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参加者: CL・記録/両角なつ子 SL/両角充康 小笠原早苗
翌日は総会。せっかく丹沢に集まるのだから前日に訓練山行をということで、ボードとハイキング(2組)に分かれ実施。わが班の記録は小笠原さんの担当であったが、私が代筆させて頂く。またもや思い出し記録であることをお許し願いたい。
なんたって初めてのCLなのよ。たかがハイキングと言うなかれ、たかが三ノ塔と言うなかれ。それに私もどの程度歩けるのか自身で確認したかった。そこで、ほがらかにお喋りしながらゆったりと林道を歩く小笠原さんに言った、「今日は訓練山行だから、訓練のつもりでしっかり歩こうね。」 だってさ、このワタシが。まあ本人としては気合を入れてきたつもりなのである、笑っちゃぁいかんよ。
烏尾尾根は人が集中しないので、表丹沢の中では趣があるほうなのではないだろうか。最初は急登が少し続く。モロちゃんはどんどん私の前に小さくなっていく。小笠原さんは少しずつ私の背後に小さくなっていく。ん、どうしたらええ。急登が終わるあたりで休憩を一発入れようと思っていた。ところが到着すると、モロちゃんいないじゃん。どうしたらええ。烏尾頂上まで行って休憩すればいっか。歩き出すが心が落ち着かず、戻ってみたり、進んでみたり。結局頂上で待つことにしたのだが、ダメじゃんモロちゃん、一人で先行っちゃ。
三ノ塔への尾根は氷っていて、小笠原さんと一緒にチェーンを装着した。頂上で待っていると、「チェーンを片方失くしてしまって歩きにくかったぁ」と言いながら彼女到着。ここで密かに喜ぶ不謹慎な私。やっぱワシも授業料少しは払っとるけんね、ベルトで固定するワザ知ってるけんね、ふっふっふっ。
下山も三人バラバラであった。ここでも迷ったが、やはりSCで待つことにした。雪がチラホラしはじめた頃、小笠原さんは戻ってきた。どうしたらよかったんでしょう、こういう場合。メンバーをバラバラにしてしまった不甲斐ない私でありました。
メンバー:西舘彰芳 章子
総会前日、山岳SC泊まりなので久々に丹沢を歩いてきました。一昨年は山といえば丹沢だったのに、昨年は八ヶ岳から谷川、奥多摩と転戦し、丹沢を歩く機会もありませんでした。しかもよく考えてみると会に入ってから夫婦で歩いたことがない。原点である丹沢、それもヤビツからというコースを選びました。
ほんとは蓑毛から歩くつもりだったんですが、偶然(w 来たバスがヤビツ行きで、なんとなく終点まで乗ってしまいました。峠は前日雪が降ったようで2センチほどの積雪。9:05出発。富士見小屋経由で三ノ塔への道は、ちょうどイヤな感じで雪と氷と岩がミックスしていて、滑る滑る。
門脇さんから「滑り止めがあるといーんでねーの」と助言いただき、四十八滝沢では使わなかったゴムバンドを装着。これが効きました。もっとも西舘(♂)は土踏まずより前に締めてみたもののいつのまにか脱。休憩中に後からきたおばさんに「片っ方拾ったわよ」と持ってきてもらう体たらく。もう一方はついにみつかりませんでした。まあ昨年のきのこ山行で同じやつを片方壊したのがあるので、これでペア。
さて三ノ塔尾根は下りが凍った場所とグズグズのミックスで気が抜けない道のり。ホントは三ノ塔頂上で両角さんたちと(ぐうぜん)出会って美味しいうどんのお裾分けを狙っていたのですが、それもかなわず12時に山岳SCに到着しました。 途中のベンチで。富士山がよく見えます。
凍っていたりグチャグチャだったりと足下はひどいもんです。
汚くてごめんなさい。右足を見るとバンドが見えます。簡易アイゼンですが岩でも邪魔しないので安心して下れます。かもしかで1000円弱でした。
三ノ塔頂上。冬の間に一度縦走もしてみたいものです。