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メンバー 古屋(単独)
今年の岳連冬山講習で登頂できなかった谷川岳に行ってきました。
当初は職場の友人と行くことになっていたが直前でキャンセルされてしまい、一人での山行となった。まあ天気予報も雨だし多分こうなることは予想していたのでいわゆる想定内だ。
6月16日(木)
16:00 小田原発高崎行 湘南新宿ラインに飛び乗り土合着 20:44約5時間、電車に揺られるのはつらい。もちろんホームに降りたのは一人。
初めて昇るもぐら階段を記念撮影。自分の足音だけが響く。駅舎内も誰もおらず待合室を一人占めできたのはいいがアルコールを買い忘れたことに気付く。
コーヒーを沸かしパンをかじってそそくさと就寝した。
6月17日(金)
4:00起床 天候 霧雨 早朝から蒸すような天気でモワッとする。途中で本降りになられてもと雨具を着て4:30出発。歩き始めて駅周辺の冬の景色との違いにびっくり。2月の赤沢山山行で清野さんの車が上がれなくなった場所はこの辺りだなと思いつつ土合橋通過。ほどなくロープウェイ乗り場で、ここらで雨はあがった。登山者カードをポストに入れ登山指導センター前を通ると指導員がおり、登山道の状態を確認。
5:00 西黒尾根取り付き 取り付くなりの樹林帯の急登! 雨でぬれた道は登りづらく岩も滑る。先日の甲斐駒の黒戸尾根よりキツく感じる。鉄塔下で雨具を脱いだ。ここから約1時間半後樹林帯を抜けると、左手には天神平のロープウェイ駅と天神尾根が見え、前方にはラクダのコブラクダのコブ付近は鎖が張られていたが、岩が滑るため慎重に登った。ラクダの背付近で右手側にマチガ沢の雪渓が確認できたが上部は雲に覆われていた。
7:10 厳剛新道との合流点ガレ沢の頭。天神尾根を見ると雪渓と緑のコントラストが素晴らしい右手側シンセン岩峰、東尾根はまったく見えず。
ここからの登りは赤や黄色いペンキで印が付けられた岩場を登っていく。視界は除じょに悪くなり両谷側ともまったく見えなくなっていった。岩場を登りきると氷河の爪痕と呼ばれる一枚岩が表れるらしいが、それすらもよくわからず登ってしまった。ザンゲ岩を過ぎ(これは標識があった)頂上直下の雪田をルートを見失わないように、アイゼンまで装着し慎重に登ったが50メートル位で指導評のある大きなケルンが見えた。ほどなくトマの耳到着8:40
視界はないがせっかくだからオキの耳まで足を伸ばすと高山植物が綺麗だった。
写真だけ撮りさっさと山頂を後にし、肩の小屋で小休止。
小屋の主人としばらく話し9:00下山開始。雪田を滑るようにおり100メートル位下ると夏道になった。さらに標高1700メートル付近になる突如視界が開け山の表情が一変、すっかり夏山の雰囲気となる。
雪山講習の時には完全に埋もれていた熊穴沢避難小屋もすっかり姿を現していた。ここらまで来ると先ほどまでの景色が嘘のようですれ違うハイカーもいかにも軽装だ。ロープウェイを使い下山しようか考えたが、らしくないのでズブズブの田尻尾根を下降したがすぐに後悔した。11:30ロープウェイ乗り場の手前に出る。2月に行った赤沢山の帰りに寄った蕎麦屋で、どでかいかきあげドンブリを食べようと湯檜曽まで徒歩をこころみるが、途中で断念、バスに乗り水上駅に向かった。電車の時間まで間かあったので駅前でうどんを食ったが値段のわりには、たいしたことがなかった。
伝聞ですが報告です(会とは関係ありません)。
源次郎で事故があり、偶然居合わせた岳連のメンバー20人くらいで、
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