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日程:2009年4月29日(水)
山域:丹沢・谷太郎川・大小屋ノ沢
山行形態:沢登り
メンバー及び役割:中山(CL),羽生田(SL),新屋,片倉,平川,白川,菅原(記録)
中山の呼びかけに総勢七人が本厚木駅に集まった。今日は会の仲間との賑やかな沢になる。宮ヶ瀬行きのバスに乗り、煤ヶ谷へ。煤ヶ谷から谷太郎川沿いの林道に入り、40分ほど歩くと林道の終点に着く。林道終点は広い駐車場になっており、対岸が谷太郎川本流と大小屋ノ沢出合である。
ここで身支度を済ませ、木橋を渡って出発、大小屋ノ沢右岸沿いにつけられた山道を進んでいく。沢を渡り、さらに左岸沿いに続く山道を進む。堰堤を三つほど巻き、沢が左に折れる所で山道は消え、沢に下りる。ゴーロを少し歩くと、ようやく滝が現れる。F1かと思ったらF2である。F1は知らぬ間に山道で巻いてしまったのだろうか。
F2を水流の右側から越えると、短いナメ床になるが、再びゴーロが続き、しばらくして水が少なくなる。F2から35分ほど歩いて小休止とする。青空が広がり、日に照らされた新緑が美しい。白川はハーケンを打つ練習をし、私と片倉、羽生田は、苔の生えた滑り台のような岩で遊んでいる。ゆったりとした時が過ぎる。
30分後、出発。すぐに左に尖った岩塔を見ると、F3が現れ、水流も復活する。F3は10メートルのナメ滝であり、水流沿いに越えていく。しばらくして沢が左に折れると右から20メートルの涸滝が出合う。前方は沢幅が急に狭まりゴルジュになっている。この涸滝は岩登りのゲレンデのようであり、しばらくここで遊ぶことにする。
一番手として羽生田が手を挙げる。羽生田は右側から取りつき、ハーケンを1本打って、大岩の所まで左に斜上。大岩に2本目のハーケンを打って大岩の上へ。ここから少し直上し右に移動しようとするが、ホールドが見つけられず動けなくなる。見た目よりは厳しそうである。中山がすぐにロープを結んで羽生田の所まで登り、右へ移動。右上して立木を掴み、懸垂の支点をとる。中山は場数を踏んでいる。さすがである。時計を見るとすでに12時を回っている。ここに1時間以上いる。羽生田は悔しそうであるが、またの機会にと、先を急ぐことにする。
ゴルジュに入っていく。ここから上流部は滝が連続し、沢登りらしくなってくる。5メートル、3メートルと続く。3メートルの滝は、私は水流右を巻くが、水流左に取りついた者は、ホールドが細かいのか、苦戦している。右を巻いた者がお助け紐を出してフォローする。続く10メートルの滝は、2段になったナメ状の滝で、水流沿いを登る。次の10メートルの滝はスラブの滝で、水流の右を登る。ここを越えると、沢は二俣になる。右に入って小滝を越えると、また10メートルの滝が現れる。ここまで滝の番号を数え忘れていたが、これはF7である。F7はスラブの滝で、水が一条になって流れ落ちている。水流沿いは厳しく、右から巻く。右は階段状になっているが、岩が大きく登りにくい。10メートルは高度感がある。F7を越えると、沢はまた二俣になる。ここは小さなケルンのある左に入り、小休止とする。ここまでの滝の連続は、技術的にも難しくなく、新緑の下、沢を満喫することができた。
20分ほど休憩して出発。しばらくして水が涸れ、二俣になり、左へ進む。荒れてきた沢からはずれ、左の急な山腹を攀じ登っていく。十数分で尾根の上に出る。厚木市と清川村との市界の尾根である。ここから三峰山の登山道には向かわず、木に赤テープのある市界の尾根を下ることにする。赤テープや赤ペンキに導かれ、踏み跡を辿っていく。しばらくして尾根が二つに分かれる。ここで市界の尾根と別れて、右に進む。左の市界の尾根を下れば、大小屋ノ沢の出合に出る。しばらくしてまた尾根が二つに分かれ、右に進む。徐々に急勾配になり、踏み跡も荒れてくる。立ち木に掴まりながら下っていくと、舗装された林道に出る。「ここが不動尻」の道標が立ち、谷太郎川沿いの道が分かれている所である。
ここで一息入れてから林道を下り、50分ほどで広沢寺温泉入口のバス停に着く。バスを20分ほど待って本厚木駅に向かう。本厚木では、ホルモン焼きの店「大ちゃん」で賑やかな酒宴となる。
コースタイム
煤ヶ谷バス停(8:29)?林道終点(9:10,9:35)?F2-10m(9:52)?F3-10m(11:01)?20m涸滝(11:10,12:25)?F7-10m(13:01)?二番目の二俣(13:15,13:36)?三番目の二俣(13:41)?市界尾根(13:58,14:12)?不動尻(14:55,15:01)?広沢寺温泉入口バス停(15:50)
(追記)
今回の大小屋ノ沢では、入渓前、沢沿いのじめじめとした山道で、落ち葉の上で細く伸びたヒルを一匹見つけた。ここもヒルを気にしながらの遡行になるのかと心配したが、遡行を開始すると、ヒルのことなどすっかり忘れて沢を楽しみ、だれも被害に遭わないで済んだと思っていた。ところが、遡行の次の日、片倉と中山の二人からこんなメールが送られてきた。
昨日、大小屋ノ沢から帰宅してから右足のふくらはぎから血がでているのに入浴後気が付きました。また、今日ザックの中の衣類の袋に蛭が付いていました。日干しの刑にしました。(片倉)
私も左足の甲外側を蛭に噛まれていました。当日は酔っていたため気が付きませんでした。今日洗濯してやっとわかりました。(中山)
山域:丹沢・谷太郎川・大小屋ノ沢
山行形態:沢登り
メンバー及び役割:中山(CL),羽生田(SL),新屋,片倉,平川,白川,菅原(記録)
中山の呼びかけに総勢七人が本厚木駅に集まった。今日は会の仲間との賑やかな沢になる。宮ヶ瀬行きのバスに乗り、煤ヶ谷へ。煤ヶ谷から谷太郎川沿いの林道に入り、40分ほど歩くと林道の終点に着く。林道終点は広い駐車場になっており、対岸が谷太郎川本流と大小屋ノ沢出合である。
ここで身支度を済ませ、木橋を渡って出発、大小屋ノ沢右岸沿いにつけられた山道を進んでいく。沢を渡り、さらに左岸沿いに続く山道を進む。堰堤を三つほど巻き、沢が左に折れる所で山道は消え、沢に下りる。ゴーロを少し歩くと、ようやく滝が現れる。F1かと思ったらF2である。F1は知らぬ間に山道で巻いてしまったのだろうか。
F2を水流の右側から越えると、短いナメ床になるが、再びゴーロが続き、しばらくして水が少なくなる。F2から35分ほど歩いて小休止とする。青空が広がり、日に照らされた新緑が美しい。白川はハーケンを打つ練習をし、私と片倉、羽生田は、苔の生えた滑り台のような岩で遊んでいる。ゆったりとした時が過ぎる。
30分後、出発。すぐに左に尖った岩塔を見ると、F3が現れ、水流も復活する。F3は10メートルのナメ滝であり、水流沿いに越えていく。しばらくして沢が左に折れると右から20メートルの涸滝が出合う。前方は沢幅が急に狭まりゴルジュになっている。この涸滝は岩登りのゲレンデのようであり、しばらくここで遊ぶことにする。
一番手として羽生田が手を挙げる。羽生田は右側から取りつき、ハーケンを1本打って、大岩の所まで左に斜上。大岩に2本目のハーケンを打って大岩の上へ。ここから少し直上し右に移動しようとするが、ホールドが見つけられず動けなくなる。見た目よりは厳しそうである。中山がすぐにロープを結んで羽生田の所まで登り、右へ移動。右上して立木を掴み、懸垂の支点をとる。中山は場数を踏んでいる。さすがである。時計を見るとすでに12時を回っている。ここに1時間以上いる。羽生田は悔しそうであるが、またの機会にと、先を急ぐことにする。
ゴルジュに入っていく。ここから上流部は滝が連続し、沢登りらしくなってくる。5メートル、3メートルと続く。3メートルの滝は、私は水流右を巻くが、水流左に取りついた者は、ホールドが細かいのか、苦戦している。右を巻いた者がお助け紐を出してフォローする。続く10メートルの滝は、2段になったナメ状の滝で、水流沿いを登る。次の10メートルの滝はスラブの滝で、水流の右を登る。ここを越えると、沢は二俣になる。右に入って小滝を越えると、また10メートルの滝が現れる。ここまで滝の番号を数え忘れていたが、これはF7である。F7はスラブの滝で、水が一条になって流れ落ちている。水流沿いは厳しく、右から巻く。右は階段状になっているが、岩が大きく登りにくい。10メートルは高度感がある。F7を越えると、沢はまた二俣になる。ここは小さなケルンのある左に入り、小休止とする。ここまでの滝の連続は、技術的にも難しくなく、新緑の下、沢を満喫することができた。
20分ほど休憩して出発。しばらくして水が涸れ、二俣になり、左へ進む。荒れてきた沢からはずれ、左の急な山腹を攀じ登っていく。十数分で尾根の上に出る。厚木市と清川村との市界の尾根である。ここから三峰山の登山道には向かわず、木に赤テープのある市界の尾根を下ることにする。赤テープや赤ペンキに導かれ、踏み跡を辿っていく。しばらくして尾根が二つに分かれる。ここで市界の尾根と別れて、右に進む。左の市界の尾根を下れば、大小屋ノ沢の出合に出る。しばらくしてまた尾根が二つに分かれ、右に進む。徐々に急勾配になり、踏み跡も荒れてくる。立ち木に掴まりながら下っていくと、舗装された林道に出る。「ここが不動尻」の道標が立ち、谷太郎川沿いの道が分かれている所である。
ここで一息入れてから林道を下り、50分ほどで広沢寺温泉入口のバス停に着く。バスを20分ほど待って本厚木駅に向かう。本厚木では、ホルモン焼きの店「大ちゃん」で賑やかな酒宴となる。
コースタイム
煤ヶ谷バス停(8:29)?林道終点(9:10,9:35)?F2-10m(9:52)?F3-10m(11:01)?20m涸滝(11:10,12:25)?F7-10m(13:01)?二番目の二俣(13:15,13:36)?三番目の二俣(13:41)?市界尾根(13:58,14:12)?不動尻(14:55,15:01)?広沢寺温泉入口バス停(15:50)
(追記)
今回の大小屋ノ沢では、入渓前、沢沿いのじめじめとした山道で、落ち葉の上で細く伸びたヒルを一匹見つけた。ここもヒルを気にしながらの遡行になるのかと心配したが、遡行を開始すると、ヒルのことなどすっかり忘れて沢を楽しみ、だれも被害に遭わないで済んだと思っていた。ところが、遡行の次の日、片倉と中山の二人からこんなメールが送られてきた。
昨日、大小屋ノ沢から帰宅してから右足のふくらはぎから血がでているのに入浴後気が付きました。また、今日ザックの中の衣類の袋に蛭が付いていました。日干しの刑にしました。(片倉)
私も左足の甲外側を蛭に噛まれていました。当日は酔っていたため気が付きませんでした。今日洗濯してやっとわかりました。(中山)
日程:2009年 4月25日(土)夜発? 4月26日(日)
メンバー及び役割:山本、須藤(記録)
行程:4/26(日) 早朝 玄倉川林道ゲート?8:20 同角沢出合 ? 13:10 遡行終了地点
(東沢乗越からの登山道)?同角山稜?ユーシンロッジ?17時過ぎ、玄倉川林道ゲート
先週の伊勢沢に続いて今年2本目の沢。山本さんの提案で同角の沢とした。遡行、下山共、時間がかかりそうで、ヘッ電での下山は避けたく、前夜に丹沢湖ビジターセンター軒下でビバークする。朝起きた時から天気良く、玄倉林道は新緑で清清しい。途中、青崩トンネルが崩落のため完全閉鎖、沢を降り登りし、林道へ戻り、同角沢出合へ着く。前日の雨のためか、水量多く、気温もそれ程高くは無く、滝に濡れる気にはなれない。F1とそれに続く三重の滝、不動の滝は巻いてしまう。中間部の名無しの滝25mは爆心右側にあるチムニーを登る。簡単に行けると思い、須藤がノーザイルで上がるが、途中で行き詰り、山本さんがザイルを持って上がってきてくれ、ビレイしてもらい何とか上がりきる。最後の遺言棚2段45mは2段目の草付が下部からグズグズで怖い。残地ハーケンにランナーを2本取った所で行き詰り、ホールドを探しているうちに足元の草付が完全に崩れ落ち、墜落。山本さんの確保で止まった時には5m程落ちて、脚がザイルに絡んだのか、宙吊り状態になってしまう。体制を戻し、もう一度トライするが草付に難儀し、残した2本のヌンチャクは巻いた上から懸垂でおりて回収することにして諦める。ルートの左側から高巻くが、これも草付がひどい。6,7mmのスリングが張ってあった(残地)ので何とか上がれたが、これが無ければ大変だったと思う。途中、落ち口の少し左下から山本さんが懸垂して、ヌンチャクを回収してもらったが、上がってくるのにこれも一苦労となる。その後は、小川谷方面から東沢乗越し、同角山稜へ東西に走る登山道から同角山稜、ユーシンへと降り、玄倉林道へ至る。東西の登山道は踏み跡が不鮮明で、木に巻きつけた目印のテープや紐が頼りとなる。滝の登攀はあまり出来なかったのが、少し心残りだが無理しないのが妥当だったと判断したい。たまには年相応の枯れた登り方も必要だ。青崩トンネルが不通のためか、他の登山者には全く会わず静かな山行で良かったと思う。特にユーシンロッジは立派な施設が緑と静寂に包まれており、不思議な感覚のする場所だった。
?以上?
メンバー及び役割:山本、須藤(記録)
行程:4/26(日) 早朝 玄倉川林道ゲート?8:20 同角沢出合 ? 13:10 遡行終了地点
(東沢乗越からの登山道)?同角山稜?ユーシンロッジ?17時過ぎ、玄倉川林道ゲート
先週の伊勢沢に続いて今年2本目の沢。山本さんの提案で同角の沢とした。遡行、下山共、時間がかかりそうで、ヘッ電での下山は避けたく、前夜に丹沢湖ビジターセンター軒下でビバークする。朝起きた時から天気良く、玄倉林道は新緑で清清しい。途中、青崩トンネルが崩落のため完全閉鎖、沢を降り登りし、林道へ戻り、同角沢出合へ着く。前日の雨のためか、水量多く、気温もそれ程高くは無く、滝に濡れる気にはなれない。F1とそれに続く三重の滝、不動の滝は巻いてしまう。中間部の名無しの滝25mは爆心右側にあるチムニーを登る。簡単に行けると思い、須藤がノーザイルで上がるが、途中で行き詰り、山本さんがザイルを持って上がってきてくれ、ビレイしてもらい何とか上がりきる。最後の遺言棚2段45mは2段目の草付が下部からグズグズで怖い。残地ハーケンにランナーを2本取った所で行き詰り、ホールドを探しているうちに足元の草付が完全に崩れ落ち、墜落。山本さんの確保で止まった時には5m程落ちて、脚がザイルに絡んだのか、宙吊り状態になってしまう。体制を戻し、もう一度トライするが草付に難儀し、残した2本のヌンチャクは巻いた上から懸垂でおりて回収することにして諦める。ルートの左側から高巻くが、これも草付がひどい。6,7mmのスリングが張ってあった(残地)ので何とか上がれたが、これが無ければ大変だったと思う。途中、落ち口の少し左下から山本さんが懸垂して、ヌンチャクを回収してもらったが、上がってくるのにこれも一苦労となる。その後は、小川谷方面から東沢乗越し、同角山稜へ東西に走る登山道から同角山稜、ユーシンへと降り、玄倉林道へ至る。東西の登山道は踏み跡が不鮮明で、木に巻きつけた目印のテープや紐が頼りとなる。滝の登攀はあまり出来なかったのが、少し心残りだが無理しないのが妥当だったと判断したい。たまには年相応の枯れた登り方も必要だ。青崩トンネルが不通のためか、他の登山者には全く会わず静かな山行で良かったと思う。特にユーシンロッジは立派な施設が緑と静寂に包まれており、不思議な感覚のする場所だった。
?以上?
日程:2009年4月25日(土)
山域:上越国境DMZ山菜山行
メンバー:門脇、砺波、木村、作田(会員外)
山行形態:お楽しみ
2009年4月25日(土)雨、曇
○ 山行当日は、二つ目玉低気圧を伴う深い気圧の谷により悪天が予想された。
○ 門脇さんに雨だから中止するよう進言したら、何を言っているんだと一蹴され、悪天でも山行が実施されることが確定した。確かに、群馬県北部は、他県より予報が甘いので多少勝算はあった。
○ 7:00 二子玉川に集合。
○ ゴールデンウィーク初日で混雑が予想されたが、悪天のため渋滞は一切なかった。
○ 11:00 現地到着。低気圧の中心が若干南にそれたためか、トンネルの先は雨が降っていなかった。ちなみに行き先が秘匿されているため、トンネルを越えることは知らされていなかった。
○ ユースホステルのある某駅で足ごしらえ。プラットホームの上には、ちょうど桜が咲いていた。
○ いきなり、笹を分け入って、山菜採りって厳しいなと思ったけど、最初だけだった。木村さんは、バンブーハットだったため、笹の間から頭が見えると、VCみたいだった。
○ 残雪がやや多く、今回目当てのネマガリタケにはまだ早かったため、DMZの南側の某駅に移動した。
○ ここでも、やっぱりネマガリダケはなかった。その代わり、イワカガミの群生があった(食べられないけど。)。
○ 今日は違うところからアプローチしたが、前日からの雨の影響で渡河は厳しそうだった。
○ 収穫は、ウド、コゴミ、フキノトウ、ミズ、ヨモギ、タラの芽等で、屋根のあるところで、天ぷらにしていただいた。山菜は苦いものだと思っていたが、全くそんなことはなかった。ささやかな、発見だった。
○ 帰路は、水上で温泉で暖まり、帰宅。関東の大雨だったおかけで、帰りも渋滞はなかったし、雨もうまい具合にかわせてラッキーだった。
山域:上越国境DMZ山菜山行
メンバー:門脇、砺波、木村、作田(会員外)
山行形態:お楽しみ
2009年4月25日(土)雨、曇
○ 山行当日は、二つ目玉低気圧を伴う深い気圧の谷により悪天が予想された。
○ 門脇さんに雨だから中止するよう進言したら、何を言っているんだと一蹴され、悪天でも山行が実施されることが確定した。確かに、群馬県北部は、他県より予報が甘いので多少勝算はあった。
○ 7:00 二子玉川に集合。
○ ゴールデンウィーク初日で混雑が予想されたが、悪天のため渋滞は一切なかった。
○ 11:00 現地到着。低気圧の中心が若干南にそれたためか、トンネルの先は雨が降っていなかった。ちなみに行き先が秘匿されているため、トンネルを越えることは知らされていなかった。
○ ユースホステルのある某駅で足ごしらえ。プラットホームの上には、ちょうど桜が咲いていた。
○ いきなり、笹を分け入って、山菜採りって厳しいなと思ったけど、最初だけだった。木村さんは、バンブーハットだったため、笹の間から頭が見えると、VCみたいだった。
○ 残雪がやや多く、今回目当てのネマガリタケにはまだ早かったため、DMZの南側の某駅に移動した。
○ ここでも、やっぱりネマガリダケはなかった。その代わり、イワカガミの群生があった(食べられないけど。)。
○ 今日は違うところからアプローチしたが、前日からの雨の影響で渡河は厳しそうだった。
○ 収穫は、ウド、コゴミ、フキノトウ、ミズ、ヨモギ、タラの芽等で、屋根のあるところで、天ぷらにしていただいた。山菜は苦いものだと思っていたが、全くそんなことはなかった。ささやかな、発見だった。
○ 帰路は、水上で温泉で暖まり、帰宅。関東の大雨だったおかけで、帰りも渋滞はなかったし、雨もうまい具合にかわせてラッキーだった。
日程:2009年4月20日(日)
山域:丹沢/水無川水系・セドの沢右俣
山行形態:沢登り・個人山行
メンバー及び役割:CL:門脇、新屋、装備/記録:白川
記録:
8:00渋沢駅集合し、バスで大倉に行く予定であったが、出発が1時間遅れたので、戸沢に着いたのが10:05であった。身支度をして10:35に出発。水無川本谷のF1は11:00であった。ここは流れのすぐ左を登る。岩がぬるぬるしている。なるべく水の中を遡行し二俣を右へと入る。セドノ沢右俣である。じきに何ということのない釜があった。普通は左側をさっさと登ってしまう所なのだが、門脇さんは違う。なるべく難しい所を行かせたいらしい。右からへつるように指示すると自らさっさと通過してしまった。二番手の新屋さんは粘ったもののついにはドボン。白川は諦めも早く、さっさとドボン。ドボンは何度でもOKという気分になる。
岩が樋状になっている滝では左側のクラックを登った。私は水流に近い所は岩が滑るし、安定したガバが探せずもたついた。次の2段滝では滝の右側を直登し、滝の落ち口くらいの高さから左の落ち口に向かってトラバース。途中岩がハングっていてスタンスを確認しながら進んだ。私はいけないとわかりつつAO。始めの滝からリードをする度胸はなく、すべて門脇さんに頼ってしまった。
そしていよいよ大滝である。流れの左側を登る予定であったが、上部の立ち木が1本枯れて横倒しになっていた。登っているときに落ちてきたらおしまいである。門脇さんもしばらく思案。で、最終的には左の手前の土の斜面を高巻きすることになった。リードは新屋さん。ロープとハンマーを持ってするすると上がっていった。途中で50mロープが足りなくなって、支点になる木に固定し、さらに進んでいった。登りはじめの数メートルの土は硬くて蹴り込めず滑りやすい。私はハンマーのブレードを刺しながらやっとの思いで上がった。
新屋さんは倒木を下に落とそうとルートを探したそうだが、わからなかったそうで、残念がっていた。
そういえば、大滝の手前で門脇さんが鹿の角を拾った。ガチャをぶら下げるのにいいそうで新屋さんが使うことになった。写真はその鹿の角の記念写真である。
大滝を過ぎてからは沢沿いを歩いて3:00頃涸れ棚を右へ行って正次郎尾根を下った。4:00林道の終点に戻り装備を解いた。
山域:丹沢/水無川水系・セドの沢右俣
山行形態:沢登り・個人山行
メンバー及び役割:CL:門脇、新屋、装備/記録:白川
記録:
8:00渋沢駅集合し、バスで大倉に行く予定であったが、出発が1時間遅れたので、戸沢に着いたのが10:05であった。身支度をして10:35に出発。水無川本谷のF1は11:00であった。ここは流れのすぐ左を登る。岩がぬるぬるしている。なるべく水の中を遡行し二俣を右へと入る。セドノ沢右俣である。じきに何ということのない釜があった。普通は左側をさっさと登ってしまう所なのだが、門脇さんは違う。なるべく難しい所を行かせたいらしい。右からへつるように指示すると自らさっさと通過してしまった。二番手の新屋さんは粘ったもののついにはドボン。白川は諦めも早く、さっさとドボン。ドボンは何度でもOKという気分になる。
岩が樋状になっている滝では左側のクラックを登った。私は水流に近い所は岩が滑るし、安定したガバが探せずもたついた。次の2段滝では滝の右側を直登し、滝の落ち口くらいの高さから左の落ち口に向かってトラバース。途中岩がハングっていてスタンスを確認しながら進んだ。私はいけないとわかりつつAO。始めの滝からリードをする度胸はなく、すべて門脇さんに頼ってしまった。
そしていよいよ大滝である。流れの左側を登る予定であったが、上部の立ち木が1本枯れて横倒しになっていた。登っているときに落ちてきたらおしまいである。門脇さんもしばらく思案。で、最終的には左の手前の土の斜面を高巻きすることになった。リードは新屋さん。ロープとハンマーを持ってするすると上がっていった。途中で50mロープが足りなくなって、支点になる木に固定し、さらに進んでいった。登りはじめの数メートルの土は硬くて蹴り込めず滑りやすい。私はハンマーのブレードを刺しながらやっとの思いで上がった。
新屋さんは倒木を下に落とそうとルートを探したそうだが、わからなかったそうで、残念がっていた。
そういえば、大滝の手前で門脇さんが鹿の角を拾った。ガチャをぶら下げるのにいいそうで新屋さんが使うことになった。写真はその鹿の角の記念写真である。
大滝を過ぎてからは沢沿いを歩いて3:00頃涸れ棚を右へ行って正次郎尾根を下った。4:00林道の終点に戻り装備を解いた。
日程:2009年4月11日(土) 日帰り
山域:丹沢 源次郎沢
山行形態:沢登り
メンバー及び役割:両角(充)CL 大浦(記録)
記録:
7:50 渋沢駅(バス)- 8:05大倉(徒歩と車)-8:50戸沢出会-9:00源次郎沢入渓点-11:40 源次郎尾根-12:10源次郎沢下降-14:10戸沢出会-15:30山岳スポーツセンター
今年の沢始めと足慣らしを目的に、源次郎沢を遡行、下降した。
戸沢林道を歩いていると、新茅荘まで行くという人の車に乗せてもらえた。なんで見知らぬオジサン二人を乗せてくれたのだろう?
半年ぶりの沢なので、フェルトソールの滑る感覚を忘れており、腰が引け気味で歩き始めるが、F4以外はロープを使わなかったので、沢始めの割にはまずまずのペースで遡行していた。・・・が、F7の二俣で右俣に入ってしまい、グズグズのガレ場を登ることになってしまった。慣れた沢でも地図で確認しながら登らねば、と反省。
終了点の目印、チャートのような赤っぽい岩から下降開始。一昨年の台風でだいぶん埋まったと聞いていたルンゼ、件の二股を確認しつつ戸沢出会いに戻る。
下山後は山岳スポーツセンターでシャワーを浴び、渋沢駅前の店で反省会を行う。
山域:丹沢 源次郎沢
山行形態:沢登り
メンバー及び役割:両角(充)CL 大浦(記録)
記録:
7:50 渋沢駅(バス)- 8:05大倉(徒歩と車)-8:50戸沢出会-9:00源次郎沢入渓点-11:40 源次郎尾根-12:10源次郎沢下降-14:10戸沢出会-15:30山岳スポーツセンター
今年の沢始めと足慣らしを目的に、源次郎沢を遡行、下降した。
戸沢林道を歩いていると、新茅荘まで行くという人の車に乗せてもらえた。なんで見知らぬオジサン二人を乗せてくれたのだろう?
半年ぶりの沢なので、フェルトソールの滑る感覚を忘れており、腰が引け気味で歩き始めるが、F4以外はロープを使わなかったので、沢始めの割にはまずまずのペースで遡行していた。・・・が、F7の二俣で右俣に入ってしまい、グズグズのガレ場を登ることになってしまった。慣れた沢でも地図で確認しながら登らねば、と反省。
終了点の目印、チャートのような赤っぽい岩から下降開始。一昨年の台風でだいぶん埋まったと聞いていたルンゼ、件の二股を確認しつつ戸沢出会いに戻る。
下山後は山岳スポーツセンターでシャワーを浴び、渋沢駅前の店で反省会を行う。