- 山行記録
日程 2007年11月17日(土)
山域 丹沢・広沢寺
山行形態 岩登り訓練
メンバー 上林(CL)、木村(記録)、古屋
上林さんと木村は三ツ峠に続いての岩トレ、古屋さんは友人から貰った冬靴とアイゼンの試し履きを兼ねたトレーニングということで丹沢の広沢寺で訓練することになった。
広沢寺に着くとすでにたくさんの人が狭い岩場に詰掛けており、かなり混雑している。大半がアイゼンや冬靴を装着し冬山に備えての訓練をしているようだ。人込みをかきわけ足慣らしにまず一本、一般中央ルート(5.8)を古屋リードで登る。3ピッチで頂上までいく。かなりの高度感。次に、右スラブ(5.9)を上林リードで登る。最初の一歩がかなり厳しく、それ以降も細かくひろっていかないと進んでいかない。上で確保してもらわないと恐ろしくて手と足が出ない感じ。続く二人もなんとか最後まで登りきった。3本目は木村がリードの練習をしたいということで、クラックルート(5.7)のリードに挑戦する。セカンドの時とは違う汗が掌に滲んでくる。頂上まで行き支点をつくりセカンドの古屋さんをあげる。古屋さんはアイゼンを履いて登ってきた。懸垂下降で降りる時アイゼンがはずれ、いまひとつ足にしっくりこないようだ。木村はリードに満足したので今日の訓練は終了。最後に上林さんと古屋さんでもう一本登り訓練終了。
本数は少なかったが一つひとつ丁寧に登れたので非常に楽しかった。高度感のあるリードを体験できたのも良かった。こういった岩の訓練を継続していきたいと思った。
山域 丹沢・広沢寺
山行形態 岩登り訓練
メンバー 上林(CL)、木村(記録)、古屋
上林さんと木村は三ツ峠に続いての岩トレ、古屋さんは友人から貰った冬靴とアイゼンの試し履きを兼ねたトレーニングということで丹沢の広沢寺で訓練することになった。
広沢寺に着くとすでにたくさんの人が狭い岩場に詰掛けており、かなり混雑している。大半がアイゼンや冬靴を装着し冬山に備えての訓練をしているようだ。人込みをかきわけ足慣らしにまず一本、一般中央ルート(5.8)を古屋リードで登る。3ピッチで頂上までいく。かなりの高度感。次に、右スラブ(5.9)を上林リードで登る。最初の一歩がかなり厳しく、それ以降も細かくひろっていかないと進んでいかない。上で確保してもらわないと恐ろしくて手と足が出ない感じ。続く二人もなんとか最後まで登りきった。3本目は木村がリードの練習をしたいということで、クラックルート(5.7)のリードに挑戦する。セカンドの時とは違う汗が掌に滲んでくる。頂上まで行き支点をつくりセカンドの古屋さんをあげる。古屋さんはアイゼンを履いて登ってきた。懸垂下降で降りる時アイゼンがはずれ、いまひとつ足にしっくりこないようだ。木村はリードに満足したので今日の訓練は終了。最後に上林さんと古屋さんでもう一本登り訓練終了。
本数は少なかったが一つひとつ丁寧に登れたので非常に楽しかった。高度感のあるリードを体験できたのも良かった。こういった岩の訓練を継続していきたいと思った。
日程:2007年11月11日(日)
山域:丹沢・モミソ沢
メンバー:木村、須藤(記録)
行程:9:00渋沢駅集合?10:00新茅小屋前駐車場?10:30モミソ沢出合?12:30大棚
?(同沢下降)?14:00モミソ沢出合
今期初めてのアイゼントレーニング、前日10日(土)に行う予定だったが、雨のため延期し参加者も当初4名から木村、須藤の2名となった。
前日の雨が残りそうなので、集合は当初計画より1時間遅らせ9時に渋沢駅集合。木村車にて新茅山荘前駐車場まで乗り入れる。ここで登攀具を身に付け、冬靴を履いてモミソ出合へ向かう。
10分程で着き、早速アイゼンを着け軽い足慣らしをしてモミソ沢へ入渓。
前日の雨のためか、モミソにしては水が多い。出合から100mほどの処から50mほどの小滝の連続帯は靴の浸水を避けるため、一段高いところを巻いた。
20分程で右俣へ大きく折れるところで、先行7,8名のパーティーに遭遇するが、このパーティーは何故か本流右俣を登ることなく正面の岩壁に取り付いている。こちらとしては都合良く、さっさと右俣を遡行する。
昨シーズンと同じ場所でアイゼントレだが、慣れたのか思ったより苦労せず、アイゼン登攀が出来ている。雨で岩が濡れているせいもあるが、アイゼンと岩が擦れて火花が散ることもない。
とは言っても、沢靴に比べればやはりかなりきつく、全身汗でぐっしょりである。
上部のチムニー状の枯滝をいくつか越えて、大棚の下に12時半頃に立つ。
アンカーにハーケンを木村さんが打って、須藤がリードする。いつも通り上部がいやらしい。
慎重になり、ランニングもこまめにとって手数が多かったせいで、時間をとられまた手足がはってきて、最後の一手に力が入らず、やっとの思いで登りきる。
続いて木村さんが登りきったところで、さっきとは別の2人男女のパーティーが取り付き始めた。仕方がないので、2人が登りきるまで30分程待って下降を始める。ロープを使っての懸垂下降はよいが、小滝の下降は結構難儀する。スタンスを取るのが難しい。正対して降りることが多いが、前爪2本で体を支えるのは負担が大きいし、心許ない。降り始めの大棚も含め3回ほどロープを出し、14時過ぎに懸垂岩へ戻る。
懸垂岩では、登攀の練習はせずロープワーク、特にビレイの支点を取る練習を2時間程して帰宅の途に着いた。
長い距離ではなく、短い時間のアイゼン遡行トレーニングだったが、それでも雪山に入る前にやはりやって良かったと思う。冬靴にもアイゼンにもそして岩にも馴染めた感じで、今年の冬はいつもより緊張少なく登り始めが出来そうだ。
山域:丹沢・モミソ沢
メンバー:木村、須藤(記録)
行程:9:00渋沢駅集合?10:00新茅小屋前駐車場?10:30モミソ沢出合?12:30大棚
?(同沢下降)?14:00モミソ沢出合
今期初めてのアイゼントレーニング、前日10日(土)に行う予定だったが、雨のため延期し参加者も当初4名から木村、須藤の2名となった。
前日の雨が残りそうなので、集合は当初計画より1時間遅らせ9時に渋沢駅集合。木村車にて新茅山荘前駐車場まで乗り入れる。ここで登攀具を身に付け、冬靴を履いてモミソ出合へ向かう。
10分程で着き、早速アイゼンを着け軽い足慣らしをしてモミソ沢へ入渓。
前日の雨のためか、モミソにしては水が多い。出合から100mほどの処から50mほどの小滝の連続帯は靴の浸水を避けるため、一段高いところを巻いた。
20分程で右俣へ大きく折れるところで、先行7,8名のパーティーに遭遇するが、このパーティーは何故か本流右俣を登ることなく正面の岩壁に取り付いている。こちらとしては都合良く、さっさと右俣を遡行する。
昨シーズンと同じ場所でアイゼントレだが、慣れたのか思ったより苦労せず、アイゼン登攀が出来ている。雨で岩が濡れているせいもあるが、アイゼンと岩が擦れて火花が散ることもない。
とは言っても、沢靴に比べればやはりかなりきつく、全身汗でぐっしょりである。
上部のチムニー状の枯滝をいくつか越えて、大棚の下に12時半頃に立つ。
アンカーにハーケンを木村さんが打って、須藤がリードする。いつも通り上部がいやらしい。
慎重になり、ランニングもこまめにとって手数が多かったせいで、時間をとられまた手足がはってきて、最後の一手に力が入らず、やっとの思いで登りきる。
続いて木村さんが登りきったところで、さっきとは別の2人男女のパーティーが取り付き始めた。仕方がないので、2人が登りきるまで30分程待って下降を始める。ロープを使っての懸垂下降はよいが、小滝の下降は結構難儀する。スタンスを取るのが難しい。正対して降りることが多いが、前爪2本で体を支えるのは負担が大きいし、心許ない。降り始めの大棚も含め3回ほどロープを出し、14時過ぎに懸垂岩へ戻る。
懸垂岩では、登攀の練習はせずロープワーク、特にビレイの支点を取る練習を2時間程して帰宅の途に着いた。
長い距離ではなく、短い時間のアイゼン遡行トレーニングだったが、それでも雪山に入る前にやはりやって良かったと思う。冬靴にもアイゼンにもそして岩にも馴染めた感じで、今年の冬はいつもより緊張少なく登り始めが出来そうだ。
2007年11月03日(土)夜 ?4日(日)
天気:晴れ
メンバー:上林CL、木村(食当)、羽生田(記録)
山行形態:岩登り
山域:御坂山塊/三ツ峠
JR高尾駅に7時半集合、河口湖行きの電車に乗り、バスで三ツ峠登山口に着く。木無山までは林道のような山道を上がる。山頂にテントを張り、水汲みを済ませ、身支度をして岩場へ向かう。予想外に空いている。
1日目
午後より右フェイスで上林さんのリードにて訓練を開始。
1本目:一般ルート右(?+)上がりと懸垂下降
2本目:一般ルート中央(?+) トップロープ
3本目:№10.5クラック(?)、続いて№16クラック(?+)
4本目:№18クラック(???)を経て天狗の踊り場へ
5本目:№20クラック(?+)20mほど懸垂下降してから上がる
初日は5本で終了、上から見学した大根おろしの岩肌が印象に残る。とても登れるとは思えない。
2日目
翌朝、テントの外が明るくなり起きる。澄みきっていて富士山が美しい。
腹ごしらえの後、8時より訓練を開始。
東面フェイス
1本目:草溝ルート(?)
右フェイスに戻り、都岳連ルート付近でハーケンの打ち込みを練習。
2本目:一般ルート右(?+)羽生田リードデビュー!
3本目:クーロワール(?)上がり口にあった見えない左手のホールドがポイントか。
4本目:一般ルート右(?+)木村さんのリード練習
5本目:№10.5クラック(?)、続いて№16クラック(?+)
6本目:権兵衛チムニー(?)40mロープのため、10mほど登ってマルチピッチモドキを体験。バカブーを打って支点を取るが、打ち込みが良かったのか回収できず、ハーケンを残置。上がりきるのに羽生田は40分要したが、木村さんは20分でクリア。
訓練を終へて5時に下山開始、真っ暗な山道を三ツ峠駅へ向かう。
三ツ峠の岩トレは今回が初めて。沢登りとはまた違った感触を得た。
一般ルートのようにリードで登れるようになりたいものだ。
今回の振り返り:
・ハーケンはハンマーでたたいて抜く(ピックで引き抜かない)
・ヘッデンはメーカー品に限る(暗い山道は下れない)
天気:晴れ
メンバー:上林CL、木村(食当)、羽生田(記録)
山行形態:岩登り
山域:御坂山塊/三ツ峠
JR高尾駅に7時半集合、河口湖行きの電車に乗り、バスで三ツ峠登山口に着く。木無山までは林道のような山道を上がる。山頂にテントを張り、水汲みを済ませ、身支度をして岩場へ向かう。予想外に空いている。
1日目
午後より右フェイスで上林さんのリードにて訓練を開始。
1本目:一般ルート右(?+)上がりと懸垂下降
2本目:一般ルート中央(?+) トップロープ
3本目:№10.5クラック(?)、続いて№16クラック(?+)
4本目:№18クラック(???)を経て天狗の踊り場へ
5本目:№20クラック(?+)20mほど懸垂下降してから上がる
初日は5本で終了、上から見学した大根おろしの岩肌が印象に残る。とても登れるとは思えない。
2日目
翌朝、テントの外が明るくなり起きる。澄みきっていて富士山が美しい。
腹ごしらえの後、8時より訓練を開始。
東面フェイス
1本目:草溝ルート(?)
右フェイスに戻り、都岳連ルート付近でハーケンの打ち込みを練習。
2本目:一般ルート右(?+)羽生田リードデビュー!
3本目:クーロワール(?)上がり口にあった見えない左手のホールドがポイントか。
4本目:一般ルート右(?+)木村さんのリード練習
5本目:№10.5クラック(?)、続いて№16クラック(?+)
6本目:権兵衛チムニー(?)40mロープのため、10mほど登ってマルチピッチモドキを体験。バカブーを打って支点を取るが、打ち込みが良かったのか回収できず、ハーケンを残置。上がりきるのに羽生田は40分要したが、木村さんは20分でクリア。
訓練を終へて5時に下山開始、真っ暗な山道を三ツ峠駅へ向かう。
三ツ峠の岩トレは今回が初めて。沢登りとはまた違った感触を得た。
一般ルートのようにリードで登れるようになりたいものだ。
今回の振り返り:
・ハーケンはハンマーでたたいて抜く(ピックで引き抜かない)
・ヘッデンはメーカー品に限る(暗い山道は下れない)
2007年10月28日(日)
山域:横須賀/鷹取山
メンバー:古屋(CL)、木村(記録)、門脇
金曜日の夜に門脇工場へ遊びに行った際、カドワックス製のバイルを1本購入してしまった。 買ったばかりのバイルを試してみたくなったのと、古屋さんもアイゼントレーニングをしたいと言っていたので、鷹取で訓練をすることにした。門脇さんも改良したアイゼンを試すため急遽参加することになった。
当日、台風一過ですこぶる天気は良い。ちょっと歩くと暑いくらいだ。木村は今回が初めての鷹取なので、いきなりアイゼンとバイルで壁を登るのに少々不安を感じていた。いつもMSCが練習している場所で準備を始める。なにやら門脇さんの様子がおかしい。肝心のアイゼンを忘れてきてしまったのだ・・・木村と足の大きさが一緒なので、交互にアイゼンを使って訓練はなんとかしのいだ。
まずは7?8m程のやや傾斜のある壁から試してみた。トップロープをセットし、各自3回程練習をした。?アイゼンで足元が不安であるが、クライミングの基本、足で支えないと非常にきつい。?バイルもアイゼンも壁に思い切って打ち込んでいくほうが、手元・足元が決まる。?バイルは下のほうを持ち支点に重心をかけると安定する。いくつかのコツが分かってきたが、道具に不慣れなため打ち込む時に手が壁にあたり傷だらけになってしまった。さらに木村のアイゼンは縦走用のため、アイスクライミングには向いていないと言われてしまった。
次に向かい側の15m程の垂直の壁を登ってみた。最初は古屋さんが挑戦。取り付き部に足がかりがなく非常につらそうだったが、何度が休止しながらも見事頂上まで登りあげた。さすがである。次に木村の番。取り付き部で苦戦、空中でもがいてみたがなんともならず敗退。最後に門脇さん。「おお!こりゃキツイ」と言いながらも頂上まで達する。やっぱり凄いのである。
今度は場所をかえて、展望台の下のルートを手とアイゼンで登る練習をした。トップロープをセットして懸垂下降で降りることにしたのだが・・・木村が降り口の所でバランスを崩し真っ逆さまにひっくり返ってしまった。門脇さんに「バカヤロウ、右手だけは離すな」と言われ、生きた心地がしなかった。なんとか起き上がって体制を戻し下まで降りることができた。山をはじめてから一番危機的な状況だったかもしれない。深く反省。
気を取り直して古屋さんと木村それぞれ一回づつ登り返す。このルートでも足元がアイゼンであることから普段の動きをするのがとても難しくなり非常に苦労をする。短い時間であったが非常に内容の濃い訓練ができた。私にとっては反省点と課題がたくさんできてしまったが、今年はアイスクライミングにも挑戦したいなと思ってしまった。
山域:横須賀/鷹取山
メンバー:古屋(CL)、木村(記録)、門脇
金曜日の夜に門脇工場へ遊びに行った際、カドワックス製のバイルを1本購入してしまった。 買ったばかりのバイルを試してみたくなったのと、古屋さんもアイゼントレーニングをしたいと言っていたので、鷹取で訓練をすることにした。門脇さんも改良したアイゼンを試すため急遽参加することになった。
当日、台風一過ですこぶる天気は良い。ちょっと歩くと暑いくらいだ。木村は今回が初めての鷹取なので、いきなりアイゼンとバイルで壁を登るのに少々不安を感じていた。いつもMSCが練習している場所で準備を始める。なにやら門脇さんの様子がおかしい。肝心のアイゼンを忘れてきてしまったのだ・・・木村と足の大きさが一緒なので、交互にアイゼンを使って訓練はなんとかしのいだ。
まずは7?8m程のやや傾斜のある壁から試してみた。トップロープをセットし、各自3回程練習をした。?アイゼンで足元が不安であるが、クライミングの基本、足で支えないと非常にきつい。?バイルもアイゼンも壁に思い切って打ち込んでいくほうが、手元・足元が決まる。?バイルは下のほうを持ち支点に重心をかけると安定する。いくつかのコツが分かってきたが、道具に不慣れなため打ち込む時に手が壁にあたり傷だらけになってしまった。さらに木村のアイゼンは縦走用のため、アイスクライミングには向いていないと言われてしまった。
次に向かい側の15m程の垂直の壁を登ってみた。最初は古屋さんが挑戦。取り付き部に足がかりがなく非常につらそうだったが、何度が休止しながらも見事頂上まで登りあげた。さすがである。次に木村の番。取り付き部で苦戦、空中でもがいてみたがなんともならず敗退。最後に門脇さん。「おお!こりゃキツイ」と言いながらも頂上まで達する。やっぱり凄いのである。
今度は場所をかえて、展望台の下のルートを手とアイゼンで登る練習をした。トップロープをセットして懸垂下降で降りることにしたのだが・・・木村が降り口の所でバランスを崩し真っ逆さまにひっくり返ってしまった。門脇さんに「バカヤロウ、右手だけは離すな」と言われ、生きた心地がしなかった。なんとか起き上がって体制を戻し下まで降りることができた。山をはじめてから一番危機的な状況だったかもしれない。深く反省。
気を取り直して古屋さんと木村それぞれ一回づつ登り返す。このルートでも足元がアイゼンであることから普段の動きをするのがとても難しくなり非常に苦労をする。短い時間であったが非常に内容の濃い訓練ができた。私にとっては反省点と課題がたくさんできてしまったが、今年はアイスクライミングにも挑戦したいなと思ってしまった。
山 域 谷川岳/ヒツゴー沢
日 程 2007年10月20日(土)夜?21日(日)
メンバー 古屋(CL)、木村
山行形態 沢登り
5:30谷川温泉 ? 6:30二俣 ? 7:00ヒツゴー沢出合 ? 9:30ゴーロ帯手前 ? 11:00稜線 ? 肩の小屋 ? 西黒尾根 ? 13:30ロープウェイ駅
10月20日夜、JR水上駅集合。木村は水上着0時05分の最終電車に乗って行った。改札を出ると先に到着していた古屋さんがベンチで寝ていた。寒そうである。東京とは違い風が冷たく今晩は冷えそうだ。水上駅の駅員さんが私達をみて、翌朝始発の電車が着く前までなら、ドアの閉まる待合室を使っていいよと言ってくれた。おかげで暖かい待合室で体を休めることができた。
10月21日、4時起床。外に出ると風が冷たい。5時15分にタクシーで水上駅を出発。10分ほどで谷川温泉の登山道入口に着く。登山道入口にはヒル対策の塩水が置いてある。5時30分、まだ真っ暗なのでヘッドライトをつけ、道を間違えないよう注意しながら歩き始める。しばらくすると周囲が明るくなってきて谷川本谷の美しい流れがみえてきた。登山道は所々崩壊しており荒れている。6時30分過ぎには二俣に着く。倒木や巨岩で河原が埋まっておりヒツゴー沢出合は分かりにくかった。出合で準備をしていると男性4人のグループがきたので先行して出発する。
出会いからすぐに滝が始まる。最初の滝はもろに水流を行くルートだ。今回は2人とも初の谷川の沢ということで気合が入っており、寒いけれど思い切って水を浴びて登った。冷たいけれど思ったほどではない。次の滝も頭から水を浴びて登る。なんだかすごく楽しい気分になる。手も足もホールドはしっかりしているので滝は非常に登りやすい。美しいナメや小滝を通過していくと、10mのトイ状の滝が現れる。この滝は左側を登り、なんなくクリアする。休憩がてら周囲を見渡すと、紅葉した山肌と青い空がとても美しい。ここまではノーザイルでこれた。ザイルを出すとえらい時間がかかるよと言われていたので拍子抜けした感じだ。
その後も快適に進み(快適に登るとはこういうことか!という感じ)、最後に20mのチムニー状の滝を登ると連瀑帯を抜ける。チムニー状の滝を登る時には、もう終わってしまうのか・・と感じた。ここまでに1箇所だけ木村がバランスを崩した場所があったが、体全体で這い上がりなんとか落下をまぬがれた。
小休止のあと所々に小滝の出てくるゴーロ帯を進む。時々コケで滑りやすい岩がでてくるので慎重に登る。3m程のコケの小滝は落ち口がいやらしい。木村が先に行きなんとか這い上がった。後続の古屋さんが突然うゎーと言って落ちた。コケでヌルヌルの壁に足をとられたのだ。びっくりしたが3m程の滝だったので足を打った程度で大怪我にはならなかった。古屋さんでもこういうことがあるのかと少し驚く。
日 程 2007年10月20日(土)夜?21日(日)
メンバー 古屋(CL)、木村
山行形態 沢登り
5:30谷川温泉 ? 6:30二俣 ? 7:00ヒツゴー沢出合 ? 9:30ゴーロ帯手前 ? 11:00稜線 ? 肩の小屋 ? 西黒尾根 ? 13:30ロープウェイ駅
10月20日夜、JR水上駅集合。木村は水上着0時05分の最終電車に乗って行った。改札を出ると先に到着していた古屋さんがベンチで寝ていた。寒そうである。東京とは違い風が冷たく今晩は冷えそうだ。水上駅の駅員さんが私達をみて、翌朝始発の電車が着く前までなら、ドアの閉まる待合室を使っていいよと言ってくれた。おかげで暖かい待合室で体を休めることができた。
10月21日、4時起床。外に出ると風が冷たい。5時15分にタクシーで水上駅を出発。10分ほどで谷川温泉の登山道入口に着く。登山道入口にはヒル対策の塩水が置いてある。5時30分、まだ真っ暗なのでヘッドライトをつけ、道を間違えないよう注意しながら歩き始める。しばらくすると周囲が明るくなってきて谷川本谷の美しい流れがみえてきた。登山道は所々崩壊しており荒れている。6時30分過ぎには二俣に着く。倒木や巨岩で河原が埋まっておりヒツゴー沢出合は分かりにくかった。出合で準備をしていると男性4人のグループがきたので先行して出発する。
出会いからすぐに滝が始まる。最初の滝はもろに水流を行くルートだ。今回は2人とも初の谷川の沢ということで気合が入っており、寒いけれど思い切って水を浴びて登った。冷たいけれど思ったほどではない。次の滝も頭から水を浴びて登る。なんだかすごく楽しい気分になる。手も足もホールドはしっかりしているので滝は非常に登りやすい。美しいナメや小滝を通過していくと、10mのトイ状の滝が現れる。この滝は左側を登り、なんなくクリアする。休憩がてら周囲を見渡すと、紅葉した山肌と青い空がとても美しい。ここまではノーザイルでこれた。ザイルを出すとえらい時間がかかるよと言われていたので拍子抜けした感じだ。
その後も快適に進み(快適に登るとはこういうことか!という感じ)、最後に20mのチムニー状の滝を登ると連瀑帯を抜ける。チムニー状の滝を登る時には、もう終わってしまうのか・・と感じた。ここまでに1箇所だけ木村がバランスを崩した場所があったが、体全体で這い上がりなんとか落下をまぬがれた。
小休止のあと所々に小滝の出てくるゴーロ帯を進む。時々コケで滑りやすい岩がでてくるので慎重に登る。3m程のコケの小滝は落ち口がいやらしい。木村が先に行きなんとか這い上がった。後続の古屋さんが突然うゎーと言って落ちた。コケでヌルヌルの壁に足をとられたのだ。びっくりしたが3m程の滝だったので足を打った程度で大怪我にはならなかった。古屋さんでもこういうことがあるのかと少し驚く。