- 山行記録
泳ぎ初体験の4名+中山さんというメンバーで玄倉川へ行って来ました。今回は新人の森さんも参加。今回の記録は森さんです。
今回の訓練山行は、8/27予定の泳ぎ中心の訓練山行に対する事前準備の位置付け。
古屋さんを除く4名は新松田に集合しバスで玄倉まで行き、そこから林道を歩く。途中、車で来る古屋さんと合流、林道の車止めゲートで支度し5名で入渓地点へ向かう。懸垂下降(10mくらい)で沢に下り遡行開始。水が少ない模様で、泳ぎの訓練が早くも危ぶまれた。が、腰以上の淵が出てきてため、中山さんの指示のもと徒渉とザックピストンの訓練実施。その先の堰堤の乗っ越しが困難のため、ここで休憩とし昼食をとる。堰堤の先に降りるため、すこし戻ってガレを林道まで上がり、トンネル手前の下降地点(→モチコシ沢の赤ペンキあり)から再び沢に降りる。プールのような淵でザックピストン/泳ぎ/ショルダーなどの訓練を行う。せっかくなのでモチコシ沢(入り口はとてもに狭い)に少し入り、F1大滝(2段60m)を見学する。本流に戻り、泳ぎやへつりを繰り返しながら巨岩のゴーロを行き、ダム手前で遡行を終了。小沢を林道に上がりゲートに戻り、更に玄倉バス亭まで戻って解散。古屋さんと分かれ、4名は大渋滞の246をバスで新松田へ(バスの運転手さんが谷峨駅でJR御殿場線の利用することを推奨し、多くの乗客がそうしていたが、我々は往復の割引切符のを購入していたのでそのまま新松田まで乗車)。その後、新宿まで行き西口の居酒屋で反省会実施し解散した。
初めての参加であり、今までの沢登り教室とは違い緊張感があった。入渓地点で、いきなり懸垂下降になり、エイト環セット中に、乗っていた腕ぐらいの太さ足元のの木が根元から折れ(注意:枯れ木ではない、本人の体重が原因と思われる)て驚いた。また、泳ぎや、そのためのロープワークなど実践的な訓練で全て非常に新鮮に感じた。距離が短く体力的に特に厳しい点は無かったが、学ぶべきポイントが多く楽しかった。
参考まで、玄倉バス亭の先の橋の手前を右に入った左側に小さな雑貨屋(非常に判りにくい、中に入って大声で呼ばないと店の人が出てこなかった)があり、ビールなど購入できる。新松田に着くまでの時間を有意義に過ごすことが出来る。
アプローチでいきなり懸垂下降。森さんもびっくり。
野生動物の捕獲……ではなく、中山さんによる講習からスタート。
かなり水量が少なかったのですが、奥へ行くとけっこうな水場が登場。
ザックピストンの訓練。
イジメとかではなく、これもショルダーで上がる訓練。
初参加の森さんです。
泳ぎも楽しそうな古屋さん。
終了点の玄倉ダム前で記念写真。
2005年8月9日(火)晴れ
メンバー 菅原 (釼持 西尾)非会員
二ツ森、白神岳に続き、真瀬岳は白神山地の山としては三座目である。今回は真瀬川の水源、真瀬岳にする。標高987.7m、三角形の山である。
8:20旅館を出発し、青秋林道から中ノ又沢沿いの林道を走る。中ノ又沢は禁猟、この林道は初めてで、渓相を眺めながら走る。黒滝は車窓から眺めるだけにし、帰りにゆっくり見学することにする。 出発してから35分程で林道終点に着く。林道終点は広場になっており、水場がある。湧き水が勢いよく出ていて、冷たくて美味しい水である。ミズを採りに来た人たちと出会う。
身支度をして9:15出発する。沢は水が涸れていて渡渉なし。杉林の平地は一面ミズの原っぱになっている。「真瀬岳登山口」の道標の所で道は左に曲がり、ミズで覆われた道を進む。夜露で膝下が濡れてくる。二つ目の沢も水が涸れていて渡渉なし。
杉の植林地帯を登っていくと雑木林へと変わっていく。振り返ると日本海が見えてくる。銀色の幹をしたブナの木も現れてくる。夏山らしくところどころ高い笹の木が行く手を遮るように道を覆い、笹を掻き分けるように進まなければならない。真瀬岳は三角形の山でずっと登りが続く。息が切れる。高度を上げていくとブナの木も多くなってくる。息を切らしながら、ふっと見上げると、真瀬岳の三角の山頂が大きく近くなっている。800m地点辺りである。空が開け、山頂が間近いとわかる所で一息入れ、「さあ、あと一登り!」と声をかけ、笹を掻き分けて登っていくと、ひょこり山頂に飛び出た。山頂は狭く、三角形の頂点に立っている感じである。白い柱に真瀬岳山頂と記された標識が一つだけ立っている。11:33 休憩を入れて2時間20分程で登ったこと
になる。
旅館で作ってもらった握り飯を頬張り、汲んできた水でコーヒーを飲む。1時間半程休憩して下山にかかる。下山の途中、腕章をつけたお年寄り二人が登ってくるのに出会い、姿は見ないが鳴き声から猿と思われる動物の気配を間近に感じ、犬を連れた二人連れにも出会う。猿は別にして真瀬岳に登ってくる人がいるとは意外であった。ぐんぐんと高度を下げ、14:17、 1時間半程で林道終点に辿り着く。
林道終点の湧き水を飲み、身体を拭く。アブがうるさく付きまとう。旅館の人へのお土産に湧き水をペットボトルに汲み、帰路に付く。途中車を降り、黒滝を見学する。水は少ないが、黒い岩肌をつたい流れる水が日の光に輝いていたのが印象に残る。
メンバー 平川CL 古屋SL 西舘彰芳(食当) 西村(記録) 西舘章子
2泊の沢泊まりを含む赤木沢・薬師沢遡下降は無事終了しました。2日目に大雨のため増水、お宝のウィンナー&ビールを流されるという事件がありましたが、そんなことにはめげず、全行程十分に楽しんできました。
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八久和川の写真を中山さんから預かりました。記録は追って検証された後アップされると思います。
7/30(土)朝、八久和峠にて(朝日屋の若旦那撮影)。
二松沢付近で沢床に降りる。
カクネ沢付近の河原歩き。
芝倉沢出合い付近にて露営。
7/31日 いざ出発。
栃ノ木沢付近でのへつり。
小赤沢手前でザックピストン。
門脇泳ぐ
8/1(月)光明山先の登山道から八久和川上部を望む。