- 山行記録
メンバー:西舘章子(CL) 須藤(SL・記録) 西舘彰芳 扇原(偶然参加)
1月28日に続いて鷹取でアイスの練習。いつもの場所にトップロープを張って、アイゼンとアックスで登ってきました。最初にビレイの準備を各自で復習。アイスの場合を想定して再度セッティングをしてもらいました。
アックスとアイゼンでの登りはトップロープということもあってそれぞれ立ち方やアックスの載せ方(ミックスの岩と同じ状態、打ち込まないことのほうが多いです)を学習。その最中に扇原さん登場。聞くと裏の岩でボルダのトラバースの練習をしているとのこと。その後合流して扇原さんにもアックス(&クライミングシューズ)での岩登りを体験してもらいました。
2月17日(金)
23:00八王子駅集合し、両角氏からクルマと会装備の貸し出しを受けて、中央道経由で道の駅「みとみ」泊。今回はテントをたてたので快適。
2月18日(土)
7:00起床。駐車場まで移動して9:00行動開始。東沢の最初の徒渉点は先日は完全結氷していたが、今回は水流があり飛び石伝いになんとかこえる。週半ばに気温が20度以上になるなど異様に暖かだったうえに、先日の雨もあり氷結状態に不安をいだく。鶏冠谷下部は3週間前も氷結は不十分だったが、今回はほとんど凍っていない。1時間ほど登った右岸の台地状にテントをたて、登攀具のみを持って奥の飯盛沢まで行く。下から見た感じでは、F1は幅が1/2程度に縮み、厚みも減っているが下部2/3はなんとか登れそう。目的の最上部は薄い上に、ちゃんとつながっていないようで、行ってみないとわからない。
今回は2Pとも清野リードでとりつく。1P目は35m、2P目は25mほどでビレー点に到着。一部立ったところもあるが、短いので4級?くらいと思う。氷は軟らかくて先日より登りやすい。ビレー点から最上部の30mを偵察すると、氷の付きがあまく、薄く、落石も上部からあるので危険な状態。潔くあきらめて、懸垂下降してF1下に戻る。鶏冠谷本流の「逆くの字」の滝はすでに春の状態で氷のスラッシュが頻繁に流れ落ちてくる。さらに上部も氷結は望めないと判断して、13:30には撤収に入る。テン場の周りには薪がふんだんにあり、予定通り盛大なたき火をして、酒宴で盛り上がる。
2月19日(日)
この山域は標高が低いので、「今シーズンのアイスクライミングはもう終わり」と早々に撤収して、温泉に浸かって八王子両角宅で反省会を開催。ごちそうさまでした。
写真は最上部ですが、3週間前と比べるとやせ細ってます。
メンバー:中山(単独)
2/15(水)
池袋サンシャインバスターミナル8:15→菅平・峰の原スキー場11:20→スキー場トップ12:10→避難小屋13:10→根子岳14:25~45→スキー場15:20→スキー場18:10→池袋21:20
格安日帰りバスツアー(¥4,900ーで往復バス代とリフト券一日付き)に便乗して今季初のスキーに出かけた、バスはボーダーの若者ばかりで私が最年長のようだった。天気はまるで春4月のようでポカポカを通り越し暑い、スキー場トップでシールを装着して根子岳を目指しまずゴルフ場の中を横切り右から登ってくるダボススキー場ルートと合流、よく整備されまるでゲレンデのような(後で聞いた話、圧雪車が頂上直下まではいっているそうです)シールの良く効くルートを大汗かきながら登ること1時間で避難小屋を通過し更に1時間強で頂上に着く、名物の強風もたいしたことなく展望を楽しんだ。
往路を快適に滑りあっという間に分岐に到着、ゴルフ場のなかを新雪を選んで滑りスキー場に降りて来て終了。
天気さえ良ければ初級者でも簡単お勧めルート、ヘリスキーも営業中。
ゴルフ場から根子岳を望む
避難小屋です
頂上が近くなってきました
肩です(ヘリスキーの人に写してもらいました)
「根子岳」頂上
メンバー:森(CL、食当、記録)、中山(SL)、平川
たまには気楽なハイキングでもどうかということで、奥多摩の定番コースの御岳山?
日ノ出山?つるつる温泉に行ってきました。
新宿からホリデー快速に中山さんと二人で乗車、立川駅から平川さんと合流して御嶽
駅へ。天気もよく途中車窓から山々くっきりと見えます。天気の割には人が少なく、
御嶽駅からケーブル下までのバスも座れました。計画通りにケーブルカーに乗車、
あっという間に御岳山に到着です。
久しぶりのケーブルカーに遠足気分です。
乗ったのは黄色い日ノ出号です。
山頂集落の道にはまったく雪が残っておらず、近所の公園の散歩気分です。せっかく
なので御岳神社に立ち寄ることに、石段が意外ときつく一汗かきます。
御岳神社にてお約束のショット、通りすがりの素敵な女性にシャッターをお願いしました。
小休止のあと、日ノ出山に向かいます。コンクリートの道がすぐに土の道になり、ハ
イキングらしくなります。
平坦路から登りになってしばらくして山頂に到着。
山頂に到着です。
東屋の脇に佇む中山さん。
山頂からは眺めも良く、さすが日ノ出山と改めて思いました。平川さんのビールと中
山さんのワインとチーズで乾杯、東屋を独占しながら食事の支度を始めましたが、風
があって結構寒かったので少し下った所のベンチに移動、MSRも火がついたまま運
びました。昼食はつみれ味噌うどんです。
うどんで温まる平川さん。
同じく中山さん。
昼食後は、予定通りつるつる温泉方面に降ります。途中、温泉方面の看板がすごく目
立ちます。山道を降りきり、アスファルトの林道を進んでバス通りを左折し、温泉に
到着です。ゆっくりと温泉に浸かります。露天風呂は子供用の小さなプールみたいで
す。風呂上りは、休憩室でビールと缶チューハイで再び乾杯しました。
武蔵五日市へは不思議なバスで、名前は青春号!
五日市の駅では丁度タイミングよく新宿行きの直通に乗車できました。歩いた時間は
2時間も無かったのですが、充実した一日でした。
メンバー 西舘章子 西舘彰芳
先週の三ノ塔に続き山歩きに行って来ました。筑波山を選んだのは、つくばエキスプレスに乗ってみたかったからです。1000メートルに満たない低山のうえ、手ぶらでも登れる山ですが、今回の目的は「適当な登山路を見つけて登ってみる」でした。梅園近くから山の西側をまわりこむ古い山道があるという情報があったので、そこを探すことから始めました。(各写真はクリックすると大きくなります) 今回のルートです。
筑波山全景です。
入山点は駐車場と梅林を結ぶ林道上に見つけました。もう一カ所それらしき場所があったのですが、どうも沢筋のようでもあり、こちらのほうが踏み跡がしっかりしていることもあって、ここからとしました。標高は200メートルそこそこ。
ペンキで分岐が記されています。まっすぐ直登もできそうです。直進するとストレートに山頂を目指すコースのようなので、楽しもうと左折しました。が、どうもこちらのほうが利用者が多いようです。
しばらく緩いトラバースが続き、頂上の真西まで行くのか、と思ったところで登りが始まりました。450メートルを超えたところから傾斜がきつくなります。尾根筋ですが岩場の連続です。
700メートルを超えると傾斜も緩みます。上部はブナ林が続く気持ちのよい場所でした。ここまで出会ったのは登り5人、下り1人。
登り詰めると、観光地が待っていました。焼きそば&おでんで一杯。この気楽さがまたいいのですが。
下りは登山電車脇の道。木製階段と岩場のミックスです。あっという間の50分。
ホテル青木屋の露天風呂です。空気が澄んでいれば富士山まで望めたはず。下から多分裸体が丸見えです。
※今回は地図読みも目的のひとつでした。最初の地図でわかるように、筑波山は南側から登るとピークはひとつ(男体山・女体山のふたつ、でもありますが)しかありません。どこであれ、登ってゆけば山頂に着きます。しかも途中の等高線が細かくなる場所はほぼ共通で、どこを選んでもラクということはなさそうです。
事前に a の林道沿いにいくつかのいまでは表示されていない登山路があることもわかっていました。今回の入山点は、たぶん「梅林コース」と呼ばれているものだと思います。十字路から西の道も踏み跡がはっきりしている上、ピークの方向(目視はできませんが、傾斜で方向はわかります)を1/25000と地図で確認しながら登りました。同じ高さをまわっていっても b の登山路に出るはずでしたのであまり心配はありません。しかも道迷いしそうな場所には写真のように枯れ枝が束ねてふさがれているため、判断に困ることもありませんでした。
ある記録に「猿田彦神社」の名前があったのですが、地図上にそれらしき建物はありません。実際行ってみると写真のようなものでした(手ぶれすいません)。 事前の調べも大切ですが、最後は地図を読み込めるかどうかにかかってくる。カンタンな山で試してみるのは、いい勉強になります。