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- 山行記録

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 2009-6-30 0:40
日程:2009年6月30日(火)
山域:箱根屋沢
山行形態:沢登り
メンバー及び役割:古屋(CL)、寺本、木村(記録)

記録:
 天気が良ければ奥秩父の東のナメ沢を計画していたのだが生憎の雨で中止、代わりに小雨でも行けそうな箱根屋沢へ行く事になった。 新松田駅に集合し古屋さんの車で出発。東京ではザンザン降りだったのに、こちらでは雨は降っていない。箱根屋沢は車を停めた場所からすぐ入渓できるのでとても便利だ。堰堤をいくつか越えると最初の滝3段20mが現れる。念のためロープを出して木村リードで登る。難しいところはない。石積みを越えると逆層気味の5m滝、これは寺さんリードで登る。続いて12mの滝は古屋さんリード、上部のクラックがなかなか面白い。その先3段20m逆くの字の滝も古屋さんリードでシャワーを浴びながら楽しくのぼる。さらに進むと2段20mの滝、一見取付きやすそうだが登ってみるとツルツルでかなり悪いようだ。古屋・寺本氏はロープで確保しながら突破し、木村は右から高巻く。
ようやくお目当ての15m人工登攀の滝に到着したようだ。水流の右壁、岩の割れ目にハーケンが連打されている。うーん、これを登るのか?。アブミはまったく初めてなので少し気後れする。3人それぞれ2セットづつ持ってきたので合計6つのアブミがある。リードで行く古屋さんが4つ携えていく。初めてのアブミリードとは思えない足捌きで軽快に登っていく。ヌンチャクとアブミの関係を間違えないようにするのが大変そうだ。残置ハーケンはかなりたくさん打ってあるので、自分の使いやすい高さのものを選んでいる。最後滝の落ち口、アブミから岩へと乗り換える所が難しそうだ。古屋氏完登、所用時間30分くらいか。続いて木村がいくことに。念のためアブミ2つでは心もとないので4つ持っていく。アブミルートを中間で登るのは思っていた以上に面倒なことが分かった。アブミの架け替えと支点の通過を順番に繰返し、常にアブミとロープ・支点の位置関係を間違えないようにしないと変なところで引っ掛かってしまう。案の定何度もロープが引っ掛かって、ついにはアブミを一つ回収できず残置してしまった。寺さんゴメン。しかもアブミの3段目に乗るのが怖いので3つのアブミを駆使してなんとか滝の上に到達。所要時間40分以上。あんな所に40分もいたなんてビックリですな。最後は寺さん、やはり落ち口の一歩がキワドイと言ってました。所用時間15分。登れるとは思ってなかったのでそれなりに満足して人工登攀を終える。
アブミで遊んでいるうちにすっかり空が暗くなってしまった。その先にもさらにアブミで登れそうな滝が出てきた。古屋氏はかなり登りたそうだったが、寺本・木村はもうお腹いっぱいと巻きに入る。最後はガレを詰めて右側の尾根に取付くと、ほどなく踏み跡らしきものを発見。非常に明瞭な仕事道を下山し1時間ほどで車を置いた場所に戻ることができた。
箱根屋沢はアブミを抜きにしても次々と登れる滝が出てきて飽きのこない楽しい沢である。アプローチも短いしオススメの一本です。



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 2009-6-27 2:10
日程:2009年6月27日(土)午後発?28日(日)
山域:奥多摩・唐松谷?七つ石山?水根
山行形態:お楽しみ
メンバー及び役割:山本
記録:
6/27 奥多摩発14:15バス・14:40東日原着・17:00唐松谷F1上の左岸樹林帯幕営
6/28 5:45唐松谷遡行開始・7:30大滝・唐松林道?10:15石尾根縦走路・15:30水根

山で一泊しようと思い付き、一人で出かける。沢中で良い泊まり場を見つける当ても無かったので、唐松谷左岸の樹林帯の中でツェルトを張る。ツェルトを上手に張るのはなかなか難しいが、時間に余裕が有るので気に入るまで張り直す。ハンマーで岩を削って腰掛けを作る。酒を飲みながら、お湯を沸かしたりして、のんびり過ごす。真っ暗になって酔いも回って9時頃シュラフに潜り込む。真夜中にツェルトの周りを動物が徘徊していたようだ。朝起きてみると、動物の足跡だらけで、地面を掘ったような跡もあった。
6/28 5時頃起きだして沢支度で唐松谷へ入る。思ったより水が多く、岩が大きい。3段16m野陣の滝は登れるらしいが、一人では取り付く気になれず高巻く。登山道が左岸に通ってはいるが、ここら辺はあまり歩かれていないようで、山深い気分を楽しめる。大滝2段15mこれは登れず、高巻いていたら登山道に出てしまったのでここで終了にする。ラーメン作ってのんびり朝食を摂る。ここからは快適な唐松林道を辿って、石尾根の縦走路に出る。なんと!登山道をわざと外して歩いたらワラビがいっぱい出ていて袋1つ分採取する。もうちょっと早い時期なら幾らでも取り放題だろう。気分よく水根沢の源頭を歩いて、水根沢林道から水根に下る。バス停に着くころには雨が降り出したが、5分も待たずにバスが来た。缶ビール飲みながら青梅線に揺られて帰途に着く。たまには一人でふらふら山に泊まりに行くのも悪くないと思う。



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 2009-6-27 2:00
日程:2009年6月27日(土)
山域:表丹沢/勘七ノ沢
山行形態:沢登り
メンバー及び役割:片倉(CL・記録)、大浦(SL・配車)、戸田、新屋、菅原

記録: 天気は晴れ
27日(土) 8:00 伊勢原駅南口集合、大浦車にて四十八瀬川沿いの表丹沢県民の森駐車場へ向かう。菅原さんは、菅原車にて西山林道経由で二俣へ向かう。
09:00 道路事情に詳しい大浦さんが三廻部まで裏道を通り、順調に表丹沢県民の森に着く。沢登りの身支度をして菅原さんの待つ二股へ。なお、ここまでの道は狭いが舗装され意外と走り易かった。タクシーも入っている。ただ、道なりというわけではないので、間違わないよう注意が必要である。
09:35 二俣にて菅原さんと合流したのち出発
10:35 1Fの滝を大浦さんのリードで登った後、2Fを過ぎた堰堤上で休憩する。
新屋さんはF3の釜を突っ切り難なく遡上する。他の物はセオリー通り流れの左からトラバース気味に登る。こちらの方が釜に入らない分気疲れした。
11:50 5F 大滝で昼食をとりながら戸田リードの研究をしたのち、戸田さんのモミソでのリード練習の成果を見せてもらった。片倉には、上り詰めるところが少しホールドに厳しかった。
F6を片倉は左から巻くが、新屋さんは滝の右を登る。今日は水浴びに来たようだ。
13:50 9F手前の2回目の合流の分岐で休憩をとる。
14:50 その後左からのガレ沢を二つ見たのち、三俣の真ん中の沢を登ると9F10mの涸棚と並行して水のある滝ある。それぞれ皆好きな所を通過する。その後、比較的簡単に花立山荘の裏手に出る。靴の履き替などで15分程度休憩する。その間、あまり気乗りしなくなった小草平の沢の下降をやめようと相談が始まる。ついでに、テント泊もやめようということになる。そして、菅原さんの予定のコースである鍋割山へ向かうことになる。
16:10 鍋割山荘着。片倉・新屋は山荘のホットコーヒーを頂く。有名である分美味しかった。
16::35 鍋割山荘発、
17:20 後沢乗越を左に折れて二俣に着く。
18:00 スポセンに着。スポセンでは行事があったらしく食堂一杯の講習生などで宴たけなわであった。
感想など。
今回は計画に変更があった。
まず、小草平ノ沢下りを中止したこと。次に、テント泊も取りやめた。四十八瀬川沿いはテント泊が禁止されている地域であり、滝沢園のテント場にも泊まる意気込みも無かったこともある。私については実力を過信していたようだ。一つ一つの沢を着実やろうと思う。
なお、菅原と一緒の鍋割山コースを取ったが、金冷ノ頭から大丸、小丸を通って鍋割山までのブナ林の登山道がとても清々しく見えた。また、リードの段取りなど教えてもらい、大変勉強になった。ありがとうございました。



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 2009-6-20 22:40
日程:2009年6月20日(土)夜発?22日(月)
山域:南八ヶ岳 県界尾根から南八ヶ岳
山行形態:縦走
メンバー及び役割: 片倉(CL・記録)、白川(SL)

記録:
天候は21日は雨のち曇り時々小雨、22日は曇り一時薄日あり、11時過ぎから雨

20日(土) 23:30 小淵沢駅集合、就寝

21日(日) 5:15 起床
06:10 小淵沢駅発
06:47 野辺山駅着、タクシー乗車
07:00 志木市少年自然の森先のゲート着
07:10 ゲート発、縦走開始
08:50 小天狗着
09:40 大天狗着
09:50 大天狗発
11:25 赤岳頂上小屋着、小奇麗な施設であった。
13:25 赤岳頂上小屋発
14:50 キレット小屋着
16:25 テント張りの後、ビール、ウイスキー、ワインで寛ぐ。夕食には具沢山のマーボー春雨の夕食をとる。
19:10就寝 

22日(月) 4:15 起床
6:05 テント撤収し、縦走開始
07:30 権現岳山頂付近の分岐着
09:10 青年小屋着。コーヒータイムで抹茶ラテが美味しかった。
10:00 青年小屋発
11:30 観音平着
12:25 道の駅に併設のスパティオ小淵沢の湯は、大きく清潔な感じのよい入浴施設であった。参考までに入浴料は大人600円である。小淵沢駅まで徒歩30分程度であった。

感想など。
今回のルートは小気味良いルートに感じた。特に、県界尾根の最後の岩場及び赤岳からの下りの岩場はテンポよく通過できた。軽快な登りが出来れば尚更だったのだが。全体のルートも単調さを感じなかった。
このルートを積雪期に自信を持って登れるか、と言われると即答はできない。
花鳥風月を味わうとまではいかなかったが、シャクナゲ、岩鏡をはじめ名の知らぬ草花を愛でることができた。また、キレットでは野鳥の様々な鳴き声で目を覚ますことができた。
ただ、全体的に生憎の天気で景色は楽しめなかったが、赤岳からの下山中の雲の切れどき残雪の富士山を眺めること出来たのが良かった。
なお、雨のためか縦走入山者に会ったのは1パーティのみあった。
次回は横岳から赤岳への縦走を計画したい。

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 2009-6-20 1:30
日程:2009年6月20日
山域:丹沢水無川モミソ懸垂岩
山行形態:訓練山行
メンバー及び役割:羽生田(CL) 両角(充) 野口 戸田(SL) 大浦(記録) 長島 大森
記録:
8:00 小田急線渋沢駅北口集合 戸田車 長島車に分乗してモミソ沢入渓点付近まで移動。
8:30 懸垂岩到着。 すでに都岳連の大パーティーがロープを張っている。トップロープを1本セットして講習用の場所は確保。このころ大森さんが到着。メンバー全員が集まる。
9:00 講習開始。 講師は両角さん。新入会員向け(?)に基礎知識の説明から始まる。
ロープの結び方の講習が私には驚きの連続だった。できるはず、と思っていたことが、普段と違うやり方でやってみると、これが面白いようにできない。「できあがり」の状態をイメージして、考えながらやらなければできない。やはり、修行が足りません。
確保支点の設定、セルフビレイの取り方の講習はとても実践的。 メインロープだけで支点を設定するのは、技術書で見たことがある程度で、実際に見たのは初めてだった。 
実際にやってみろ、というので足元に打たれているリングボルトと怪しげなハンガーにカラビナをかけて、ロープを通して引いてみると、ハンガーのアンカーボルトが抜けてしまった。
救助訓練をやっているパーティーが取りついている、隣のルートでは、ハンガーのナットが外れており、クイックドローを掛けたら、ハンガーが外れたと騒いでいた。ゲレンデとはいえ、残置の支点を盲目的に信用してはいけない。特にステンレスハンガーには、根拠もなく信頼を寄せてしまうのは私だけではないと思う。
中間支点の通過、などというのが講習の話題になるとは思っていなかった。 いままで、クイックドローを掛け替えて通過していたからだが、メインロープ以外を使わずに通過するとなると、通過後の状態をイメージしながらロープを掛けるのだが、逆クリップになるなど、なかなかうまくいかない。わかったつもりになり、岩に取りついてやってみると、考えるのに時間がかかり、ホールドを持つ手がジワジワとパンプしてくる。これはたまらん。
さんざん悩んだあと、「両角の法則」を伝授され、あまりの簡単さに呆然とする。必聴モノです。
 タープを張るためのロープワークも実践的。高張力で張られたロープが必要な場面では、山以外にも使える技術です。キャンプなどでこれをサラッとやれば「クール!」と思われるかも?
最後は懸垂下降の途中で停止し、仮固定する練習。個人的には、今までルベルソとシャントでやっていたが、ルベルソだけでやると、仮固定に握力が必要で実用的ではない。ATC?XPでもやってみたが、握力が必要なのは同じように感じた。やはり、下降用にはエイト環を持つべきなのだろうか?
  夏至前日で日が長いうえ、天気が良く、しかもアプローチは車なので、時間が十分にとれたので17:00まで講習を行い、渋沢駅前「煉瓦亭」で反省会のあと、解散。充実した一日でした。
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