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- 山行記録

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msc_kiroku2 2006-10-20 16:19
場所: 那須☆☆山麓阿武隈川支流☆☆沢  (注:自然環境保全のため一部☆にしています。) メンバー:須藤(CL、装備)、清野(SL)、清水、扇原、高森(食当)、木村(記録) 10月20日(金)  22時JR久喜駅に集合し、須藤さんの車で白河へ向かう。24時過ぎに☆☆村に到着。テントを張り、とりあえず一杯飲む。それぞれ持参のガイドブックで予習をしつつ就寝。 10月21日(土)  6時起床。車を☆☆温泉「☆☆屋」の駐車場に置き準備をする。風がとても冷たい。7時遡行開始。この時期になると水温が低いので、なるべく濡れたくないなと思いながら徒渉する。「キノコを探しながら歩くんだよ!」とうい声にハッとなる。そう、今回の目的は“キノコ”なのだ。昨晩の話では、清野さんは1種類、須藤さんは3種類食べられるキノコを知っているということだった・・・。頼りの門脇さんがいないので少々不安である。 7時30分頃10m程の滝に到着、右側を登る。このあとは大きな滝はないそうで、キノコ探しに本腰を入れる。しばらく歩くと倒木にいかにも食べられそうなキノコがたくさん生えている。ナラタケ似?のこのキノコ、ガイドブックを見てもこれだという確証が持てない。とりあえず不明キノコとしていくつか採集していく。(後で分かったことだが、これはドククリタケという毒キノコであった。危険です!)沢沿いではなく、ちょっと樹林帯に入ったところにある倒木にきのこが生えているようだ。真っ白なブナハリダケとムキダケが良く生えている。ムキダケは毒性のあるツキヨタケと似ているので柄の部分をカットして青黒くなるかどうかで判断する。須藤さんが一個づつ丹念に調べてくれたおかげでちゃんとムキダケのみを選べたようだ。 9時30頃、清水さんが樹林帯からみんなを呼んでいる。なんとそこにはナメコの大群が!市販されているものよりもかなり大粒のナメコ達が倒木からたくさん生えている。いかにも“木の子”という感じ。あまりの嬉しさに記念撮影を撮ってからナメコを採集する。ものすごくキノコに集中しているせいか時間感覚がおかしくなる。まだ朝の9時過ぎだというのに午後3時くらいの気分だ。その後も徒渉とキノコ採りを繰り返しながら沢を登っていく。 11時過ぎ、ブナハリタケが大量発生している場所(昨年と同じ場所らしい)に着く。いやになる程採集して、各自ずっしりと重くなったキノコ袋を担いで最後のつめを上る。小さな滝の連続だが結構水に濡れ体が冷える。つめ上がった所で水を汲む。 13時頃よりヤブコギ開始。高森さんと木村は初体験である。背丈以上もある竹薮の中を進んでいく。全く方向が分からないし、細い枝が顔や手足を鞭打つのでかなり大変である。前の人と離れないように必死に着いていく。枝に引っ掛るのかシュリンゲやハンマーが気づかぬうちに落ちている。1時間30分ほどかけてようやく尾根に出る。尾根ルートをしばらく進み☆☆小屋に15時頃到着した。 今晩のメニューはワンタンキノコスープ、キノコと野菜の天ぷら、キノコソテー、海藻サラダ。採りたてのキノコを山で食べるのは最高だ。 10月22日(日)  7時起床、朝食は昨晩の残りごはんで雑炊をつくる。9時頃下山開始。2時間ほどで☆☆温泉に到着する。温泉に入ったあと、清野さんお薦めの小料理屋で反省会をして帰路につく。

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msc_kiroku2 2006-10-16 21:58
メンバー:寺本(CL)・中山・両角・西村(記録)、細谷夫妻(別行動・宿泊一緒) 10月16日(月曜) 朝8時にJR八王子駅南口集合、両角車にて豊科インター経由で長峰山を目指す。長峰山荘から登山口は車が通れそうもなく、明科からの車道を車で上り長峰山頂近くの駐車場に車を止め、徒歩2分程で長峰山山頂に到着する。 ここは北アルプスの展望台で常念から白馬まで一望できるはずなのだが今日は天候があま り良くなく、芋煮(豚汁?)とワインで遅い昼食を取る。今回運転手の寺本さんはワインはおあずけとなる。 昼食後、今日の宿泊場所の穴沢温泉松茸山荘に到着。共同食料の「お勧め銘酒」・「鋭い 酒肴1品」を取り出し先ずは乾杯。夕食は松茸コース料理で別注文に焼き松茸も追加。宴たけなわ中に細谷夫妻も到着する。 焼き松茸です。
遅いと思っていたら中央道を名古屋方面に行ってしまったとか。 就寝中寺本さんの「松茸山荘の秘密を見た!」と叫んでいるのを聞いたような気がするの は気のせいか。 10月17日(火曜) 細谷夫妻を長峰山に道案内するついでに再度長峰山に行く。今日は天気も良く眺望を満喫 できた。細谷夫妻と別れ大王わさび農園を観光。その後に昼食を何処で取るかと言うこと になり、長坂インターそばのそばの有名店「翁」で昼食となる。「やはりそばには日本酒 だよね。」と思いつつ今日運転手の西村はお茶をすする。 その後、両角邸に車を返し遭難することもなく解散となった。 長峰山山頂の不思議なオブジェ

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msc_kiroku2 2006-10-13 16:18
                     中山(CL)・佐藤(SL)・寺本(記録)  12日の夜は、はなはだ恐縮ながら、平塚の佐藤さん宅でご厄介になる。翌朝、佐藤さんの車で西丹沢自然教室にむかう。天気、晴れ。西丹沢自然教室の駐車場に車を入れ、遡行準備。モロクボ沢は全員初めてである。ガイドブックによれば、泳ぎあり、シャワークライムありと書いてあるので、寺本は、とりあえず、重装備とした。  準備終了した7時に歩き始める。キャンプ場から入渓できるとあるので、白石沢沿いの林道を登る。途中沢が分かれているところが見え、地図でもその辺りと思われたが、キャンプ場が見えないので、そのまま、途中からは、白石沢に入り登る。なかなかキャンプ場が見えないので、林道に戻って登り続ける。が、工事中であり、その標識によれば白石沢そのもので、地図を確認すると、入渓地点を過ぎていることがわかり、林道を引き返す。先ほど見た沢の分かれていると思われる地点をよく観察すると、キャンプ場ではないキャンプ場の跡がある。ここを突っ切り、無事モロクボ沢に入渓。途中の橋の標識には、「室窪沢」の表示あり。  F1は、登れそうもなく、中山さんが右岸のガレ場より高巻く、高巻き道は、そこそこ険しく、登りきり沢に戻るところは、初心者がいれば、お助け縄が必要と思われる。  F2は、ナメ状の段段になった滝で、F3には釜があるが、普通に越えられる。F4は、シャワークライムとあったが、何の事はない、左岸から右岸にトラバースするとき、少し水がかかる(かぶらない)程度である。F5は、泳ぐとあったが、別に泳ぐ必要もない。  全体に、魚影が見られ、釣師も1人入っていた。  最初の二俣を左に取り、途中から変わりそこそこ長い綺麗なナメを登る。最後の二俣で大休止を取る。二俣を右に取り、つめると薮こぎというほどのことはなく、登山道に出る。畦が丸を踏んで、下山。その途中、下棚、本棚の大滝を見学(偵察)して、何時挑戦するのかと自問自答した。本棚はいかにも厳しい。下棚は厳しい。  車に戻り、帰路につく。中川温泉のブナの湯で気分転換。佐藤さんには平塚駅まで送ってもらい解散した。  モロクボ沢は、ナメもあり全体に綺麗な沢で、登れる滝はむづかしいものではないし、水対策も普通でよく、装備も普通の装備で十分であり、初心者同行で、訓練用に登るにも良い沢だと思う。なお、佐藤さんと初めてご一緒したが、健脚には瞠目しました。  行動記録: 10月13日(金) 佐藤さん宅車で出発5:25→西丹沢自然教室着6:45→遡行開始7:00→白石沢に入る7:35→戻り始め8:05→モロクボ沢に入渓8:20→F1通過8:50→最初の二俣着9:18→第2の二俣着10:25→登山道11:15→畦が丸着11:32→駐車場着13:25

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msc_kiroku2 2006-10-7 15:44
山域   奥秩父 笛吹川 鶏冠谷右俣遡行 (上越 ナルミズ沢からの転進) メンバー 清野(CL)、平川(SL,記録,装備)、小嶋(食当)、高森(食当)、門脇、須藤、上林、青木  8名    10月7日の16時半に新座駅に集合した8名は関越道に乗り一路上越に向かった。目的はナルミズの遡行である。出発時の埼玉県地方天気は晴れ。上越は雨模様の予報で念のための転進先として武尊山の川場谷を予定しての出発であった。しかし、翌々日の9日昼。僕らは奥秩父鶏冠谷右俣を 詰め上げた稜線に立っていたのだった。  この記録の始まりは10月6日にさかのぼって始めなければならない。今回の計画は6日夜発の万太郎と八久和川の計画が悪天候やメンバー不参加でポシャリ、双方が合流して計画を立て直しし た所から始まる。  6日出発時点の天気は上越、関東とも暴風雨。今夜中に出掛ける事は諦める他ない。メンバーに連絡を取っていると清野さんから合流したい旨のメールが入った。SLの須藤さんと調布で待ち合わせし、清野さんの意向を聞きながら結局1日出発を伸ばしてナルミズ行きを決めたのであった。  また、当日には腸炎で不参加表明していた青木さんが奇跡の復活し、2人乗りの軽カブリオレで新座に登場した。この日はとりあえず湯檜曽駅まで行く事を決めて車を走らせるが沼田の辺りから天候は悪化し、水上ではかなりの雨となっていた。明日のナルミズは絶望である事は明確な筈なのに、スーパーで宴会の買出しをする皆の表情はやけに明るい。鍋物の材料をしこたま買い込んで駅の待合室は騒がしい連中の宴場と化したのだった。  翌朝シュラフの中で目が覚めると外の様子が普通でない事に気がついた。まるで嵐の様相だ。シュラフから顔を出すのも億劫になり二度寝を決め込んだ。8時過ぎにだらだらと朝飯を食い、転進先を決める。川場谷も捨てきれないがこの様子では沼田も対して変わらないだろう。9時前に湯檜曽を出て関越に乗る。上越に掛かる雨雲から離れるにしたがって天気は回復してくるが、風の強さは強烈で武尊山は雲の中だ。途中のサービスエリアで協議した結果、一気に奥秩父まで戻る事を決定する。地形図や遡行図は持っている筈ないので、既に丹沢並みに知り尽くした鶏冠谷に転進となったのであった。上越から雁坂トンネルを抜けて東沢までは途中から天気も良くなり、オープントップの青木号は素晴らしく快適である。  村営駐車場には13時前に着いた。行楽シーズンで満車である。何とか駐車して13時15分にやっと今回の山行の出発となったのであった。鶏冠出合い迄の渡渉は増水している事もあって多少足を取られ気味だ。その鶏冠出合いには14時着。今日の目標は魚留めの滝上の幕営適地迄なので1時間もあれば着いてしまうと思われた。  鶏冠谷も水量は多くビューポイントの逆くの字滝は押し流されそうで巻く事になった。巻いたりナメを歩いたりを繰り返すうちに目指す天場が過ぎてしまった事に気がついたのは15時を回った頃だ。少し戻るか先を探すか迷う所だが先を行く事にする。鶏冠谷の地形は切り立った壁が多く8人が横になれる平地は少ない。16時に左俣との二股で台地を見つけ今日はここに幕を張る事にする。8人はきつい所だが時間も押しているしやむを得ない。その代わり乾いた薪は豊富だった。  今日は冷たい風が強く、盛大な焚き火が欲しいところだった。  夕食のメニューは変り種のビーフンだ。『食当を極めたい』という小嶋/高森コンビの立候補でお願いしたのだが、今回といい、前回の東黒沢といい、『ああ、食ったな』と言える満足感があった。ラーメンも良いがビーフンも美味い。一生ビーフンを主食にしても良いとさえ思った。  タープを強烈に煽る冷たい風は24時になってやっと止んだ。沢を覆う木々の間からは満月が覗き、真夜中の沢を不気味に照らしている。明日の晴天も期待できる夜空であった。  翌朝は寒くてどうにもならずに目が覚めた。昨日の天気とは打って変わって最高の秋晴れだ。昨夜同様、普段よりよっぽど朝飯らしい朝飯をご馳走になって8時50分に出発だ。今日は右俣を詰めるだけなので時間は掛からない。右俣は登攀性はないが綺麗なナメが続く所だ。振り返ると頂に僅かに雪をかぶった富士山が見えた。周囲の紅葉にはまだ2?3週間は掛かるだろう。  右俣は印象に残る所の少ない沢だが詰に入る支流から見た40mの棚は見事だった。ここからは石楠花の混じる踏跡を20分ほどの登りで12時に登山道に出る事ができた。徳ちゃん新道を下って林道には13時半、駐車場には14時に着くことが出来た。その後、定番になりつつある白龍閣に寄って2日間の汗を流す。連休帰りの渋滞を避けるために早めの帰路を急いだが、既に中央道は2時間の渋滞表示が出ている。今回の山行は歩いている時間より車の中にいる時間のほうが長そうだ。反省会は両角さんを交えて行う事になり、両角邸に車を置かせてもらう。一部は両角邸に更に1泊のビバークをした。  今回の山行は元々万太郎谷から転進した結果だが、個人的には万太郎はどうにも遠い谷になりつつあるようだ。昨年に続き2年越しの希望も叶わなかった。万太郎に限らず、上越そのものがどうもそのような感じである。来年は是非とも万太郎、湯檜曽本谷、笹穴沢辺りを目標にしたいところだ。

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msc_kiroku2 2006-9-16 23:44
メンバー:平川(CL・装備)、山本(SL)、須藤、小嶋(食当)、高森(食当)、森(記録) 当初予定のナルミズ沢からコースと日程を変更しての計画。天候が危ぶまれていたが集合当日はなんとか持ちこたえ、予定通り現地へと向かった。駐車場で身支度を整え9:20入渓。 東黒沢の最初の大きな滑滝。
水量も豊富。
きのこ発見!上流部にも沢山あるだろうと採らずに通過してしまう。結局ここだけ だった(残念!)。
こんな感じでどんどん遡行。
ちょっと応急手当中。
上部は倒木だらけ。このあと藪の深い鞍部を越えてウツボギ沢を下降。
ウツボギ沢下降中。広河原も間近。とてもよい雰囲気。14時過ぎに広河原に到着。早速タープを張って、薪を集めて盛大な炎を上げ盛り上がる。天気も悪くなく、翌日のナルミズ沢遡行も視野に入れて就寝。
翌朝、広河原にて。 翌朝明け方から雨が振り一旦はナルミズへの転進を断念しかけたが、天候が徐々に回復して再びナルミズ沢遡行を検討していた。ところが、森が突然腰痛になってまともに動けなくなり、全てを断念。白髪門下降も中止して登山道経由で宝川温泉に下ることに。一般登山道でも、森はハーネスをつけたまま時々お助けロープで補助してもらいながらひたすら降りていく。
温泉バス亭にて。11:20に宝川温泉バス停着。温泉には浸からず、荷物を整理して上毛高原行きのバスを待っている間に蝸牛の井上さんらもやってくる。そのうちバスが来て、途中バスを乗り換えて土合の先の駐車地点にたどり着く。谷川温泉ユテルメで汗を流し、近くで蕎麦を食べて帰路につき、新座駅前のファミレスでミニ反省会をして解散した。森の腰痛で当初の計画が実現できず、来シーズンの再遡行を心に誓った。
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