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山域/形態:谷川仙ノ倉谷 西ゼン/遡行
日程:2004年10月17日(前夜発日帰り)
参加者:CL平川 渡辺 扇原 記録:山本 (計4名)
先々週、土樽駅で宴会した平川さん達の計画に乗せていただき、念願の西ゼン行きとなった。
山本にとっては、西ゼンはこれが2度目。前回は悪天候の中を決行した為散々でした。今度来るなら絶対に天気の良い秋と決めておりました。
今回は・・ ・・好天に恵まれ、紅葉もよろしく、快適な西ゼンでした。
20:00西国分寺駅集合、平川さんの車で一路土樽へ。23:00駅に着くと、先着していた扇さんはすでに呑み終り熟睡中。扇さんを叩き起こして、一杯呑みながら作戦会議など・・ ・。
翌朝は、6:00に駅を出発。6:15どんつきに車を停めて歩き始める。
7:30出合着。後から1パーティやってきた。支度をして7:50入渓。前を歩いている足跡が見えるが姿は見えず。最高の秋晴れ!滑がキラキラ光っている。扇さんは、ご自慢の一眼レフカメラを取り出し、しばし撮影タイム。
8:45東ゼンを分け、第一スラブへと入る。「来て良かった」「粘った甲斐があった」「もう二度と来れないかも」などなど感無量。ナベちゃんは、誰が見ても登れないようなナメに取り付き、3mほど登って動けなくなり・・ 一同見守る中で、ウォータースライダーで釜の中。後先考えず勢いで行ってしまうところが恐い。第一スラブと第二スラブの間の滝に取り付いているパーティーが、随分難しそうに登っていたので、我々は左岸から捲くことにした。が、それが間違い。傾斜はきつくなり、踏み後は途中で無くなり、沢へ戻るには結構な斜め懸垂。50mザイル1本じゃ足らないかも。行き詰っているところへ、後続パーティーが後から付いて来てしまい、団子状態。とその時、右岸を捲いていたパーティーの一人がスリップ。それを助けようとした二人も一緒に3m程すべり落ちたので、目撃した一堂冷や汗タラーリ。こういうのを見てしまうとビビりますねー。我々の後続パーティーは懸垂で滝下へ戻って、滝を直登に掛かった。我々の所からは、懸垂も難しそうだったので、ザイルを出してワンピッチ登り、10:30安定した窪みに逃げ込みひと休み。更に大きく捲くか・・?合議の末、不安定な草付きをトラバースする事に。ザイルを出して、平川さんがリードする。気休めのランニングビレイを取りながら、結構恐いトラバースで沢床へ降り立った。1時間くらいあの壁にへばり付いていたのだろうか?他のパーティーの姿が、遥かスラブの上のほうに見える。5パーティ中の二番手だったはずなのに、いつの間にやらビリッケツ。第二スラブは、快適に進み、出口の滝は山本リードで左から越える。
12:30?12:45スラブ上にて休憩。沢筋を忠実に詰め、右へ右へとルートを取る。
13:05沢筋が消えた所から藪に突っ込む。
13:40平標山の北側1873mのピークへ詰め上げ遡行終了。予定よりも多少手間取ったが、充分に楽しめた。
14:00下山開始。下山路の平標新道からは、登ってきたスラブを一望に出来る。扇さんが切るシャッターの音が秋の空に吸い込まれる。私の足は、急な下り坂でへろへろになり、日頃の運動不足・訓練不足を露呈した。
15:40仙ノ倉出合、16:45駐車地点着。『岩の湯』にて汗を流し、帰路に着く。関越が多少渋滞したものの、21:00西国分寺駅前にて解散する。反省点は多々あったが、諸般の事情により反省会は無し。
次は、湯檜曽だ!笹穴だ!と心弾ませ、各自家路につきましたとさ。めでたしめでたし。
これも聞き書きです。
メンバー 細谷夫妻
冷池山荘が7月にオープンしましたが、泊まったのは種池山荘。
14日夕方から雪で、15日は吹雪。当日泊まったのは5人だがうち2人が冷池から降りてきたグループを見て下山。ひとりの女性が爺ヶ岳まで行きたいというので、途中まで同行。この日は布引山まで。
15日は冷池山荘宿泊。
16日 山小屋からの注意で、上のほうは凍っているのでゆっくり目に登ってくれということなので、7時頃出発。鹿島槍に登る。北壁は凍っているために入山禁止。また赤岩尾根も凍っているため下山禁止(山小屋の勧告)。
爺ヶ岳に登り、柏原新道経由で戻ってきた。吹きだまりで膝くらいの雪だった。詳しくは報告書で。
日程:2004年10月8日夜出?10日下山。(前夜発一泊)
参加者:CL渡辺、SL(Iさん) (記録:渡辺)
憧れの沢旅コース・恋ノ俣へいけると思っていたものの台風の通過でボツ。クサっても仕方あるまい。ということで南アを普通に登りに行くことにした。どうせ行くならやっぱりここである。それくらい好きな山なのだ。
10/08(金)借りた車に荷を乗せて、夜出発。白州道の駅にて仮眠する。
10/09(土)竹宇駒ケ岳神社下の白州町営駐車場に移動、車デポ。7:00出発。黒戸尾根登山道を行く。5合小屋から見上げるちょっとばかりの上方から赤石沢側へ沢がゴーゴー音を立てて流れ落ちている。こんなのは始めてみた。台風の影響だろう。同日13:00、7条小屋着。テントを持ってはいたが、小雨降る中なんとなく小屋での素泊まりに流れる。
10/10(日)早朝、小屋をでる。甲斐駒山頂着。曇り。黒戸尾根から同日下山。白州の道の駅でおいしい水を汲んで帰宅した。
山域上越 仙ノ倉谷 西ゼン
参加者 CL 平川 SL 中山 渡辺 清野
8月に念願の上越デビューを果たし、次のターゲットは西ゼンと決めていた。紅葉も期待できる10月上旬、4人で出かける事になったのだが‥‥。
夜8時に西国分寺に集合し、車で一路上越へ向かう。天気予報によれば明日の上信越地方は1日雨である。関越道を走りながら見上げる夜空は、曇りではあるが雲間に星も見える。しかしやはり予報は正しく進むに連れて怪しくなって来た。早くも転進先の候補を何処にするかなど話しているとポツポツと降りだしてしまい、関越トンネルを抜けた途端に完全に雨になってしまった。とりあえず駅まで行って朝の様子で判断としたが既にテンションは完全に下がっている。インター近くの酒屋で酒を仕込み土樽駅舎に向かう。チゲ鍋で軽く宴会をし早めに寝た。
翌朝はやはり雨で他の登山者(西ゼン)が撤退を決める中、のんびり朝飯を食いせっかくだから温泉にでも入って帰ろうという事になった。こんな早い時間からやっている温泉などあるのか‥?と思っていたら、10分程走った魚野川右岸にあっけなく『岩の湯』を見付けたのだった。町営温泉といった感じで感じが良い。入浴後三国峠を越えて月夜野ICまで下道を走り、昼過ぎには解散した。