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メンバー 古屋(CL.記録) 須藤(SL.食当)
赤いラインが石尊稜です。
17日 須藤さん電車、古屋車にて午前9時小淵沢駅集合 古屋車にて美濃戸まで向かう。9時45分美濃戸着。10時15分出発。天候は良くすっかり春山の様相の中一汗かきながら北沢を歩く。 丁度12時に赤岳鉱泉着。アイスキャンディに多くの人が取り付いている。テント受付に行くと小屋泊まりだけで今日は100人以上いるとのこと。多くはこのゲレンデ目当てのようだ。軽い昼食をとり早速明日の下見ということで石尊稜の偵察に向かう。小屋で聞いたところ今日は1パーティーが石尊稜に入っているとのこと。ガイド本どおり鉱泉から中山乗越しに向かい小さな橋を渡るとすぐに左の沢沿いに入る。トレースもしっかりあるため迷うことはなかった。がトレースはなぜか三叉峰ルンゼに向かっている。この時点では、はっきりわからなかったが、やはり偵察に来たパーティーが間違えてこちら側に来てしまったらしい。私達もとりあえずこちらのトレースをたどるが結局戻り、日の岳ルンゼ方面を進みほぼ正面に石尊稜を確認できた。とりあえず取り付きまで進もうとしたが、ここの雪壁もなかなかいやらしく左側の尾根から回り込むが急な傾斜のため登下降に一苦労した。(結局18日は一旦、三叉峰ルンゼ側に入るルートを取り途中から右上して取り付きまで向かった。) 取り付きの草付混じりの岩壁は傾斜はゆるいがほとんど雪がついていない状態であり見た目よりいやらしく感じた。ビレイポイントは2箇所、共に新しいぺツルがしっかりと打ち込まれていた。 偵察に来ていたのは計3組で明日の行動は早めを約束されたようなもので、朝は4時起きにしようということになった。 18日 4時起床。隣の石尊稜に向かう二人組は5時頃テントから出ていったが私達の出発は結局5時50分。取り付きに到着したのは6時40分頃だったが、先ほどの二人はまだこれから登り始めるところでしばらく壁右側のビレイポイントで待機。そうこうしている内に続々と後続パーティがやって来る(計5組)ので一組目のトップが1ピッチ切ったところで7時20分、こちらも登攀開始した。見た目どおりのスラブっぽい岩はホールドが乏しくアイゼンで岩をひろってジリジリ登っていく事を要求される。ダブルアックスなら思い切り行けそうな気もしますが、全体的に緊張感のあるピッチだった。途中から左上して草付を登るが、先行パーティーのセカンドとロープが重なった所は反省。ランニングを取れなくなりしばし沈黙。ビレイの須藤さん時間かかってごめんなさいという気持ちで腹を決めていやらしい草付きを上がり潅木帯でビレイ。2ピッチ目は須藤さんがトップ、傾斜のある岩混じりの雪壁を登る。2ピッチ目以降は、急峻な雪壁や灌木の雪稜が続き、技術的には難しくないのだが、チョンボ一つではるか下まで滑り落ちるので気が抜けない。さらにほとんどがアイゼンの前爪歩きなのでふくらはぎがビンビンにはってくる。ランニングやビレイポイントは、ほぼ潅木から取れる。小ピークを過ぎると、痩せた雪稜をコンテで進み上部の岩場に到着した。ここまでに後から来た二組に先行されたので私達が最後にこの岩場に取り付く事になった。先行パーティーを20分の待ち。時折強風が吹くが天気が良いのでそれほどつらくはないが、天候と風によってはこの待ち時間はホントにつらいものになるだろうと思う。 ここは須藤さんにトップを切ってもらったが、高度感のあるこのピッチは、ホールドスタンスはあるがランニングが取れるポイントが少なくルートが直線的でないためロープの流れが悪くなり、更にコールも届かなくなってしまったため二人とも苦労しました。ロープが流れなくなったため須藤さんは一度クライムダウンしたようです。ここを抜けると岩と雪のミックス帯をゼーゼー2ピッチ登り終了。あっけなく石尊峰の登山道に出る。終了時間12時45分。大休止後13時30分地蔵尾根に向けて出発。が、ここからの歩きも終始神経を使い、結構緊張感があった。地蔵尾根からの下降は一気に下り15時20分テント場着。お茶を沸かしてホット一息。16時30分テント場出発。17時30分美濃戸駐車場着。 石尊峰は全体的にバラエティーにとんでいて楽しいルートだと感じました。ナイフリッジ、岩稜、雪壁と入り混じり、正直緊張感は最初から最後まで抜けませんが良い経験が出来ました。再チャレンジして次回はもう少し余裕のあるクライミングをしたいと思います。
終了点
17日 須藤さん電車、古屋車にて午前9時小淵沢駅集合 古屋車にて美濃戸まで向かう。9時45分美濃戸着。10時15分出発。天候は良くすっかり春山の様相の中一汗かきながら北沢を歩く。 丁度12時に赤岳鉱泉着。アイスキャンディに多くの人が取り付いている。テント受付に行くと小屋泊まりだけで今日は100人以上いるとのこと。多くはこのゲレンデ目当てのようだ。軽い昼食をとり早速明日の下見ということで石尊稜の偵察に向かう。小屋で聞いたところ今日は1パーティーが石尊稜に入っているとのこと。ガイド本どおり鉱泉から中山乗越しに向かい小さな橋を渡るとすぐに左の沢沿いに入る。トレースもしっかりあるため迷うことはなかった。がトレースはなぜか三叉峰ルンゼに向かっている。この時点では、はっきりわからなかったが、やはり偵察に来たパーティーが間違えてこちら側に来てしまったらしい。私達もとりあえずこちらのトレースをたどるが結局戻り、日の岳ルンゼ方面を進みほぼ正面に石尊稜を確認できた。とりあえず取り付きまで進もうとしたが、ここの雪壁もなかなかいやらしく左側の尾根から回り込むが急な傾斜のため登下降に一苦労した。(結局18日は一旦、三叉峰ルンゼ側に入るルートを取り途中から右上して取り付きまで向かった。) 取り付きの草付混じりの岩壁は傾斜はゆるいがほとんど雪がついていない状態であり見た目よりいやらしく感じた。ビレイポイントは2箇所、共に新しいぺツルがしっかりと打ち込まれていた。 偵察に来ていたのは計3組で明日の行動は早めを約束されたようなもので、朝は4時起きにしようということになった。 18日 4時起床。隣の石尊稜に向かう二人組は5時頃テントから出ていったが私達の出発は結局5時50分。取り付きに到着したのは6時40分頃だったが、先ほどの二人はまだこれから登り始めるところでしばらく壁右側のビレイポイントで待機。そうこうしている内に続々と後続パーティがやって来る(計5組)ので一組目のトップが1ピッチ切ったところで7時20分、こちらも登攀開始した。見た目どおりのスラブっぽい岩はホールドが乏しくアイゼンで岩をひろってジリジリ登っていく事を要求される。ダブルアックスなら思い切り行けそうな気もしますが、全体的に緊張感のあるピッチだった。途中から左上して草付を登るが、先行パーティーのセカンドとロープが重なった所は反省。ランニングを取れなくなりしばし沈黙。ビレイの須藤さん時間かかってごめんなさいという気持ちで腹を決めていやらしい草付きを上がり潅木帯でビレイ。2ピッチ目は須藤さんがトップ、傾斜のある岩混じりの雪壁を登る。2ピッチ目以降は、急峻な雪壁や灌木の雪稜が続き、技術的には難しくないのだが、チョンボ一つではるか下まで滑り落ちるので気が抜けない。さらにほとんどがアイゼンの前爪歩きなのでふくらはぎがビンビンにはってくる。ランニングやビレイポイントは、ほぼ潅木から取れる。小ピークを過ぎると、痩せた雪稜をコンテで進み上部の岩場に到着した。ここまでに後から来た二組に先行されたので私達が最後にこの岩場に取り付く事になった。先行パーティーを20分の待ち。時折強風が吹くが天気が良いのでそれほどつらくはないが、天候と風によってはこの待ち時間はホントにつらいものになるだろうと思う。 ここは須藤さんにトップを切ってもらったが、高度感のあるこのピッチは、ホールドスタンスはあるがランニングが取れるポイントが少なくルートが直線的でないためロープの流れが悪くなり、更にコールも届かなくなってしまったため二人とも苦労しました。ロープが流れなくなったため須藤さんは一度クライムダウンしたようです。ここを抜けると岩と雪のミックス帯をゼーゼー2ピッチ登り終了。あっけなく石尊峰の登山道に出る。終了時間12時45分。大休止後13時30分地蔵尾根に向けて出発。が、ここからの歩きも終始神経を使い、結構緊張感があった。地蔵尾根からの下降は一気に下り15時20分テント場着。お茶を沸かしてホット一息。16時30分テント場出発。17時30分美濃戸駐車場着。 石尊峰は全体的にバラエティーにとんでいて楽しいルートだと感じました。ナイフリッジ、岩稜、雪壁と入り混じり、正直緊張感は最初から最後まで抜けませんが良い経験が出来ました。再チャレンジして次回はもう少し余裕のあるクライミングをしたいと思います。
終了点
メンバー: ?中山SL、?木村食当、?小林CL(記録)。
諸先輩のお知恵多々お借りし、また大荒れの予定だった金曜日も含めほぼ快晴に恵まれ、また急遽、中山指導員にも前半の核心部を同行いただき、木村から幕営技術訓練も受け、八ガ岳を甲州道から中山道まで縦走する事ができました。
3/14(水)21:00新宿発 あずさ35号(松本行) ?23:23茅野着(駅でビバーク)
15日6:05 茅野発 バス 美濃戸。行者小屋(幕営) 阿弥陀岳ピストン。
16日5:20 幕営地 ? 赤岳 ? 横岳 ? 硫黄岳
?中山下山 ? 赤岳鉱泉 ? 美濃戸。 ??縦走 ? 12:00本沢温泉(幕営)
17日7:30本沢温泉 ? 夏沢峠 ? 硫黄岳 ? 黒百合ヒュッテ
?木村下山 ? 渋の湯。 ?小林縦走 ? 14:00高見石小屋(小屋泊)
18日(日)高見石小屋 ? 麦草峠? 縞枯山 ? 16:00北横岳ヒュッテ(小屋泊)
19日7:00 北横岳? 亀甲池? 12:00蓼科山? 14:30女神湖?バス 佐久平駅
行者小屋の軒先にテント設営し、阿弥陀岳へアタック(12:20?16:15)。他に3Partyの静かなサイト。
阿弥陀の東壁の下りで、ついに8mmロープ登場。中山が確保で木村下降、小林はオートブロックで下降の後、支点作る。2本目の下降では、初級2名で何とか、スタンディング・アックスを作り、トップ中山を支える(形!を、とることができただけ。雪訓の大変よい復習となりました。)
赤岳山頂の、中山&木村。後ろは南アルプス。この日、行動中に人と会わず。石尊稜の上では、翌日来るMSC古屋・須藤隊の岩稜にスゴサにびっくりする。
木村&小林にて、熱い混浴?の本沢温泉露天風呂を楽しんだ後、翌朝は氷点下20度、東京は観測史上最も遅い初雪の日だ。二人で吹雪の天狗岳を過ぎ、2ヶ月前MSC隊が無くしたカドワックスのピッケルが埋もれている幕営地点の目印のシュリンゲは発見できた。
その後、小林のみ、小屋泊まり2件を繋げ、最終の山・蓼科山山頂に到着。北八ガ岳は、クロカンスキーも多く、また雨池林道でSnowMobile大会にたまげる。(この18日、積丹岳でスノーモービルで雪崩の死者3名が出たNEWSを聞いたのは翌日の事だ)。
無事に、5泊5日の旅を終え、南方向に、阿弥陀岳・赤岳を振り返る。よく歩けた感動で、思わず蓼科神社に「ありがとうございました」と御礼する。女神湖からのバスの運転手さんと中山道の宿場の昔話など1時間半もユックリ語り合い、長い旅を終えた。 (PS)本山行に先立ち、3月9日(金)に、古屋も交え門脇製作所にて、準備会開催。また、3月26日(月)に、両角夫妻も交え、新宿ゴールデン街にて反省会が開催された。
阿弥陀の東壁の下りで、ついに8mmロープ登場。中山が確保で木村下降、小林はオートブロックで下降の後、支点作る。2本目の下降では、初級2名で何とか、スタンディング・アックスを作り、トップ中山を支える(形!を、とることができただけ。雪訓の大変よい復習となりました。)
赤岳山頂の、中山&木村。後ろは南アルプス。この日、行動中に人と会わず。石尊稜の上では、翌日来るMSC古屋・須藤隊の岩稜にスゴサにびっくりする。
木村&小林にて、熱い混浴?の本沢温泉露天風呂を楽しんだ後、翌朝は氷点下20度、東京は観測史上最も遅い初雪の日だ。二人で吹雪の天狗岳を過ぎ、2ヶ月前MSC隊が無くしたカドワックスのピッケルが埋もれている幕営地点の目印のシュリンゲは発見できた。
その後、小林のみ、小屋泊まり2件を繋げ、最終の山・蓼科山山頂に到着。北八ガ岳は、クロカンスキーも多く、また雨池林道でSnowMobile大会にたまげる。(この18日、積丹岳でスノーモービルで雪崩の死者3名が出たNEWSを聞いたのは翌日の事だ)。
無事に、5泊5日の旅を終え、南方向に、阿弥陀岳・赤岳を振り返る。よく歩けた感動で、思わず蓼科神社に「ありがとうございました」と御礼する。女神湖からのバスの運転手さんと中山道の宿場の昔話など1時間半もユックリ語り合い、長い旅を終えた。 (PS)本山行に先立ち、3月9日(金)に、古屋も交え門脇製作所にて、準備会開催。また、3月26日(月)に、両角夫妻も交え、新宿ゴールデン街にて反省会が開催された。
・日時・天気 2007年3月13日(火) 晴れ
・山域・山行形態 表丹沢ハイク・大山(北尾根)と沢歩き・唐沢川(石尊沢)
寒い朝だ、ヤビツ峠から霜柱を踏みながらイタツミ尾根を歩き出す。大山山頂で阿夫利神社に、1日遊ばせてくださいと参拝― 北尾根への降り口が少し分りにくかったが、一応確認して歩き始めた。山は寒く空気が澄んでいるので、素晴らしい展望だった。北尾根の歩きは、気持ちが良かった。目印の16号鉄塔クリアー、一ノ沢峠が近くなるとモミの巨木がとてもいい感じだった。一ノ沢峠から唐沢林道を(物見峠方面)小唐沢橋に向かう、石尊沢の入渓口でもある。下流はゴーロである。下手な釣りをしながらの歩きだ。全く反応なし、ヤマメがそっぽを向いていた。上流に来たら持っていた遡行図では、沢が解りにくかった。高度計もあれば便利だろうと思った。途中滑床があったくらいで、これといった滝もなかったが、つめが近くなってから涸れ滝が数箇所あっただけ?なんか変だなと思いながら、キツイつめをどんどん上がって行ったら、大山のアンテナが見える北尾根に出たが遠過ぎるゾー すみません。沢を間違えました。石尊沢の手前の大ノ沢だった。(帰宅後確認した)面目ないです。私の沢歩きって大体こんなもんですョ 大山に登り返して山頂で昼食してからヤビツ峠に下山開始、天気も良くて、眺めも良く、つめの沢を間違えなければもっと良い歩きだったのに本当に、失礼致しました。異常なく下山完了、今年のリベンジは無理なので、来年にでも下手な釣りをしながらやります。
・山域・山行形態 表丹沢ハイク・大山(北尾根)と沢歩き・唐沢川(石尊沢)
寒い朝だ、ヤビツ峠から霜柱を踏みながらイタツミ尾根を歩き出す。大山山頂で阿夫利神社に、1日遊ばせてくださいと参拝― 北尾根への降り口が少し分りにくかったが、一応確認して歩き始めた。山は寒く空気が澄んでいるので、素晴らしい展望だった。北尾根の歩きは、気持ちが良かった。目印の16号鉄塔クリアー、一ノ沢峠が近くなるとモミの巨木がとてもいい感じだった。一ノ沢峠から唐沢林道を(物見峠方面)小唐沢橋に向かう、石尊沢の入渓口でもある。下流はゴーロである。下手な釣りをしながらの歩きだ。全く反応なし、ヤマメがそっぽを向いていた。上流に来たら持っていた遡行図では、沢が解りにくかった。高度計もあれば便利だろうと思った。途中滑床があったくらいで、これといった滝もなかったが、つめが近くなってから涸れ滝が数箇所あっただけ?なんか変だなと思いながら、キツイつめをどんどん上がって行ったら、大山のアンテナが見える北尾根に出たが遠過ぎるゾー すみません。沢を間違えました。石尊沢の手前の大ノ沢だった。(帰宅後確認した)面目ないです。私の沢歩きって大体こんなもんですョ 大山に登り返して山頂で昼食してからヤビツ峠に下山開始、天気も良くて、眺めも良く、つめの沢を間違えなければもっと良い歩きだったのに本当に、失礼致しました。異常なく下山完了、今年のリベンジは無理なので、来年にでも下手な釣りをしながらやります。
メンバー:木村(CL・記録)、山本(SL)
8時30分渋沢駅集合であったが電車事故の影響で山本さんが遅れる。天気は雨のちくもり。雨の影響で水量が増してないか不安だ。9時に山本さんを駅でひろい戸沢まで車で入る。小雨の降る中、冬靴を履き準備をする。沢がどんな状態か分からないので源次郎まで行ってみて無理なようだったら沖源に転進することにした。
10時、源次郎ノ沢出会い。雨も止んできたので少し登ってみることにする。F1はいきなり水に阻まれる。沢靴だったら水の中をジャブジャブ進んで滝に取り付くところだが靴が濡れてしまうので滝の右側を巻くことにする。アイゼンでちゃんと乗れるところを探すがなかなか見つからない。左足を爪が引っかかりそうなところに置いたらその岩が崩れてしまった。落下は免れたがそこから動けなくなってしまった。山本さんにお助けロープを出してもらいなんとか這い上がる。いきなりヒヤヒヤした。やっぱりアイゼンだとすべてが不安定である。石のごろごろした河原をそろりそろりと歩いていく。
F5の10mの滝、山本さんが挑戦する。左側のルートにとりつき残置支点にヌンチャクをかけるが、それ以上進めなくなってしまう。やむなくヌンチャクを残置してクライムダウンする。次に木村が真ん中辺のルートを登ってみる。次の一歩を踏み出せず立ち往生しているうちに耐えられなくなって2?3mの所から飛び降りてしまった。運の悪いことに山本さんの足の上にアイゼンで着地してしまった。山本さんの冬靴に穴があき、親指の爪を傷めてしまった。幸いダブルのインナーが緩衝材になって大怪我には至らなかった。
やや意気消沈気味にF5を巻く。その後も主要な滝はほとんど巻いて進んでいく。14時頃やっとの思いで稜線に出る。霰が降っていて展望はよくない。すぐに開作新道で下山し15時すぎに戸沢に戻る。
8時30分渋沢駅集合であったが電車事故の影響で山本さんが遅れる。天気は雨のちくもり。雨の影響で水量が増してないか不安だ。9時に山本さんを駅でひろい戸沢まで車で入る。小雨の降る中、冬靴を履き準備をする。沢がどんな状態か分からないので源次郎まで行ってみて無理なようだったら沖源に転進することにした。
10時、源次郎ノ沢出会い。雨も止んできたので少し登ってみることにする。F1はいきなり水に阻まれる。沢靴だったら水の中をジャブジャブ進んで滝に取り付くところだが靴が濡れてしまうので滝の右側を巻くことにする。アイゼンでちゃんと乗れるところを探すがなかなか見つからない。左足を爪が引っかかりそうなところに置いたらその岩が崩れてしまった。落下は免れたがそこから動けなくなってしまった。山本さんにお助けロープを出してもらいなんとか這い上がる。いきなりヒヤヒヤした。やっぱりアイゼンだとすべてが不安定である。石のごろごろした河原をそろりそろりと歩いていく。
F5の10mの滝、山本さんが挑戦する。左側のルートにとりつき残置支点にヌンチャクをかけるが、それ以上進めなくなってしまう。やむなくヌンチャクを残置してクライムダウンする。次に木村が真ん中辺のルートを登ってみる。次の一歩を踏み出せず立ち往生しているうちに耐えられなくなって2?3mの所から飛び降りてしまった。運の悪いことに山本さんの足の上にアイゼンで着地してしまった。山本さんの冬靴に穴があき、親指の爪を傷めてしまった。幸いダブルのインナーが緩衝材になって大怪我には至らなかった。
やや意気消沈気味にF5を巻く。その後も主要な滝はほとんど巻いて進んでいく。14時頃やっとの思いで稜線に出る。霰が降っていて展望はよくない。すぐに開作新道で下山し15時すぎに戸沢に戻る。
・日時・天気 2007年3月9日(金) 晴れ
・山域・山行形態 裏丹沢ハイク・蛭ヶ岳(地蔵平尾根)
日陰沢橋は(裏丹沢)とても寒かった。広河原に向けて神ノ川林道を歩き出す。途中下山口(風巻ノ頭方面)を確認出来た。左側は神ノ川で、右側は落石がいつ起きてもふしぎでない様な山肌の林道を注意しながら歩いて行く。地名通り広河原は、だだっ広い河原だ。
歩き出し少し解りにくいが、すぐに赤ペンキの印が出てくる。地蔵平尾根への取り付きは、
左側に岩水沢という小さな沢があり、神ノ川には大きな岩がある。あと周りにテープ、寅ロープなどがあるので見逃す心配が無い。一気にきつい登りだ。寅ロープが付いているがあまり当てにしない。尾根に上がるとピークとでも言うのか分らないが何度かある。
ヤセ尾根もあり要注意だ。とにかく登りの連続です。斜め右前に蛭ヶ岳、斜め右後は、檜洞丸そして富士山、真後ろは大室山を時々見ながら上がって行く。地蔵平の上がり口にたこ足松ある。上がったら右手に少し行くと登山道だ。蛭ヶ岳に向かうがガレ場に注意して歩く、蛭ヶ岳山頂は風が弱くあまり寒くない、眺めはまあまあである。早い昼食を取りすぐに姫次に向けてUターン 途中の地蔵平のヒメシャラが何ともいい感じである。少し行くとカラ松の針葉樹林とかわってゆく、原小屋平を過ぎて少し登ると姫次である。ここからの眺めも良いが、袖平山に向かう登山道からの眺めはもっと素晴らしいです。袖平山から少し下ると崩壊している所があるので注意して行く。さすがに東海自然歩道は整備された歩き良い道だった。風巻ノ頭で小休止、ここからの坂は急坂である。足元充分に注意しながらの下山である。異常なく日陰沢橋に到着した。下山が早かったので、久しぶりに道志の湯に入ってから帰った。あーよかった、お疲れさん
・山域・山行形態 裏丹沢ハイク・蛭ヶ岳(地蔵平尾根)
日陰沢橋は(裏丹沢)とても寒かった。広河原に向けて神ノ川林道を歩き出す。途中下山口(風巻ノ頭方面)を確認出来た。左側は神ノ川で、右側は落石がいつ起きてもふしぎでない様な山肌の林道を注意しながら歩いて行く。地名通り広河原は、だだっ広い河原だ。
歩き出し少し解りにくいが、すぐに赤ペンキの印が出てくる。地蔵平尾根への取り付きは、
左側に岩水沢という小さな沢があり、神ノ川には大きな岩がある。あと周りにテープ、寅ロープなどがあるので見逃す心配が無い。一気にきつい登りだ。寅ロープが付いているがあまり当てにしない。尾根に上がるとピークとでも言うのか分らないが何度かある。
ヤセ尾根もあり要注意だ。とにかく登りの連続です。斜め右前に蛭ヶ岳、斜め右後は、檜洞丸そして富士山、真後ろは大室山を時々見ながら上がって行く。地蔵平の上がり口にたこ足松ある。上がったら右手に少し行くと登山道だ。蛭ヶ岳に向かうがガレ場に注意して歩く、蛭ヶ岳山頂は風が弱くあまり寒くない、眺めはまあまあである。早い昼食を取りすぐに姫次に向けてUターン 途中の地蔵平のヒメシャラが何ともいい感じである。少し行くとカラ松の針葉樹林とかわってゆく、原小屋平を過ぎて少し登ると姫次である。ここからの眺めも良いが、袖平山に向かう登山道からの眺めはもっと素晴らしいです。袖平山から少し下ると崩壊している所があるので注意して行く。さすがに東海自然歩道は整備された歩き良い道だった。風巻ノ頭で小休止、ここからの坂は急坂である。足元充分に注意しながらの下山である。異常なく日陰沢橋に到着した。下山が早かったので、久しぶりに道志の湯に入ってから帰った。あーよかった、お疲れさん