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- 山行記録

カテゴリ : 
執筆 : 
iceclimber_msc 2021-8-6 10:20
山行報告書
日程:2021年8月6日(金)〜8月7日(土)
山域:飯豊山
山行形態:登山
メンバー及び役割:F(CL)・O(記録)

もともと電車バスを利用した2泊3日の縦走を計画していたが、熱帯低気圧が台風になる見込みの不穏な天気予報で急遽予定を変更。1泊2日の行程に短縮し飯豊山に向かった。
大日杉登山口には5:30着。晴れ。車4〜5台。この時期の飯豊はアブが多いようで恐れていたが、悪い想像ばかりしていたため、想像ほどではなくサイズも小さく感じた。大日杉小屋は人気(ひとけ)なし。トイレ1基あり。朝から一杯やっていてご機嫌な釣り人グループに見送られて6時過ぎスタート。暑い。アブよりブヨが気になり顔にまつわりついてくるので、最初の1時間程度は防虫ネットを被った。その後標高があがってくると少なくなり、一般的な夏山登山程度(の虫の量)になった。
地蔵岳までは樹林帯の上り。地蔵岳から切合小屋は尾根の左側についた片斜のトラバース道で、歩きづらいのと日差しが暑いのとで捗らない。時折尾根上に見える切合小屋があまりに遠く、気も遠くなりそうだった。途中からダケカンバの木立が現れて癒される。かなり暑いので熱中症にならないように休憩を多めに取りながら進んだ。
切合小屋で大休止し水を補給した。主稜線に乗って景色が良くなったのと、気温が多少下がったので楽になる。草履塚までと本山小屋まで、2つの登りをこなすと12時半頃テン場に到着する。テン場には先着した人のツェルトが1張という状態。空いていた。最終的には6〜7張位になった。テン場は小屋までやや距離があるが、水場が近く量も十分だった。
テントを張ってから、山頂へ。ガスは出ておらず天気がとても良くて、景色は抜群だった。本山小屋に戻ってビールを購入。350ml缶が1000円という今までで一番高価な缶ビールだったが、小屋番さんが命がけ?で雪渓まで行って取ってきてくれているという氷で良く冷えており、大変美味しかった。小屋番さんの話によると、ヘリ会社が減っていること、近隣の都市ではなく東京から運んできているため輸送費が大変高騰している(本当はもっと値上げしたい位)とのことだった。
15時頃、テントに戻る。暫くは日差しが暑くテントに入れない位だったが、18時頃からガスが出て風が強くなってきた。雨には降られなかったが、夜の間はかなり風が強くなった。風は尾根の西側(小屋からテン場を眺めた場合右側)から流れるようで、今回はFさんの判断で東側に張って正解だった。

翌朝は4時起床。晴れ。風は止んでいた。山頂まで行ってご来光を眺める。この時期は太陽が蔵王山の辺りから登る。蔵王山は車でほぼ山頂まで行けてしまうが、遠くから眺めると、大きくて存在感がある。他にも、朝日連峰、鳥海山、月山、磐梯山、西吾妻、安達太良山などが山座同定できた。
テントを撤収して下山開始は6:30頃。10:30地蔵岳、12:30大日杉登山口。最後の30分は防虫ネットを被り下山。ブヨを山から連れて降りてきてしまったのか、往路よりもアブとブヨが周囲にいて駐車場に到着しても防虫ネットが脱げない。荷解きをせずにすぐに車に乗り込んで、慌ただしく余韻なく登山口を離れた。用心のおかげか、虫刺されは計3か所で済み、刺されやすい自分としてはかなり少なく済んだ。
その後は飯豊の湯でお風呂に入り、喜多方で喜多方ラーメンの遅い昼食をとって帰路についた。2日間とも好天で夕立もなく、大変天気に恵まれた山行となった。

【その他報告】
下山メールでイイデリンドウだと思って添付した写真は、ミヤマリンドウだったので訂正します。ミヤマリンドウは副片(メインの花びらの間にある小さい花びら)が寝ているのに対し、イイデリンドウは副片が立っているのが判別のポイントとのこと。植物の世界は奥が深い。Aさんありがとうございました。

20210806_1飯豊山頂(右)と大日岳(左)


20210807_2山頂から大日岳


20210807_3ミヤマリンドウ

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執筆 : 
iceclimber_msc 2021-8-1 9:50
山行報告書

日程:2021年8月1日(日)
山域:八ヶ岳 河原木場沢、治郎兵衛沢
山行形態:沢登り
メンバー及び役割:S、W、F、K、T、O、A(SL)、I(CL)、H

記録: 
 8月の訓練山行は八ヶ岳河原木場沢。メンバーは9名と久しぶりの大人数での山行となった。
桜平駐車場(中)は6時ごろの時点で、3分の2くらい埋まっていた。天気は晴れていたが、標高が高いため涼しく快適。準備を整え、メンバーが揃ったところで出発した。まずは車で走ってきた林道を下り、醤油樽の滝に続く遊歩道に入った。遊歩道は歩きやすく、問題なく醤油樽の滝まで到着した。醤油樽の滝は予想していたよりも立派で見応えがあった。

 ここで装備を付けて、第一の核心である高巻きに入る。右岸の長いはしごを登り返し、右岸の踏み後から巻きに入る。最初に現れた岩壁は左に大きく巻き込んでから高度を上げた。沢の方向に向かい、小さいルンゼから沢床に降りた。ここから続く綺麗なナメを進むと2段15mほどの滝が現れた。下段は水流沿いが登れそうであったが、まともに水流を受けそうなので、高巻くことにした。上段は水流左が登れそうであったが中盤から終盤にかけてホールドがなさそうであった。左岸から容易に巻くことができ、問題なく沢床へ。

 さらに滝を幾つか越えると水が枯れる。右岸側に大規模な崩壊地が見えた辺りから少し進み、2250m付近から左岸の斜面を登ることにした。斜度はまずまずあるが、藪もなく西天狗から南西に延びる尾根の2383m地点付近に詰め上げた。

 小休止の後、治郎兵衛沢へ向け下降を開始した。2383mピークから少しトラバースしながら枝沢に下降した。枝沢も思ったよりガレておらず、治郎兵衛沢に問題なく到着した。全体写真を撮っていると雨が降り出す。合羽を着て下降を開始する。治郎兵衛沢も問題はないが、途中30mほどの滝が現れ、左岸から巻き下りた。雷が鳴る中、下降を続け、林道に到着した。

 河原木場沢、治郎兵衛沢は予想していたより渓相もよく、滝場など見所もあり良い沢であった。また、適度に涼しく、虫がいないのは加点要素であった。
 今回の訓練の目的は足慣らし・沢装備の確認等々であったが、個人的に先輩方の読図、高巻きのルートどり、大人数での行動等で学ぶことが多く有意義な山行であった。このような状況の中、参加して頂いた皆様に感謝いたします。


1日:6:30桜平駐車場(中)集合ー6:45駐車場発ー7:00醤油樽の滝への遊歩道入口ー7:30醤油樽の滝ー8:00高巻き開始ー8:30巻き終了ー9:10 2段15m滝ー11:00西天狗南西尾根ー11:40治郎兵衛沢ー12:00 30m滝ー13:00林道ー13:15駐車場

醤油樽の滝


中盤のナメ

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執筆 : 
hnyqzi11664 2021-7-31 22:00
日程:2021年07月31日(土)
山域:西丹沢/玄倉川 小川谷廊下
山行形態:沢登り
メンバー(役割):S(SL)、W(装備)、H(CL,記録)
記録:
ここ数年、台風やらコロナ過の影響で入渓の機会がなく久しぶり。今年の梅雨明けは早く(16日)、沢の水量が明らかに少ない。F2は流れが変わり、完全に乾いている右条をショルダー&ヘッドで、フォローはKADWAXアブミでクリアする。流れが大きく変化した大岩に残置ロープはなく、滑り台の面影も消える。30mロープで十分届くクライミングポイントは、蛭を警戒して草むら手前でビレイする。所々の釜には青さが戻っているように感じた。下山路は、穴ノ平橋の先でスパッツを外して蛭チェックで各自4,5匹、いない以前に戻ることはないのだろう。夏の初め、西丹の沢は肩から浴びるとちょっぴり冷たかった。
8:40 ユーシン渓谷駐車場ー 9:55 中ノ沢林道(入渓)〜(遡行)〜13:00 東沢出合ー穴ノ平橋ー15:45 駐車場


カテゴリ : 
執筆 : 
iceclimber_msc 2021-7-25 15:10
山行報告書

日程:2021年7月22-25日
山域:黒部五郎、鷲羽、水晶、笠ヶ岳
山行形態:縦走 
メンバー及び役割:HR
時間:
1日目:新穂高駐車場4:30-鏡平山荘9:00-双六小屋12:00-双六岳-三俣蓮華岳-三俣山荘キャンプ場14:30
2日目:4:45発-黒部五郎舎7:00-黒部五郎岳8:40-黒部五郎舎10:00-三俣山荘キャンプ場13:15
3日目:5:00発-鷲羽岳6:00-水晶小屋-水晶岳8:20-ワリモ北分岐-三俣山荘12:00-双六小屋キャンプ場14:30
4日目:5:00発-大ノマ岳-笠ヶ岳山荘-笠ヶ岳山頂10:30-笠新道分岐12:00-新穂高駐車場下山16:30

記録:
前日22時入りで登山者駐車場は残り10台程。
1日目、7時過ぎから気温上昇。沢沿いに上がり、双六到着。双六岳から稜線を経由し、三俣山荘に到着。キャンプ場上部は雪渓が残る。小川が多く有難い。
2日目、巻道を経由し、黒部五郎舎へ。コバイケイソウが満開。カールを経て山頂へ。そのまま山荘に戻る。
3日目、鷲羽岳から水晶岳へ。すれ違いも少なく、歩きやすい。黒部源流まで下る。山荘でテントを回収し、双六小屋に移動。
4日目、弓折岳から道が空く。笠ヶ岳へは3パーティ程。大ノマ岳はコバイケイソウが一面。笠ヶ岳山頂は曇り。クリヤ谷ルートは未整備のため閉鎖。笠新道分岐から、長い下り坂。ヘリの音が長時間響く。新穂高に下山。日差しが強く、午前は晴れ、夕方は雷雨。充実した夏山縦走となりました。ありがとうございました。

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執筆 : 
iceclimber_msc 2021-7-23 16:40
山行報告書

日程:2021年7月23日朝発〜日帰り
山域:丹沢/源次郎沢遡行
山行形態:遡行
メンバー:W

F10は左から巻いてトップロープで登る。ロープをたたんでいると大きな蛭がついていた。上部は倒木がうるさい。源次郎尾根を下降するので、コンパスをセットするため沢から右の尾根に早めに上がり、赤岩まで登る。源次郎尾根の草原はガスで見晴が無かったが気持ちの良い所だ。

記録:5:40自宅発、7:45戸台駐車場発、9:00本谷F10下、10:30F10上、10:50赤岩着、12:30戸台駐車場着
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