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山行記録 カレンダー
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msc_kiroku1 2008-8-12 8:50
日程:2008.8.12(火)
山域:西丹沢、小川谷廊下
山行形態:沢登り
メンバー及び役割: 古屋直樹(CL)、片倉順一(記録・SL)、扇原泰治

12日(火)
9:05  新松田駅発
10:10  駐車場発
10:40  入渓
15:00  遡行終了
16:00  駐車場着
18:00  開成駅前の焼鳥屋で扇原さんと一時間程、楽しかった小川谷遡行の反省会をする。

≪記録2≫駐車場を発って、約40分くらいで遡行地点に着く。
遡行開始後間もなく2メートルの滝を難なく通過する。小川谷はシャワークライで水と戯れることができると案内書に書いてあるが、最初の滝はそれを感じさせない。
次に、大きなチョックストーンが現れるが、水量も多くなく、案内書に記載してあるほどは濡れることはなかった。
ワナバ沢と出会う手前の2段5mの滝か。足が滑って、通過を断念、ついでに滝壺にATCツールを落とす大失態を犯す。右を巻くがこれもロープを出してもらう。 ここが今回の一番悔しいところだった。
今日の古屋氏は,水(沢)と対峙している。新品のネオプレーン・ベストとショーツを着けた性か。青いすんだ水の綺麗な釜では滝まで泳ぎ、滝を登り、次にはせっかく登った滝上から鼻をつまんで釜にドボンと沈む。
対照的に術後のためか、扇原さんは水を避けている。その扇原さんに促されて片倉も釜を滝まで泳ぐ。その後、一苦労するが、滝を登る。もうちょっと・・・必要である。うまくいきそうで難しい。でも、どうにかクリアする。片倉も小川谷の魅力をやっと実感する。
ヒエ畑沢先の2段20メートルの石棚では初めてリード(の真似)をさせてもらい、しっかりできて満足した。ここが、今回の一番満足したところだ。
噂の大岩、解説書のとおり駆け上りたい気持ちにさせられる。ちょっとやって見るが、難しそう。古谷氏は、シャワークライミングでのぼる。出してもらったロープで、扇原さんと片倉はスイスイ登る。
最後のゴルジュでの5メートルのトイ状の滝、水が少なく滝まで泳ぐほどではないが、ちょっと浮きながら以外に簡単に滝に取り付き上手に登れる。最後はラクしてロープで登ってしまった。
堰堤終了点からマイナーな山道を歩き、林道に出る。このマイナー道もガレ場あり、急斜面ありでなかなか良かった。1時間ほど歩いたが、気持ちよく歩けた。アプローチの条件も、小川谷はまずまずである。
沢に意識が集中したせいか、下山報告を忘れる。両角さん、申し訳ありませんでした。
≪感想など≫
感想としては、「もう一度来たい」
登れそうで、意外とてこずり、どうやら登れる。この「もう少し頑張れば」の感触がもう一度来たいに繋がるのか。また、高巻きなどないことを願ったが、そのとおりであり満足する。なお、ATCを取り戻しにもう一度挑戦したい。

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執筆 : 
msc_kiroku2 2008-8-11 0:01



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執筆 : 
msc_kiroku2 2008-8-9 20:10
メンバー及び役割:柴田(CL、食当)、木村(記録)、阿部(会員外、SL)、米田(会員外)

 8月9日、予定通り阿部さんの家を出発し土合の駅に到着。すぐに身支度を整え土合駅のホームまで長く暗い階段を降りる。結構ぎりぎりで電車に乗り込む。土樽駅へは一駅。駅を降り、熱い陽射しの中林道を歩く。1時間ほど歩くと新しい砂防ダムが出てきた。この先が万太郎谷の入口だ。沢靴に履き替えいよいよ遡行開始。林道歩きで暑くなっていたので積極的に水に入って泳ぐ。美しいナメや釜をもつ小滝を登っていくのは楽しい。関越トンネルの換気口を過ぎてしばらくするとオキドウキョのトロだ。左側をへつって最後右側に泳いで突破。さらに続くゴルジュは水流が激しく難しそう。トップの阿部さんが思い切って飛び込み水流をはねのけ泳ぎきった。すごい突破力である。続いて木村が飛び込むが水流に流されてしまう。お助けロープを出してもらい乗り越えることができた。

 小滝では滝を滑り台にしたり飛び込んだりして遊びながらの遡行なのでスローテンポである。こんな暑い日に滝を素通りするのはもったいないので、ほとんどの滝で水流中を登っていく。しばらく進むと3人パーティーに追いついた。この後、抜きつ抜かれつの遡行となる。さらに進むと突然巨大なスノーブリッジが現れた。これはどうしたものか、高巻きはかなり時間をくいそうだし良さそうなルートがない。一人づつそっと下を通過するのである。4人ともスノーブリッジは初体験で、ひんやりとした空気の中ドキドキしながら通過していった。



 しばらくすると、いよいよ一の滝の登場である。先程の3人パーティーがすでに右壁に取付いている。かなり細かくて難しそうだ。こちらは巻くことも考えたが左壁がなんとか登れそうなので取付いてみる。柴田リード、木村ビレイでいく。取付いてみると意外と残地ハーケンがあるようだ。あっという間に登っていき落ち口の上で支点をつくろうとするが、50mロープが少し足りない。後で聞いたら最初はかなり微妙な場所で支点工作をしていたようだ。続いて、米田さん、阿部さんの順で登っていく。タイブロックを使ってもらったが初めてとのこと。二人ともなめらかな動きでなんなく登っていく。支点通過はやったことがないそうなので2番目の人にヌンチャクを回収してもらう。米田さんが登った後、ロープに少し余裕があったので支点の位置をずらしてもらった。50mロープを無駄なく使うにはどうしたらいいか、もう少し慣れが必要と感じた。



 続いて二の滝が登場するが右側から簡単に登れる。そろそろ今晩の幕営地を探さないといけない。途中おじさん2人のパーティーが幕営しているそばを通り抜ける。さっきの3人パーティーと幕営地探し競争のようになる。少し高台に平な場所を発見。ここを幕営地とし土木工事にとりかかる。タープを張るが4人だと少し狭いのでツェルトとブルーシートも足して広いスペースを確保する。ツェルトは上部が三角形にとじているのでタープのように張ることが難しいのが分かった。河原沿いに焚火をセットし食事を用意する。焚火の火付けは柴田さんがうまい。今晩は柴田家特性カレーである。何種類もの野菜を乾燥させて持ってきていてスパイシーなルーに合わせると絶品だ。特にカボチャが美味。ウィンナーをつまみにビールを飲んだりして夜はふけてゆく。天気予報では雷雨と言っていたが大ハズレ、キレイな夕日と満点の星空が楽しめた。

 8月10日今日も天気は上々。朝飯は肉味噌ソーメンと阿部家で仕入れてきた怪しげなコーヒー麺。肉味噌を少し頂いて、その辺でとったフキを炒めてみたがフキがやや固かった。コーヒー麺はほんのり甘くて意外とおいしい。幕営した3組のうち私達が一番遅くに出発したのだろう。幕営地から少しで三の滝に到着。下段は水流沿いを登れるようだが冷たそうなので右側のトラバースルートからいく。ここも柴田リード、木村ビレイでいく。中間の2人は支点通過を即席で習い見事に実践していた。下段を登ると広い棚に出て、先行していたパーティーはそのまま小沢のほうを登っていた。そちらでもいいのだが上段も水流沿いにうまくルートをとれば登れそうだ。木村リード、柴田ビレイでいく。水流沿いは苔むしており最近はあまり登られてないのかもしれない。古そうだが残地ハーケンはいくつかあるのでそれを目指して登る。途中一箇所ヌルヌルした岩で一歩が難しいところがあったが、それを越えると乾いた岩をなんなく登ることができた。落ち口上部の木に支点をつくり後続に登ってきてもらう。対岸には長い長い三ノ滝沢一ノ沢がみえる。気持ちのいい瞬間。



 そこからは小滝を登り最後の詰めである。今回は一度もルートを間違えずにこれたようで、水流がとぎれると乾いた岩のフェイスを登るようになる。この頃には樹林帯がとぎれ周囲は美しい草原となっていた。さらに登っていくと笹原となり踏み跡をたどるとすぐに登山道にでた。谷川岳で記念写真をとり、天神平からロープウェイで下山した。


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執筆 : 
msc_kiroku1 2008-8-1 18:00
1.参加者:山本(CL)、須藤(記録)
2.行程
7月31日(木)
 19:30 調布駅集合?中央自動車道?長坂IC?R20道の駅「はくしゅう」
8月1日(金)
 6:30 道の駅発?尾白川林道?車止めゲート?尾白川林道終点
 9時前後 尾白川川入渓点?10:15 黄連谷出合?
 13:15 千丈滝上、幕営
8月2日(土)  6: 30 幕場発?7: 30坊主滝上の雪渓?8:40 奥千丈滝?
 14:30 甲斐駒ケ岳山頂
 15:15 下山?黒戸尾根?竹宇駒ケ岳神社?尾白川川林道?
 21: 30 車止めゲート

3.渓相と遡行
 尾白川林道は車止めから入渓点である林道終点まで、1時間半あまりで傾斜は無く楽なアプローチだった。
 尾白川川から黄連谷出合までは、ナメ、釜の連続でとても気分が良い。
 釜はほとんど巻いたが、1ヶ所だけ泳いで回り込み釜下の左岸に取り付いて上がった。 
 よく見極めれば、巻けたかもしれないが、せっかくだからという思いで自分(須藤)が突っ込んでしまった。
 ナメ滝でも1箇所右岸でロープを出した。大したところではなかったが、下部が滑りやすくいやらしかった。
 黄連谷出合は尾白川本谷の方がナメが広がっていて綺麗で、黄連谷の方はというと大きな岩とゴーロ状で、気分的には尾白川本谷へ行きたい感じになる。途中、石を上から下までスッパリと割ったような20?30mの岸壁が左岸に見え、圧倒される。
幕営地点手前の千丈滝の巻き道は、ガイド本では右岸に明瞭な踏跡があると書かれていたが、それらしいものが見つからず、時間をとられた。結局、巻道を見つけられず、自分たちでルートを取り、巻くことになったが、別に難しくもなく初めからそうすれば良かった。
 幕営地点は千丈滝の少し上にあるが、小さな尾根上にありスペースが極めて狭い。
 大人数のパーティーや、数パーティーでは厳しい。これより上部では山頂近くまで適地は無い。ここが混んでいる場合、千丈滝の巻道下あたりまで戻るしかないと思う。
 翌日は、幕場からそのまま巻き道に入り、沢床に降りたところから雪渓が待ち構えていた。
 長く続くトンネルが“あんぐり”と口を空けている。ここからは、雪渓の高巻きの連続となる。
 巻いては降り、を何回も繰り返す。石楠花や低い松の一種に全身がとられて、もがくように進む。
 奥千丈滝上部3分の1あたりから、ようやく沢床に降りて沢登りが出来るようになった。
 奥の滝3段60mでは下部1段を右岸からハーケン1本打ってクラック沿いに取り付いたが、これが間違いで、40分程時間をかけたが、結局登れず終い。自分(須藤)が変な色気を出したのが間違い。左岸に踏跡があり巻くことになる。
3段60mを越えたところで、最後の滝があり、ロープを出して山本さんがリードする。
 フルに50mを繰り出し、途中いやらしいところもあり、最後までやらかしてくれる。
 山頂に辿り着いたのは、14時半。予定なら昼前に余裕で着くはずだったが、やはり雪渓で時間をとられてしまった。
 下山も6時間強かかり、くたくたの山行だったが、充実感は一杯だった。

4.雑感
 ナメあり釜あり、上部は長い急傾斜の連続、しかも雪渓、巻きもありで、2日間でいろいろな経験の出来る沢旅だった。開けて、険谷で本当にダイナミックな沢だと感じた。
 雪渓のため、核心部の奥千丈は下部3分の2を遡行出来なかったのが少し残念だが、難しい上部3分の1を登れたので良しとしたい。
 予想以上の多量の雪渓のため難儀をしたが、難しい条件化で登攀できたので、かえって良い経験になったと思う。
 沢の水は、この辺の水が名水百選に選ばれており、少し甘みがあってとても旨い。
 道の駅にも水汲み場があって、深夜まで取水する人が後を絶たなかった。
 蛇足ではあるが1泊で抜ける場合、下山に時間をとられるので、尾白川林道の車止めに車を置かず、竹宇駒ケ岳神社に置いた方が2日目が楽になる。1日目のアプローチが1時間弱長くなるが、一日目の幕営ポイントには遅くとも14時には着いてしまうので、その方が良いと思う。

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執筆 : 
msc_kiroku2 2008-7-19 0:00
日程:2008年7月19日(土・夜)?21日(月)
山域:奥秩父・釜ノ沢東俣
山行形態:沢登り
メンバー及び役割: 柴田研二(CL・食当)、片倉順一(SL・記録)
19日(土)
22:00  八王子駅南口発
20日(日)
0:30  三富道の駅着
6:00  起床
7:00  三富道の駅発
7:15  村営駐車場発・・・東沢への入渓地点を若干探す。
10:00  山ノ神・・・どうやら到着
11:00 乙女ノ沢・・・釜ノ沢入渓地点を探して、信州沢及び金山沢を若干遡行する。
信州沢のナメ滝は釜ノ沢のナメ滝が普通の岩肌であったのに比べ、岩肌が硫黄がかった黄色で、この対比が沢登りの味を深めた感がある。
13:30頃 釜ノ沢遡行開始
15:30 広河原・・・両門ノ滝あたりから雨がシトシト、ヤゲンの滝では土砂降りとなった。この雨は、夕食時には小降りになることもあったが、夜は再びひどくなるなどした。夕食時には、焚き火に精を出し、トウモロコシを焼いた。
19:00 就寝
21日(月)
5:00 起床
7:00 遡行開始
10:20 甲武信小屋着・・・小屋手前の水場はおいしい水であった。
10:47 下山開始・・・柴田のみ途中から駆け降りる。
13:38 駐車場着・・・片倉着
15:15 白瀧閣発・・・三富温泉郷にて温泉入浴。入浴料500円、露天風呂あり、お湯なし、景色上々。
17:20 八王子駅着

≪感想など≫
今回は、よく迷った(5・6回かな)。初心者二人の遡行ルート仕様に良い経験になった。
柴田さんには、終始リードしてもらいお世話になった。また、最終日の途中からロープを持ってもらい、以後の行程が楽になった。
アプローチ、下山とも長いが、景色は上々の沢であった。滝はロープを使用しなくても注意して登る必要がある。初心者同士でも登れることを実感した。
ターフは何とか張れた。今度はリードができたらと思う。
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