- 山行記録
山 域 丹沢/背戸ノ沢右俣
日 程 2007年10月20日(土)
メンバー 山本、門脇、清野、清水、森、須藤、木村、櫻井、平川
参加者 山本CL、木村SL、門脇、清野、須藤、櫻井、平川、森(記録)
今回は沢登りの総合訓練ということで、ロープワークや生活技術の復習をした。いつもの通り8時に渋沢駅に集合しバスで大倉に向かう。参加予定だった清水は急遽欠席とのこと、大倉バス亭で確認して林道を戸沢出会いまで歩き始める。後半の一部林道崩壊は相変わらずの状態だった。トイレのある東屋で支度して遡行開始。
本谷のF1では人数が多いので左右のルートに分かれて同時に登る。右は水流を浴びて結構冷たい。すぐに右の背戸ノ沢に入り右俣に進む。以後、各滝でロープを出して各自「そういえばこんな滝だったなあ」などと思い出しながら(たぶん)登攀していく。途中の右俣F3(8m)では、右のルート(右壁を上がって下降気味のトラバース)で少して時間が掛かる。正面のスラブ状からも取り付いて登る。
大滝の下に到着してから、生活技術訓練ということで、焚き火・ラーメン・タープ張りを行う。木村と森の2名がタープを張ることに。これがまた登攀以上にてこずってしまう。指導・助言によりようやくピシッと張れたところで出来上がったラーメンを頂き、タープを撤収する。
焚き火と大休憩でマッタリしてしまったこともあり、大滝の登攀はせずに、同沢下降とすることに決定。背戸右に入ったのに大滝を登攀しないなんてと木村ひとり残念がる。取り付かなかった大滝を背にし、各滝を懸垂でどんどん下っていく。戸沢出会いで小休止して着替え、林道を大倉まで戻る。天気も良かったせいかバスは満員。渋沢駅にて反省会が行われた模様(反省会には不参加のため詳細不明・・・)。
日 程 2007年10月20日(土)
メンバー 山本、門脇、清野、清水、森、須藤、木村、櫻井、平川
参加者 山本CL、木村SL、門脇、清野、須藤、櫻井、平川、森(記録)
今回は沢登りの総合訓練ということで、ロープワークや生活技術の復習をした。いつもの通り8時に渋沢駅に集合しバスで大倉に向かう。参加予定だった清水は急遽欠席とのこと、大倉バス亭で確認して林道を戸沢出会いまで歩き始める。後半の一部林道崩壊は相変わらずの状態だった。トイレのある東屋で支度して遡行開始。
本谷のF1では人数が多いので左右のルートに分かれて同時に登る。右は水流を浴びて結構冷たい。すぐに右の背戸ノ沢に入り右俣に進む。以後、各滝でロープを出して各自「そういえばこんな滝だったなあ」などと思い出しながら(たぶん)登攀していく。途中の右俣F3(8m)では、右のルート(右壁を上がって下降気味のトラバース)で少して時間が掛かる。正面のスラブ状からも取り付いて登る。
大滝の下に到着してから、生活技術訓練ということで、焚き火・ラーメン・タープ張りを行う。木村と森の2名がタープを張ることに。これがまた登攀以上にてこずってしまう。指導・助言によりようやくピシッと張れたところで出来上がったラーメンを頂き、タープを撤収する。
焚き火と大休憩でマッタリしてしまったこともあり、大滝の登攀はせずに、同沢下降とすることに決定。背戸右に入ったのに大滝を登攀しないなんてと木村ひとり残念がる。取り付かなかった大滝を背にし、各滝を懸垂でどんどん下っていく。戸沢出会いで小休止して着替え、林道を大倉まで戻る。天気も良かったせいかバスは満員。渋沢駅にて反省会が行われた模様(反省会には不参加のため詳細不明・・・)。
山 域 谷川岳/東尾根 岩稜
日 程 2007年10月07日(日)夜?08日(月)
メンバー 中山(CL)、古屋(SL)、木村、羽生田 (記録)
山行形態 岩稜
天気:曇り
前夜、高崎駅水上行きの車中に集合、水上からタクシーでロープウェイ駅土合口に向かう。切符売り場近くに陣取り軽く一杯、0時に就寝(個人的には2回目の宿泊だが快適、ホテルだ)。
4時起床、外は小雨が時折ぱらつくが天気は回復するだろうか。5時13分 雨具姿で出発、林道をマチガ沢に向かって進む。やがて東尾根が見えだす。雲低は以外に高く尾根にガスは全くかかっていない。左手の巌剛新道に入り、出発してから約1時間で下降地点の第一見晴に到着、沢仕度(登攀仕度か)を済ませてマチガ沢に降りる。
沢沿いに高度を上げていく。
シンセン沢右俣へは何処から入るのか、初見の私には全く分からない。雨は降っていない。
大滝を過ぎ、幾分、沢を遡り過ぎたようだ。やぶの斜面を直登ぎみに進み、右へ右へと漕いで右俣に入る。
急斜面のガレと草付きを進み、ロープを出して古谷さんのリードで登った後コルに着く。
岩稜を進み、第1岩峰の手前の岩に着く。 中山さんのリードで2番手を登る。若干かぶり気味だが確りとした手がかりがあり、3級レベルとのこと。左足の立ちこみで緊張する。
右に切れ落ちたナイフリッジを通過し、やがて右から巻き込むようにして山頂に着く。
登ってきた東尾根の紅葉とは対照的に万太郎谷側斜面の紅葉は穏やかに拡がり、気持ちが安らぐ。
大休止後、トマノ耳を左に進み、西黒尾根をひたすら下る。
下りで付いた泥を指導センター前の流しで洗い落として山麓の駅へ、着替えそこそこに15時直前のバスに駆け乗る。高崎駅で飯、酒を買い車内で反省。
谷川岳の入門コースとは言え初めての岩稜山行に感激、得るものも多かった。
今回の振り返り:
・ガチャのセットは出発前に必ず済ます
・雨天の防寒対策(雨具は上下とテルモス)
・視界は重要、尾根がガスっていたら山行見直し
・ルートファイディングの難しさを知る
・下りは西黒尾根よりも金剛新道のほうがぬかるみが少ないかも
・雨後の岩稜歩きに沢靴忍者はベストな選択
5:13土合口 発
6:18第一見晴 発
6:35マチガ沢下降開始(入渓)
7:59シンセン沢右俣
8:40シンセンのコル
11:24第1岩峰の手前の岩(核心部か)
12:22オキノ耳(谷川岳山頂)
12:40山頂 発
13:25ラクダのコル
13:30西黒尾根下り
14:30林道
日 程 2007年10月07日(日)夜?08日(月)
メンバー 中山(CL)、古屋(SL)、木村、羽生田 (記録)
山行形態 岩稜
天気:曇り
前夜、高崎駅水上行きの車中に集合、水上からタクシーでロープウェイ駅土合口に向かう。切符売り場近くに陣取り軽く一杯、0時に就寝(個人的には2回目の宿泊だが快適、ホテルだ)。
4時起床、外は小雨が時折ぱらつくが天気は回復するだろうか。5時13分 雨具姿で出発、林道をマチガ沢に向かって進む。やがて東尾根が見えだす。雲低は以外に高く尾根にガスは全くかかっていない。左手の巌剛新道に入り、出発してから約1時間で下降地点の第一見晴に到着、沢仕度(登攀仕度か)を済ませてマチガ沢に降りる。
沢沿いに高度を上げていく。
シンセン沢右俣へは何処から入るのか、初見の私には全く分からない。雨は降っていない。
大滝を過ぎ、幾分、沢を遡り過ぎたようだ。やぶの斜面を直登ぎみに進み、右へ右へと漕いで右俣に入る。
急斜面のガレと草付きを進み、ロープを出して古谷さんのリードで登った後コルに着く。
岩稜を進み、第1岩峰の手前の岩に着く。
右に切れ落ちたナイフリッジを通過し、やがて右から巻き込むようにして山頂に着く。
登ってきた東尾根の紅葉とは対照的に万太郎谷側斜面の紅葉は穏やかに拡がり、気持ちが安らぐ。
大休止後、トマノ耳を左に進み、西黒尾根をひたすら下る。
下りで付いた泥を指導センター前の流しで洗い落として山麓の駅へ、着替えそこそこに15時直前のバスに駆け乗る。高崎駅で飯、酒を買い車内で反省。
谷川岳の入門コースとは言え初めての岩稜山行に感激、得るものも多かった。
今回の振り返り:
・ガチャのセットは出発前に必ず済ます
・雨天の防寒対策(雨具は上下とテルモス)
・視界は重要、尾根がガスっていたら山行見直し
・ルートファイディングの難しさを知る
・下りは西黒尾根よりも金剛新道のほうがぬかるみが少ないかも
・雨後の岩稜歩きに沢靴忍者はベストな選択
5:13土合口 発
6:18第一見晴 発
6:35マチガ沢下降開始(入渓)
7:59シンセン沢右俣
8:40シンセンのコル
11:24第1岩峰の手前の岩(核心部か)
12:22オキノ耳(谷川岳山頂)
12:40山頂 発
13:25ラクダのコル
13:30西黒尾根下り
14:30林道
山域 丹沢/セドの沢左俣
日程 2007年10月 6日(土)
メンバー 砺波(CL)、木村、羽生田
山行形態 沢登り
○今回の山行は、会に入って日が浅い会員で、きちんとできるかを確認する企画で、7月の個人山行で行ったセドの沢を復習で遡行することとした。
○8:00 天候晴れ。渋沢集合。寒冷前線が通過した後のため、季節の割にひんやりとした空気が秦野盆地を包み込んでいる。丹沢山塊は、まだ、湿った空気の中に入っているらしく、ガスに包まれている。涼しくなったので、ハイカーも多く、7時ちょっと前のバスは、満員で出発していった。
○8:22 大倉着。速やかに、戸沢に向かって、林道を歩く。
○9:36 新茅ノ沢入渓点。9月7日の台風で崩れてしまった、林道の下を恐る恐る通る。もう少し、土砂が多ければ、新茅の沢は、土砂に埋まってしまうところだった。
○9:46 戸沢出合着。登攀道具を装着。10時20分出発。
○10:45 本谷F1。木村さんがリードに、羽生田さんがビレイにそれぞれ立候補。どきどきしながら、登攀を行う。木村さんは、水線をあえて避けたルートを登る。なぜかと思ったら、真ん中で登ってわかった。水が冷たいのである。ラストの羽生田さんは、アクアステルスラバーの沢靴忍者のデビュー戦。天敵の茶コケもなく、見違えるように登る。今日は、全員、アクアステルスラバーなので、死ぬときは、一緒だと、勝手に考えた。
○11:30 13m大滝。砺波がリードで、木村さんがビレイをする。7月と異なり無難に登る。しかし、木村さんから、カラビナのかけ方が悪いこととハーケンが甘かったことを指摘され、反省する。
○12:26 2段7m。靴に慣れた羽生田さんは、あえて難しいところを行く。隣で、我慢できなくなった木村さんもバシバシ登る。もう、好き勝手に、楽しく登る感じ。
○12:45 書策新道の3又で手前で一本。本流は、真ん中のような気がするけど、前回は、一番左を行った気がすると話し合い、一番左の沢を登ることとする。
○13:00 6mX6mの滝。これは、前回見た覚えがないと、ここでルートミスに気づく。こっちも、ルートとして、まあ悪くなさそうなので、高巻きして、突き進むこととする。
○13:25 岩室。結構な嵐もしのげそうだけど、そもそも沢で、水が集まってくるから無理か・・・
○14:06 アザミでちくちくした稜線を抜けて、なんと、木の又大日小屋に到着。滝を一つとばしたせいで、羽生田さんにリードをお願いすることができなかったけど、正しいルートは、地獄の土壁登りがあるから、こっちの方がいいのではないかと、冗談を言い合った。木の又大日小屋では、かき氷大好きの羽生田さんと木村さん、沢登りというストイックなスポーツをしているにもかかわらず、かき氷を食べ始める。そんなに暖かくないので、寒そう。食べている途中で、上半身裸のお父さんに、こんなに寒いのにかき氷なんてよく食べますね、と言われる。こっちから見れば、この天気で、裸で歩いている方がよっぱどさむいだろうと思うけど、お父さんから見れば、かき氷の方が寒いらしい。
○15:20 当初は政次郎尾根を下る予定だったが、下降の練習もしようということになり、書策新道から水無川本谷の下降を開始する。砺波は、登攀用にきつめに合わせている沢靴がつま先に食い込んでくる。懸垂下降、計4回。最低、一人1回ずつ、セットして、一番に降りた。ザイルさばきも、普段と違うことので、みんなで確認して行う。しかし、F2で砺波は、裁きを間違えて、団子にして落とし、やり直しをする。下降の裁きの練習をうちでもしたいと思うのだけど、自宅付近で投げる場所がないので、練習方法を検討することを課題として残す。又、こんなに寒いのに、砺波、木村は、滝壺に見事沈没する。
○17:15 戸沢出合着。17:25分ハーネス等を外して、羽生田さんは、トレイルランニングの練習ため、単独で大倉まで走る。
○18:02 トレイルランニングの羽生田さん。大倉着。
○18:40 のんびり歩きの砺波、木村さん大倉到着。あたりはすっかり真っ暗になってしまった。移動性高気圧に覆われ、流れ星も見えるくらい澄んだ空気で、とても気持ちよかった。
○19:30 渋沢到着。いつも店でいつものように反省会を行う。
日程 2007年10月 6日(土)
メンバー 砺波(CL)、木村、羽生田
山行形態 沢登り
○今回の山行は、会に入って日が浅い会員で、きちんとできるかを確認する企画で、7月の個人山行で行ったセドの沢を復習で遡行することとした。
○8:00 天候晴れ。渋沢集合。寒冷前線が通過した後のため、季節の割にひんやりとした空気が秦野盆地を包み込んでいる。丹沢山塊は、まだ、湿った空気の中に入っているらしく、ガスに包まれている。涼しくなったので、ハイカーも多く、7時ちょっと前のバスは、満員で出発していった。
○8:22 大倉着。速やかに、戸沢に向かって、林道を歩く。
○9:36 新茅ノ沢入渓点。9月7日の台風で崩れてしまった、林道の下を恐る恐る通る。もう少し、土砂が多ければ、新茅の沢は、土砂に埋まってしまうところだった。
○9:46 戸沢出合着。登攀道具を装着。10時20分出発。
○10:45 本谷F1。木村さんがリードに、羽生田さんがビレイにそれぞれ立候補。どきどきしながら、登攀を行う。木村さんは、水線をあえて避けたルートを登る。なぜかと思ったら、真ん中で登ってわかった。水が冷たいのである。ラストの羽生田さんは、アクアステルスラバーの沢靴忍者のデビュー戦。天敵の茶コケもなく、見違えるように登る。今日は、全員、アクアステルスラバーなので、死ぬときは、一緒だと、勝手に考えた。
○11:30 13m大滝。砺波がリードで、木村さんがビレイをする。7月と異なり無難に登る。しかし、木村さんから、カラビナのかけ方が悪いこととハーケンが甘かったことを指摘され、反省する。
○12:26 2段7m。靴に慣れた羽生田さんは、あえて難しいところを行く。隣で、我慢できなくなった木村さんもバシバシ登る。もう、好き勝手に、楽しく登る感じ。
○13:00 6mX6mの滝。これは、前回見た覚えがないと、ここでルートミスに気づく。こっちも、ルートとして、まあ悪くなさそうなので、高巻きして、突き進むこととする。
○13:25 岩室。結構な嵐もしのげそうだけど、そもそも沢で、水が集まってくるから無理か・・・
○14:06 アザミでちくちくした稜線を抜けて、なんと、木の又大日小屋に到着。滝を一つとばしたせいで、羽生田さんにリードをお願いすることができなかったけど、正しいルートは、地獄の土壁登りがあるから、こっちの方がいいのではないかと、冗談を言い合った。木の又大日小屋では、かき氷大好きの羽生田さんと木村さん、沢登りというストイックなスポーツをしているにもかかわらず、かき氷を食べ始める。そんなに暖かくないので、寒そう。食べている途中で、上半身裸のお父さんに、こんなに寒いのにかき氷なんてよく食べますね、と言われる。こっちから見れば、この天気で、裸で歩いている方がよっぱどさむいだろうと思うけど、お父さんから見れば、かき氷の方が寒いらしい。
○15:20 当初は政次郎尾根を下る予定だったが、下降の練習もしようということになり、書策新道から水無川本谷の下降を開始する。砺波は、登攀用にきつめに合わせている沢靴がつま先に食い込んでくる。懸垂下降、計4回。最低、一人1回ずつ、セットして、一番に降りた。ザイルさばきも、普段と違うことので、みんなで確認して行う。しかし、F2で砺波は、裁きを間違えて、団子にして落とし、やり直しをする。下降の裁きの練習をうちでもしたいと思うのだけど、自宅付近で投げる場所がないので、練習方法を検討することを課題として残す。又、こんなに寒いのに、砺波、木村は、滝壺に見事沈没する。
○17:15 戸沢出合着。17:25分ハーネス等を外して、羽生田さんは、トレイルランニングの練習ため、単独で大倉まで走る。
○18:02 トレイルランニングの羽生田さん。大倉着。
○18:40 のんびり歩きの砺波、木村さん大倉到着。あたりはすっかり真っ暗になってしまった。移動性高気圧に覆われ、流れ星も見えるくらい澄んだ空気で、とても気持ちよかった。
○19:30 渋沢到着。いつも店でいつものように反省会を行う。
日 程:2007年10月4日(木)夜?7日(月)
山 域:朝日連峰/八久和川(出谷川)/中俣沢
メンバー:清野(CL・記録)、山本(SL・食当)、須藤(食当・装備)、清水(縦走)
山行形態:沢登り
10/4(木) 雨
今年のみちのくシリーズ第3弾。2年前の裏を返しに八久和上流部(出谷川)のみ遡行した。TX流山おおたかの森駅を21:00に出発。山形道月山ICまでひた走る。途中から雨が降り始め、明日の天気が少々心配だ。テントも持ってきたが濡らしたくないので、大井沢温泉施設の軒下でビバークとする。いつものように軽く入山祝いをして早々に寝る。
10/5(金) 曇りのち晴れ
雨はあがった。今日は天狗角力取(テングスモウトリ)山を越え八久和本流へおりて、呂滝の先まで行こうとの計画だ。 障子が岳経由で天狗小屋へ向かう清水さんと狐穴小屋での再会を約して、6:45に林道終点から歩き始める。約3時間で障子が岳と天狗角力取山とのジャンクションピークの粟畑(アワハタ)着。ここまではさしたる急登はなく、途中水場があるし、道もよく整備されていて歩きやすい。天狗の頂上を越え、八久和本流におりる支尾根につけられた道を一気にくだる。11時の清水さんとの定時交信は感度良好。道は途中から岩屋沢に沿うようになり、11過ぎに本流に到着。
11:48入渓。
晴れてきたので、水面がきらきらと輝き美しい。2年前の夏に来た時は岩屋沢の出合近辺には釣り屋が大勢いたが、今回は金曜日ということもあり誰もいない。水量は昨晩までの雨の影響か、平水よりわずかに多い感じだ。ほどなくオツボ沢に出合い、右の明瞭な踏み跡を使って巻く。大淵も右から簡単に越えられる。 当初下降予定だったウシ沢のすぐ先にコマス滝がかかっている。
これは右岸から巻く。腰までの深さの瀞を越えると広河原状がしばらく続き、まもなく呂滝だ。
しばし記念撮影をしてここも右岸から巻く。前回は大きく巻きすぎたので今回は落ち口のすぐ上におりた。予定通りここからは幕場を探しながら歩き、湯ノ沢出合下のまずまずの場所とする。幕場での交信は不調。天狗小屋が稜線の反対側にあるからだろう。
10/6(土) 曇りのち晴れ
今日は泳ぎが出てくるので好天になってほしいところだが、空模様は曇りがちだ。でも沢に日が差してくるのは遅い。7時過ぎに出発して、すぐ現れる淵と滝は湯ノ沢を使って巻く。40分ほど歩いた右岸台地に広い絶好の幕場を発見する。今度はここに泊まろう。瀞、淵と現れるがどれも簡単にへつったり、岩盤の上を歩いて行け楽しい。
8時前に西俣沢出合に到着する。中俣沢まで続くゴルジュは膝下までの水量で問題なく進める。
10分とかからずに中俣沢だ。
出合いの滝を右から越えると渓相はがらりと変わる。傾斜が増して幅も狭まり、これまでの川から沢になる。淵が結構出てくるのでいつ泳がされるかと思いながら遡行を続けるが、巻きと微妙なへつりを交えてなんとか進んでいける。結局15m滝の直前で2回わずかに泳ぐだけで済んだ。
9時前に15m滝到着。 山本さんリードで左の草・潅木帯との接点にルートを取って登る。滝下で待つ間、瀑風がぬれた体に当たりつらい。これを越えると沢幅はいっそう狭まり、釜を伴う6?8mほどの滝が断続的に出てきて標高をあげていく。今度は雪渓がいつ出てくるか、前回の残置ハーケンの場所はどこかなぁ、と考えながら登っていく。でも、ない、ない、雪渓がまったく出てこない。いくつめかの滝を右から越え、次の滝を巻こうと左の岩盤に上がったところで、11時の交信にあわせて昼食をとる。交信は良好で、清水さんはすでに狐穴小屋に着いていた。
休憩場所から先を偵察すると、すぐに釜つきの6m滝があって、泳いでとりついても登れそうにない。標高や地形から判断して、ここは地形図上のZ字状屈曲点手前のようだ。雪渓はなかったので遡行は楽だが、様子が全然違って見えるので、結局残置の場所は発見できずじまいだった。ここからは右岸を高巻くことにする。6m滝のずいぶん先に20mほどの滝が見えたのでそれもついでに巻くことにするが、大高巻になりそうな予感。
でも100m弱上がって、ちょっとした岩を越え水平に進みだすと平らなところも出てきて、意外にあっさり懸垂もなく沢床におりられた。上部二俣、連瀑帯と進むにつれ、谷は開け空は青く晴れ、背景の稜線が見えてきて快適この上ない。
連瀑帯を越えるといよいよ源流部。 谷はますます開け草紅葉が美しく、所々の黄色い花が印象的だ。稜線は近いのでゆっくりと楽しみながら登っていく。最後は忽然と狐穴小屋が見えてきて木道に至る。
小屋はまだ新しくすぐ前に水場がありとてもきれいだが、結構混んでいた。2年前にお世話になった小屋番氏は同じ人だったのでお礼を言う。
10/7(日) 晴れ
6時半過ぎに出発、天狗角力取山を経由して登山口に下山した。天狗小屋周辺の稜線は2日前と比べるとずいぶんと紅葉が進んでいる。大井沢温泉で汗を流して平三郎で手打ちそばで昼食、天然舞茸の刺身は絶品。夜はもちろんキノコ汁。
10/5 6:45発―9:44粟畑―11:15八久和本流(出谷川)―11:48入渓―12:12オツボ沢―12:45大淵―
13:15ウシ沢―13:18コマス滝13:26-14:23呂滝14:35-14:45幕営地
10/6 7:02幕場発―7:57西俣沢出合8:11―8:17中俣沢出合―8:52泳ぎ―8:55泳ぎ―8:57 15m滝9:30―10:14 8m滝?10:22同上・休憩・高巻開始11:21―11:57高巻終了―12:24二俣・連瀑帯開始―13:15連瀑帯終了―14:15詰上げ
10/7 6:30小屋発―9:48天狗角力取山―12:15登山口
山 域:朝日連峰/八久和川(出谷川)/中俣沢
メンバー:清野(CL・記録)、山本(SL・食当)、須藤(食当・装備)、清水(縦走)
山行形態:沢登り
10/4(木) 雨
今年のみちのくシリーズ第3弾。2年前の裏を返しに八久和上流部(出谷川)のみ遡行した。TX流山おおたかの森駅を21:00に出発。山形道月山ICまでひた走る。途中から雨が降り始め、明日の天気が少々心配だ。テントも持ってきたが濡らしたくないので、大井沢温泉施設の軒下でビバークとする。いつものように軽く入山祝いをして早々に寝る。
10/5(金) 曇りのち晴れ
雨はあがった。今日は天狗角力取(テングスモウトリ)山を越え八久和本流へおりて、呂滝の先まで行こうとの計画だ。 障子が岳経由で天狗小屋へ向かう清水さんと狐穴小屋での再会を約して、6:45に林道終点から歩き始める。約3時間で障子が岳と天狗角力取山とのジャンクションピークの粟畑(アワハタ)着。ここまではさしたる急登はなく、途中水場があるし、道もよく整備されていて歩きやすい。天狗の頂上を越え、八久和本流におりる支尾根につけられた道を一気にくだる。11時の清水さんとの定時交信は感度良好。道は途中から岩屋沢に沿うようになり、11過ぎに本流に到着。
11:48入渓。
晴れてきたので、水面がきらきらと輝き美しい。2年前の夏に来た時は岩屋沢の出合近辺には釣り屋が大勢いたが、今回は金曜日ということもあり誰もいない。水量は昨晩までの雨の影響か、平水よりわずかに多い感じだ。ほどなくオツボ沢に出合い、右の明瞭な踏み跡を使って巻く。大淵も右から簡単に越えられる。
これは右岸から巻く。腰までの深さの瀞を越えると広河原状がしばらく続き、まもなく呂滝だ。
しばし記念撮影をしてここも右岸から巻く。前回は大きく巻きすぎたので今回は落ち口のすぐ上におりた。予定通りここからは幕場を探しながら歩き、湯ノ沢出合下のまずまずの場所とする。幕場での交信は不調。天狗小屋が稜線の反対側にあるからだろう。
10/6(土) 曇りのち晴れ
今日は泳ぎが出てくるので好天になってほしいところだが、空模様は曇りがちだ。でも沢に日が差してくるのは遅い。7時過ぎに出発して、すぐ現れる淵と滝は湯ノ沢を使って巻く。40分ほど歩いた右岸台地に広い絶好の幕場を発見する。今度はここに泊まろう。瀞、淵と現れるがどれも簡単にへつったり、岩盤の上を歩いて行け楽しい。
8時前に西俣沢出合に到着する。中俣沢まで続くゴルジュは膝下までの水量で問題なく進める。
10分とかからずに中俣沢だ。
出合いの滝を右から越えると渓相はがらりと変わる。傾斜が増して幅も狭まり、これまでの川から沢になる。淵が結構出てくるのでいつ泳がされるかと思いながら遡行を続けるが、巻きと微妙なへつりを交えてなんとか進んでいける。結局15m滝の直前で2回わずかに泳ぐだけで済んだ。
9時前に15m滝到着。
休憩場所から先を偵察すると、すぐに釜つきの6m滝があって、泳いでとりついても登れそうにない。標高や地形から判断して、ここは地形図上のZ字状屈曲点手前のようだ。雪渓はなかったので遡行は楽だが、様子が全然違って見えるので、結局残置の場所は発見できずじまいだった。ここからは右岸を高巻くことにする。6m滝のずいぶん先に20mほどの滝が見えたのでそれもついでに巻くことにするが、大高巻になりそうな予感。
でも100m弱上がって、ちょっとした岩を越え水平に進みだすと平らなところも出てきて、意外にあっさり懸垂もなく沢床におりられた。上部二俣、連瀑帯と進むにつれ、谷は開け空は青く晴れ、背景の稜線が見えてきて快適この上ない。
連瀑帯を越えるといよいよ源流部。
10/7(日) 晴れ
6時半過ぎに出発、天狗角力取山を経由して登山口に下山した。天狗小屋周辺の稜線は2日前と比べるとずいぶんと紅葉が進んでいる。大井沢温泉で汗を流して平三郎で手打ちそばで昼食、天然舞茸の刺身は絶品。夜はもちろんキノコ汁。
10/5 6:45発―9:44粟畑―11:15八久和本流(出谷川)―11:48入渓―12:12オツボ沢―12:45大淵―
13:15ウシ沢―13:18コマス滝13:26-14:23呂滝14:35-14:45幕営地
10/6 7:02幕場発―7:57西俣沢出合8:11―8:17中俣沢出合―8:52泳ぎ―8:55泳ぎ―8:57 15m滝9:30―10:14 8m滝?10:22同上・休憩・高巻開始11:21―11:57高巻終了―12:24二俣・連瀑帯開始―13:15連瀑帯終了―14:15詰上げ
10/7 6:30小屋発―9:48天狗角力取山―12:15登山口
日程 2007年9月27(木)夜発―28(金)
山域 谷川連峰・湯檜曽川・銭入れ沢
メンバー 中山(記録)
山行形態 沢登り
9/27(木) 仕事終了後 新宿駅でコインロッカーにデポしていたザックを出し弁当・ビール・酎ハイを飲み食いしながらJR在来線を乗り継ぎ水上に向かうが、なんと上越線が事故で止まっていて、途中の新前橋から代行バスにて向かうが2時間以上かかり水上駅に到着。予定では今夜中にタクシーで土合駅までの予定だったが出払っていて水上駅泊り。
9/28(金) タクシーにて土合橋まで行き湯檜曽川沿いの新道を歩き、一ノ倉沢を下降して本流河原に降り立ち渡渉して銭入れ沢出合に立つ。
前半の30分のゴーロ歩きと、スラブが嫌いでなく15分の急峻な藪の詰めを楽しめる人にはお勧めの沢です。
土合橋6:05?銭入れ沢出合7:00?10?登山道10:10?25?
白毛門頂上10:45?11:00?土合橋12:30
山域 谷川連峰・湯檜曽川・銭入れ沢
メンバー 中山(記録)
山行形態 沢登り
9/27(木) 仕事終了後 新宿駅でコインロッカーにデポしていたザックを出し弁当・ビール・酎ハイを飲み食いしながらJR在来線を乗り継ぎ水上に向かうが、なんと上越線が事故で止まっていて、途中の新前橋から代行バスにて向かうが2時間以上かかり水上駅に到着。予定では今夜中にタクシーで土合駅までの予定だったが出払っていて水上駅泊り。
9/28(金) タクシーにて土合橋まで行き湯檜曽川沿いの新道を歩き、一ノ倉沢を下降して本流河原に降り立ち渡渉して銭入れ沢出合に立つ。
前半の30分のゴーロ歩きと、スラブが嫌いでなく15分の急峻な藪の詰めを楽しめる人にはお勧めの沢です。
土合橋6:05?銭入れ沢出合7:00?10?登山道10:10?25?
白毛門頂上10:45?11:00?土合橋12:30