- 山行記録
2014年 7月 12日?13日 メンバー:古屋(CL) 羽生田(SL・記録)
梅雨開けにはまだ早い、台風一過、晴れ間狙いのトレーニング。フリーのメッカ小川山で人工登攀!
双葉SAに早朝集合、車1台で小川山へ。いつもの所で一番いい幕場に陣取り、八幡沢奥の大滝へ向かう。
40分ほどで到着、大滝の左壁にルートはありました。
滝に近いルートの2ピッチ目には連なったリングボルトが輝く。登攀意欲がわくものの、水量が多いのか飛沫で1ピッチ目が濡れているので取付きはまたの機会に。左奥隣りのルートの1ピッチを使い、羽生田、古屋の順にリードで練習する。1本目は鐙に取り付けたチョン棒モードの連発だったが、2本目は古屋さんの登りを見習って壁のスタンス・ホールドを使いながら、ほぼチョン棒なしで登る。ピンの間隔が遠目で練習によい。また、木陰と大滝のマイナスイオン効果でビレイの最中はとても心地よい。
昼食の後、つるべで3ピッチを登る。
1P目:羽生田 体が慣れて軽快に動けます。
2P目:古屋 枯れた苔が瘡蓋状に敷き詰められ、ピンの見逃しでさらに高難度になったスラブを登りきり、左へトラバースしてビレイ点へ。
3P目:軽く被った垂壁、ハング越えをチョン棒モード全開で淡々と通過、ビレイ点が見当たらないので林の中へ上がり込み、最初の立木で確保する。
下降は60mシングルロープ2回の懸垂で戻れたが、最初がオーバーハングの空中懸垂になる。偶々、垂壁の基部付近に立木があり、それを手掛かりにビレイポイントに着地できたとのこと。もしも、立木がなかったらどのようにして降るべきだったのか。
16時を過ぎて大滝右壁に移動し、クラックの「さよなら百恵ちゃん」を古屋リード、羽生田トップロープで1時間ほど練習して終了。ナナーズ買い出しでは自分へのご褒美に、ちょいと贅沢して高原ビールに手を伸ばす。焚火はうまく出来なかったが大雨の所為ということで、21時半過ぎに就寝した。
翌朝は6時半、遅めの起床。朝食の後、マルチにするかクラックにするか少し思案するがクラックを選択して兄岩2Fへと向かう。9時過ぎよりトップロープにて「もみじ」で練習を開始。回数を重ねるに連れてクラックの足使いとポイントとなる上部の右手のホールドを習得する。4回登った後、仕上げのリードに挑戦(安全第一、ロープは1ピン目にプレクリップ)するが、惜しくも上部のホールドで右手が力尽きた。ホールドが利き腕の左手だったら…。
一雨降ってきたが予報では15時には崩れるようだ。岩が乾くのを待ち、トップロープを「マガジン」に移す。懸垂下降しながらルートを観察、古屋さんが取付いて1本登った後、羽生田の番がくる。先ほどの練習で右手はかなりきており、核心部は左手とロープに体重を預けての通過、上部は快適に上ったが「もみじ」と同じ5.10aとは思えなかった。もう一回、古屋さんが取付いて本日は終わり、15時前に兄岩を去る。小川山を離れると川上村の雨は強く降りだした。
梅雨開けにはまだ早い、台風一過、晴れ間狙いのトレーニング。フリーのメッカ小川山で人工登攀!
双葉SAに早朝集合、車1台で小川山へ。いつもの所で一番いい幕場に陣取り、八幡沢奥の大滝へ向かう。
40分ほどで到着、大滝の左壁にルートはありました。
滝に近いルートの2ピッチ目には連なったリングボルトが輝く。登攀意欲がわくものの、水量が多いのか飛沫で1ピッチ目が濡れているので取付きはまたの機会に。左奥隣りのルートの1ピッチを使い、羽生田、古屋の順にリードで練習する。1本目は鐙に取り付けたチョン棒モードの連発だったが、2本目は古屋さんの登りを見習って壁のスタンス・ホールドを使いながら、ほぼチョン棒なしで登る。ピンの間隔が遠目で練習によい。また、木陰と大滝のマイナスイオン効果でビレイの最中はとても心地よい。
昼食の後、つるべで3ピッチを登る。
1P目:羽生田 体が慣れて軽快に動けます。
2P目:古屋 枯れた苔が瘡蓋状に敷き詰められ、ピンの見逃しでさらに高難度になったスラブを登りきり、左へトラバースしてビレイ点へ。
3P目:軽く被った垂壁、ハング越えをチョン棒モード全開で淡々と通過、ビレイ点が見当たらないので林の中へ上がり込み、最初の立木で確保する。
下降は60mシングルロープ2回の懸垂で戻れたが、最初がオーバーハングの空中懸垂になる。偶々、垂壁の基部付近に立木があり、それを手掛かりにビレイポイントに着地できたとのこと。もしも、立木がなかったらどのようにして降るべきだったのか。
16時を過ぎて大滝右壁に移動し、クラックの「さよなら百恵ちゃん」を古屋リード、羽生田トップロープで1時間ほど練習して終了。ナナーズ買い出しでは自分へのご褒美に、ちょいと贅沢して高原ビールに手を伸ばす。焚火はうまく出来なかったが大雨の所為ということで、21時半過ぎに就寝した。
翌朝は6時半、遅めの起床。朝食の後、マルチにするかクラックにするか少し思案するがクラックを選択して兄岩2Fへと向かう。9時過ぎよりトップロープにて「もみじ」で練習を開始。回数を重ねるに連れてクラックの足使いとポイントとなる上部の右手のホールドを習得する。4回登った後、仕上げのリードに挑戦(安全第一、ロープは1ピン目にプレクリップ)するが、惜しくも上部のホールドで右手が力尽きた。ホールドが利き腕の左手だったら…。
一雨降ってきたが予報では15時には崩れるようだ。岩が乾くのを待ち、トップロープを「マガジン」に移す。懸垂下降しながらルートを観察、古屋さんが取付いて1本登った後、羽生田の番がくる。先ほどの練習で右手はかなりきており、核心部は左手とロープに体重を預けての通過、上部は快適に上ったが「もみじ」と同じ5.10aとは思えなかった。もう一回、古屋さんが取付いて本日は終わり、15時前に兄岩を去る。小川山を離れると川上村の雨は強く降りだした。
日程:2014年6月28日(土)
山域:谷川岳一ノ倉沢衝立岩中央稜登攀・北陵下降(翌29日(日)のダイレクトカンテは雨天のため中止)
山行形態:岩登り(自主山行)
メンバー: 古屋(CL) 羽生田(SL) 栗田(記録)
記録:
6月27日(金)
22:00古屋車・栗田車で八王子・両角さん宅前に集まり、古屋車をデポさせてもらい、栗田車でみなかみ道の駅へ。
6月28日(土)
曇り。行動中も水気の多い霧に包まれることはあったものの、本格的な雨に降られることはなかった。
4:30起床。車でベースプラザへ。5:30ベースプラザ発。6:30一ノ倉沢出合。身支度を整えテールリッジ経由で衝立岩中央稜取り付きへ。7:30衝立岩中央稜取り付き着。
取り付きでは男女2名のパーティーが、さらに先行するパーティーが1Pを登り終えるのを待っていた。20?30分ほど待って登攀開始。
1P:古屋さん、2P:羽生田さん、3P:栗田、4P:古屋さん、5P:羽生田さん、6P:栗田、7P:羽生田さん、がリードで登る。
11:45終了点。12:30北陵下降開始。懸垂下降7Pで15:00過ぎに略奪点付近に到達。古屋さんがネット上で見つけた北陵下降に関する情報は正確で途中迷うこともなかった。6P目と7P目は途中空中懸垂となる。懸垂下降1Pの支点は真新し鎖の、ゲレンデの支点と比べても見劣りのしない支点であったが、最終7P目の支点は不安を覚えるほど貧弱なものだった。衝立前沢を下り、最下部を懸垂下降1Pで一ノ倉沢へ降り立った。16:30一ノ倉沢出合。17:30ベースプラザ帰着。
感想:
天候にはあまり期待できる状況ではないなかでの登攀開始となり、昨年秋の3ルンゼ悪天候途中敗退の記憶も蘇ったが、雨に降られなかったのは幸いだった。比較的すっきりした露出感のあるピッチのリードもさせていただき、古屋さん、羽生田さんありがとうございました。また、登攀途中、見た目は問題なさそうな大きなホールドが掴んでみるグラついていたり、泥が付いた滑りやすいルンゼを通過したり、アルパインクライミングならではの経験もできた。
加えて、下降は北陵下降も体験でき、個人的には非常に密度の濃い1日でした。
山域:谷川岳一ノ倉沢衝立岩中央稜登攀・北陵下降(翌29日(日)のダイレクトカンテは雨天のため中止)
山行形態:岩登り(自主山行)
メンバー: 古屋(CL) 羽生田(SL) 栗田(記録)
記録:
6月27日(金)
22:00古屋車・栗田車で八王子・両角さん宅前に集まり、古屋車をデポさせてもらい、栗田車でみなかみ道の駅へ。
6月28日(土)
曇り。行動中も水気の多い霧に包まれることはあったものの、本格的な雨に降られることはなかった。
4:30起床。車でベースプラザへ。5:30ベースプラザ発。6:30一ノ倉沢出合。身支度を整えテールリッジ経由で衝立岩中央稜取り付きへ。7:30衝立岩中央稜取り付き着。
取り付きでは男女2名のパーティーが、さらに先行するパーティーが1Pを登り終えるのを待っていた。20?30分ほど待って登攀開始。
1P:古屋さん、2P:羽生田さん、3P:栗田、4P:古屋さん、5P:羽生田さん、6P:栗田、7P:羽生田さん、がリードで登る。
11:45終了点。12:30北陵下降開始。懸垂下降7Pで15:00過ぎに略奪点付近に到達。古屋さんがネット上で見つけた北陵下降に関する情報は正確で途中迷うこともなかった。6P目と7P目は途中空中懸垂となる。懸垂下降1Pの支点は真新し鎖の、ゲレンデの支点と比べても見劣りのしない支点であったが、最終7P目の支点は不安を覚えるほど貧弱なものだった。衝立前沢を下り、最下部を懸垂下降1Pで一ノ倉沢へ降り立った。16:30一ノ倉沢出合。17:30ベースプラザ帰着。
感想:
天候にはあまり期待できる状況ではないなかでの登攀開始となり、昨年秋の3ルンゼ悪天候途中敗退の記憶も蘇ったが、雨に降られなかったのは幸いだった。比較的すっきりした露出感のあるピッチのリードもさせていただき、古屋さん、羽生田さんありがとうございました。また、登攀途中、見た目は問題なさそうな大きなホールドが掴んでみるグラついていたり、泥が付いた滑りやすいルンゼを通過したり、アルパインクライミングならではの経験もできた。
加えて、下降は北陵下降も体験でき、個人的には非常に密度の濃い1日でした。
日程 : 2014年 6月15日(日)
山域 : 吾妻連峰/前川・大滝沢/
山行形態 : 沢登り
メンバー及び役割:清野(CL・記録)
記録 : 8:30入渓、9:05大滝、11:20吊り橋下、12:20遡行終了、13:45滑川温泉帰着
以前より行きたかった滑川温泉・福島屋。自炊湯治がてら大滝沢を遡行してきた。
聞いていたとおりナメのきれいな明るい沢でロープいらず。大滝は入渓点より近く、
35分。100m近い上方から扇型に瀑流が広がりながら落ちるさまは一見の価値あり。
壊れた吊り橋を過ぎて2つ目の右岸枝沢に入り、登山道が横切る場所で遡行終了。
ウルイ採取をしながら4時間弱であった。スノーブロックが所どころに残るが、
特に問題なく通過できる。下山はたけのこ採りしながら1時間程で福島屋に到着。
ナメ
大滝
山域 : 吾妻連峰/前川・大滝沢/
山行形態 : 沢登り
メンバー及び役割:清野(CL・記録)
記録 : 8:30入渓、9:05大滝、11:20吊り橋下、12:20遡行終了、13:45滑川温泉帰着
以前より行きたかった滑川温泉・福島屋。自炊湯治がてら大滝沢を遡行してきた。
聞いていたとおりナメのきれいな明るい沢でロープいらず。大滝は入渓点より近く、
35分。100m近い上方から扇型に瀑流が広がりながら落ちるさまは一見の価値あり。
壊れた吊り橋を過ぎて2つ目の右岸枝沢に入り、登山道が横切る場所で遡行終了。
ウルイ採取をしながら4時間弱であった。スノーブロックが所どころに残るが、
特に問題なく通過できる。下山はたけのこ採りしながら1時間程で福島屋に到着。
ナメ
大滝
2014/5/31(土)明星山 フリースピリッツ メンバー 古屋・羽生田
暑さ、脆さ、ルーファイに苦しんだ12時間、日の長い時期を選んで正解。
フリーにこだわりたかったが、まだまだ・・・でした!
暑さ、脆さ、ルーファイに苦しんだ12時間、日の長い時期を選んで正解。
フリーにこだわりたかったが、まだまだ・・・でした!
5月31日(土)
メンバー:A井(CL、記録)、K田(SL)
片品川水系の沢に日帰りで行ってきました。
所々まだ相当雪が残っていました。
ナメが多く、晴天のもと穏やかな沢登りでいした。
メンバー:A井(CL、記録)、K田(SL)
片品川水系の沢に日帰りで行ってきました。
所々まだ相当雪が残っていました。
ナメが多く、晴天のもと穏やかな沢登りでいした。