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山行記録 カレンダー
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msc_kiroku2 2007-2-27 18:34
山本 高森

鍋割山は、寄から出発し沢沿いにハイキングしたため、私としてはハイキングというより、沢登をしている感じがして非常に楽しかったです。また天気が悪くなるという予報のせいか、寄から鍋割山に登っている人が皆無で、静かにハイキングを楽しむことができました。

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msc_kiroku2 2007-2-27 0:17
自主山行    2007年2月27日    晴れ      単独 佐藤
沢歩き    戸沢出合?新萱橋?モミソ沢?堀山
                堀山?流れノ沢?戸沢出合  
平塚6:00発 車は戸沢出合に置き7:10発大倉方面に戻る、新萱橋から新茅ノ沢に降りて水無川を渡り、モミソの懸垂岩の前で仕度をして7:30発 左から流れ出るモミソ沢に入渓して行く、久ぶりのモミソの沢である。水は最初だけあったがすぐに涸れた。楽しみながらゆっくり歩いて行こう。滝は全く凍っていなかったがつめが近くにつれて、霜柱だった。ザクザク音をさせながら登って行く8:40 堀山につめ上がる。アッと言う間だった。二ヶ所巻いた。少し前にクラブの方がアイゼン訓練で登ったらしい?アイゼンの引っ書きキズが残っていた。本当に大したもんですョ 私にはとても無理な事です。大倉尾根を少し登り、堀山の家手前を右に下って行く。流れノ沢源頭の二俣9:00着水場である。流れノ沢はゴーロが主で歩きが厄介だった。滝と言えば三?四ヶ所位だったかな?モミソの沢と違い日当たりの加減なのか、ツララ、そして所々凍っていたので足元を注意しながらゆっくり歩いて行く。下降の時ロープは使用しなかったが訓練を兼ねて、ロープで懸垂下降した方が良かったかも知れない。反省です。
戸沢出合9:55着 異常なく下山完了

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msc_kiroku2 2007-2-26 0:11
2007年2月26日   晴れ     単独  佐藤 徳実
沢歩き  葛葉の泉の広場?葛葉川本谷?三ノ塔?ニノ塔?葛葉の泉の広場
 平塚発6:30 葛葉の泉(P)7:10着 入渓7:40 今年最初の沢歩きです。
シューズの底(フェルト)が固い感じで、なんか馴染まなく始め歩きにくかった。
ゆっくりと足底の感触を確かめる様に歩いて行く。沢を横切る表丹沢林道(大平橋)8:35
この辺まで上がると、滝にツララ、落口付近が凍っていたので注意しながら歩いた。あと
枯れ葉も掃いながらゆく。手が冷たい、気温も結構低いみたいだ。ゆっくり、ゆっくりと歩く。最初の二俣9:10左にクリアー 次の二俣も左に、どんどんつめ上がって行き足元の良さそうな所から尾根に上がる。最初は少し急登だがあとは踏み跡を見ながら登って行くとヒノキ林なる。一息で三ノ塔尾根の登山道だ。9:45にクリアー 三ノ塔10:00着 風もなく良い天気だ。日の当たる所は霜柱が解けて泥んこ状態である。参った参った。でも富士山が美しい、丹沢山系も一望出来たからいいかぁ― 三ノ塔10:15発 ニノ塔に向かうが、途中何度もドロドロ、ズルズルで、滑ったが辛うじてお尻は付けずに済んだ。葛葉の泉(P)11:15着 下山完了 お疲れさん

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msc_kiroku2 2007-2-25 23:50
第一班:門脇SL、木村(装備)、森(食当)、片倉、小林(記録)。
 新宿8:14発ホリデー快速⇒11:30馬返⇒14:30五合目テント場(幕営)。
第二班:古屋CL、野口。
 22時富士吉田駅(駅近くバス停ビバーク)⇒24日7:50五合目にて第一班と合流。

第一班は今日は時間十分。行きの車中では、ビール片手の片倉、森のアイゼン確認の門脇、昼寝の木村と思い思いに過ごす。


まずは、三立交通の軒先で、今回の目玉「門脇パッキング教室・初級編」みっちり1時間。
片倉&小林は、(小学校以来の)持物検査!
要らない袋、ワカン、など全てデポ。リックの幅に丸める技、寝袋の押し込み方法、アイゼンを裸で2つ安全に持ち込む技など、水筒は後で頭から押し込め等等、じっくり伝授いただく。

(先週は須藤車が登れなかった雪道を)タクシーで登りつめ、馬返しから、即アイゼン。小林のテーマは左手でのピッケルワークだ。(先日の権現岳のトラバースで左手訓練の必要性を痛感したためだ。)天気予報に反して、今日は快晴!無風!途中は、12:40の2合目、13:50の4合目の2本の休みのみ、ユックリ&シッカリの門脇流の登りだ。川崎山岳会の田中隊(22名)と会い、風を避け、佐藤小屋の50m程下で幕営とする。16時には乾杯となり、18時には森食当による「ジュー!」と音のする焼肉を食する。混ぜご飯のおこげの香りも嬉しいテントの夜だ。この後は、森から門脇に、「携帯メール送受信訓練・中級編」を実施!


翌朝6:30起床。食事、身支度の最中に、古屋&野口隊は早くも到着。8:30出発し、9時には、(小林が丁度10年前に冬山教室で来た、懐かしい!)5合目上斜面にて、訓練を開始する。


午前から密度の濃い訓練。スノーバーでの支点作り、余り返しの原理、滑落停止。スタンディング・アックスでの肩がらみ等。
今日も快晴、眼下の山中湖も鮮やかだ。


12時からは、(小林初体験の)コンテ。セカンドが落ちた時のトップの姿勢のお手本の写真!
13時には撤収開始。

13:15佐藤小屋下の斜面で、タイトロープのロープの張りで止める感覚を実戦。14時テント場出発し、15:20には馬返し到着。古屋車、タクシーに別れ、河口湖到着。5分後発のホリデー快速に飛び乗り、車中にて着替え、荷物整理、大月から宴会となる。
みな新宿までの切符を購入していたが、勢いで両角夫妻と連絡を取り、1時間の約束で八王子で反省会開始。19時半、森会計から、急遽「電話連絡網訓練・実戦編」が開始され、多くの会員とのコミュニケーションも図れることとなり、有意義?な時間がいつまでも続くこととなり、夜は更けてゆくのでした。。。。

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msc_kiroku2 2007-2-24 23:50
行程:
2月23日(金)
9:00 調布駅集合?調布IC?中央自動車道?諏訪南IC?(途上昼食)?美濃戸(徒歩)?美濃戸?柳川南沢?16:30行者小屋
2月24日(土)
4:30 起床?6::20 行者小屋出発?7:00文三朗尾根上取り付き地点?7:30登攀開始?3:00 赤岳山頂?14:30 行者小屋着、撤収?柳川南沢?18:30美濃戸口

今冬、自分の第一課題である赤岳主稜。年明け前から山本さんにお願いし、平日休みを
確保、用意してきた。モミソ沢でのアイゼントレーニング、富士山での登攀訓練なども大げさに言えばこの日を照準に捉えた準備だった。
 23日9時に調布駅集合。当初は22日夜に美濃戸口にて幕営、23日早朝に登攀する計画だったのだが、23日の天候予想が芳しくないため、一日ずらすこととなった。
二人での幕営なので、荷物が重い。20kg以上、二人合わせて45kgはあっただろうか。
2人用テントは、旧式なのか4人用とあまり変わらない重さだし、コンロ2基と燃料もかさばる。
美濃戸口から美濃戸までは軽快に歩を進めたが、美濃戸から行者小屋までの道のりが
長い。荷が重くて息があがる。途中3回も小休止してしまった。
 16時30分、行者小屋着。先客は1人用テント1張りのみ。奥の林の中にて幕営、夕食を
摂る。夜になってもテントの数は増えず、空には満天の星と三日月。明日は渋滞に巻き込まれず、まずまずの登攀が出来そうと二人で話し、9時過ぎに寝入る。
 4時半起床、朝食を摂り、6時少し過ぎに出発、文三郎道を進む。前日の降雪の上に踏み跡は全く無く、これで我らが取り付き1番乗りだ。阿弥陀岳との分岐を過ぎ、急登、主稜取り付きへのトラバース場所と思わしきところまで来るも、なかなかその場所が特定出来ない。
20?30分ほど費やしてしまった。何とか取り付きのチムニーを視認する。風にあおられてか、雪がチムニーの岩を上から下へ流れている。何だかやっかいそうなとこだな、と思いながら尾根からルンゼをトラバースする。
 1ピッチ目。山本さんがリード。やはりやっかいなチムニーで “こんなとこ、ほんとに登れんの?” とブツブツ言いながら山本さんが攀っていく。チムニーを上がると見えなくなり、ビレイ
している自分は風と上から落ちてくる雪で寒い、寒い。やっと解除、セカンドOKの合図で自分が攀る。チムニーを乗り越えて上がるが、何だかテンションが上がらない。
それどころか、2ピッチ目の自分のリードなのに、気後れしてしまっていた。山本さんに檄を入れられ、意を決っする。取り付きの背丈より少し高い垂壁を左から巻き込んで抜ける。30mほど上がったところで確保する。これで気持ちが吹っ切れた。“やるぞっ!何でも来い”。
 二人なので、リード、ビレイを互い違いに行い、休む暇なく息が上がる。マルチピッチに慣れておらず、段取りがスムーズでないせいか時間もかかる。何とかガイド本で言う7ピッチ目の核心部に着く。出だしの小垂壁がなかなか乗っ越せない。二人で四苦八苦し、ハーケンを1本打って自分がA0で上がる。右壁を上がりさらに上部の垂壁を攀る。ここがいやらしかった。
一番上のチムニー状の真下から取り付く。残地ハーケンが見つからず、小ピナクルにランニングを取るも、ロープが上がってくれない。ダブルロープ2本をツインとして使っているので、とても流れが悪い。アイゼンの前2本爪で踏ん張って、なんとか手繰り寄せてクリップするがふくろはぎが突っ張ってくる。そうやって何とかピナクルにランニングを取るもピナクルでは下からのテンションが掛からないと効かないはずで、そこから上へリードするのでは、抜けてしまわないかと心許ない。墜落が頭をよぎり、“こんなところで俺はくたばらないぞ”と思う(今にして思えば、ちょっと大げさだ)。気持ちの上では、このランニングは当てにはせず、無いものとして攀り、緊張しまくりのピッチだった。チムニーを完全に乗り切ってから、少し安心する。
ビレイして山本さんが上がってくるが、その後ろに人の姿が見える。見るからにこの手のことを“やっていそう”な風貌、装備である。ギアラックにはなんとカム、ナッツ類がずらりと吊るされている。次を山本さんがリードし、自分が上がったところで、彼らとの差はさらに縮んでしまう。ちょっと気押され、“先に行ってもらいます?”と山本さんに提案するが、首を縦に振らない。それじゃあ、と思い自分がリードする。息を上げてしゃに無に上がる。途中後ろからアイゼンの足音が近づくも、何とか振り切って正面の大きなピナクルに辿り着いた。真新しく打たれたハーケン3本に確保し、山本さんが上がってくる。ビレイの最中に右手5本指に“つる”感覚が走る。ロープを何とか握り締めてはいるが、開こうとしても硬くかじかんだように開いてくれない。要は情けないことにもう、体中、指の先まで一杯一杯だったのだ。山本さんが上がって最後のピッチを終え、一息ついて赤岳山頂へ上がり切る。嬉しかったというか、ほっとしたというべきか、久しぶりに浸る達成感だった。
 記念写真を撮って、文三朗尾根を降り、行者小屋にてテントを撤収し南沢を下り美濃戸口へ着いたのは、たっぷりと日が落ちた18時半。延々12時間の行軍だった。
取り付きから山頂まで、延々6時間にも及ぶ“格闘”をしてしまったが、自分にとっては初めてのバリエーションで、完登できた意義は大きい。山本さんに多謝の限りである。
マルチピッチ、アイゼンワークなどまだまだ課題が多いが、授業料をこまめに払い、来期からは、さらにグレードアップしたバリエーションに取り組みたい。?以上?


写真1枚目コメント:赤岳山頂にて。意外と若い“おとうさんクライマー”


写真2枚目コメント:疲れ果ててしまった “おとうさんクライマー”、でも達成感一杯
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