Welcome Guest 
山行記録 カレンダー
« « 2024 11月 » »
27 28 29 30 31 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
月別アーカイブ

- 山行記録

カテゴリ : 
執筆 : 
climbing-nao 2009-12-24 6:00
日程:平成 21年12月 24日(木) 
山域: 八ヶ岳 阿弥陀岳中央稜
山行形態: 雪山
メンバー及び役割 古屋(単独)


   船山十字路から二時間半で第1岩峰


 
  なんとなく登れそうだが右からまく



   第2岩峰と南稜、こちらは左からまく


  降り返る中央稜、右は御小屋尾根、左に南稜、広河原沢の概要がよくわかる


最後の登りトレースは無くモナカ雪で歩きづらい

 約4時間で山頂、富士山がきれい

カテゴリ : 
執筆 : 
 2009-12-19 1:20
日程:2009年12月19日(土)?20日(日)
山域:広河原沢左俣
山行形態:アイスクライミング
メンバー及び役割:古屋(CL/記録)、木村、大浦、羽生田、清野

記録:
 19日 7:30船山十字路集合、すでに5,6台の車が駐車スペースに停まっておりテントも数張り。先週とはうって変わり、雪の林道のアプローチ。今回は荷物を背負って左俣を登るつもりだったが結局二俣にテントを張り先週よりもさらに楽。準備をしているとJCCパーティー4人組みが左俣へ入っていく。準備を整え9:40分に出発、二俣から左俣に続く踏み後を追う。おおよそ20分位でF1到着。ここでアイゼンを装着し先行のJCCパーティーを抜く。F2まで来ると単独の若いクライマーが登り返しているところで、声をかけるといつも一人で登っているとのこと。単独でアイスは大変だろうに。今考えればMSCに勧誘すればよかったかも・・・・
 F3からの連瀑帯は雪に埋もれた滝も多いがそこそこ凍っておりノーザイルで楽しめる。まあ、ショボイ氷といえばショボイのだが。下の大滝に到着すると単独クライマーがちょうど登り始め、一本目のプロテクションを取った後にフォール。目の前で目撃してしまった!墜落距離は3メートル位だろうが、特にケガは無いようだった。落ちてすぐには登りはじめる様子もなく、先にどうぞとすすめられたので、古屋リードで取り付く。二本目のプロテクションをきめるところでスクリューを落としてしまう。まだまだリードに慣れていないせいもあるが不覚。さらに後から気づいたが落ち口にもう一本スクリューをきめておけばよかった。潅木の残置スリングでビレイ。後続は中間で登ることになったが二番手の木村さんがかなり苦労している様子。ここまで来る間に、途中アイゼンが2回靴から外れどうも調子がよくなかったが、ここでもしっくりこない様子。そうこうしているうちに2度ほどフォール。いったん降り、大浦さん、羽生田さんと続く。再び木村さんが登るが、腕力をだいぶ消耗している様子。どうやら何とか登り、最後は清野さんがガシガシと上がってくる。この間1時間以上はかかり、下で順番待ちをしていたJCCパーティはしびれを切らし、引き上げていってしまった。単独クライマーは忍耐強く待ち続け、我々が登った後にすぐに登って来た。
 時間がかかりすぎたので、稜線に抜けるのは無理だろうとなり、清野さん、木村さんは下降に移る。古屋、大浦、羽生田はとりあえず上の大滝まで行き下降をすることにする。
単独クライマーもここで下降。ここから上はトレースもうすくなり滝はさらに埋まっている様子。30分も登ると上の大滝らしき場所に到着したがあまり釈然としない。いずれにしろここから左手の御小屋尾根に向かうトレースがあるのでわれわれはここで下降することにする。テン場にもどったのは17時近くになっていた。目的の左俣はほぼ登ってしまったので明日は古屋・大浦・羽生田は三ルンゼ、清野・木村はクリスマスルンゼへと予定をたてる。
 20日 三ルンゼパーティー3人は6:15に出発、本谷に入るとさらに積雪量が増しほとんどの滝が埋まっている。三ルンゼ手前の小滝を登るとそれまであったトレースも消えており、他のパーティーも雪で埋まる谷に見切りをつけ、ここで引き返したのだろう。それでも三ルンゼの入り口までなんとかラッセルし取り付きだけは確認したが、ここで撤退を決定。下降をし、手頃な10メートル位の氷の斜面で各自リードの練習をした。羽生田さんの温度計を見ると氷点下16度。やっぱり八つは寒いと実感しながら正午過ぎに下山開始。テン場に戻ると清野さん、木村さんも戻ってきており、クリスマスルンゼはJCCが取り付いてていて、さすがに昨日の手前取り付けなかったとのこと。かわりに武藤返しの滝で練習してきたようだ。テントを撤収し、船山十字路へ向かう。富士見高原の鹿の湯であたたまり、小淵沢駅前のそばやで軽く腹を満たし、帰路にむかった。(清野さんおすすめのうなぎやさんは17:00からの営業でまたしてもありつけなかった。)




F3あたり


12m大滝




クリスマスルンゼ 取付いてるのはJCCのみなさん。



カテゴリ : 
執筆 : 
skip 2009-12-12 0:00
メンバー及び役割:古屋(CL)、羽生田(SL)、大浦(装備)、片倉(食当)、新屋(食当)、白川、戸田(記録)

記録:
12/11(金) 大浦車(20:30 新松田駅)、戸田車(21:30 八王子駅)  小淵沢駅 泊
12/12(土) 6:00前 小淵沢駅発?7:00舟山十字路発?8:30 1940m付近にてテント設営9:00発?10:30クリスマスルンゼ着 (クライミング) 16:00終了?17:30テン場  20:00就寝
12/13(日) 5:00 起床 7:10テン場発?7:45武藤返しの滝(クライミング)?11:00クリスマスルンゼ (クライミング) 12:30過ぎ終了?テント撤収 14:15?15:00舟山十字路  鹿の湯にて入浴後解散

11日夜は雨の降る八王子での集合となった。途中双葉SAで休憩し大浦車に連絡するとあちらはちょうど小淵沢駅に到着したところだった。遅れて24:00前に小淵沢着。バイルやスクリュー等の装備を確認しながらの歓談中、小淵沢止まりの電車が到着。その後も夜行列車が時間調整などで停車していたようだ。駅舎の照明は点いたままなのでシュラフをすっぽり被って眠る。
12日朝、舟山十字路にはすでに数台の車が止まっていた。部分的に凍ってはいるが林道に雪はなかった。登山道に入り登るにつれふくらはぎ位のラッセルになる。古屋さんが先頭で皆が後に続く。今回も重荷に苦しむが何とか沢の流れがあり水の取れる左岸のテン場に到着。雪を踏み均しテント設営。その間に2人パーティーが通り過ぎる。いらない装備をテントに残しクリスマスルンゼ目指して出発。彼らは広河原沢本谷に入ったようでそこまではトレースが付いていた。その先雪の量も増えラッセルも膝下位になる。途中先頭を代わりラッセルしてみるが踏み後を外してしまうと膝上まで潜ってしまい大変だった。途中古屋さんが武藤返しの滝を偵察にいく。なんとか凍っているのでクリスマスルンゼも大丈夫だろうとのこと。
クリスマスルンゼに着くと下段のナメには30?40cm雪が積もっている。上段は中央部分が登れそうとの判断で古屋・羽生田コンビが左斜面から取り付きトップロープをセットするが、それがなかなかのバリエーションルートだったようで2人だけで楽しんでいた。無事ロープがセットされ各自スクリューをセットする練習をまじえながら登るのと平行して、羽生田・新屋・白川トリオが下段の雪を撤去して練習に最適なアイスゲレンデを開設した。
今回新屋さんと私がアイスデビュー。バイルの握り方から振り方、アイゼンの蹴り込み方を教えてもらいながら登ってみる。中央部の少し窪んだところに沿って登っていくと真ん中あたりで狭まってしまい行き詰まる。下からアドバイスをもらい何とか這い上がるが、うまく決まるほどそのバイルを抜くのに苦労し、上を見上げてバイルを振り回しているうちに足元が不安定になるわで、もう何がなんだか分からないうちに最初の1本が終わってしまった。う?ん、よく解らない。解らないまま上段を登る気にもなれず、もっぱら下段で練習に励む。下段はロープを使わずに登るのでそれなりの緊張感はあるが少し傾斜があるので登りやすい。自分なりにアドバイスされたことを復習しながら登ってみるが、刺したバイルの下方向に体重をかけたままうまく体を持ち上げられない。どうしてもグリップが緩んでしまいバイルの中央部を握りなおしてしまう。それでも傾斜のあるところでは何とか我慢して登れるようになるが立ったところでは難しそう。沢山の課題をのこしたまま1日目のクライミングが終了した。
薄暗くなりかけた頃テン場にもどる。今回は6?7人用テントに7人なので必要なものだけをテントに持ち込む。使わないものはツエルトを張ってそこに入れた。夜は新屋食当の鍋を囲みながら皆で乾杯。私も一口ビールを頂く。美味しかった。気をよくして持って行った梅酒をちびちびやっていたら急に起きているのが辛くなり一人横になってしまった。もう少しお酒に強かったら皆ともっと楽しく飲めるのに、今に始まったことではないので諦めるしかない。明日の予定を確認し、テント内を片付け、きっちりマットを7枚並べて眠りにつく。
13日は武藤返しの滝に入り古屋さんリードでトップロープをセットし、皆が1回ずつ登ってからクリスマスルンゼに移動する段取りだ。皆が登っているのを眺めていても「登りたい」という気持ちが沸いてこない。途中先発隊がクリスマスルンゼに向かい先にロープをセットしてくれることになった。1回だけなので取り付いてみることにする。登りながらもどうすればよいのか解らず、気持ちに迷いがあるので上手く登れない。とうとう2本のバイルにぶら下がってしまう。足を蹴り込もうとするが上手く決まらず、腕力も耐えられなくなり下ろしてもらう。登れないまま終わると後に引きずりそうなので、最後に右寄りの簡単そうなルートを登らせてもらう。ここは何とか登れたがすっきりしない。クリスマスルンゼに移り下段で納得いくまで練習する。バイルを握った位置をずらさない。バイルが決まったら下方向に引きつけながら足を2?3歩上に上げる。ここと決めた足場を信用して位置をずらさない。また斜面に正対してトラバースする時のバイルを打つ方向、足の位置などを教えてもらい練習した。もう上段は登らなくてもいいかなと思っていたところ、登り終えた新屋さんの「いい眺めだよ」の一言でやっと登る気になった。古屋さんのビレイで出だしは順調に登りだすが前日と同じところで行き詰まる。両腕を引きつけながら足を思い切って高い位置まで上げてみたところその足場に立ち込めず、身動きがとれずにいたら下から古屋さんが「右足を下に下ろして、その状態で左手を動かせたら上に上げて」と的確に指示を出してくれた。それなら出来るぞと体勢を立て直し、そこからは右手・左手・右足・左足と型通りの動きを意識しないで登ったら「あぁ、これでいいのかな」と少しだけわかった気がした。上まで登って振り返ると北アルプスが白く横たわっていた。天気も良く気持ちがいい。登ってよかった。アイスクライミングの楽しさを少しだけ味わえた。
すでに片倉さんはテントに戻ったようで、新屋さんも写真を撮りながら先に戻ると言う。私も膝の痛みが心配なので先にゆっくり戻ることにする。天気が良くテン場まで静かな雪の八ヶ岳を独り占めした気分で歩けた。テントを撤収し荷作りしていると後の4人がロープを回収し戻ってきた。お湯を沸かし皆でコーヒーを飲んでからテン場を後にした。
新しいことにチャレンジするには勇気と決断、それに根気がいる。興味はあってもキツイしもういっかな、と諦めの気持ちが沸いてくる。そこを何とか気持ちを奮い立たせて行動する。仲間の励ましやアドバイスのお陰でまた一つ勇気をもらった。アイスクライミングが今後自分の中でどのような位置づけになるかわからないが初めの一歩を踏み出せた。参加の皆様、ありがとうございました。

カテゴリ : 
執筆 : 
 2009-12-5 19:50
日程:2009年12月5日(土)夜発、6日(日)、7日(月)
山域:蓼科山?北八ヶ岳
山行形態:雪訓・縦走
メンバー及び役割: 片倉(CL)、新屋(SL)
記録1:天気は晴れ
5日(土)
登戸駅北側発18:40 女ノ神茶屋着22:20、車中泊
6日(日)
5:30 起床、7:15 女ノ神茶屋発10:15蓼科山頂、11:40 大河原峠、12:50 双子池ヒュッテ、トラッカー操作訓練後16:00 夕食(双子池の氷(厚さ7センチ程度)を割り水確保)、18:00 就寝(双子池ヒュッテ前にて)
7日(月
5:00 起床、7:00双子池ヒュッテ発(ヒュッテからみる大岳方面の朝焼けがきれいだった。)9:30 大岳山頂分岐、10:40 北横岳山頂、12:00 亀甲池(MSR故障する。昨晩でなくて良かった。)、12:50 亀甲池発、14:40女ノ神茶屋、帰り道県道17号からは富士山、八ヶ岳、南アルプスの山々が一度に見ることができその景色は素晴らしかった。
記録2
・コース全般について思ったより積雪があり、様々な雪道を歩け良かった。当然北側、西側斜面は雪が多く特に蓼科山頂から蓼科山頂ヒュッテの間は80センチ位のところもあった。また、双子池から大岳への登り始めはアイゼンを装着しての積雪大岩通過となり、勉強になった。
・今回の山行では、初級者二人で一般の雪山を登りたいとして計画したものである。
それが、達成できたことに満足している。蓼科山、北八ヶ岳は簡単な雪山である思うが、二人で山と相談しながら、山を直に感じながら登ったことに満足している。

カテゴリ : 
執筆 : 
 2009-12-4 1:10
日程:2009年12月4日(金)発?5日(土)
山域:裏同心ルンゼ
山行形態:アイスクライミング
メンバー及び役割:古屋(CL/記録)、木村


4日 8:30 赤岳山荘駐車場発 10:30赤岳鉱泉着 テント設営後、裏同心ルンゼにてアイスクライミング
5日 裏同心ルンゼ?大同心基部?大同心稜下降?赤岳鉱泉16:00赤岳山荘駐車場
 
 今シーズンの初アイス、二日にわたり裏同心ルンゼにてアイスクライミング。氷結状態はこの時期としてはそれほど悪くはないのかもしれないがどの滝も三分の一位は雪に埋もれている感じ。
それでもシーズン最初にしてはまずまずのアイスが楽しめたと思う。
初日はF5から下降、二日目は大同心に抜け、南稜の偵察をしてから大同心稜を下降した。
 金曜、土曜での山行だったので人も少なくなかなか快適であった。
 なお、古屋はヘルメットを忘れ赤岳鉱泉でレンタルするが一日1000円で二日で2000円を支払うが、これはボッタクリでしょと思っていたところ返しに行くと、「すいません、一日500円でした」
との事。得した気持ちと騙された気持ちで複雑だが、小屋番さんしっかり頼むよ。
 まあそもそもヘルメットを忘れるこちらが悪いのだが・・・・・・


良い天気、大同心と小同心。


F5、全体的に氷はまだやわらかいです。


大同心に向ってルンゼをつめる



Copyright 2001-2014 msc-jp. All rights reserved.