- 山行記録
CL:中山 SL:菅原 記録:高森 (晴れ)
7:30 伊勢原駅集合。菅原さんの車で出合まで。9:37 出発。入ってすぐ工事用ロープが垂れているF1。できるだけ工事用ロープを使わないようにと中山さんに言われたため、使わないように登ろうとするが、すぐにすべって落ちた。
その後またすぐにF2、ひょんぐりの滝。中山さんがリードする。赤茶色の滑る滝で、F1ですべって落ちたこともあり足がすくむほど怖かった。F3ではリードの練習をさせてもらうが、今までの練習とは違い今回は誰も上で支点の作り方を見ていてくれる人はいないので緊張した。
上に到着すると、支点になりそうな岩はあるものの、なんだかよく分からなくなりやっぱり手間取ってしまう。次に上がってきた中山さんに支点を確認してもらうと、私が作った支点よりももっといい支点があると言われた。言われてみると確かに、そちらのほうがしっかりしていて支点向きな岩だった。やっぱりもっと練習が必要だなと実感。
11:27左俣到着。今回は間違えることなく、左俣に進む。中山さんにとっては念願の左俣。左俣に入ってすぐの滝を越えるとすぐF2に到着。ツルツルしていて岩がもろい滝で絶対登れないように見えた。でも巻き道もないように見える上に、滝の上はどのようになっているかよく分からない。中山さんがリードをする。私が確保したが、下から見ているだけで怖い。落ちてもおかしくないと思ったが、落ちてきても絶対に止められない気がした。でも、もちろん落ちてはこなかった。
次に菅原さんが上がり、途中ロープがいっぱいになってしいまった。どうするんだろうと思っていると、菅原さんがセルフビレーを取れるところでロープを外し、中山さんのところに溜まったロープが上からどんどんおりてきた。こういうやり方があるんだなとすごい勉強になった。上からたまに聞こえる菅原さんの怖いという声が下にいる私には一番怖かった。しかし、なんとか無事に上に上がると菅原さんと中山さんが、高森さんが登ってこれなかったらどうしようかと話していたんだよと言っていた。
すでに左俣に入ってから40分くらい経っていた。少し休憩して出発。すぐに次から次へと滝が出てくる。どの滝も高さはそこまでだがツルツルしていたり、コケだらけだったり、岩が非常にもろかったりで、すごい難しかった。難しすぎる滝ばかりだったので、途中なぜか笑えた。そのくらい私には難しかった。階段上の滝が最後あったが、そこは高度感があり落ちたらと思うと怖かった。20分くらい詰め上がって13:40、830くらいの高さのピークに到着。
14:05中俣下降開始。下降開始地点は小石と落ち葉が溜まっているようなところで手に持てるようなものがなかったので半分は滑り落ちるという感じになってしまい非常に怖かった。落石がすごいので、一人ずつ進む。上から見ているとすぐに懸垂下降が必要なように見えるが近くに行くとロープ無しで下りられるところばかりで、どんどん下りられる。ロープを使わなかったおかげで結構早いペースで下に下りられた。気が付くと本流に到着。ここからは結構ロープを使うところが多かったが、中山さんが懸垂下降の支点を作り、最初に降りて次の下降地点まで行き、先にロープを用意していくれたおかげで時間が短縮できた。私としても懸垂下降の支点作り等はスポーツセンターでしか練習したことがなかったので非常に勉強になった。懸垂下降後ロープを引っ張るのは、木の向きやロープの向きによってすごい力が必要な場合もあるということも分かった。最後は皆びしょ濡れになり、16:55終了。
その後伊勢原駅にて反省会。そして解散。こんなに泥だらけでビショビショになることもなかなかないくらい汚くなって終わったが終わった後、菅原さんにいただいたコーヒーが非常に美味しかった。あと菅原さんと中山さんにアドバイスもしていただいたので、それも課題に頑張ろうと思った。私としては中山さんとは一緒に行くことがなかなか出来ないので、一緒に行くことが出来て沢はやっぱり楽しいと実感した充実した一日になった。
7:30 伊勢原駅集合。菅原さんの車で出合まで。9:37 出発。入ってすぐ工事用ロープが垂れているF1。できるだけ工事用ロープを使わないようにと中山さんに言われたため、使わないように登ろうとするが、すぐにすべって落ちた。
その後またすぐにF2、ひょんぐりの滝。中山さんがリードする。赤茶色の滑る滝で、F1ですべって落ちたこともあり足がすくむほど怖かった。F3ではリードの練習をさせてもらうが、今までの練習とは違い今回は誰も上で支点の作り方を見ていてくれる人はいないので緊張した。
上に到着すると、支点になりそうな岩はあるものの、なんだかよく分からなくなりやっぱり手間取ってしまう。次に上がってきた中山さんに支点を確認してもらうと、私が作った支点よりももっといい支点があると言われた。言われてみると確かに、そちらのほうがしっかりしていて支点向きな岩だった。やっぱりもっと練習が必要だなと実感。
11:27左俣到着。今回は間違えることなく、左俣に進む。中山さんにとっては念願の左俣。左俣に入ってすぐの滝を越えるとすぐF2に到着。ツルツルしていて岩がもろい滝で絶対登れないように見えた。でも巻き道もないように見える上に、滝の上はどのようになっているかよく分からない。中山さんがリードをする。私が確保したが、下から見ているだけで怖い。落ちてもおかしくないと思ったが、落ちてきても絶対に止められない気がした。でも、もちろん落ちてはこなかった。
次に菅原さんが上がり、途中ロープがいっぱいになってしいまった。どうするんだろうと思っていると、菅原さんがセルフビレーを取れるところでロープを外し、中山さんのところに溜まったロープが上からどんどんおりてきた。こういうやり方があるんだなとすごい勉強になった。上からたまに聞こえる菅原さんの怖いという声が下にいる私には一番怖かった。しかし、なんとか無事に上に上がると菅原さんと中山さんが、高森さんが登ってこれなかったらどうしようかと話していたんだよと言っていた。
すでに左俣に入ってから40分くらい経っていた。少し休憩して出発。すぐに次から次へと滝が出てくる。どの滝も高さはそこまでだがツルツルしていたり、コケだらけだったり、岩が非常にもろかったりで、すごい難しかった。難しすぎる滝ばかりだったので、途中なぜか笑えた。そのくらい私には難しかった。階段上の滝が最後あったが、そこは高度感があり落ちたらと思うと怖かった。20分くらい詰め上がって13:40、830くらいの高さのピークに到着。
14:05中俣下降開始。下降開始地点は小石と落ち葉が溜まっているようなところで手に持てるようなものがなかったので半分は滑り落ちるという感じになってしまい非常に怖かった。落石がすごいので、一人ずつ進む。上から見ているとすぐに懸垂下降が必要なように見えるが近くに行くとロープ無しで下りられるところばかりで、どんどん下りられる。ロープを使わなかったおかげで結構早いペースで下に下りられた。気が付くと本流に到着。ここからは結構ロープを使うところが多かったが、中山さんが懸垂下降の支点を作り、最初に降りて次の下降地点まで行き、先にロープを用意していくれたおかげで時間が短縮できた。私としても懸垂下降の支点作り等はスポーツセンターでしか練習したことがなかったので非常に勉強になった。懸垂下降後ロープを引っ張るのは、木の向きやロープの向きによってすごい力が必要な場合もあるということも分かった。最後は皆びしょ濡れになり、16:55終了。
その後伊勢原駅にて反省会。そして解散。こんなに泥だらけでビショビショになることもなかなかないくらい汚くなって終わったが終わった後、菅原さんにいただいたコーヒーが非常に美味しかった。あと菅原さんと中山さんにアドバイスもしていただいたので、それも課題に頑張ろうと思った。私としては中山さんとは一緒に行くことがなかなか出来ないので、一緒に行くことが出来て沢はやっぱり楽しいと実感した充実した一日になった。
4月29?4月30日 丹沢全山縦走 CL;森 SL;高森 装備記録;小嶋
4月28日の夕方に恵比寿駅に集合し森さんの車で道の駅山北へ。途中渋滞も無くスムーズに到着。道の駅山北は他の道の駅に比べるとかなりこじんまりした感じ。テントを張るか迷うが、半分室内のような自動販売機スペースがあり結局はその前で寝る。夜はかなり風が強く寒いが寝床はほぼ無風で居心地がよかった。
4月29日4時に起きて準備と朝飯。ゴールデンウィークということもあり朝から道の駅は何気に人が多い。5時に道の駅に車を置き、そのまま大野山へ出発。天気も非常に良く富士山が見えて気持ちが良い。途中までは舗装路をスローペースで歩き続け、真新しいトイレの所からハイキングコースへ入る。牛の放牧地の草原が続き、7時丁度に大野山山頂到着。小休憩を挟み次の目的地の日影山へ。日影山まではハイキングマップでは不明瞭らしく書かれているが、鹿柵沿いに進むと難なく9:45に到着。途中、丹沢湖がきれいで北に見える丹沢主稜も青空に映え清々しい。日影山の次の目的地は秦野峠で、そこから北へ伊勢沢の頭へハイキングコースを進むつもりが、秦野峠の少し手前にあった稜線をすすんでしまう。森さんが以前来た時と様子が違うと思い出し、急遽秦野峠に戻る。やはり間違っていたようで明確なコースがありそちらを進み伊勢沢の頭へ。29日の中で唯一道を間違えて、若干予定時間より遅れ始める。秦野峠に11:45着、伊勢沢の頭までは上りが続き13時丁度着。このあたりから森さんがだいぶ疲れている様子で、本日中に塔ノ岳に到着できるか不穏な空気が漂い始める。水場が限られているので今日中には塔ノ岳には着きたいが、最悪の場合は鍋割山荘泊で、明日の朝水補給すると決定する。
その後、檜岳、雨山とアップダウンも緩やかに進み雨山峠に到着。ここから茅ノ木棚沢ノ頭までは鎖場がちょっとあり、着いたのは16:20。予定より1時間しか遅れていなかったが森さんが体力的に辛いとの事で、この時点で本日は鍋割山荘に宿泊決定する。そして明日以降も当初の予定では辛いので予備日も使っても無理と算段し、結局明日塔ノ岳から大山まで行き下山し、表丹沢縦走に計画変更。こんな会議をしつつ大休憩を挟み出発。鎖場が数箇所あり鍋割峠を通過し鍋割山頂へ5時30分過ぎに到着。ゴールデンウィークということもありかなり混んでいる。さっそく夕飯の支度を始め、明日の予定を話し合うが、3日目と4日目の食料がいらなくなった為、ちょっと豪華になる。小嶋が作ってきた保存食のベーコンを焼いて食べてみるが、ものすごくしょっぱくてビックリした。その他はちらし寿司と具沢山オムレツ、あとは素泊まり料金にサービスでつくおでんもあり、ものすごく満腹になり即就寝。小嶋は小屋泊まり初体験のためエンジョイできた。
4月30日7時丁度に出発。本日も非常に良い天気。富士山も遠くに良く見えて展望も良い。朝飯もサービスで味噌汁がつき嬉しい。
塔ノ岳までは小気味良く進み8:30頃山頂着。さっそく水を汲みに行き、山頂に戻ると遭対の下越田さんに遭遇し記念撮影。
ここから新大日、行者ヶ岳、烏尾山までは非常に混んで渋滞。ゴールデンウィーク中日の平日だがこれだけ混んでいるのは驚いた。途中で木村さんとその友人とも遭遇。余談だが小嶋の叔父にもすれ違ったが気付かず、帰宅後電話があった。 計画も中止になり、なんとなく士気が落ちているなか三ノ塔に11;30過ぎに到着。食料もまだまだあるので、せっかくだからと昼飯は豪華ラーメンを作る事になり、再度登場の小嶋ベーコンも加え、様々な食材を投入し食べる。まわりでも他のハイカーが弁当を食べていて天気もいいのでピクニック気分になる。 二ノ塔を経由し次の目的地のヤビツ峠へ。ぐんぐん高度を下げていき、遂に車道に出る。ここで再度大山に登るか、そのままヤビツ峠からバスに乗るか会議が開かれる。結局、帰りの利便性などを考慮して、ヤビツ峠からバスで小田急線の駅まで出ることになる。そして14時にヤビツ峠バス停に到着し、紆余曲折を経て今山行は終了。 今回の山行の反省点は行ってみたい山行と、現実的に行ける山行との力量の差がありすぎて、一日目にして敗退というふがいない結果につながったと思う。来年の今頃に再度挑戦したい。
ここから新大日、行者ヶ岳、烏尾山までは非常に混んで渋滞。ゴールデンウィーク中日の平日だがこれだけ混んでいるのは驚いた。途中で木村さんとその友人とも遭遇。余談だが小嶋の叔父にもすれ違ったが気付かず、帰宅後電話があった。 計画も中止になり、なんとなく士気が落ちているなか三ノ塔に11;30過ぎに到着。食料もまだまだあるので、せっかくだからと昼飯は豪華ラーメンを作る事になり、再度登場の小嶋ベーコンも加え、様々な食材を投入し食べる。まわりでも他のハイカーが弁当を食べていて天気もいいのでピクニック気分になる。 二ノ塔を経由し次の目的地のヤビツ峠へ。ぐんぐん高度を下げていき、遂に車道に出る。ここで再度大山に登るか、そのままヤビツ峠からバスに乗るか会議が開かれる。結局、帰りの利便性などを考慮して、ヤビツ峠からバスで小田急線の駅まで出ることになる。そして14時にヤビツ峠バス停に到着し、紆余曲折を経て今山行は終了。 今回の山行の反省点は行ってみたい山行と、現実的に行ける山行との力量の差がありすぎて、一日目にして敗退というふがいない結果につながったと思う。来年の今頃に再度挑戦したい。
MSC自主山行記録書
・日時・天気 2007年4月28日(土) 晴れ時々曇りのち嵐
・山域・山行形態 寄?ユーシン?蛭ヶ岳(丹沢主脈) 尾根歩き
・参加者 単独 佐藤
・記録
今日は少し長歩きなので、気合を入れて寄を歩き出した。山はヤマブキ、ウツギ、ミツバツツジなどの花が目を楽しませてくれた。木々の緑も色鮮やかになってゆくのが、よくわかる。気持ちの良い歩きだ。雨山峠を越えて苦手と言うより嫌いな林道(玄倉林道)を熊木沢出合へ、熊木沢から蛭ヶ岳に向かう。河原歩きも厄介です。足元を注意しながらゆっくりと、途中から堰堤工事の時に使用したと思われる車道を東沢堰堤に向けて進む、雄鹿が死んでいた。日が余りたっていない、あとマムシがいた、おーこわぁ。東沢堰堤付近から、登山道への取り付きが少し解りにくかった。はじめは、足元の悪い登りだがすぐに良くなる。沢登りの詰めの様な登りが山頂まで続く、落石に注意しなければいけない箇所があった。蛭ヶ岳の到着が早かったので、計画の変更をした。棚沢ノ頭からの下山をやめて、主脈から鍋割山そして寄に下山と、変更したのは良いが、天気が不安定だ。ガスがかかったり取れたりで、眺めはまあまあだった。鍋割山に来た時に天気が一変した。ひょうが降り当たると痛い5mm位の大きさだった。そして風が強く吹き、雨が降りだした。駄目押しでカミナリだぁー まったく踏んだり蹴ったりの状態だったです。
逃げるように駆け下りた。寄に到着する頃は、すっかり回復していた。一体何だたんだ、あの天気は? 参った参った。足がガクガクだ。こんな足じゃ使い物になりません。だめだこりぁ、まぁケガも無く、無事に下山出来たことを感謝います。
寄(宇津茂)6:00?雨山峠8:00?雨山橋8:25?熊木沢出合9:00?東沢堰堤9:45~東沢堰堤9:45?蛭ヶ岳11:25?丹沢山12:50?塔ノ岳13:45?鍋割山14:40?後沢乗越15:00?栗ノ木洞15:20?櫟山15:30?寄(宇津茂)16:25
・日時・天気 2007年4月28日(土) 晴れ時々曇りのち嵐
・山域・山行形態 寄?ユーシン?蛭ヶ岳(丹沢主脈) 尾根歩き
・参加者 単独 佐藤
・記録
今日は少し長歩きなので、気合を入れて寄を歩き出した。山はヤマブキ、ウツギ、ミツバツツジなどの花が目を楽しませてくれた。木々の緑も色鮮やかになってゆくのが、よくわかる。気持ちの良い歩きだ。雨山峠を越えて苦手と言うより嫌いな林道(玄倉林道)を熊木沢出合へ、熊木沢から蛭ヶ岳に向かう。河原歩きも厄介です。足元を注意しながらゆっくりと、途中から堰堤工事の時に使用したと思われる車道を東沢堰堤に向けて進む、雄鹿が死んでいた。日が余りたっていない、あとマムシがいた、おーこわぁ。東沢堰堤付近から、登山道への取り付きが少し解りにくかった。はじめは、足元の悪い登りだがすぐに良くなる。沢登りの詰めの様な登りが山頂まで続く、落石に注意しなければいけない箇所があった。蛭ヶ岳の到着が早かったので、計画の変更をした。棚沢ノ頭からの下山をやめて、主脈から鍋割山そして寄に下山と、変更したのは良いが、天気が不安定だ。ガスがかかったり取れたりで、眺めはまあまあだった。鍋割山に来た時に天気が一変した。ひょうが降り当たると痛い5mm位の大きさだった。そして風が強く吹き、雨が降りだした。駄目押しでカミナリだぁー まったく踏んだり蹴ったりの状態だったです。
逃げるように駆け下りた。寄に到着する頃は、すっかり回復していた。一体何だたんだ、あの天気は? 参った参った。足がガクガクだ。こんな足じゃ使い物になりません。だめだこりぁ、まぁケガも無く、無事に下山出来たことを感謝います。
寄(宇津茂)6:00?雨山峠8:00?雨山橋8:25?熊木沢出合9:00?東沢堰堤9:45~東沢堰堤9:45?蛭ヶ岳11:25?丹沢山12:50?塔ノ岳13:45?鍋割山14:40?後沢乗越15:00?栗ノ木洞15:20?櫟山15:30?寄(宇津茂)16:25
SL須藤・CL平川・清野・山本(記録)
久々の奥多摩、そして久々の平さん登場。
立川発7:05奥多摩行きに乗る。通学の学生が降りてしまうと、休日の青梅線は「登山電車」そのものだ。中高年がこんなに大勢山へ行くものだと感心するが、我々もその中の一部なのだ。駅前は警官が出て登山届けを書かせており、ハイカーの行列が出来ている。東日原行きのバスは臨時も出たが、終点まで行く者は殆どいない。林道歩きは天気良く暑いくらいだ。春の山は芽吹き始め、山桜の花があちこちに見られる。林道歩きに飽きてブツブツ言い始めた頃やっと滝上橋に着く。
10:30溯行開始。初めの滝、直登は右からだがかなり濡れるので、左の側壁を須藤リード。取り付きが難しいが残置シュリンゲが有るのでそれに手が届けばA0。出合いはしょぼいが中はそれほど悪くない。その上の5m滝は一段上がって滝の下を潜り(結構濡れる)右側ののっぺりとした隙間をずり上がる。平さんは濡れたくないとかで、左側の乾いた溝を登ってきたが結構難しい。腐れシュリンゲに目一杯テンション掛けているので、上から見ていてドキドキだ。最後の抜け口が悪いのでお助けを出す。この後は暫く平凡な流れとなる。12時二俣。ここから再び滝場が出てくる。2段10mは直登を避け左のリッジに清野さんが取り付くが詰まってしまい、須藤さんがロープを持って登り懸垂で降りてきた。少し戻って左のグズグズから大きく巻くが少々悪い。少し歩くと右手の岩の隙間から湧き水が流れ出しており、ここから先は流れが細くなるが、まだ滝場が続く。5m程の滝だが取り付きが悪く濡れる。清野さんは左の側壁に攀じ登ってバンドを小さく巻き始めたが、余り良くなさそうなので直登を試みる。須藤さんをショルダーで押し上げようとしたが上手くいかず、山本がツッパリで押し通り後続をお助けで引き上げる。ハング滝は左の枝沢から巻きバンド伝いに滝上に戻ってみたが、その上も登れないのでそのまま左の枝沢を詰めることにする。ガレ登りの詰めだが沢筋はすぐに消えて左の尾根に取り付く。踏み跡の有る枝尾根の急登で、最後は奥壁の隙間をすり抜けて13:55主稜線の登山道に出る。
はなど岩まで歩き、靴を履き替えてウイスキーで一杯やっていたら、雷とともに雨が降り出した。悪い予報は良く当るようだ。雨具を着て歩き始めると、急に冷え込み雨が霰に変わった。一杯水の避難小屋に潜り込み小休止を取る。きれいな小屋で、5?6のハイカーが泊まるつもりらしく寛いでいた。更にウイスキーで体を温め、14:48小屋を後にする。まもなく雨は上がり薄陽が見えてきたが風が冷たく、手が冷える。樹林帯に入ると風も収まり先ほどの雷雨が嘘のように日差しが戻ってきた。
16:17のバスに丁度間に合い、ホリデー快速にのんびり座り、立川で反省会。滝上谷は十数年ぶり二度目の溯行だが、久々の奥多摩の沢をのんびり楽しめた。
久々の奥多摩、そして久々の平さん登場。
立川発7:05奥多摩行きに乗る。通学の学生が降りてしまうと、休日の青梅線は「登山電車」そのものだ。中高年がこんなに大勢山へ行くものだと感心するが、我々もその中の一部なのだ。駅前は警官が出て登山届けを書かせており、ハイカーの行列が出来ている。東日原行きのバスは臨時も出たが、終点まで行く者は殆どいない。林道歩きは天気良く暑いくらいだ。春の山は芽吹き始め、山桜の花があちこちに見られる。林道歩きに飽きてブツブツ言い始めた頃やっと滝上橋に着く。
10:30溯行開始。初めの滝、直登は右からだがかなり濡れるので、左の側壁を須藤リード。取り付きが難しいが残置シュリンゲが有るのでそれに手が届けばA0。出合いはしょぼいが中はそれほど悪くない。その上の5m滝は一段上がって滝の下を潜り(結構濡れる)右側ののっぺりとした隙間をずり上がる。平さんは濡れたくないとかで、左側の乾いた溝を登ってきたが結構難しい。腐れシュリンゲに目一杯テンション掛けているので、上から見ていてドキドキだ。最後の抜け口が悪いのでお助けを出す。この後は暫く平凡な流れとなる。12時二俣。ここから再び滝場が出てくる。2段10mは直登を避け左のリッジに清野さんが取り付くが詰まってしまい、須藤さんがロープを持って登り懸垂で降りてきた。少し戻って左のグズグズから大きく巻くが少々悪い。少し歩くと右手の岩の隙間から湧き水が流れ出しており、ここから先は流れが細くなるが、まだ滝場が続く。5m程の滝だが取り付きが悪く濡れる。清野さんは左の側壁に攀じ登ってバンドを小さく巻き始めたが、余り良くなさそうなので直登を試みる。須藤さんをショルダーで押し上げようとしたが上手くいかず、山本がツッパリで押し通り後続をお助けで引き上げる。ハング滝は左の枝沢から巻きバンド伝いに滝上に戻ってみたが、その上も登れないのでそのまま左の枝沢を詰めることにする。ガレ登りの詰めだが沢筋はすぐに消えて左の尾根に取り付く。踏み跡の有る枝尾根の急登で、最後は奥壁の隙間をすり抜けて13:55主稜線の登山道に出る。
はなど岩まで歩き、靴を履き替えてウイスキーで一杯やっていたら、雷とともに雨が降り出した。悪い予報は良く当るようだ。雨具を着て歩き始めると、急に冷え込み雨が霰に変わった。一杯水の避難小屋に潜り込み小休止を取る。きれいな小屋で、5?6のハイカーが泊まるつもりらしく寛いでいた。更にウイスキーで体を温め、14:48小屋を後にする。まもなく雨は上がり薄陽が見えてきたが風が冷たく、手が冷える。樹林帯に入ると風も収まり先ほどの雷雨が嘘のように日差しが戻ってきた。
16:17のバスに丁度間に合い、ホリデー快速にのんびり座り、立川で反省会。滝上谷は十数年ぶり二度目の溯行だが、久々の奥多摩の沢をのんびり楽しめた。
日 時 2007/04/26(前泊)?04/27
参加者 中山(L)、寺本(SL)、横山(記録)
山 域 尾瀬/至仏山
山行形態 山スキー
26日 沼田駅、21時集合。寺本車。尾瀬戸倉の民宿、「禧楽」に宿泊。
27日 快晴 前夜に降雪。駐車場には、既に10台程の車があった。至仏山頂には雪煙が上がっておりかなりの風が予想される。
8:35鳩待峠?9:05、1698m地点で休憩。ビーコンチェック、高度計合わせ等を行う。振り返ると、燧ケ岳、日光白根山が眩しい。赤布が多くあり、余程のホワイトアウトでなければ、迷う事はなさそうだ。
10:00、1880m地点で休憩。稜線手前の最後の森の中。リーダーによると、前回の山スキーのテン場付近との事。ワル沢ノ頭を巻き、小山沢田代に出た。平らな広い場所だ。ここには、赤布が、一列に短い間隔で並んでいる。稜線の風も、峠から見た時より弱い。小至仏の山頂直下をトラバース、至仏山との鞍部に出る。
11:00、昼食。
11:30、稜線沿いに山頂を目指す。
12:00、至仏山山頂。360度、白い峰々が並んでいる。
12:30、雪の状態により、ワル沢を滑降とする。無木立の大斜面、雪質とターンをそれぞれ楽しみながら、川上川に向かう台地の森の端に到着、1678m地点。12:50、シュプールを眺めながら、休憩。
雪は重いが、この時期としては、滑りやすい。
立ち木に注意しながら、川まで滑る。13:20、板を担ぎ、13:43、駐車場着。
戸倉の民宿経由で、15:00、吹割温泉センターへ。17:50、東武東上線坂戸駅で解散。
参加者 中山(L)、寺本(SL)、横山(記録)
山 域 尾瀬/至仏山
山行形態 山スキー
26日 沼田駅、21時集合。寺本車。尾瀬戸倉の民宿、「禧楽」に宿泊。
27日 快晴 前夜に降雪。駐車場には、既に10台程の車があった。至仏山頂には雪煙が上がっておりかなりの風が予想される。
8:35鳩待峠?9:05、1698m地点で休憩。ビーコンチェック、高度計合わせ等を行う。振り返ると、燧ケ岳、日光白根山が眩しい。赤布が多くあり、余程のホワイトアウトでなければ、迷う事はなさそうだ。
10:00、1880m地点で休憩。稜線手前の最後の森の中。リーダーによると、前回の山スキーのテン場付近との事。ワル沢ノ頭を巻き、小山沢田代に出た。平らな広い場所だ。ここには、赤布が、一列に短い間隔で並んでいる。稜線の風も、峠から見た時より弱い。小至仏の山頂直下をトラバース、至仏山との鞍部に出る。
11:00、昼食。
11:30、稜線沿いに山頂を目指す。
12:00、至仏山山頂。360度、白い峰々が並んでいる。
12:30、雪の状態により、ワル沢を滑降とする。無木立の大斜面、雪質とターンをそれぞれ楽しみながら、川上川に向かう台地の森の端に到着、1678m地点。12:50、シュプールを眺めながら、休憩。
雪は重いが、この時期としては、滑りやすい。
立ち木に注意しながら、川まで滑る。13:20、板を担ぎ、13:43、駐車場着。
戸倉の民宿経由で、15:00、吹割温泉センターへ。17:50、東武東上線坂戸駅で解散。