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msc_kiroku2 2007-11-24 23:50
日程:2007年11月22日(金・夜)?24日(日) 
山域:北アルプス/燕岳
メンバー:古屋(CL・記録)、山本(SL)、木村(食当)

例年になく雪が多いという情報から、冬に備え歩行訓練という名目で北アルプスの燕岳に出掛けました。

11月22日(木)
22:00小渕沢駅集合、中央・長野自動車道、豊科ICから穂高方面に向かい約15分、しゃくなげ荘という旅館の登山者用無料駐車に向かう。23:30前には駐車場着。明日はここから乗り合いバスに乗り中房の登山口まで。駐車場にテントを張り木村さんは地元のヤンキーとぬるい足湯に浸る。軽く酒盛りし25:00就寝。

11月23日(金)
 6:00起床、バスの出発時間は8:10。乗り合いバスには10名くらいの乗客。林道に入ると路面脇にも雪が所々に積もっていて、凍結箇所もあり、バスにして正解。マイカーはノーマルタイヤのため多分、中房の駐車場まではあがれなかっただろう。約45分で登山口に着。駐車場にはかなりの車があり登山者の多さが予想される。
9時過ぎより登り始める。樹林帯のジグザグの急登だが先頭を行く木村さんのペースが恐ろしく速い。すぐに汗でびっしょりになる。第一ベンチを通過し第2ベンチにて一息。時間的にこのペースでは早過ぎるのでもう少しゆっくり行きましょうということになる。
雪はこの付近でも4,50cm位はあるだろうか、ホントに11月とは思えないが、天気は快晴で富士見ベンチからまさに富士山がよく見えた。
合戦小屋着が丁度12:00、ここで思案。合戦小屋付近で幕営し空身で山頂を往復するか、燕山荘のテン場で幕営し翌日山頂往復するか話し合い、前者を選択するも小屋番からここはダメ、上は40張り位張れるスペースがあるからそっちでお願いしますとの事。荷物を分散し、ゆっくりと燕山荘を目指す。(時間的に遅ければいいような事を言っていた。というか小屋が営業していなければ「そんなの関係ねー」という事ですね)ちなみに3連休だから営業していたようです。
12:30出発。ここから一登りで樹林帯は終わり、合戦沢の頭に出て気持ちの良い雪稜となる。雪は1メートル近くあるだろうか。周囲が開け右手に燕山荘と、燕岳山頂、左手には表銀座の稜線、槍の穂先が綺麗に見える。プラス大勢の登山者、特にカメラを持った人達が多く、いたるところでカメラを構えている。(確かに素晴らしい天気と景観です。)

12月24日(土)
6:00起床、昨日より風が強い。山頂でご来光を見るため小屋泊の登山者達は山頂を目指して行く。こちらはのんびりとお茶を沸かし、今日もゆったりモード。テント撤収後、ザックを二人は小屋に預け、一人はこれも訓練と背負い、全員アイゼンを着け8:00山頂を目指す。天気は良いが稜線上はやはり強風で雪もかなり飛ばされている。特に危険箇所もなく約30分で山頂着。
寒いので写真を数枚撮り下山。9:00に山荘前。下山は東沢沿いのルートも考えたが、小屋番に聞くとまずトレースは無く、相当吹き溜まっているとの情報から合戦尾根を下山。時間的に余裕もあったので、せっかくだからと木村さんは輪かんで歩いたり、山本、古屋はわざとルートを外れて雪にはまりながら歩いたりとそれぞれ楽しむ。細かい部分は記録に書ききれないが、冬に臨むためのいろいろな事を再確認出来た山行だったと思う。
合戦小屋からは一時間半で登山口、丁度12:00だった。13:05のバスに乗りしゃくなげ荘まで。14:00駐車場。側にある温泉に入り小渕沢駅に向かう。16:00解散
両日を通じのんびりと過ごせた山行であった







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執筆 : 
msc_kiroku2 2007-11-17 0:00
日程    2007年11月17日(土)
山域    丹沢・広沢寺 
山行形態 岩登り訓練
メンバー  上林(CL)、木村(記録)、古屋



 上林さんと木村は三ツ峠に続いての岩トレ、古屋さんは友人から貰った冬靴とアイゼンの試し履きを兼ねたトレーニングということで丹沢の広沢寺で訓練することになった。
 広沢寺に着くとすでにたくさんの人が狭い岩場に詰掛けており、かなり混雑している。大半がアイゼンや冬靴を装着し冬山に備えての訓練をしているようだ。人込みをかきわけ足慣らしにまず一本、一般中央ルート(5.8)を古屋リードで登る。3ピッチで頂上までいく。かなりの高度感。次に、右スラブ(5.9)を上林リードで登る。最初の一歩がかなり厳しく、それ以降も細かくひろっていかないと進んでいかない。上で確保してもらわないと恐ろしくて手と足が出ない感じ。続く二人もなんとか最後まで登りきった。3本目は木村がリードの練習をしたいということで、クラックルート(5.7)のリードに挑戦する。セカンドの時とは違う汗が掌に滲んでくる。頂上まで行き支点をつくりセカンドの古屋さんをあげる。古屋さんはアイゼンを履いて登ってきた。懸垂下降で降りる時アイゼンがはずれ、いまひとつ足にしっくりこないようだ。木村はリードに満足したので今日の訓練は終了。最後に上林さんと古屋さんでもう一本登り訓練終了。
 本数は少なかったが一つひとつ丁寧に登れたので非常に楽しかった。高度感のあるリードを体験できたのも良かった。こういった岩の訓練を継続していきたいと思った。

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執筆 : 
msc_kiroku2 2007-11-11 0:00
日程:2007年11月11日(日)
山域:丹沢・モミソ沢
メンバー:木村、須藤(記録)
行程:9:00渋沢駅集合?10:00新茅小屋前駐車場?10:30モミソ沢出合?12:30大棚
    ?(同沢下降)?14:00モミソ沢出合

 今期初めてのアイゼントレーニング、前日10日(土)に行う予定だったが、雨のため延期し参加者も当初4名から木村、須藤の2名となった。
 前日の雨が残りそうなので、集合は当初計画より1時間遅らせ9時に渋沢駅集合。木村車にて新茅山荘前駐車場まで乗り入れる。ここで登攀具を身に付け、冬靴を履いてモミソ出合へ向かう。
 10分程で着き、早速アイゼンを着け軽い足慣らしをしてモミソ沢へ入渓。
 前日の雨のためか、モミソにしては水が多い。出合から100mほどの処から50mほどの小滝の連続帯は靴の浸水を避けるため、一段高いところを巻いた。

 20分程で右俣へ大きく折れるところで、先行7,8名のパーティーに遭遇するが、このパーティーは何故か本流右俣を登ることなく正面の岩壁に取り付いている。こちらとしては都合良く、さっさと右俣を遡行する。
 昨シーズンと同じ場所でアイゼントレだが、慣れたのか思ったより苦労せず、アイゼン登攀が出来ている。雨で岩が濡れているせいもあるが、アイゼンと岩が擦れて火花が散ることもない。
とは言っても、沢靴に比べればやはりかなりきつく、全身汗でぐっしょりである。
 上部のチムニー状の枯滝をいくつか越えて、大棚の下に12時半頃に立つ。

 アンカーにハーケンを木村さんが打って、須藤がリードする。いつも通り上部がいやらしい。
慎重になり、ランニングもこまめにとって手数が多かったせいで、時間をとられまた手足がはってきて、最後の一手に力が入らず、やっとの思いで登りきる。
 続いて木村さんが登りきったところで、さっきとは別の2人男女のパーティーが取り付き始めた。仕方がないので、2人が登りきるまで30分程待って下降を始める。ロープを使っての懸垂下降はよいが、小滝の下降は結構難儀する。スタンスを取るのが難しい。正対して降りることが多いが、前爪2本で体を支えるのは負担が大きいし、心許ない。降り始めの大棚も含め3回ほどロープを出し、14時過ぎに懸垂岩へ戻る。
 懸垂岩では、登攀の練習はせずロープワーク、特にビレイの支点を取る練習を2時間程して帰宅の途に着いた。
 長い距離ではなく、短い時間のアイゼン遡行トレーニングだったが、それでも雪山に入る前にやはりやって良かったと思う。冬靴にもアイゼンにもそして岩にも馴染めた感じで、今年の冬はいつもより緊張少なく登り始めが出来そうだ。

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執筆 : 
msc_kiroku2 2007-11-3 0:00
2007年11月03日(土)夜 ?4日(日)
天気:晴れ
メンバー:上林CL、木村(食当)、羽生田(記録)
山行形態:岩登り
山域:御坂山塊/三ツ峠

JR高尾駅に7時半集合、河口湖行きの電車に乗り、バスで三ツ峠登山口に着く。木無山までは林道のような山道を上がる。山頂にテントを張り、水汲みを済ませ、身支度をして岩場へ向かう。予想外に空いている。
1日目
午後より右フェイスで上林さんのリードにて訓練を開始。
1本目:一般ルート右(?+)上がりと懸垂下降
2本目:一般ルート中央(?+) トップロープ
3本目:№10.5クラック(?)、続いて№16クラック(?+)
4本目:№18クラック(???)を経て天狗の踊り場へ
5本目:№20クラック(?+)20mほど懸垂下降してから上がる
初日は5本で終了、上から見学した大根おろしの岩肌が印象に残る。とても登れるとは思えない。

2日目

翌朝、テントの外が明るくなり起きる。澄みきっていて富士山が美しい。
腹ごしらえの後、8時より訓練を開始。
東面フェイス

1本目:草溝ルート(?)
右フェイスに戻り、都岳連ルート付近でハーケンの打ち込みを練習。
2本目:一般ルート右(?+)羽生田リードデビュー!
3本目:クーロワール(?)上がり口にあった見えない左手のホールドがポイントか。
4本目:一般ルート右(?+)木村さんのリード練習
5本目:№10.5クラック(?)、続いて№16クラック(?+)

6本目:権兵衛チムニー(?)40mロープのため、10mほど登ってマルチピッチモドキを体験。バカブーを打って支点を取るが、打ち込みが良かったのか回収できず、ハーケンを残置。上がりきるのに羽生田は40分要したが、木村さんは20分でクリア。

訓練を終へて5時に下山開始、真っ暗な山道を三ツ峠駅へ向かう。
三ツ峠の岩トレは今回が初めて。沢登りとはまた違った感触を得た。
一般ルートのようにリードで登れるようになりたいものだ。

今回の振り返り:
・ハーケンはハンマーでたたいて抜く(ピックで引き抜かない)
・ヘッデンはメーカー品に限る(暗い山道は下れない)
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