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2月17日(金)
23:00八王子駅集合し、両角氏からクルマと会装備の貸し出しを受けて、中央道経由で道の駅「みとみ」泊。今回はテントをたてたので快適。
2月18日(土)
7:00起床。駐車場まで移動して9:00行動開始。東沢の最初の徒渉点は先日は完全結氷していたが、今回は水流があり飛び石伝いになんとかこえる。週半ばに気温が20度以上になるなど異様に暖かだったうえに、先日の雨もあり氷結状態に不安をいだく。鶏冠谷下部は3週間前も氷結は不十分だったが、今回はほとんど凍っていない。1時間ほど登った右岸の台地状にテントをたて、登攀具のみを持って奥の飯盛沢まで行く。下から見た感じでは、F1は幅が1/2程度に縮み、厚みも減っているが下部2/3はなんとか登れそう。目的の最上部は薄い上に、ちゃんとつながっていないようで、行ってみないとわからない。
今回は2Pとも清野リードでとりつく。1P目は35m、2P目は25mほどでビレー点に到着。一部立ったところもあるが、短いので4級?くらいと思う。氷は軟らかくて先日より登りやすい。ビレー点から最上部の30mを偵察すると、氷の付きがあまく、薄く、落石も上部からあるので危険な状態。潔くあきらめて、懸垂下降してF1下に戻る。鶏冠谷本流の「逆くの字」の滝はすでに春の状態で氷のスラッシュが頻繁に流れ落ちてくる。さらに上部も氷結は望めないと判断して、13:30には撤収に入る。テン場の周りには薪がふんだんにあり、予定通り盛大なたき火をして、酒宴で盛り上がる。
2月19日(日)
この山域は標高が低いので、「今シーズンのアイスクライミングはもう終わり」と早々に撤収して、温泉に浸かって八王子両角宅で反省会を開催。ごちそうさまでした。
写真は最上部ですが、3週間前と比べるとやせ細ってます。