- 山行記録
自主山行 2007年1月16?17日 メンバー ダブル佐藤
丹沢ハイク 大倉?塔の岳?丹沢山?檜洞丸?西丹沢自然教室
1日目(16日)天気は晴れ、最近は夜勤明けの山行は少々きつい、無理せず歩こう。暖かすぎる位良い天気だ。何度登っても大倉のバカ尾根はキツイなぁ。冬山だと言うのに春山のように気持ちが良い。大倉10:00発、塔ノ岳13:30着、少し長めの休憩。13:55発、塔ノ岳の北側、登山道を丹沢山へ向かう。登山道は雪が解けずに凍っていたので気を付けながら歩いて行く。シカとよく出会った。日高から竜ヶ馬場の間6頭のシカが私たちの前を歩いていた。なんか牧場でシカを放牧している感じがした。
登山道には雪はなく、日当たりの良い所は霜が解けてドロドロだった。丹沢山に15:15着
本日は、みやま山荘泊。新築したばかりで綺麗な気持ち良い小屋である。宿泊者は私たちだけで貸切です。18:00夕食。焼肉だったのでびっくりした。おいしかった。食後は、すぐに布団に入った。明日の天気が少し心配だなぁ。お休み。
2日目(17日)天気はあまり良くない。
あ?よく寝た。外を見たら思っていた程、天気は悪くない。計画書通りの山行に決定し、最初から雨具を着た。みやま山荘6:15発 今日もすぐシカの出迎えである。風が少しある、小雪からみぞれ、小雨と天気が変化していく雨具の着用は正解だった。棚沢の頭で小休止したが寒くて休んでいられないのですぐに出発、鬼ヶ岩付近8:05岩場を慎重にクリアし、蛭が岳に8:30着。寒いので小屋の中で休憩 ホットコーヒーを飲みながら番犬スティングと対面、とてもいい子だった。蛭が岳9:00発、直下が心配だったのでかみさんにアイゼンを着けさせた。これも正解だった。引っ掛けを注意しながら下った。臼ヶ岳10:10金山沢乗越11:00着、檜洞丸12:00着、山頂は3?4cmの雪があった。本当にこの間はキツイ所だが順調に歩く。ここで昼食である。カップラーメンがうまかった。12:20発ゴーラ沢出合いに向かい足元に注意しながら下る。登って来る人は2組に出会っただけ。ゴーラ沢出合い13:55、このペースで歩けば14:40のバスに乗れそうだ。休みを取らずに15分位歩いて行くと、とてもいい香りがする。周りを見るとミツマタが咲いている。ミツマタの群生地である。とてもいい香り幸せだぁ。西丹沢自然教室14:25着。バスは着ていた。靴のドロを河原で洗いバスに乗車 間に合って本当に良かった。本日もブナの湯はお預けで、一路平塚へ。一番心配だった天気が、雪でなくて本当に良かった。とにかく順調によく歩いた。 お疲れさん
丹沢ハイク 大倉?塔の岳?丹沢山?檜洞丸?西丹沢自然教室
1日目(16日)天気は晴れ、最近は夜勤明けの山行は少々きつい、無理せず歩こう。暖かすぎる位良い天気だ。何度登っても大倉のバカ尾根はキツイなぁ。冬山だと言うのに春山のように気持ちが良い。大倉10:00発、塔ノ岳13:30着、少し長めの休憩。13:55発、塔ノ岳の北側、登山道を丹沢山へ向かう。登山道は雪が解けずに凍っていたので気を付けながら歩いて行く。シカとよく出会った。日高から竜ヶ馬場の間6頭のシカが私たちの前を歩いていた。なんか牧場でシカを放牧している感じがした。
登山道には雪はなく、日当たりの良い所は霜が解けてドロドロだった。丹沢山に15:15着
本日は、みやま山荘泊。新築したばかりで綺麗な気持ち良い小屋である。宿泊者は私たちだけで貸切です。18:00夕食。焼肉だったのでびっくりした。おいしかった。食後は、すぐに布団に入った。明日の天気が少し心配だなぁ。お休み。
2日目(17日)天気はあまり良くない。
あ?よく寝た。外を見たら思っていた程、天気は悪くない。計画書通りの山行に決定し、最初から雨具を着た。みやま山荘6:15発 今日もすぐシカの出迎えである。風が少しある、小雪からみぞれ、小雨と天気が変化していく雨具の着用は正解だった。棚沢の頭で小休止したが寒くて休んでいられないのですぐに出発、鬼ヶ岩付近8:05岩場を慎重にクリアし、蛭が岳に8:30着。寒いので小屋の中で休憩 ホットコーヒーを飲みながら番犬スティングと対面、とてもいい子だった。蛭が岳9:00発、直下が心配だったのでかみさんにアイゼンを着けさせた。これも正解だった。引っ掛けを注意しながら下った。臼ヶ岳10:10金山沢乗越11:00着、檜洞丸12:00着、山頂は3?4cmの雪があった。本当にこの間はキツイ所だが順調に歩く。ここで昼食である。カップラーメンがうまかった。12:20発ゴーラ沢出合いに向かい足元に注意しながら下る。登って来る人は2組に出会っただけ。ゴーラ沢出合い13:55、このペースで歩けば14:40のバスに乗れそうだ。休みを取らずに15分位歩いて行くと、とてもいい香りがする。周りを見るとミツマタが咲いている。ミツマタの群生地である。とてもいい香り幸せだぁ。西丹沢自然教室14:25着。バスは着ていた。靴のドロを河原で洗いバスに乗車 間に合って本当に良かった。本日もブナの湯はお預けで、一路平塚へ。一番心配だった天気が、雪でなくて本当に良かった。とにかく順調によく歩いた。 お疲れさん
約20年振りの表尾根縦走、暖かい為晴れているのに霞がかかっていて展望はイマイチ、平日だがさすが人気コ?ス登山者も少なくない、あまり面白くない山行でした平川さんを見習って藪山に行けばよかった。
参加者:山本(CL)、須藤(SL、記録)、木村(装備)、樋田、門脇
行程:1月12日(金) 調布駅発 21:50?中央自動車道(調布IC?甲府昭和IC)?道の駅着 11:30
13日(土) 起床 6:30?芦安温泉市営駐車場発 9:00?夜叉神峠登山口 11:00?
夜叉神峠12:00?杖立峠 14:45
14日(日) 起床 6:30?杖立峠発 9:00?夜叉神峠 10:00?夜叉神峠登山口 10:40?
市営駐車場着 12:00
1月12日(金)21時に調布駅集合の予定だったが、門脇さんが新宿駅で遭難、到着遅れとなり、21:50に調布駅を出発、中央高速道にて甲府へ向かう。甲府昭和ICを降り、道の駅前の農協施設に11:30着、所要時間1時間40分。予想していたよりかなり早い。しかも途中でコンビニに寄っているし、少し道迷いもしている。テントを張って12時半過ぎに寝入る。山本さんにから1年前に北岳を目指した時には同じ場所でテントを張らずにザコ寝したと聞いて驚いた。この季節に!やはり剛者のやることは凄いのか?それともめんどうなだけの横着なのか?
13日(土)6:30起床、朝食を摂り、芦安温泉へ向かい、30分程で林道山の神ゲートに到着。
しかし、ゲートの門番が“今日はダメ”とゲートを上げてくれない。ゲートより少し下の市営駐車場に車を置き、登山準備。9時過ぎ出発、沢沿いにはしる旧登山道を登り夜叉神峠へ向かう。しかしこの沢にはビックリというか、呆れてしまう。なんと堰堤ばかりで、極めつけは6連弾堰堤である。視線を移すことなく、一視界でそれらが全て収まってしまう。“う?ん”と、唸るばかりである。
2時間ばかりで夜叉神峠登山口に到着。ここまでは殆ど雪が無い。旧登山道から眺めてきたが、林道にも雪があるとは思えないし、危険に凍ったところも見られなかった。何故ゲートを上げてくれないのか、皆、ただただ不思議に思うばかりである。小休止して夜叉神峠への登山道を登る。雪が顕われ、少しずつ積もった量が増えていく。夜叉神峠に着いた辺りでは膝くらいまであったろうか。
峠での景色は素晴らしかった。雲一つない快晴もあって、南アルプスが南端から北端まで大パノラマ状態で見通せる。農鳥岳、間ノ岳、北岳、仙丈岳が眼前に広がっていた。こんな山群を縦走出来たら、何と素晴らしいことか、いつかは、一生に一度くらいやってみたい、と皆で思う。
授業料はたくさん払う必要があるだろうが..。
15分程休み、アイゼンを装着して薬師岳、地蔵岳方面を目指す。ここからは急登である。目の前にかなり立った尾根が見える。息を切らして40分程、それが終わるとなだらかな、稜線下樹林帯をトラバースする。雪が少なく、地面が露出しているところも多い。大した傾斜ではなく、足場も悪くないのだが、あまりスピードが上がらない。先頭を行く山本さんが今一つ足に“乗り”が無さそうで、後尾の門脇さんも今一つの感じである。その割には、なかなか1本立てる気配が無く、こちらからお願いしないと暗くなるまで歩き通しの感じである。後で聞いた話だが、山本さんも、門脇さんも正月明け前週の八ヶ岳縦走での疲れが未だとれてなく、山本さんにいたっては、半分眠ったふらふら状態で登っていたらしい。言われてみれば、確かにそんな感じである。
ともあれ、14:45杖立峠に着く。目標の薬師岳、地蔵岳は遥か先で、計画の幕営地点、南御室小屋の半分しか来ていない。明日のことを考えればもう少し先に行った方が良いので、須藤が斥候となり、その先に良いテン場がないか、空身で探しに行く。しかし、行けども行けども稜線下樹林帯をトラバるばかりで、平地、凹地など見えてこない。已む無く、杖立峠での幕営となった。
雪面を整地、テントを張って中に入り、チビチビやりながら夕食準備。計画書にはレトルト持参となっていたので、各自で夕食は用意するものと思い、自分はボンカレーの他に鍋焼きうどんやら、鳥手羽の5本パック×2、ハムなどいろいろ担いで来た。が、山本さん曰く、レトルトを一つ持ってくれば、(それだけでは足りないはずだから)副食(主食?)の豚汁は山本さんが手配する段取りだったようで、“何やってんだ!”となじられる。そんなこと言ったって誤解するよ、レトルト持参じゃ。
まあそれは良しとし、明日の話となる。ここで2つに意見が割れた。主戦強行派と撤退慎重派である。先づ撤退慎重派、“苺平(杖立峠から薬師岳の中間地点以前)まで片道2時間半だから往復してここまで5時間、駐車場までさらに3時間だから、明日はここからそのまま戻るしかないな。”と
次に主戦強硬派、“ええーっ!、何で?!、それじゃ意味がないじゃん。何とかもっと先まで行こうよ!どこか、此処まで来たんだって言えるポイントあるんじゃないの。”、と言われても、地図上にはそんな場所はどこにも無い。自分は勝ち馬に乗るべく、撤退慎重派に組みしてしまった。他の2人はダンマリを決め込み、2対1で勝負?はついてしまう。主戦強硬派のCLは、投げやりになってしまい、“あしたは須藤さんに任せるから、(勝手に)やってよ!”となってしまった。その後は、そんな事は忘れて、長々と食べ、飲みである。そして8:30就寝。
14日(日)6:30起床。前日の豚汁の残りで、雑炊を食べ、9:00杖立峠を後にする。1時間弱で夜叉神峠着。この日も晴天、絶景である。門脇さんからそれぞれの山(岳)の説明を受ける。正月明けに登る“はず”だった北岳のルート、池山吊尾根、ボーコン沢ノ頭、八本歯ノ頭が手に取るようによく分かり、ルートの厳しさが鮮明に見て取れる。鳳凰三山と称して、地蔵岳はおろか、薬師岳も辿り着けない自分からして見れば、北岳などとてもおぼつくものではない。けれど登ってみたい。頑張ろう。
夜叉神峠を降り、夜叉神峠登山口を経て、芦安温泉の駐車場に12:00着。その下の市営宿泊場の温泉に浸かった後、昼食を摂り、帰途へつく。16時過ぎに調布駅に着き、反省会。自分は車を自宅に置いて40分後に合流、いつもながら(?)ろくな反省もせず、二次会に突入。ラストの2時間はCL、Yさんへのお節介話で大いに盛り上がり、22時に解散となった。けれど、次年度山行の提案もなされ、なかなか意義のある6時間の宴会(?)だったと思う。
皆、ちゃんと遭難せずに家に着いたのだろうか?
終わり。
夜叉神峠までの道のりが長い!
やっと夜叉神峠に到着し小屋の前で小休止。
白根三山の美しい稜線がよく見えました。
今回は途中で時間切れとなり鳳凰三山は断念。
いつかあの稜線を歩きたいなと新なた目標を胸に下山
行程:1月12日(金) 調布駅発 21:50?中央自動車道(調布IC?甲府昭和IC)?道の駅着 11:30
13日(土) 起床 6:30?芦安温泉市営駐車場発 9:00?夜叉神峠登山口 11:00?
夜叉神峠12:00?杖立峠 14:45
14日(日) 起床 6:30?杖立峠発 9:00?夜叉神峠 10:00?夜叉神峠登山口 10:40?
市営駐車場着 12:00
1月12日(金)21時に調布駅集合の予定だったが、門脇さんが新宿駅で遭難、到着遅れとなり、21:50に調布駅を出発、中央高速道にて甲府へ向かう。甲府昭和ICを降り、道の駅前の農協施設に11:30着、所要時間1時間40分。予想していたよりかなり早い。しかも途中でコンビニに寄っているし、少し道迷いもしている。テントを張って12時半過ぎに寝入る。山本さんにから1年前に北岳を目指した時には同じ場所でテントを張らずにザコ寝したと聞いて驚いた。この季節に!やはり剛者のやることは凄いのか?それともめんどうなだけの横着なのか?
13日(土)6:30起床、朝食を摂り、芦安温泉へ向かい、30分程で林道山の神ゲートに到着。
しかし、ゲートの門番が“今日はダメ”とゲートを上げてくれない。ゲートより少し下の市営駐車場に車を置き、登山準備。9時過ぎ出発、沢沿いにはしる旧登山道を登り夜叉神峠へ向かう。しかしこの沢にはビックリというか、呆れてしまう。なんと堰堤ばかりで、極めつけは6連弾堰堤である。視線を移すことなく、一視界でそれらが全て収まってしまう。“う?ん”と、唸るばかりである。
2時間ばかりで夜叉神峠登山口に到着。ここまでは殆ど雪が無い。旧登山道から眺めてきたが、林道にも雪があるとは思えないし、危険に凍ったところも見られなかった。何故ゲートを上げてくれないのか、皆、ただただ不思議に思うばかりである。小休止して夜叉神峠への登山道を登る。雪が顕われ、少しずつ積もった量が増えていく。夜叉神峠に着いた辺りでは膝くらいまであったろうか。
峠での景色は素晴らしかった。雲一つない快晴もあって、南アルプスが南端から北端まで大パノラマ状態で見通せる。農鳥岳、間ノ岳、北岳、仙丈岳が眼前に広がっていた。こんな山群を縦走出来たら、何と素晴らしいことか、いつかは、一生に一度くらいやってみたい、と皆で思う。
授業料はたくさん払う必要があるだろうが..。
15分程休み、アイゼンを装着して薬師岳、地蔵岳方面を目指す。ここからは急登である。目の前にかなり立った尾根が見える。息を切らして40分程、それが終わるとなだらかな、稜線下樹林帯をトラバースする。雪が少なく、地面が露出しているところも多い。大した傾斜ではなく、足場も悪くないのだが、あまりスピードが上がらない。先頭を行く山本さんが今一つ足に“乗り”が無さそうで、後尾の門脇さんも今一つの感じである。その割には、なかなか1本立てる気配が無く、こちらからお願いしないと暗くなるまで歩き通しの感じである。後で聞いた話だが、山本さんも、門脇さんも正月明け前週の八ヶ岳縦走での疲れが未だとれてなく、山本さんにいたっては、半分眠ったふらふら状態で登っていたらしい。言われてみれば、確かにそんな感じである。
ともあれ、14:45杖立峠に着く。目標の薬師岳、地蔵岳は遥か先で、計画の幕営地点、南御室小屋の半分しか来ていない。明日のことを考えればもう少し先に行った方が良いので、須藤が斥候となり、その先に良いテン場がないか、空身で探しに行く。しかし、行けども行けども稜線下樹林帯をトラバるばかりで、平地、凹地など見えてこない。已む無く、杖立峠での幕営となった。
雪面を整地、テントを張って中に入り、チビチビやりながら夕食準備。計画書にはレトルト持参となっていたので、各自で夕食は用意するものと思い、自分はボンカレーの他に鍋焼きうどんやら、鳥手羽の5本パック×2、ハムなどいろいろ担いで来た。が、山本さん曰く、レトルトを一つ持ってくれば、(それだけでは足りないはずだから)副食(主食?)の豚汁は山本さんが手配する段取りだったようで、“何やってんだ!”となじられる。そんなこと言ったって誤解するよ、レトルト持参じゃ。
まあそれは良しとし、明日の話となる。ここで2つに意見が割れた。主戦強行派と撤退慎重派である。先づ撤退慎重派、“苺平(杖立峠から薬師岳の中間地点以前)まで片道2時間半だから往復してここまで5時間、駐車場までさらに3時間だから、明日はここからそのまま戻るしかないな。”と
次に主戦強硬派、“ええーっ!、何で?!、それじゃ意味がないじゃん。何とかもっと先まで行こうよ!どこか、此処まで来たんだって言えるポイントあるんじゃないの。”、と言われても、地図上にはそんな場所はどこにも無い。自分は勝ち馬に乗るべく、撤退慎重派に組みしてしまった。他の2人はダンマリを決め込み、2対1で勝負?はついてしまう。主戦強硬派のCLは、投げやりになってしまい、“あしたは須藤さんに任せるから、(勝手に)やってよ!”となってしまった。その後は、そんな事は忘れて、長々と食べ、飲みである。そして8:30就寝。
14日(日)6:30起床。前日の豚汁の残りで、雑炊を食べ、9:00杖立峠を後にする。1時間弱で夜叉神峠着。この日も晴天、絶景である。門脇さんからそれぞれの山(岳)の説明を受ける。正月明けに登る“はず”だった北岳のルート、池山吊尾根、ボーコン沢ノ頭、八本歯ノ頭が手に取るようによく分かり、ルートの厳しさが鮮明に見て取れる。鳳凰三山と称して、地蔵岳はおろか、薬師岳も辿り着けない自分からして見れば、北岳などとてもおぼつくものではない。けれど登ってみたい。頑張ろう。
夜叉神峠を降り、夜叉神峠登山口を経て、芦安温泉の駐車場に12:00着。その下の市営宿泊場の温泉に浸かった後、昼食を摂り、帰途へつく。16時過ぎに調布駅に着き、反省会。自分は車を自宅に置いて40分後に合流、いつもながら(?)ろくな反省もせず、二次会に突入。ラストの2時間はCL、Yさんへのお節介話で大いに盛り上がり、22時に解散となった。けれど、次年度山行の提案もなされ、なかなか意義のある6時間の宴会(?)だったと思う。
皆、ちゃんと遭難せずに家に着いたのだろうか?
終わり。
夜叉神峠までの道のりが長い!
やっと夜叉神峠に到着し小屋の前で小休止。
白根三山の美しい稜線がよく見えました。
今回は途中で時間切れとなり鳳凰三山は断念。
いつかあの稜線を歩きたいなと新なた目標を胸に下山
八ヶ岳縦走計画が・・・荒天の為・・・北八ヶ岳彷徨に
メンバー:山本(CL+記録) 門脇SL 木村(食当) 高森(食当+装備)
元はと言えば、「鳳凰三山」の日程をずらして「北岳」へ行くことにしたのだが、メンバーが入れ替わり車も出せなくなり、土壇場で「八ヶ岳縦走」(北八ッから編み笠山まで)に変更。ところが天候が悪く、思った以上の積雪により結局「北八ヶ岳彷徨」となった。
1/6 07:30 新宿発あずさ3号にて茅野へ。車窓の景色が白く変わり始め、茅野に着く頃には雪が降っていた。天気予報はひどいものだが、八ヶ岳なら逃げも利くので予定通り山に向かう。渋の湯までの道は結構積雪があり、側溝にはまっている車が2台も見受けられた。
11:30 黒百合平に向かって歩き始める。昨夜も降雪が有ったようだがトレースは有り、14:00黒百合平着。テント場には3?4張のテントが張られていた。中山峠先はトレースが消えかけ、天狗岳ピストンのパーティがデポしたザックが雪に埋もれていた。此処からは、膝位までのラッセルとなる。初めの急登で高森さん滑りまくり、いつまでたっても登って来れない。雪の着いた急坂登りには慣れが必要だ。トレースも消えて、吹雪で見通しも良くない中、前方から数名のパーティが下ってきた。荷物をデポしていた連中だ。そのトレースもすぐに消えてしまう。天狗岳の登りに差し掛かる手前の樹林帯出口に着いた時には既に3時を回っていた。
1月6日 渋の湯から中山峠へ向かう途中。
年末硫黄岳に来た時とはうってかわって雪景色に・・・
今日は此処までとして樹林帯の中で幕営する。まずまずの幕場を見付け早々にテントに入る。結構風が強いがテントの中は快適だ。ストーブに火を点けて暖を取り、アルコールで体の中を温める。濡れ物を乾かしくつろぎ始めた頃、「すいませーん!」とテントの外で声がする。一同空耳かと耳を疑う。黒百合に泊まっていて空身で天狗の偵察に来て迷子になった登山者が、道を教えてくれとう言うのだ。トレースが消えて自分で道を見付けられないのだ。
「トレースが無くても踏まれて硬くなっている場所が有るから、そこを拾ってコースを見付けるしかない」と門脇さんがコツを教えるが全く聞いてないのだ。
「こっちも呑んじゃっているし無理だよ。」と言っても「どうにかお願いします。分かる所まで送って下さい。」と繰り返すばかりなのだ。
「ちょっと考え甘いんじゃないの?!」
仕方なく山本が靴を履き外に出る。もうすぐ暗くなると言うのにヘッドランプも持ってない。暫く歩いて「此処まででいいか?」と訪ねると「此処までは私も分かりましたよ。この先が分からないんです。」と言う。そんな事を繰り返すうちに、結局中山峠のすぐ上まで来てしまった。やれやれ。我々がテントを張っていなければ一体どうなっていたんだろうか。テントに戻って、高森さん特製のシチューをいただき、呑み直す。夜じゅう風強く、結構降った。
1/7 テントを撤収して9時過ぎ天狗に向けて出発する。新たに30?40?は積もったようだ。天狗へ向かったパーティが有る様で、トレースが有った。急登に差し掛かるところで追いつき、ラッセルを交代して山本が前に出たが、彼らはそこから引き返していった。吹き溜まりで胸位までのラッセルだが、後に続く木村さんがいっこうに這い上がれず雪まみれで格闘していた。吹雪で視界悪く、ルートが分かりにくい。
「ピークを踏ませて引き返そう」と、門脇さんが前に出て、もうあと僅かで頂上という所まで進んだが、吹きつけもかなり厳しいので、ピークは踏まずに撤退することにした。樹林帯まで戻り、昨夜と同じ場所に幕営する。昼頃には「停滞訓練」と称して酒を呑み始める。風雪一向に収まらず、雪はどんどん降り積もる。今夜は、木村さん特製粕汁だ!これまた美味し。酒がすすみ、早々と寝てしまう。
1/8 テントが雪に押されて、両端で寝た門脇・山本は身体が冷えて寝ていられず4時半頃起き出す。テントを掘り出し朝食を摂り、今日行動を話し合う。一晩で更に雪は積もった上、雪も止みそうもないので天狗再アタックは有得ない。来た道を戻るのも能がない。みどり池経由稲子湯? これも無理だろう。結局、中山峠から高見石経由渋の湯のラッセル訓練と決定。明るくなるのを待ちテントを撤収。
ところがトラブル発生。アンカーに使ったアックスが1本行方不明となってしまった。1時間ほど捜索するがとうとう見付けられず諦めて8:00出発。門脇さん所有のカドワックス1丁が北八ヶの樹林帯に眠る。雪解けの頃に、山本・木村・高森で捜索隊を出す予定。雪が多い時は物を無くしやすいので充分気を付けなくてはいけない。深く反省。
1月8日 縦走を断念し高見石へ向かう。
時には腰までもぐるラッセルに悪戦苦闘。
幕場を後にするといきなりラッセル。中山峠から先もトレース無し。高見石に向け突っ込む。この時期の八ヶ岳でこんなにまとまった雪が降るのは珍しいのではないか!交代でラッセルし汗をかく。木村さん・高森さんにとっては本物の(?)ラッセルを体験。厳しいラッセルを経験したいと言っていた木村さんにはうってつけの山行となった訳だ。初めのうちは雪だらけで埋まっていた二人だが、最後のほうでは門脇さんからお褒めの言葉も。
11:47高見石小屋着。小屋では小屋番が除雪に追われていた。昨夜の泊り客が渋の湯に下山したとのことでトレースが有り助かる。賽の河原では踏み抜いて埋まったりしながらも順調に進み、13:30渋の湯着。思ったより早く着いたので、御殿湯で温泉につかりビールを呑みながらバスを待つ。雪はまだ降り続き、外に置いたザックに雪が被っていた。車窓から振り返ると、青空も見え山の中の天気が嘘のようだ。
茅野で飯を食い軽く反省会。帰りのあずさは何とか席を確保し、うたた寝しながら帰途に着く。木村さん・高森さんはなんだか盛り上がっていて、離れた席まで二人の笑い声が聞こえていた。
1月8日 ラッセルに疲れてちょっと休憩。
白一色の世界は幻想的です。
今回の計画、全部は無理でも夏沢峠までなら楽勝と思っていたのだが、ちょっと甘かった。予定の半分もこなせなかったが、ドカ雪のラッセル三昧で楽しい3日間となったのでヨシとしようか。
メンバー:山本(CL+記録) 門脇SL 木村(食当) 高森(食当+装備)
元はと言えば、「鳳凰三山」の日程をずらして「北岳」へ行くことにしたのだが、メンバーが入れ替わり車も出せなくなり、土壇場で「八ヶ岳縦走」(北八ッから編み笠山まで)に変更。ところが天候が悪く、思った以上の積雪により結局「北八ヶ岳彷徨」となった。
1/6 07:30 新宿発あずさ3号にて茅野へ。車窓の景色が白く変わり始め、茅野に着く頃には雪が降っていた。天気予報はひどいものだが、八ヶ岳なら逃げも利くので予定通り山に向かう。渋の湯までの道は結構積雪があり、側溝にはまっている車が2台も見受けられた。
11:30 黒百合平に向かって歩き始める。昨夜も降雪が有ったようだがトレースは有り、14:00黒百合平着。テント場には3?4張のテントが張られていた。中山峠先はトレースが消えかけ、天狗岳ピストンのパーティがデポしたザックが雪に埋もれていた。此処からは、膝位までのラッセルとなる。初めの急登で高森さん滑りまくり、いつまでたっても登って来れない。雪の着いた急坂登りには慣れが必要だ。トレースも消えて、吹雪で見通しも良くない中、前方から数名のパーティが下ってきた。荷物をデポしていた連中だ。そのトレースもすぐに消えてしまう。天狗岳の登りに差し掛かる手前の樹林帯出口に着いた時には既に3時を回っていた。
1月6日 渋の湯から中山峠へ向かう途中。
年末硫黄岳に来た時とはうってかわって雪景色に・・・
今日は此処までとして樹林帯の中で幕営する。まずまずの幕場を見付け早々にテントに入る。結構風が強いがテントの中は快適だ。ストーブに火を点けて暖を取り、アルコールで体の中を温める。濡れ物を乾かしくつろぎ始めた頃、「すいませーん!」とテントの外で声がする。一同空耳かと耳を疑う。黒百合に泊まっていて空身で天狗の偵察に来て迷子になった登山者が、道を教えてくれとう言うのだ。トレースが消えて自分で道を見付けられないのだ。
「トレースが無くても踏まれて硬くなっている場所が有るから、そこを拾ってコースを見付けるしかない」と門脇さんがコツを教えるが全く聞いてないのだ。
「こっちも呑んじゃっているし無理だよ。」と言っても「どうにかお願いします。分かる所まで送って下さい。」と繰り返すばかりなのだ。
「ちょっと考え甘いんじゃないの?!」
仕方なく山本が靴を履き外に出る。もうすぐ暗くなると言うのにヘッドランプも持ってない。暫く歩いて「此処まででいいか?」と訪ねると「此処までは私も分かりましたよ。この先が分からないんです。」と言う。そんな事を繰り返すうちに、結局中山峠のすぐ上まで来てしまった。やれやれ。我々がテントを張っていなければ一体どうなっていたんだろうか。テントに戻って、高森さん特製のシチューをいただき、呑み直す。夜じゅう風強く、結構降った。
1/7 テントを撤収して9時過ぎ天狗に向けて出発する。新たに30?40?は積もったようだ。天狗へ向かったパーティが有る様で、トレースが有った。急登に差し掛かるところで追いつき、ラッセルを交代して山本が前に出たが、彼らはそこから引き返していった。吹き溜まりで胸位までのラッセルだが、後に続く木村さんがいっこうに這い上がれず雪まみれで格闘していた。吹雪で視界悪く、ルートが分かりにくい。
「ピークを踏ませて引き返そう」と、門脇さんが前に出て、もうあと僅かで頂上という所まで進んだが、吹きつけもかなり厳しいので、ピークは踏まずに撤退することにした。樹林帯まで戻り、昨夜と同じ場所に幕営する。昼頃には「停滞訓練」と称して酒を呑み始める。風雪一向に収まらず、雪はどんどん降り積もる。今夜は、木村さん特製粕汁だ!これまた美味し。酒がすすみ、早々と寝てしまう。
1/8 テントが雪に押されて、両端で寝た門脇・山本は身体が冷えて寝ていられず4時半頃起き出す。テントを掘り出し朝食を摂り、今日行動を話し合う。一晩で更に雪は積もった上、雪も止みそうもないので天狗再アタックは有得ない。来た道を戻るのも能がない。みどり池経由稲子湯? これも無理だろう。結局、中山峠から高見石経由渋の湯のラッセル訓練と決定。明るくなるのを待ちテントを撤収。
ところがトラブル発生。アンカーに使ったアックスが1本行方不明となってしまった。1時間ほど捜索するがとうとう見付けられず諦めて8:00出発。門脇さん所有のカドワックス1丁が北八ヶの樹林帯に眠る。雪解けの頃に、山本・木村・高森で捜索隊を出す予定。雪が多い時は物を無くしやすいので充分気を付けなくてはいけない。深く反省。
1月8日 縦走を断念し高見石へ向かう。
時には腰までもぐるラッセルに悪戦苦闘。
幕場を後にするといきなりラッセル。中山峠から先もトレース無し。高見石に向け突っ込む。この時期の八ヶ岳でこんなにまとまった雪が降るのは珍しいのではないか!交代でラッセルし汗をかく。木村さん・高森さんにとっては本物の(?)ラッセルを体験。厳しいラッセルを経験したいと言っていた木村さんにはうってつけの山行となった訳だ。初めのうちは雪だらけで埋まっていた二人だが、最後のほうでは門脇さんからお褒めの言葉も。
11:47高見石小屋着。小屋では小屋番が除雪に追われていた。昨夜の泊り客が渋の湯に下山したとのことでトレースが有り助かる。賽の河原では踏み抜いて埋まったりしながらも順調に進み、13:30渋の湯着。思ったより早く着いたので、御殿湯で温泉につかりビールを呑みながらバスを待つ。雪はまだ降り続き、外に置いたザックに雪が被っていた。車窓から振り返ると、青空も見え山の中の天気が嘘のようだ。
茅野で飯を食い軽く反省会。帰りのあずさは何とか席を確保し、うたた寝しながら帰途に着く。木村さん・高森さんはなんだか盛り上がっていて、離れた席まで二人の笑い声が聞こえていた。
1月8日 ラッセルに疲れてちょっと休憩。
白一色の世界は幻想的です。
今回の計画、全部は無理でも夏沢峠までなら楽勝と思っていたのだが、ちょっと甘かった。予定の半分もこなせなかったが、ドカ雪のラッセル三昧で楽しい3日間となったのでヨシとしようか。
自主山行 2007年1月1日 (晴れ) メンバー ダブル佐藤
丹沢夜間ハイク 塔ノ岳(大倉尾根の往復) 夜間の歩行訓練と御来光を拝む
本年最初の山行です。仕事での帰宅が12:25新年になってしまった。素晴らしい星空、元旦の御来光が拝めそうだ。装備など確認してすぐに出発1:05、大倉1:55着、車を風の吊り橋の下にデポして、2:05歩き出す。私たちの他に何組かの登山者がいた。
私は月が出ていたので月光をあてにしていたが全くだめで最初からライトが頼りの歩きだった。今回新型のヘッドライトを試す目的もあった。実に明るくて良かった。大倉高原からの夜景と花立からの夜景が実に素晴らしかった。さすがに高度が上がると寒くなったが、何事も無く5:15塔ノ岳に到着 尊仏山荘は泊り客でごった返していた。汗で濡れた服を乾かしながら御来光を待った。少しじつ白々としてきた。下の方に雲が出てきて御来光が心配だったが、6:57御来光、神々しい、おもわず合掌― 東は御来光、西に赤富士、贅沢な眺めである。世は満足じゃ 素晴らしい新年を迎えられた事を心から感謝します。
早々に塔の岳7:15下山開始、少し凍った登山道を注意しながら下る。堀山の家で小休止して、一気に大倉まで無事下山9:35着、平塚10:15に帰宅。 お疲れ様
※今回の山行で新型ライトの試しで、やはりしっかりしたライトが必要である事が確認できた。あと、体温調整の難しさを考えさせられた。
丹沢夜間ハイク 塔ノ岳(大倉尾根の往復) 夜間の歩行訓練と御来光を拝む
本年最初の山行です。仕事での帰宅が12:25新年になってしまった。素晴らしい星空、元旦の御来光が拝めそうだ。装備など確認してすぐに出発1:05、大倉1:55着、車を風の吊り橋の下にデポして、2:05歩き出す。私たちの他に何組かの登山者がいた。
私は月が出ていたので月光をあてにしていたが全くだめで最初からライトが頼りの歩きだった。今回新型のヘッドライトを試す目的もあった。実に明るくて良かった。大倉高原からの夜景と花立からの夜景が実に素晴らしかった。さすがに高度が上がると寒くなったが、何事も無く5:15塔ノ岳に到着 尊仏山荘は泊り客でごった返していた。汗で濡れた服を乾かしながら御来光を待った。少しじつ白々としてきた。下の方に雲が出てきて御来光が心配だったが、6:57御来光、神々しい、おもわず合掌― 東は御来光、西に赤富士、贅沢な眺めである。世は満足じゃ 素晴らしい新年を迎えられた事を心から感謝します。
早々に塔の岳7:15下山開始、少し凍った登山道を注意しながら下る。堀山の家で小休止して、一気に大倉まで無事下山9:35着、平塚10:15に帰宅。 お疲れ様
※今回の山行で新型ライトの試しで、やはりしっかりしたライトが必要である事が確認できた。あと、体温調整の難しさを考えさせられた。