- 山行記録
日程 2009年9月18日(金)夜発?22日(火)
山域 かわち川内山塊/はいで早出川/ゴルジュ
山行形態 沢登り
参加者 清野(CL・記録)、山本(SL)、大浦(食当)、新屋(水泳隊長)
記録
9/18(金)
清野車はTX流山おおたかの森駅、大浦車はJR東川口駅をそれぞれ出発し、磐越道の津川ICからR49に出てすぐのコンビニに24:30頃集合。阿賀町上川支所の軒下を借りて仮泊。
9/19(土) 曇り/晴れ
下山後のアシとして大浦車を一ノ俣橋に置きに行き、ここから約50km早出ダムまで清野車で移動。支度を整えると早速湖岸沿いの道を行く。沢におりる最後のところがわかりにくかったが、2時間ほどで早出本流に降り立つ。ここに来るのはずい分前に中杉川に入って以来だ(写真03)。
11:30頃遡行開始。おなじみのアブはまったくおらず快適だが、寝不足がこたえる。ヘツリ、渡渉、泳ぎを交えて順調に進む(写真06 07 14)。ハヨ止まりの淵(写真09 13)は新屋が立候補し、ロープを引いて力強く泳ぐ。さすが子供の頃に海でならしただけのことはあり、淵の真中をぐんぐん進む。後続はロープをゴボウや引っ張ってもらい進む。ボフ沢を500?600m程越えた右岸の台地上に格好の幕場を見つけ、早々に幕とする。
幕場にて事件発生。清野がザックから酒の容器(ナルゲン)を取り出すと、なんと小さい孔があいてて酒がザックの中に漏れている。慌ててボトルに移し替えようとするが、思わず手が滑ってさらにこぼして残り200mlになってしまう。1.5lも背負ってきたのにほとんど無くなってしまうが、皆の「分けてあげるよ」とのやさしい言葉が嬉しい。
9/20(日) 晴れ/曇り
7:15遡行開始。広い河原、ゴーロ歩きがけっこう続き、断続的に出てくるゴルジュや淵はヘツリ、渡渉、泳ぎで突破する。ゴルジュは岩が白っぽいせいかわりと開けた印象を受ける(写真22 25)。所謂井戸底のような圧迫感が漂う異様な雰囲気はない。それになんといってもこの時期に来たのが大正解だ。アブが全くいないので最高だ。3年前の8月に一ノ俣越えで入渓し、割岩沢に入ったときは焚き火もできなかったし、ましてや釣りどころではなかった。
広倉沢の先まで6回ロープを出して進んだが、核心部は2箇所の長い淵。ひとつめは新屋が50mいっぱい、二つ目は大浦が70mロープ(2ピッチ)を伸ばす。どちらかはシゴヤと命名されている淵だ(写真32 38)。両方とも抜け口が狭く、落ち込みの流れがあり、水流強くフックが有効だ。後続は引っ張ってもらい楽チン、楽チン。
容ケ谷沢先で幕場を探しながら歩いていると、尾根の向こうから煙が立ち昇っているのが見える。行ってみると釣りのオジサンが岩魚の燻製中。一ノ俣越えで来るには中途半端な場所なので聴いてみると、室谷集落裏の沢から入り、容ケ谷沢を下降してきたとのこと。恐るべし地元釣りオジサン!今回の沢ではダムからずっと先行者の足跡があったほか、このオジサン、翌朝に上から降りてくる3人、翌夕方にアカバ沢の幕場で見たゴルジュ遡行とおぼしき5人に出会った。結構人が多い沢だ。
9/21(月) 快晴
7:15出発、今日はアカバ沢の幕場までの短行程だ。岩魚がよく走るので竿を出しながら遡行する。すぐに尺モノが一尾、さらにもう一尾釣れる。コスゲ淵を高巻くため納竿、ほどなく今早出沢と割岩沢の出合に到着(写真71)。アカバ沢の出合の幕場には10時過ぎに着いてしまった。酒も残り少ないので下山の誘惑に駆られるが、快晴のもと濡れモノを乾かし、岩魚を焼いて食べ、まったりと午後を過ごす(写真77)。
9/22(火) 曇り/雨
5:30出発、8:30前にクルマに帰着。御神楽の湯で汗を流し、早出ダムに停めたクルマを回収し、渋滞発生前に帰京。山本・清野はクルマを家においてから、別途反省会を実施。
9/19 8:30出発?早出川遡行開始11:30?12:20ハヨ止まり?14:30幕場?????
9/20 7:15出発?9:40シゴヤ10:00?11:10どうがん沢?13:00矢筈沢?14:40と容ケ谷沢?
15:40大釜淵高巻?16:20幕場
9/21 7:15出発?8:35コスゲ淵?8:55割岩沢出合?10:10アカバ沢幕場
9/22 5:30出発?(一ノ俣越え)-8:20帰着
山域 かわち川内山塊/はいで早出川/ゴルジュ
山行形態 沢登り
参加者 清野(CL・記録)、山本(SL)、大浦(食当)、新屋(水泳隊長)
記録
9/18(金)
清野車はTX流山おおたかの森駅、大浦車はJR東川口駅をそれぞれ出発し、磐越道の津川ICからR49に出てすぐのコンビニに24:30頃集合。阿賀町上川支所の軒下を借りて仮泊。
9/19(土) 曇り/晴れ
下山後のアシとして大浦車を一ノ俣橋に置きに行き、ここから約50km早出ダムまで清野車で移動。支度を整えると早速湖岸沿いの道を行く。沢におりる最後のところがわかりにくかったが、2時間ほどで早出本流に降り立つ。ここに来るのはずい分前に中杉川に入って以来だ(写真03)。
11:30頃遡行開始。おなじみのアブはまったくおらず快適だが、寝不足がこたえる。ヘツリ、渡渉、泳ぎを交えて順調に進む(写真06 07 14)。ハヨ止まりの淵(写真09 13)は新屋が立候補し、ロープを引いて力強く泳ぐ。さすが子供の頃に海でならしただけのことはあり、淵の真中をぐんぐん進む。後続はロープをゴボウや引っ張ってもらい進む。ボフ沢を500?600m程越えた右岸の台地上に格好の幕場を見つけ、早々に幕とする。
幕場にて事件発生。清野がザックから酒の容器(ナルゲン)を取り出すと、なんと小さい孔があいてて酒がザックの中に漏れている。慌ててボトルに移し替えようとするが、思わず手が滑ってさらにこぼして残り200mlになってしまう。1.5lも背負ってきたのにほとんど無くなってしまうが、皆の「分けてあげるよ」とのやさしい言葉が嬉しい。
9/20(日) 晴れ/曇り
7:15遡行開始。広い河原、ゴーロ歩きがけっこう続き、断続的に出てくるゴルジュや淵はヘツリ、渡渉、泳ぎで突破する。ゴルジュは岩が白っぽいせいかわりと開けた印象を受ける(写真22 25)。所謂井戸底のような圧迫感が漂う異様な雰囲気はない。それになんといってもこの時期に来たのが大正解だ。アブが全くいないので最高だ。3年前の8月に一ノ俣越えで入渓し、割岩沢に入ったときは焚き火もできなかったし、ましてや釣りどころではなかった。
広倉沢の先まで6回ロープを出して進んだが、核心部は2箇所の長い淵。ひとつめは新屋が50mいっぱい、二つ目は大浦が70mロープ(2ピッチ)を伸ばす。どちらかはシゴヤと命名されている淵だ(写真32 38)。両方とも抜け口が狭く、落ち込みの流れがあり、水流強くフックが有効だ。後続は引っ張ってもらい楽チン、楽チン。
容ケ谷沢先で幕場を探しながら歩いていると、尾根の向こうから煙が立ち昇っているのが見える。行ってみると釣りのオジサンが岩魚の燻製中。一ノ俣越えで来るには中途半端な場所なので聴いてみると、室谷集落裏の沢から入り、容ケ谷沢を下降してきたとのこと。恐るべし地元釣りオジサン!今回の沢ではダムからずっと先行者の足跡があったほか、このオジサン、翌朝に上から降りてくる3人、翌夕方にアカバ沢の幕場で見たゴルジュ遡行とおぼしき5人に出会った。結構人が多い沢だ。
9/21(月) 快晴
7:15出発、今日はアカバ沢の幕場までの短行程だ。岩魚がよく走るので竿を出しながら遡行する。すぐに尺モノが一尾、さらにもう一尾釣れる。コスゲ淵を高巻くため納竿、ほどなく今早出沢と割岩沢の出合に到着(写真71)。アカバ沢の出合の幕場には10時過ぎに着いてしまった。酒も残り少ないので下山の誘惑に駆られるが、快晴のもと濡れモノを乾かし、岩魚を焼いて食べ、まったりと午後を過ごす(写真77)。
9/22(火) 曇り/雨
5:30出発、8:30前にクルマに帰着。御神楽の湯で汗を流し、早出ダムに停めたクルマを回収し、渋滞発生前に帰京。山本・清野はクルマを家においてから、別途反省会を実施。
9/19 8:30出発?早出川遡行開始11:30?12:20ハヨ止まり?14:30幕場?????
9/20 7:15出発?9:40シゴヤ10:00?11:10どうがん沢?13:00矢筈沢?14:40と容ケ谷沢?
15:40大釜淵高巻?16:20幕場
9/21 7:15出発?8:35コスゲ淵?8:55割岩沢出合?10:10アカバ沢幕場
9/22 5:30出発?(一ノ俣越え)-8:20帰着
日程:2009年9月12日(土)
山域:小常木谷
山行形態:沢のぼり
メンバー及び役割:平川、木村(記録)
記録:
谷川の笹穴沢を計画していたが、天気が良くないので小常木谷へ転進した。入渓早々、茶色いコケの石で転倒。アクアステルスはどうもコケに弱い。沢全体が茶色のコケで覆われておりその後も気の抜けない遡行が続く。暫く行くと10人くらいの謎の学生集団と出会う。みんな沢装備でなく普通の格好、靴も普通のスニーカーだ。「どこに行くの?」と聞くと「分からないです」との答え。彼らを追い越して、いよいよ置草履の悪場へ。兆子ノ滝10mは平川さんリード、滝の落ち口が悪い。続く8m逆くの字の滝は上段をつっぱりで登る。不動の滝12mは左側から巻く。巻きも意外と悪く最後は懸垂で沢に戻った。大滝2段20mは残置シュリンゲに導かれ木村リード。ネジレの滝はコケで悪そうだったので右側から巻く。滝の連続で登りごたえがある。その後は単調かつコケで滑る沢歩きが続き、飽きてしまったので短縮するため枝沢の檜沢へ逃げることにする。檜沢を詰めガレ場を登っていると水平にトラバースしている踏み跡を発見。これ幸いと踏み跡を辿って行くと栗山尾根に飛び出した。ショートカット成功である。尾根を下降していくと踏み跡が薄れて道が分からなくなってしまった。藪山スペシャリストの平川さんに従って歩いていくと踏み跡のある尾根道に復活することができた。尾根を下っていくと林業のモノレールが登場。遠くでチェーンソーの音がするので間伐の作業をしているのだろう。レールを辿って行くと小常木谷の出合に着いた。
山域:小常木谷
山行形態:沢のぼり
メンバー及び役割:平川、木村(記録)
記録:
谷川の笹穴沢を計画していたが、天気が良くないので小常木谷へ転進した。入渓早々、茶色いコケの石で転倒。アクアステルスはどうもコケに弱い。沢全体が茶色のコケで覆われておりその後も気の抜けない遡行が続く。暫く行くと10人くらいの謎の学生集団と出会う。みんな沢装備でなく普通の格好、靴も普通のスニーカーだ。「どこに行くの?」と聞くと「分からないです」との答え。彼らを追い越して、いよいよ置草履の悪場へ。兆子ノ滝10mは平川さんリード、滝の落ち口が悪い。続く8m逆くの字の滝は上段をつっぱりで登る。不動の滝12mは左側から巻く。巻きも意外と悪く最後は懸垂で沢に戻った。大滝2段20mは残置シュリンゲに導かれ木村リード。ネジレの滝はコケで悪そうだったので右側から巻く。滝の連続で登りごたえがある。その後は単調かつコケで滑る沢歩きが続き、飽きてしまったので短縮するため枝沢の檜沢へ逃げることにする。檜沢を詰めガレ場を登っていると水平にトラバースしている踏み跡を発見。これ幸いと踏み跡を辿って行くと栗山尾根に飛び出した。ショートカット成功である。尾根を下降していくと踏み跡が薄れて道が分からなくなってしまった。藪山スペシャリストの平川さんに従って歩いていくと踏み跡のある尾根道に復活することができた。尾根を下っていくと林業のモノレールが登場。遠くでチェーンソーの音がするので間伐の作業をしているのだろう。レールを辿って行くと小常木谷の出合に着いた。
日程:2009年9月7日(月)
山域:表丹沢、セドノ左俣・右俣
山行形態:沢登り
メンバー及び役割: C L片倉(記録、配車)、S L羽生田
≪記録 1≫:天気は晴れ、時々曇り
7:00 伊勢原駅南口集合
8:30 戸沢キャンプ場着、ロープワーク訓練
11:00 源次郎沢入渓、セドノ右俣へ
15:30 遡行終了
15:30 作治新道下山後、セドノ右俣へ
16:30 戸沢林道出合着
注)記録時間は、メモを取らなかったため正確ではありません。
≪記録 2≫
戸沢キャンプ場までは往復車で行け大幅な時間短縮ができ、遡上時間が十分とれた。且つ又、非常に楽であった。
入渓前リード等の訓練を羽生田さんから受け大変参考になった。
二人だけの遡行であったこと。右俣は2級?の沢であるため、ロープワークの練習箇所が多くあり、有意義であった。
また、下山では左俣を下り、懸垂下降の練習もできた。
山域:表丹沢、セドノ左俣・右俣
山行形態:沢登り
メンバー及び役割: C L片倉(記録、配車)、S L羽生田
≪記録 1≫:天気は晴れ、時々曇り
7:00 伊勢原駅南口集合
8:30 戸沢キャンプ場着、ロープワーク訓練
11:00 源次郎沢入渓、セドノ右俣へ
15:30 遡行終了
15:30 作治新道下山後、セドノ右俣へ
16:30 戸沢林道出合着
注)記録時間は、メモを取らなかったため正確ではありません。
≪記録 2≫
戸沢キャンプ場までは往復車で行け大幅な時間短縮ができ、遡上時間が十分とれた。且つ又、非常に楽であった。
入渓前リード等の訓練を羽生田さんから受け大変参考になった。
二人だけの遡行であったこと。右俣は2級?の沢であるため、ロープワークの練習箇所が多くあり、有意義であった。
また、下山では左俣を下り、懸垂下降の練習もできた。
日程:2009年9月5日(土)夜発?7日(月)
山域:湯檜曽川本谷
山行形態:沢登り
メンバー及び役割:木村(記録)、柴田、Y、H(会員外)
記録:
1日違いの土日で入ったパーティーはたくさんいたようですが、日月で入っているのは私達だけでのんびり静かな山行が楽しめました。水量も多くなく泳いだのは最初の瀞だけ、あえて水と戯れるためウォータースライダーや飛び込みなどついつい遊んでしまいました。どんどん登れる滝が多くロープを出したのは最後の大滝のみ。大滝を越えて幕営地を探していると前日来たMSCパーティーからのメッセージが!ここが一番良い幕営地のようです。夜は焚火をしながら北海道から空輸してきた100円鍋でジンギスカン。MSRの調子が悪かったので焚火にのせて焼いたらワイルドな感じで楽しめました。翌日は膝の調子が今ひとつという柴田さんの案で、少し下った枝沢から清水峠へ、最後は笹薮でしたが割りとスンナリ抜けられました。あとは延々と続く水平旧道で谷川岳ロープウェイ駅に戻りました。最後はナルミズ沢下降に備えて置いてきた車を回収に宝川温泉へ行き、念願の温泉に浸かり疲れをいやしました。他の会のメンバーとの混成部隊でしたが息もあって楽しい山行でした。
山域:湯檜曽川本谷
山行形態:沢登り
メンバー及び役割:木村(記録)、柴田、Y、H(会員外)
記録:
1日違いの土日で入ったパーティーはたくさんいたようですが、日月で入っているのは私達だけでのんびり静かな山行が楽しめました。水量も多くなく泳いだのは最初の瀞だけ、あえて水と戯れるためウォータースライダーや飛び込みなどついつい遊んでしまいました。どんどん登れる滝が多くロープを出したのは最後の大滝のみ。大滝を越えて幕営地を探していると前日来たMSCパーティーからのメッセージが!ここが一番良い幕営地のようです。夜は焚火をしながら北海道から空輸してきた100円鍋でジンギスカン。MSRの調子が悪かったので焚火にのせて焼いたらワイルドな感じで楽しめました。翌日は膝の調子が今ひとつという柴田さんの案で、少し下った枝沢から清水峠へ、最後は笹薮でしたが割りとスンナリ抜けられました。あとは延々と続く水平旧道で谷川岳ロープウェイ駅に戻りました。最後はナルミズ沢下降に備えて置いてきた車を回収に宝川温泉へ行き、念願の温泉に浸かり疲れをいやしました。他の会のメンバーとの混成部隊でしたが息もあって楽しい山行でした。
日程:2009年9月4日夜発 ? 9月6日
山域:谷川岳湯檜曽川本谷
山行形態:沢登り
メンバー及び役割:古屋(CL) 羽生田(SL・食当) 新屋(食当) 大浦(記録)
記録:
9月4日 古屋車で東名、関越道を移動 土合駅泊
9月5日 土合駅発 湯檜曽川沿い新道 駐車場まで車で移動 武能沢出会いまで徒歩、入渓
湯檜曽川本谷遡行 二股手前右岸でビバーク
9月6日 二俣出発、朝日岳直下稜線、笠が岳、白髪門山、土合に戻る
9月4日 21:00 古屋車、大浦を東名大和バス停で拾う(パターンとして定着しそう)。
21:30 新屋、羽生田を小田急線祖師谷大倉で拾う。関越道を水上まで走り、土合駅0時ごろ着。
入山祝いを軽く行う。続々と登山者がやってくる。
9月5日 5:00起床、6:00土合発。新道を車で移動、駐車場に車を置いて武能沢目指して出発。
7:00武能沢出会着。7:30入渓。他に4パーティがほぼ同時に入渓する様子。入渓後すぐに6m魚止め滝。やや緊張するが、ここを過ぎると川原歩きに戻ってしまう。天気も上々で暑い。
白樺沢を過ぎ、いくつか滝を超えると、30mほどの淵が現れる。深そうだが、暑いことだし、ゴルジュ突破!と突っ込んで行くと、途中から足が届かなくなり、泳ぎになる。ザックが抵抗になり、なかなか進まないうちに体が冷えてきて、淵を抜けるころには寒さを感じた。スカイフックの一本でも持って行った方が、効率的に突破できるだろう。
8:30十字峡着。正面に抱返沢が立ちはだかる。「こんなのを登るのか?」と思ったが、本谷は左直角に曲がった方向だ。すぐに抱返滝が現れ、右岸から捲く。
9:30 七ツ小屋沢出会。ここまで、滑と小滝が連続し、快調に登ることができる。調子に乗り、10mほどの滝を左から登ると、同じような滝がすぐ目の前に現れる。が、今度はどこも登れそうにない。ハーケンを打って、強引に超えるかと思い、ルートを探ってみても、登るほどに困難になりそうな様子なので、周囲を見回す。下の滝とまとめて捲く道が左岸にありそうなので、クライムダウンして戻る。
この沢は幕営適地が少ないので、良いテン場を確保するため、入渓パーティ中トップで登って来たが、後続にここで追いつかれそうになる。
11:00送電線をくぐった先に核心、40m大滝が現れる。くの字状に曲がっているため、下からは全貌は見えない。下段の緩傾斜をフリーで登り、テラスでロープを出す。ここから滝の落口まで50mいっぱいにロープを出す。テラスから最初の数メートルがやや難しい部分だが、そのあとは右上に草付を慎重にトラバースする。高度感があり、草付きの下はツルツルのスラブなので、落ちると止まらないだろうと思うとやや緊張する。
11:30 40m大滝を抜ける。幕営予定地の二俣まで、あと1時間程度だろう。後続パーティも滝に取りついているので、トップの座を守って、ゴール?するため、二俣を目指す。
小滝、川原を進んで行き、12:45二俣着。早すぎる到着なので、GPSで現在位置を確認するが、やはり二股だった。最良のポイントと思われる場所を選び、早速タープを張り、幕営準備をする。到着祝いの乾杯をするが、まだ日が高くて直射日光が暑い。ダラダラと酒を飲み、談笑していると、続々と夕方まで遡行者が登ってくる。全部で6パーティ以上いたのではないだろうか?
夕食はアウトドアのお約束、カレーである。正しいニッポンアウトドアライフ。
20:00 ごろ就寝。明日もよい天気でありますように。
4:30起床。残念ながらガスで視界が効かない。味のマルタイ棒ラーメンにモチと、これまた正しい山の朝食を認め6:00二俣を出発。
小滝を登り、水が枯れると藪漕ぎが始まる。30分ほども藪を進むと傾斜が落ち、7:50草原に出る。目の前は朝日岳山頂だ。靴を履きかえ、8:15朝日岳山頂に登る。雲の中にいるらしく、周囲の山は何も見えない。
記念撮影をして、下山を開始する。
9:10笠ヶ岳山頂。雲の切れ間から朝日岳が垣間見えるが、全貌は見えない。
9:55 白毛門山。大休止をとる。ようやく雲が切れ始め、朝日岳、笠ヶ岳が見える。雄大な眺めだ。
松の木沢の頭を越えたあたりから、視界が開け、谷川岳が現れる。一の倉の岩場が威圧的だ。
新屋が足を痛めたため、大浦と二人ダラダラモードで下山し、正午前に土合駅着。古屋、羽生田は、車を置いた林道奥の駐車場まで行き、回収。正午過ぎに土合駅で合流する。
土合駅は観光客の記念撮影で賑わっていた。いつもなら駅前で堂々と着替えができるほどの閑散ぶりなのだが、これでは流石になけなしの羞恥心が邪魔をして着替えができない。
13:00湯檜曽林家で入浴。おこのみやで名物「毎茸天丼」を食べようとするが、夏休みなのか、休業日だった。
水上でそばを食べ、帰途に就く。事故渋滞があったが、おおむね順調に帰路をたどり、陽があるうちに帰宅。
山域:谷川岳湯檜曽川本谷
山行形態:沢登り
メンバー及び役割:古屋(CL) 羽生田(SL・食当) 新屋(食当) 大浦(記録)
記録:
9月4日 古屋車で東名、関越道を移動 土合駅泊
9月5日 土合駅発 湯檜曽川沿い新道 駐車場まで車で移動 武能沢出会いまで徒歩、入渓
湯檜曽川本谷遡行 二股手前右岸でビバーク
9月6日 二俣出発、朝日岳直下稜線、笠が岳、白髪門山、土合に戻る
9月4日 21:00 古屋車、大浦を東名大和バス停で拾う(パターンとして定着しそう)。
21:30 新屋、羽生田を小田急線祖師谷大倉で拾う。関越道を水上まで走り、土合駅0時ごろ着。
入山祝いを軽く行う。続々と登山者がやってくる。
9月5日 5:00起床、6:00土合発。新道を車で移動、駐車場に車を置いて武能沢目指して出発。
7:00武能沢出会着。7:30入渓。他に4パーティがほぼ同時に入渓する様子。入渓後すぐに6m魚止め滝。やや緊張するが、ここを過ぎると川原歩きに戻ってしまう。天気も上々で暑い。
白樺沢を過ぎ、いくつか滝を超えると、30mほどの淵が現れる。深そうだが、暑いことだし、ゴルジュ突破!と突っ込んで行くと、途中から足が届かなくなり、泳ぎになる。ザックが抵抗になり、なかなか進まないうちに体が冷えてきて、淵を抜けるころには寒さを感じた。スカイフックの一本でも持って行った方が、効率的に突破できるだろう。
8:30十字峡着。正面に抱返沢が立ちはだかる。「こんなのを登るのか?」と思ったが、本谷は左直角に曲がった方向だ。すぐに抱返滝が現れ、右岸から捲く。
9:30 七ツ小屋沢出会。ここまで、滑と小滝が連続し、快調に登ることができる。調子に乗り、10mほどの滝を左から登ると、同じような滝がすぐ目の前に現れる。が、今度はどこも登れそうにない。ハーケンを打って、強引に超えるかと思い、ルートを探ってみても、登るほどに困難になりそうな様子なので、周囲を見回す。下の滝とまとめて捲く道が左岸にありそうなので、クライムダウンして戻る。
この沢は幕営適地が少ないので、良いテン場を確保するため、入渓パーティ中トップで登って来たが、後続にここで追いつかれそうになる。
11:00送電線をくぐった先に核心、40m大滝が現れる。くの字状に曲がっているため、下からは全貌は見えない。下段の緩傾斜をフリーで登り、テラスでロープを出す。ここから滝の落口まで50mいっぱいにロープを出す。テラスから最初の数メートルがやや難しい部分だが、そのあとは右上に草付を慎重にトラバースする。高度感があり、草付きの下はツルツルのスラブなので、落ちると止まらないだろうと思うとやや緊張する。
11:30 40m大滝を抜ける。幕営予定地の二俣まで、あと1時間程度だろう。後続パーティも滝に取りついているので、トップの座を守って、ゴール?するため、二俣を目指す。
小滝、川原を進んで行き、12:45二俣着。早すぎる到着なので、GPSで現在位置を確認するが、やはり二股だった。最良のポイントと思われる場所を選び、早速タープを張り、幕営準備をする。到着祝いの乾杯をするが、まだ日が高くて直射日光が暑い。ダラダラと酒を飲み、談笑していると、続々と夕方まで遡行者が登ってくる。全部で6パーティ以上いたのではないだろうか?
夕食はアウトドアのお約束、カレーである。正しいニッポンアウトドアライフ。
20:00 ごろ就寝。明日もよい天気でありますように。
4:30起床。残念ながらガスで視界が効かない。味のマルタイ棒ラーメンにモチと、これまた正しい山の朝食を認め6:00二俣を出発。
小滝を登り、水が枯れると藪漕ぎが始まる。30分ほども藪を進むと傾斜が落ち、7:50草原に出る。目の前は朝日岳山頂だ。靴を履きかえ、8:15朝日岳山頂に登る。雲の中にいるらしく、周囲の山は何も見えない。
記念撮影をして、下山を開始する。
9:10笠ヶ岳山頂。雲の切れ間から朝日岳が垣間見えるが、全貌は見えない。
9:55 白毛門山。大休止をとる。ようやく雲が切れ始め、朝日岳、笠ヶ岳が見える。雄大な眺めだ。
松の木沢の頭を越えたあたりから、視界が開け、谷川岳が現れる。一の倉の岩場が威圧的だ。
新屋が足を痛めたため、大浦と二人ダラダラモードで下山し、正午前に土合駅着。古屋、羽生田は、車を置いた林道奥の駐車場まで行き、回収。正午過ぎに土合駅で合流する。
土合駅は観光客の記念撮影で賑わっていた。いつもなら駅前で堂々と着替えができるほどの閑散ぶりなのだが、これでは流石になけなしの羞恥心が邪魔をして着替えができない。
13:00湯檜曽林家で入浴。おこのみやで名物「毎茸天丼」を食べようとするが、夏休みなのか、休業日だった。
水上でそばを食べ、帰途に就く。事故渋滞があったが、おおむね順調に帰路をたどり、陽があるうちに帰宅。