまでないので、予定通り谷村町駅まで歩くことにする。菅野川沿いを一時間ほど歩き13時45分に谷村町駅に着く。14時08分発の各駅停車の大月に向かう。単独山行の緊張感と魚影豊富な癒しの沢登りに加えて、長年の希望であった御正体山ハイク山行に大いに満足した二日間であった。

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iceclimber_msc 2020-10-4 15:50
日程:2020年10月04日
山域:東黒沢白毛門沢
山行形態:沢登り
メンバー及び役割:HNY(CL)、W(SL)、HR(記録)、S、F、T

時間:
白毛門駐車場6:00→東黒沢入渓→ハナゲノ滝6:22→白毛門沢出合6:37→2段11m滝7:18-8m滝-タラタラのセン7:45→20m大ナメ滝8:10→大岩8:30→二俣→奥の二俣9:00→白毛門山頂10:30→白毛門駐車場13:00

記録:
 ロープウェイが休業中のため、白毛門に行く人が多い。暗い中、駐車場に集合し、装備を確認して出発する。橋を渡る手前で右に曲がり、左岸沿いの山道を進む。道がなくなってきたところで、入渓。あっという間にハナゲの滝に到着。

水量は少なく、右岸沿いに上がり、白毛門沢出合に到着。そのまま進み、いくつかの滝を越えて、F1の2段11m滝はぬめりそうなため、ロープを出してもらう。F2の8m滝上段でホールドが少なく、体が上がり込めず、オタスケを出してもらう。F3のタラタラのセンは右岸の巻き道を使い、2つの支沢を越えて、降りる。

 F4大ナメの滝を上がると林家三平さんに似た多岩が出現。












二俣に出ると稜線が見え、ジジ岩が見える。そのままスラブ岩と草付きを進み、山頂に到着する。紅葉が綺麗で、登山客でにぎわう。

緊張が解けて、気が抜けたせいか下山中少し滑る。下山口まで無事に降り、駐車場に下山する。谷川の沢はナメが綺麗で迫力がありました。ありがとうございました

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執筆 : 
iceclimber_msc 2020-9-29 13:57
日程:2020年9月21日(月)
山域:那須山塊/茶臼岳〜朝日岳
山行形態:ハイキング
メンバー:S

 連休の温泉お遊びに併せて足(ヒザ)慣らしハイキング。茶臼岳には春夏秋冬登ったことがあるが、朝日岳を初めて登る。峰の茶屋近辺や茶臼岳とともにあまりの人の多さにびっくりした。首都圏から近く温泉もあるので、足が向きやすいのだろう。下山途上で左靴底がはがれ応急処置を繰り返し。以下に時間経過のみ記載。

6:40沼原駐車場-8:00姥が平-9:20茶臼岳-10:40朝日岳-隠居倉(大休止)-12:40三斗小屋-14:40沼原駐車場 

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iceclimber_msc 2020-9-29 13:28
日程:2020年09月21日(前泊)朝発〜日帰り
山域:早池峰山/奥鳥沢
山行形態:遡行
メンバー:W(単独)

 熊鈴を忘れたので道の駅はやちねで売っていた熊鈴を購入。うすゆき山荘前から翌日登る予定の岩場を観察する。地図と照らし合わせるもどこをどう登ってもガレの連続のようだった。20年振りだろうか一人の山小屋は薄暗くライトを灯し読書で時間をつぶす。地元スーパーで買ったレトルト米と酒は期待以上で岩手県の印象がもっと良くなった。日が落ちると一人宮城ナンバー男性が入ってくるもコロナ懸念か結局河原坊に上がっていった。

 明けて翌朝、下見では山荘からすこし上の沢から下降する予定だったが早々に濡れる気になれず樹林をまっすぐ進み降りるとすぐに浅い沢型を捕まえることができた。そのまま懸垂無しで難なく本谷に降り立つ。むしろ沢から降りると広いインゼル堰堤の上に出るので奥鳥沢にすすむにはこの方が都合が良さそうだった。二つの大きな堰堤下を進み右岸を簡単に巻き上がる。夜と朝の区切りの時間にうごめく動物たちの気配がただならぬ濃厚で、時折笛を吹きこちらの存在を知らしめ先に進む。まったく難しい所は無い。白い大理石の沢床を過ぎるとやがて奥壁に着く。しばしその先どのように進むかを思案する。正面左にはチョックストーン滝があるが方向的にそれは本谷と思われ、むしろその右から流れるルンゼを登ってみることにして取付く。下部のようなヌメり、滑りはまったく無く、コンパスの指し示す方向にひたすら登っていく。振り向き下を伺うと200mは下だろうか単独行がもう一人いる。一人きりでないことは何故かつまらなくもあり、追い付かれては困るような気もする。一方で高度を稼ぐ程にガスは濃厚となり僅かでもプレッシャーが有ることは何故か有難かった。途中うっかりハイマツ帯に入っていることに気づき水平トラバースで20m程のハイマツ漕ぎの羽目になったもののその後はガレ場が少々、あっさりと縦走路に出てしまった。

 山頂に出ると驚く程の人の渦。分かれて行動中だった家族の迎えを待つ間に良く晴れたうすゆき山荘前の広場で装備を干して時間をつぶしながら半日もかからず登った早池峰山を改めて仰ぎ、花か紅葉の時期が良かったと思った。受理されず行けなかった沢の代案ではあったが後泊の安比高原の宿(GOTOトラベル)や行き帰りの車中で普段見ることのなかった息子の成長に気づきがあり、これはこれで楽しかったと思えた4連休だった。

前泊装備:3sシュラフ+カバー、エアマット、コッフェル、テルモス、水入れ、ガスセット
携行装備:30mロープx1、スリングx2、カラビナx1 、熊鈴、他
山行記録:9/21日(月)5:00 起床 5:50 うすゆき山荘発 6:00 入渓 6:50 大理石滝 7:20 1ルンゼ出合 7:35 奥壁着 9:15 縦走路 10:10 早池峰山頂 11:45 小田越着 12:30 河原の坊ビジターセンター着 13:00 うすゆき山荘着

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iceclimber_msc 2020-9-29 13:20
日程:2020年09月13日(日)
山域:釜無川水系 神宮川 ヤチキ沢
山行形態:沢登り
メンバー(役割):F(CL)、A(SL)、T(記録)

記録:
「新版 東京起点 沢登りルート100」に新たに収録されたヤチキ沢へ行ってみた。
駐車スペース場を8:50頃スタート。神宮川を渡って、(橋はないが問題なく渡れる)林道の続きを進む。スタートから20分位、神宮川の堰堤を2つ過ぎて左手から出合う沢がヤチキ沢のようだ。水量は少な目、傾斜は立って見え、一見すると遡行対象のようには見えない。ここでハーネスを装着する。
入渓すると、印象通り、連続して小滝が続く沢であった。河原歩きはほとんどなく息を切らしながら登る。
ロープを出したのはくの字状8mの1箇所。巻き道もあるようだったが、折角だからとトライ。滝の落ち口は結構立っていてフォローだったけれど緊張した。
くの字滝を超えると、時折ナメ滝が出てくる。多少滑っていたけれど登れる範囲。10:30二俣で小休止。
二俣の上は、流石に南アルプスの沢ゆえか水が冷たく感じられた。直瀑8mは唯一登れず。巻きは左から。短いが良くはなかった。11:05頃二俣に到着。左に踏んだような跡があり登ってみると、比較的はっきりした踏み跡に合流した。(トポでは「水の涸れたところから左側に踏み跡が出てくる」となっているが、まだ水は涸れていなかった。)
時々不明瞭になるトラバースの踏み跡を30分程辿り、現在は廃道になっている登山道に合流する。登ってきている人がいて驚いた。この登山道をしばらく進み、途中から左の尾根を下るのだが一度見過ごし尾根の入口を行き過ぎてしまった。三角点を見かけたら行き過ぎである。
尾根の下りはかなり急で、この日一番神経を使ったパートだった。途中で折れた木に手を掛けたら、根っこから折れて人間大の朽木が谷筋を転がり落ちて行き、音もすごくて肝を冷やした。13時林道帰着。
神宮川でスパッツやガチャを洗って、むかわの湯で体を洗って帰路。下山の尾根は大変だったが、コンパクトな沢で時間に余裕があり気軽に楽しめて良かった。
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