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山行記録 カレンダー
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msc_kiroku2 2005-6-11 10:59
平川CL(記録) 清野 寺本 野口 古屋 小笠原   今回の沢登りは当初、鶏冠谷左俣を遡行する計画が悪天の為に転進した結果、お馴染みの本谷となったものである。丹沢という沢登りのフィールドが身近にある事の有り難さを感じてしまうのであった。  渋沢に8時集合となったがSLの山本さんがどうやら体調がすぐれないらしい。熱もありそうとの事なので装備のザイルだけ預り、せっかくここまで来たが引き返す事となった。出合までは古屋さん、小笠原さんの車に乗せてもらう。他でも同じだが以前は当たり前のように歩いていた林道もここ2、3年は全く歩く事が無くなってしまった。どうも体力が落ちたなと感じるのはこんな所が原因のひとつだろう。  時間も有る事だし一つ一つの滝をじっくりと登る。F1で既にずぶ濡れになる人も出た。F2は左から古屋さんリードで登る。F3は平川リードの正規ルートと左から鎖を頼りに巻組に分かれた。F5は再び古屋さんリードで登るが登りきった時点で既に時間が掛かり過ぎ、稜線に抜ける事は諦める事とする。書策新道上で左岸から流れ込む沖の源次郎で遊ぶ事にした。  F1は古屋、平川がリード。F2は清野さんがリードした。沖源はあまり稜線まで詰める事の無い沢なので時間と相談しながら思案した結果、沖源、本谷をそのまま下降する事にした。普段なら下降する事の無い本谷F1?F5は高さもそこそこあり懸垂の良い練習になる。あいにくの雨天とシャワーを浴びての懸垂で身体が冷えてしまった。渋沢の立ち寄り湯に入ろうという小笠原さんのgoodな提案で温泉に向かった。結局温泉は改装中で入る事が出来なかったが渋沢にもこのような施設が有る事を知って収穫だった。  一旦帰宅して車を置いてきた古屋さんを交え、電車も乗り越し組みが多数出るほど反省会は盛大であった。

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msc_kiroku2 2005-6-11 10:45
メンバー 樋田 講習に参加。非常に水量が多く、講師のなかには「こりゃ無理だ」という人もいた。受講生は17人。結構時間もかかり、解散は6時近く。それでも最後までどこもまかないで行った。尾根に出る手前で先頭が足を踏み外して落石、ひやっとしたことがあった。天気は11日は土砂降り、12日は雨が上がったので、天候的にはあまりよくなかった。田中たかね、牧野、高橋、しもこしだ、春木(主任講師)各氏。

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msc_kiroku2 2005-6-11 10:34
メンバー 平川、清野、寺本、野口、古屋 鶏冠の計画だったけれど、雨が強かったので事前に水無本谷に変更。 クルマで戸沢出会まで入り、あいにく天気がよくなかったけど、せっかくだから登ってゆこうということに。ゆっくり登っていったこともあり、林道で相談。上まで登るのは時間的に無理ということで、沖の源次郎を上り下りしておしまい。 そのまま下って駐車場着が3時頃。温泉でも入ろうということになり、小笠原さんが知っている渋沢の駅の近くの立派な立ち寄り温泉(改造中)へ寄ったのち、渋沢で早めに反省会(ここが核心)。 相当乗越組が出たはず。煉瓦亭となりの居酒屋から煉瓦亭へとハシゴする。古屋、清野、平川乗越で終了。

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msc_kiroku2 2005-6-8 18:05
メンバー;中山(CL)古屋(SL)橋本(記録)寺本  中山さんの誘いを得て、今年2回目の沢登りです。  沢靴をソール張替えに出してしまったので、参加できるか?と心配しましたが、予想以上に仕上がりが早く戻ってきてホッとしました。  朝、08:30に当直勤務明けの古屋さんを拾い、電車でこちらに向かった寺本さんと中山さんとJR松田駅(地元ではショウセン駅という)で09:00に合流。  そのまま真っ直ぐに玄倉へ走り、小割沢橋を過ぎてすぐの弥七沢入口に到着したのが09:35。  身支度を整えて、なお且つまだ重い私のバッグに不思議がられながら、10:00に入渓となりました。  予定ルートは弥七沢の左股を詰めて稜線に上がり、それを小杉山方向に移動して小割沢の頭から沢つたいに下降してくるルートです。  入口から、経験不足の私には程よい間隔で滝が現れ、ちょっと高さが感じられるものには中山さんが先行してくれてテンポよく登っていきます。  途中、寺本さんが確認する地図とコンパスを横から見ながら、使い方を勉強したりしつつ、皆さんの好意で先頭を歩かせてもらい、気分良く進むこと80分。“おそらく二股の手前辺りまで来ただろう“という所で軽い休憩を取ります。  「さっき、ちっちゃなケルンがあったよねー」という話が出たものの、“ここではまだ標高からいっても早いだろうという感じから、「とりあえずもう少し進んでみよう」ということで、遡行再開。二俣との見当がつく場所にぶつかり、それを左俣に進行しました。  そこら辺から水流はしだいに無くなり徐々に源頭の様相?となってきましたが、ここからがキツかった!!  稜線に出るため谷あいを詰めるだけ詰めてしまったものの、岩肌はザレており、上にも下にも動けなくなってしまったため、近くにいた古屋さんに「先に横のルートを見つけて上に出ている中山さんに合流したら、ザイルを持ってきて。」とお願いして、待つことにしました。  古屋さんが脅かしたハチが周りをうろつくのに怯えながら伏せていると、中山さんが上制動の降下で来てくれて正解ルートに導いてくれました。  稜線上には管理道らしきものがあり、ホッとしたところで13:05休憩。20分ほど過ごしてから、小割り沢の頭を目指して出発です。  標高を確認しつつ、それらしい鞍部に立ち木テープの標と、降り口の踏み跡を見つけて下降開始です。  この沢筋では岩肌が滑りやすく、かなり高度感のある棚が次々と出てきたため、懸垂下降の連続という感じで、短時間で一気に高度を下げて15:10、水流のある本流まで到着しました。 ・・と、そこで中山さんが言ったのが「あっ、さっき通ったところだ!」。  おまけに、横には先ほど見た小さなケルンがありました・・・。どうやら左俣だと思っていたのは中俣で、小割沢のつもりでいたのは左俣だったのです。  笑いながら、16:20車に到着。  今回予定ルートとは違いましたが、結果的には登攀はやさしめで、下降は懸垂降下が多く必要なルートとなったことで、私にとっては良い経験になったと思っています。  帰りは、古屋さんと私は急な用が出来てしまったため、寺本さんと中山さんを新松田駅近くの焼き鳥屋“やきやき”に送り届けて解散となりました。  詰めの場所でのレスキューありがとうございました。  次もまた、地元の民が知る店へ行きましょう。

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msc_kiroku2 2005-6-4 2:34
今年の山菜山行は福島。甲子温泉近くの一里滝沢は山菜も豊富ですが、水も雪渓も藪こぎも雨も雷も豊富で、とにかく盛りだくさんの山行となりました。 メンバー CL西舘・SL門脇・西舘章子(食)・清野・山本(記録) 6/3 23:00 東北本線久喜駅集合.清野車にて甲子温泉を目指す.途中道の駅にてビバーク。 6/4 甲子温泉大黒屋駐車場に車を停めて沢支度をする.天候は今ひとつ。大黒屋の敷地を通り抜け、7:45 入渓。 まずは堰堤を二つ越える。思ったより水が多い。 8:15一里滝沢出合い。どちらかと言うと平凡な沢で、たいした滝は無いものの、岩がボロボロで結構おっかない。天気はすっかり快復し、日が差して暑いくらいになってきた。山菜取りと言うものは、沢中ばかり歩いてはダメな訳で、山菜が採れそうな斜面に目を凝らして歩かなければいけないのだ・・・いつの間にか門脇さんの姿が見えないと思ったら、沢沿いの急斜面でウドを採っている。それが結構急な斜面で、草付き・泥壁テクニックが無いと山菜取りも出来ない難しい。皆で登って行って袋一杯のウドを収穫。その後も道々ウルイ・シドケ・ふきのとう等等採取。 結構雪渓が残っていて、「雪渓歩きの練習にもなる」などと思っていたら、練習どころかザイルを出す羽目に。門脇・清野・山本で4ピッチ程ザイルを出して雪渓を登ったものの、それ以上の登行は難しく、右手の尾根に取り付き1時間ほどの藪こぎで、14:00須立山北東の支尾根に出る。 石楠花が満開だ。つつじ、桜、辛夷の花が同時に咲いていて目を楽しませてくれる。が、支尾根に出たものの獣道も踏み跡もない。ここからは意を決し、低木の藪に突っ込む。 雨は降るし、雷は鳴るはで全身ずぶ濡れ。標高が低いので這い松はないものの、かなりしつこい石楠花に悩まされる事2時間。16:00やっとこさ須立山北側の稜線上に出た。 沢の上部三分の一は雪に埋まっていた勘定で、下のほうで山菜を採っておいてホントに良かった。 当初の予定では、稜線を越えてヨロイ沢を下りながら山菜を採りビバークするつもりであったが、ヨロイ沢も雪渓が残っている可能性が有るので予定変更。このまま甲子山を経て一気に下り温泉宿にしけ込むか、一風呂浴びて道の駅まで行って天麩羅パーティするか。もう気持ちはすっかり温泉モード。どちらにせよ早く下らないと宿も温泉も閉まってしまう。稜線を北に向かって坊主沼を目指して歩くが、なかなか坊主沼が現れない。そうこうする内に雨脚が強まり、急に暗くなりガスリはじめた。 登山道とは言っても、それ程整備されている訳でもなく雪渓も出てきて、先が見えない状況で道を失ってしまった。すっかり体は冷え切っており、17:00 門脇さんの一声で稜線上でのビバークが決定。平らな登山道上にタープを張り、隙間をツェルトで塞いで何とか潜り込む。 ガソリンコンロに火を点けて5人で一つのツェルトをかぶる。雪を取って来てお湯を沸かし暖を取る。少し落ち着いた所で、酒を呑みながら皆でせっせと山菜の下ごしらえをする。飯を焚きチラシ寿司完成。いよいよ山菜天麩羅。揚げる端から春の香りを楽しむ。山本は山菜を揚げながら結構いい気分に浸っており・・・油揚げと山菜たっぷりの味噌汁が体に染みる。しかし、狭いツェルトの中なので腰が痛いー。 8時過ぎには皆シュラフに潜り込む。いきなり大鼾をかいている人がいるのはすごい。どんな状況でも飯を炊き、酒を呑み、ガーガー寝てしまう。これも大切な技術なのだろう。楽しいけれど結構ハードなビバークとなった。夜中も雷がなり、時たま雨脚が強くなり、風も出てきたが結構快適に眠れた。 6/5 朝、皆シュラフに足を入れたままでお湯を沸かし飯の支度。ウドの金平・シドケのお浸し・ウルイの味噌汁・ウインナーのソテー・炙り叉焼で朝酒。ご飯の後は、なんと二度寝! タープを撤収する頃に雨も上がり、ゴミの焚き火で暖を取り、9:18出発。雪の残った道を20分ほど歩くと、幻想的な雰囲気の坊主沼と避難小屋が現れた。こぎれいな小屋で中には囲炉裏が切って有り、薪まであった。いやー、ここまで来ていれば快適な夜だったのにネー。まあ、後からなら、何とでも言える訳であり・・・・。 10:20甲子山山頂。甲子温泉へと下って行くと、消防団・消防署そのうち警察官の集団が次々と登ってきた。地元山岳関係者と白川警察・消防の合同訓練だとかで、訓練と称するハイキングの後は甲子温泉でおだを上げるらしい。12:00甲子温泉着。温泉で汗を流し、ビールで乾杯。生き返るネー。残った山菜を皆で分けて新聞紙に包みお土産に。今日の反省会は、なんと柏。いつも車を出してくれる清野さんは、反省会に参加できないので、今日は皆が柏まで付き合って18:00頃から呑み始める。 なかなか厳しい事も有ったが、焚き火が出来なかった事を除けば、素晴らしい山菜山行だった。西舘夫妻は如何だっただろうか?ああいう状況でのビバークは快適とはいえないが、ある種の技術と経験があると、意外と楽しめるものだ。 今回の山行では、持って行って使わなかった道具は、救急医薬品だけだった。と言うわけで、厳しく、楽しく、そして美味しい山行でした。
下流の渓相はこんな感じです。
急斜面で探しているのは、ウド。
ウルイも手に入れます。
ところが上流ではこんな雪渓トラバースが続いて……。
背丈を超える藪こぎが数時間。
雷雨に稜線上でビバーク。
でもテントの中は大宴会。夜は天ぷら、朝もきんぴらやみそ汁でいただきました。苦労した甲斐あって、朝寝朝酒朝湯付きの山菜山行でした。
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