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- 山行記録

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執筆 : 
skip 2010-2-20 0:00
メンバー及び役割:CL/羽生田、SL/両角、記録/戸田

記録:6:30八王子?9:00美濃戸口?10:30湯川氷柱?15:00までクライミング?16:30灯明の湯?20:00八王子 反省会

両角さんに八王子駅まで迎えに来ていただき中央高速で八ヶ岳に向かう。車に乗り込んでから当初予定していた湯川よりアプローチの短い美濃戸口近くのアイスエリアに行き先を変更。柳川に架かる橋を越えた駐車スペース(5?6台停められる、すでにいっぱい)になんとか車を停めて氷の状態を見に行く。川の対岸にアイスエリアがあるので徒渉できそうな所を探すが、長靴を持っていない羽生田、戸田は靴を濡らす覚悟でないとどこも無理のようだ。氷り具合も分からないし、もちろん靴は濡らしたくないのでここは諦め、八ヶ岳高原道路をもともと予定していた湯川を目指す。
141号線湯川に架かる橋を越え左折、灯明の湯で左折、狭い雪道を行くと途中三脚を構え写真撮影している人が結構見受けられた。

対岸の氷柱が確認できる所で車を停め、装備を整え川に下りる。2ヶ所氷の状態を見て上流に位置する方を登ることにする。羽生田、戸田で左から氷の上に上がりトップロープを2本セットする。これに1時間半もかかってしまう。最後はじっと耐えていた両角さんが登ってきて『何やってんだよ!こういう場合はこうすればいいんだ』とササッと片付けてしまう。そうこうするうちに、来る途中車で追い越した徒歩3人パーティが到着し我々の左側にロープを垂らす。

右側は少し傾斜もあり階段状、左側は立っていて窪んだところがあり難しそう。私は右、左、右と3本登った。氷の状態はあまり良いとは言えなかったようだ。私にはよく判らないがバイルがなかなか決まらなかったように思う。それでもアイス初挑戦だった前回よりも落ち着いて登れたと思う。

途中で両角さんにアイススクリューのセットの仕方を教えていただき、羽生田さんがスクリューをセットしながら登ってみる。アイスをリードしながら登るのはかなり難しそうだ。
羽生田さんが最後に右側を登りながらトップロープを撤収して16:00車に戻り灯明の湯に立ち寄る。灯明の湯の番頭さんも朝湯川の上流部に樹氷を見に行ったらしく『あんなに綺麗な景色は生まれて初めて見た』と言っていた。それでカメラを構えた人が沢山いたわけだ。美しい樹氷をつくるのに最高の気象条件が揃い、地元の人が感動する程の景色の中で一日クライミングできたことに感謝!登っている途中落ちてきた氷が顔に2度も当たり、それも同じ場所で唇の上が腫れてしまい、また左薬指もぶつけたようで赤く腫れてしまった。それでも楽しかったので来シーズンも続けたいと思った。

帰りも夕暮れの八ヶ岳高原道路を南アルプスのシルエットを眺めながら、いずれ冬の鋸岳を登ってみたいなどと話しながら、小淵沢から中央道に乗り、八王子のエジプト料理店でなつ子さんも交え反省会を行い解散となる。
反省点はトップロープを2本セットするのに1時間半もかかってしまったことに尽きる。いろいろな状況で素早く対処できる力を身につけないと本番では役に立たないことを実感した。
両角さん、車の運転も含め一日お付き合い下さりありがとうございました。不出来な後輩ですがこれからもよろしくお願いいたします。 

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執筆 : 
climbing-nao 2010-2-6 20:48
日程:平成 22年2月 6日(土) 
山域: 南アルプス 芦安の氷瀑 カモシカルンゼ マシラルンゼ
山行形態: アイスクライミング
メンバー及び役割: CL 大浦 SL 古屋(記録 )  
記録:
 早朝5時に集合し大浦さんの車で芦安に向かう。芦安温泉を過ぎ桃の木温泉方面に進むと道はダートに変わる。御勅使川と上荒井沢の分岐の駐車スペースに車を停め、7時40分に歩き出す。天候は雪。崩壊した林道にはトレースがあり30分ほどで左岸にトリコネル、さらに5分程で林道脇のカモシカルンゼに到着。大浦リードで取り付く。上部の立った凹角もなんなくクリアし灌木でビレイ。以下つるべで登る。カモシカルンゼはF4まであり短いがマルチのアイスを楽しめるがF4は氷結状態があまり良くなくここから懸垂。11時に林道に戻る。 
続いてマシラルンゼへ。カモシカルンゼから更に5分、イワザルフォール、キカザルフォール、ミエザルフォールと3ヶ所の氷がある。
4人パーティーがキカザルフォールにトップロープを張っていたので30mのイワザルフォールから登る。下部はナメ状の緩い傾斜だが上部が悪い。 洞窟状の最上部まで登るが懸垂支点がないので氷柱にロープをまわし懸垂で下降。本来は途中から右手側の灌木を目指して登るのだと思うが氷が薄いのでパスした。
4人パーティーがいなくなったのでキカザルフォールへ。落ち口手前に先程のパーティーが残置したスクリューとヌンチャクがあり、ありがたく利用させてもらう。古屋リードで取り付くが途中テンションA0を交えなんとか登る。大浦さんフォロー後懸垂。回収したスクリューとヌンチャクは4人パーティーのリーダーに返却しました。帰りはトリコネルの下まで見学に行くがこの氷を登れるようになるにはまだまだ修行が必要だと感じた。3時40分車にもどる。

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執筆 : 
hnyqzi11664 2010-1-23 20:20
日程: 2010年1月23日(土)
山域: 表丹沢
山行形態: アイゼントレーニング
メンバー及び役割: 門脇(CL) 両角(SL) 清野 野口 羽生田(記録)
記録:
8:40 戸沢出合?水無川本谷?沖ノ源次郎沢F1?書策新道?14:25戸沢出合

渋沢駅から両角車で戸沢出合まで入る。寒気がちょうどはずれて穏やかな天気で暖かい。鹿柵やら登山道の整備工事中のようで駐車場を離れるとモノレールが通っていた。源次郎沢にしようかという声もあったが、水量が最も減っている時期でもあり本谷を選択(この時点でモミソ沢下降は取止め)、1F下からアイゼントレを開始する。
F1は巻いてF2へ。記録を撮ろうとザックから取り出すと、しまった!古いデジカメ。起動しないので撮影はあきらめる。一人、門脇さんは右岸の水流際を少し濡れながら、他は、ハンマーに使われる羽生田が出すロープで左岸を登る。
門脇さんがカムで支点を取って待つF3へ。清野さん、少しずらして両角さんの順にロープ2本で別々に登る。ここではランナー処理のアドバイス。当たり前のことを即座に判断することにてこずる。
F4はなんとなく通過したような。F5、右のクサリを再び羽生田が先行するが、アイゼンで丁寧に拾うように上がらなくては意味がない。
全員登り終えて沖ノ源次郎へ向かう。一休みした後ハーケンで支点を作り、訓練を再開。両角さんがロープを引き揚げながら登っていくが、流石にヌンチャク2本だけでは久しぶりということもありテラスから上は厳しい様子。下からCLの門脇さん上がり、交代して登る。じっとしていると日陰の沖源は寒い。少々時間は早いがさっさと戻ろうということになり、野口さんが登り終えて全員揃ったところで懸垂下降、書策新道を下った。
大倉のそば屋でかき揚や合鴨をつまみながらサクッと反省、今回は自分の道具や引出しをじっくり見直すことができた。

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執筆 : 
skip 2010-1-23 0:00
山行形態:「訓練山行」の日程だけどジャンルとしては「お楽しみ」かな?
メンバー及び役割:CL記録食当山本・SL装備戸田

記録:
23(土)8:30渋の湯・10:35黒百合平・12:15天狗岳・12:40白砂新道入口・15:15本沢温泉
24(日)8:20本沢温泉・11:30海尻

マッタリ山行で北八ツへ。
茅野駅の連絡通路で寝ようと思っていたらストリートダンサーに占拠され、仕方なく茅野市民館のイベントスペースでシュラフに潜り込む。車の音がうるさい。
1/23 朝一番のバスで渋の湯へ向かう。数日前の雨で路面が凍結してバスが登れず、辰野館で降ろされる。天気はまずまず。マッタリとか言いつつも、戸田さんは結構速く歩く。黒百合・中山峠経由で天狗岳山頂に立つ。

ここまでは登山者も多く、しっかりと踏まれているが、天狗を越えて南へ向かう者は皆無。西からガスが出始める中、白砂新道入口へと下る。
登山情報等には、「冬季立ち入り禁止」と書かれているので、静かな山歩きが出来るのではないかと期待。予想通り白砂新道にはトレースは無い。ルートを観察するが、夏道は顕著な尾根上ではなく、沢沿いに絡んで降りるようで分かり難そうだ。出だしは急な雪壁から始まる。50?60m下ると樹林帯に入り南寄りにルートを探しながら進むと、暫くして夏道の赤テープを見付けた。雪が深くなるので、ワカンを着ける。概ね膝上くらいのラッセルで、トレースの無い樹林帯を気分良く突き進む。途中何度か目印を見失うが、南側の沢に降りないよう注意し、地図で見当を付けて進むと、再び目印のテープが見付かる。

青空が見える開けた所で休憩し、マッタリ感を満喫する。概ね夏道を絡んで下り、最後は沢を渡って本沢温泉の小屋裏に出る。「白砂新道冬季立ち入り禁止・危険」の大きな看板避けて夏沢峠からの道に出る。
静かな幕場に幕営、戸田さんは温泉に2度も入ってマッタリ。私は小屋でビールを仕入れてマッタリ。

1/23 快晴.雲ひとつ無い上天気だ。最近、下山日に晴れるパターンが多い。林道を一直線に稲子の集落を目差す。


11時18分の小海線に乗り遅れてしまい、待合室でうたた寝をしながら2時間も列車を待つ。寒い?。小淵沢で普通列車の立川行きに乗り換え、ビール・駅弁・昼寝でマッタリと帰途に就く。

戸田さんのコメント:「トレースの無い雪山のルートファインディングの難しさをあらためて実感した山行となりました。」

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hnyqzi11664 2009-12-27 1:20
日程:2009年12月27日(日)?2010年1月1日(金)
山域: 北海道 大雪山 層雲峡
山行形態: アイスクライミング
メンバー及び役割: 大浦(CL) 白川(装備) 羽生田(SL・記録) 門脇
記録:

27日 7時 羽田集合 7:40発? 旭川空港着?上川町?層雲峡温泉
28日 9:30 駐車場(国道 林道入口)?10:30 林道終点?(右俣)?12:00 ブルーウルフ滝下?12:35左斜面上 15:00下降? 16:20 駐車場
29日 9:30 駐車場?銀河の滝取り付き 10:00 下段 1P 30m ?中段 2P 40m ?11:50 中段 3P 30m?上段 4P?上段 5P 30m 下降(撤退)?15:35下段取り付き
30日 午前中 流星の滝(見物)午後 銀河の滝 1P 30m
31日 午前中 銀河の滝 1P ?旭川
01日 旭川? 帰路

27日 移動(買物)日
顔を刺すような寒さはなく予想外に暖かい、天気のよい旭川に着く。現地情報を提供してくれた大浦さんご用達の店「山工房」に寄ると思わず気に入った品々を購入してしまった。ホームセンターでは石狩川を渡渉するための長靴を調達する。上川町のあさひ食堂のラーメンが旨かった(1月までは溝ノ口KSP前にチェーン店あり)。銀泉閣にチェックイン、長靴に履き換えてレンタカーで駐車場へ向かう。石狩川を渡渉して銀河の滝の取り付きが見える斜面からの下見、宿から30分もかからない。下段で練習していたという男女2名のパーティの話では氷爆の状態はいまひとつのようである。
28日 ブルーウルフ
天気よし。足慣らしにブルーウルフを選ぶ。ワカンを付け、昨日確認しておいた国道の取り付きからニセイノシキオマップ川沿いに踏み跡のない林道を順調に進む。林道終点からさらに左岸を進み最初の右俣に入ると奥の方に、コバルト色の感じのいい氷瀑がそそり立っている。しかしここからが一仕事、膝まであるラッセルでやっと滝下に到着。近づいて見ると氷の状態はシャンデリアであまり良くない。
安全な場所を求めて手前の左斜面をさらに登り一服するが、すでに12時半。ラッセルが効いて気力がやや低下気味だ。身支度後、門脇さんの段取りで左斜面の岩下にアンカーを作成し(ハーケンを残置してしまう)、落ち口から時折降る塵雪崩の中を大浦さんが掛けたトップロープで、各自2本ほど練習した。早々に引き揚げ、外灯の燈る国道の駐車場に戻った。


29日 銀河の滝
ライマンの滝で練習するつもりであったが予報では30日の天気は下り坂、予定を変更して本命の銀河の滝を登ることにする。石狩川を渡渉し登山靴に履き替え、身支度をする。取り付き地点までひと登りし、ハーケンで支点を取る。下段1Pは左の岩壁沿いを大浦リードで登る(他にハーケンを持ってきておらず若干不安が)。残置支点を使い、白川フィックス、羽生田、門脇の順に初めは氷だが後半は緩い雪面を登る。2P目も大浦リード、ルートは右から回りこむようにして氷面を登る。残置は見当たらず、スクリューを支点にして白川の後、羽生田ややずらして門脇のダブルで登る。中段3P目は羽生田リード、20mほど登ったところの残置を使い、白川、続いて大浦・門脇のダブルで氷面を登る。上段4P目も羽生田リード、岩壁沿いに氷面を15m登り、残置を一回見送ってさらに10m上の残置まで雪面を登る。白川、門脇、大浦の順に登るが足場が狭く、5P目のリードは大浦に交代する。岩壁からやや離れたところの氷面を30mほど登ったところで行き詰る。シャンデリア状で悪い。ビレイ地点から様子を見守るが、氷の色は白く、取り付いている所から滝中央に寄ったあたりからは水が流れ出ている。いろいろ挑戦しているがこれまで。門脇さんの声がかかり、落ち口まで残すところ5?6mだろうか、断念。懸垂で登ってきたルートを下降する。途中、2P目に残置が埋もれていないか岩壁に沿って掘り起こしながら下るが見当たらず、仮固定してアンカーのスクリューをねじ込む。3人が懸垂した後、下の残置で確保してもらい、スクリューを回収してクライムダウンする。宿に戻り、買出しをして反省会へ。



30日 流星の滝見物、銀河の滝1P
予報では天気は下り坂、取り付きまでの時間が短そうな流星の滝を選ぶ。中央部は凍っていないが対岸から見ると1Pあたりが青く、登れそうに思える。
昨日と同じ所を渡渉し、銀河の滝の出合いを渡り、靴底の下を流れる音に緊張しながら出合いを奥へと進む。氷瀑の左岸が登れそうに見える。滝下が見え始めると今度は右岸が登れそうに見える。しかし滝下までくると左岸はシャンデリア、右岸1段目の氷面は雪崩た後のもの、2段目の雪面には強い皺がよっている。右岸の高台に上がり滝見物に変更、残念だがしかたない。
隠れている足元のクレバスに注意しながら足跡伝いに左岸へ渡り、出合いへ急ぐ。天気はまだ崩れていない。銀河の滝への分岐点まで戻るとどうしても1本登りたくなり、3人はガイド本にある下段中央左カンテ1P 30m へ向かう。下段中央にはガイド山行の男女2名が取り付いている。羽生田リード、白川、大浦の順に登り、岩壁に沿う昨日のルートを懸垂下降した。門脇さんはタバコを吸いに石狩川を渉り、登る様子を対岸から見学していたとのこと。雪の降る夜はしっかりと反省した。予報では明日の天気は悪い。



31日 登り納め
起きてみると天気は悪くない。午前中の予報は曇りから晴れに変わっていた。これなら1本いける。日課となった石狩川の渡渉、昨日の反省をふまえて再び銀河の滝1Pに向かう。緩い斜面はすっかり雪に覆われている。大浦リード、白川、羽生田、門脇の順に登り納めた。今日は男2名のパーティが下段中央に取り付いていたが、駐車場に戻るころにはもう3Pあたりを登っていた。
旭川に戻り山工房に寄った後、予約のホテルに向かう。お目当てのジンギスカンの店は携帯が繋がらない。歩いてみると大晦日でシャッター街になっている。開店前に飛び込んだ店だったが他の肉も味わえ、当たりの店でよかった。

01日 帰路
天気は雪。時間潰しに北海道護国神社へ初詣してから空港へ向った。搭乗便になる機体がまだ羽田を離陸していないとかで1時間ほど遅れた。待ち時間、北海道限定の缶ビールを今一度味わい、帰路に着いた。お疲れさまでした。

メインディッシュの銀河の滝、最上部の氷の状態が悪く完登はできなかったが達成感は十分に得られた。
個人的には今年2月の湯川デビューからするとかなり経験値が上がったように思う(やるべきことはまだまだあるが)。みなさん、ありがとうございました。
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