Welcome Guest 
山行記録 カレンダー
« « 2024 12月 » »
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 1 2 3 4
月別アーカイブ

-

カテゴリ : 
 »
執筆 : 
 2008-10-4 1:00
日程:2008年10月4日(土)夜発?5日(日)
山域:巻機山 米子沢
メンバー:砺波(CL、記録)、木村(SL)、高森(会員外)
山行形態:沢登り

10月4日(土)
○ 8時に駅前をリニューアルしてロータリーのできた京王線芦花公園駅に集合した。都内で自動車で集合すると、駐車場所で苦労をすることが多いがここは交通量も少なくよい具合だった。
○ 8時30分に出発し、ETCの深夜割引にもならない時間に塩沢石打インターに到着してしまう。今日のビバーク地点である桜坂駐車場へアプローチルートはやや探しにくいが、2回目の入山であったため、なんとか見つけることができ、到着後直ちに入山祝いを開催する。
10月5日(日)
○ もう、山は秋色になってきており、水も冷たいはずであろうということを言い訳にしてゆっくり起きて、のんびりと装備の準備をする。
○ ネットの情報等で駐車場から直接入渓すると、大変だという情報があったにもかかわらず、道標の誘惑に負けそのまま入渓。案の定約10個の堰堤とその前後の茨に悩まされることとなる。パーティの全員の顔が傷だらけとなってしまった。
○ 堰堤を抜け、ようやく河原歩きを1時間ほどすると、美しいナメが現れる。斜度はそれほどではないが、ナメの距離が長いため、滑れば奈落の底へ落ちていくことになるため慎重に登る。高森さんは、前回の逆川でもう水に飛び込むのはやめようといったにもかかわらず、滝の裏側が見たかったらしく冷たい水に果敢に挑戦してくれた。

○ いくつかの遡行が不可能ななめた気を巻く外は順調に遡行をこなし、入山禁止地点に12:30分頃到着した。

○ 13:00遡行完了。山頂が遠く見えたので避難小屋に向かう。しかし、避難小屋でツメ上げた場所が9号5尺であり、沢ノボラーは、あまりピークにこだわらないけど、ボクは、縦走出身のためピークに登りたいとつい考えてしまうため、ほんの少しの努力で山頂を踏めることを知り、非常に残念に思った。
○ 下山路で、三合目から米子沢に入渓するルートを発見する。次回来るときは、ここから入渓することとしよう。

○ 15:25桜坂駐車場。下山後、六日町温泉に行き、汗を流す。身なりが貧相に見えたらしく、温泉で、どこを登ったのかと何人かに聞かれ、巻機山に登ったと答えた。沢から登ったなんていっても、説明が面倒だから、草紅葉がきれいだったくらいしかいわなかった。温泉は、源泉で山で冷えた体を癒してくれた。
○ 帰路、越後湯沢のへぎそばの有名店、中野屋のロードサイド店舗があったので、夕食を取った。湯沢本店と異なり、のんびりしたムードでそばを堪能できた。鉄道で来ていれば、お酒も堪能できたが、お茶でもおいしくいただけた。へぎそばというのは、水っぽい状態でそばが盛られているが、あれはデフォルトと考えていいのだろうか。個人的には、お蕎麦はもう少し水が切ってあるのが好きなのだけど、それが普通だというなら、そのルールの中でおいしさを見つけたい。

カテゴリ : 
 »
執筆 : 
msc_kiroku1 2008-10-3 21:20
日程:10月3日(金)夜発?4日(土)
山域:谷川連峰・万太郎谷・オタキノ沢
メンバー:CL須藤・山本(記録)
山行形態:沢登り

10/3 越後中里駅泊
10/4 6:50林道入口先P・8:00大堰堤上より入渓・10:23一の滝下・11:04オタキノ沢出合・13:30二俣ドーム状岩壁下・15:36茂倉新道1,683m東側・16:05下山開始・18:54P帰着・岩の湯・越後中里駅泊
10/5 5:30出発・帰京

 吾策新道の分岐の先へ舗装された林道が延びていた。廃道となった谷川新道を拾って井戸小屋沢まで行く予定であったが、予想通り廃道は見付からなかった。昨年出来たばかりの大堰堤の上から入渓して万太郎谷を遡行する。出発が遅れたことも有り、先を急いでハイペースで登る。オキドウキョのトロは左岸を大きく捲く。晴れて日差しは温かいが、泳ぐ気にはなれない。井戸小屋沢を過ぎてからは、腰まで浸かる個所が2箇所、それ以外の淵はみな高捲く。滑の奇麗な沢だが、滑滝などは少々ぬめる。一の滝は左岸から軽く捲いて、いよいよオタキノ沢出合だ。
 オタキノ沢は滑滝で始まり、直ぐに核心とも言える2つの滝が現れる。20mくらい有りそうな狭い滝は水流の左側に2本の溝が有り、その溝を登るが岩は少々ぬめっていていやらしい。残置支点は無く、山本リードでハーケン2枚打って慎重に越える。『ハーケンを打つ山さん』って写真が有ったけど、ビレイしながら写真撮ってくれたってこと^_^;

 次の滝は須藤さんリードで水流右側の溝に沿って登るが、これも滑っていてフリクションが利かない。どうやらハーケンが上手く入らないらしく、ぶつぶつ言っている須藤さんに、「慌てないで、ゆっくりやって下さい」と声を掛けつつ欠伸を噛み殺す。ハーケンの頭に足を乗せて、いやらしい一歩をよいしょと登る。セカンドの山本は、そのハーケンを回収してしまった為に登れなくなってしまい、「張って張って!引っ張ってよ!」てなことで何とか通過。その先は、綺麗だけど登れない滑滝が連続するため、大きく巻いて左岸の草付きスラブ帯にロープを伸ばしてトラバースする。その先も傾斜のある滑滝をガシガシ上り詰めると、50m2段のドーム状の滝に出る。一段目を左から超えると左股が入り更に幾つかの滝場が続き、ぐんぐん高度が上がっていく。最後の滝は左から巻いて、落ち口の真上から6mほど斜め懸垂して沢床に降りる。小滝を越えて更に高度を稼ぎ、水が枯れても沢筋に忠実に詰める。若干の笹藪こぎで、笹の中の稜線に詰めあげ茂倉新道に出る。紅葉がすばらしい。私が捻挫したせいで詰めは少々スピードダウン。下りに入ると痛くて歩けず、三角巾で固定してのんびりと下る。下山路の矢場尾根は、昨年の4月に土合から12時間行動で歩いたコースで、その時は矢場ノ頭に幕営した。矢場尾根は木の根が多く歩き辛く、足を引きずりながらの下山は、最後はヘッデン点けて歩くことになった。結局今回も12時間行動で、もう一晩越後中里駅に泊り翌朝のんびりと帰路に就いた。

オタキノ沢はすっきりしていて、緊張感の有る登攀が楽しめた。
余り人が入ってないのも良い。
日帰りの沢としてお手頃だが、オタキノ沢の中では幕営適地はないので、荷物軽くして一気に抜けるのが良いと思う。
核心とも言える最初の滝を直登できない場合は(巻けるのかな?)、この沢へは入らない方が無難かと思う。

カテゴリ : 
 »
執筆 : 
msc_kiroku1 2008-9-27 23:00
日程:2008年9月27日(土)
山域:奥多摩 逆川
メンバー:柴田(CL、記録) 砺波(SL)、高森(会員外)
山行形態:沢登り

スケジュール

8:00 八王子駅集合
9:00 竜王橋着
10:20 遡行開始
13:45 ウスバ林道着、遡行終了
16:30 竜王橋駐車場着

ひと月半ぶりの沢登。

川苔橋バス停の門はあいていて係りの人が座っていたので
入っていいかと聞いたらOKとのことで入らせていただきました。
2kmの林道歩き短縮。ラッキー。

沢は寒かったけど雨具をきてたので思ったほどではなく、
きっちり小さな滝も全部攻めて登ることができたし満足です。



ウスバ林道の手前の10mの滝はハーケンが水流の近くにしかなく
寒いので、滝の右側の斜面を登りました。
ハーケンがなくて、ホールドは大きかったので結局確保しないで上まで登り切ったのですが
これはやっぱり怖かったです。

10m滝の上がすぐウスバ林道。いい加減寒くなってきたので遡行を打ち切り。

帰りのゲートは閉まってたけど鍵はかかってなかったのでありがたく通らせていただきました。

今回も楽しかったけど、夏泳ぎながら登ったら楽しいと思います。
来年の夏またぜひとも行きたい沢でした。

カテゴリ : 
 »
執筆 : 
msc_kiroku1 2008-9-27 23:00
日程:2008年9月27日(土)夕発?28日(日)
山域:谷川連峰 魚野川・仙ノ倉谷 西ゼン
メンバー:古屋(CL)、木村(SL)、平川、小林、戸田、白川、羽生田(記録)
山行形態:沢登り

9月27日(土)
越後中里駅泊
9月28日(日)
6:15 駅出発
6:50 つり橋より入渓
8:00 西ゼン出合(遡行開始)
9:50 第1スラブ帯 下辺り
10:12 第1スラブ帯 上の滝 15m
10:40 第2スラブ帯 下の滝 2段15m
12:30 第2スラブ帯 終了部の滝 6m
13:05 笹藪 突入
14:00 池塘
14:25 平標新道 下山開始
16:00 西ゼン出合
16:40 つり橋手前の河原

19時20分駅に到着、白髪門沢を遡行してきた先発組の宴会開始に合流。焼肉三昧、お酒もしっかりと飲んで活力を十二分につけ、11時ごろ就寝。
6時15分駅を出発、林道終点の駐車場所よりつり橋まで暫く歩く。橋を渡って入渓するが出合までは山道を進む。若干飲み過ぎたのか山道の記憶があまりないまま西ゼン出合に着く。


身支度を整えて遡行開始。河原で小休止の後、沢の先へ。50分ほどで足元はスラブの予感、「あの左先が第1スラブかな?」と想像しながら進む。気がつくと辺りはスラブ。第1スラブを登っている。

リッジを登る(古屋さん)、岩溝を抱え込んで登る、少し巻いて登る、みんな好きなようにして登る。フェルトの白川さんは固まる場面もあり、平川さんも時折苦労されていた。登りきった見晴らしのいい所で小休止。振り返ると滑り台のようだ。

第1スラブ帯 上の滝、第2スラブ帯 下の滝どちらも左を登り、第2スラブ帯もそのまま左よりを行く。

要所は安全第一でロープを出しながら上へ上へと進む。スラブ帯終了部の滝は戸田さんが古屋さんの手解きを受けながらリードに初挑戦!
その後、沢は細くなり、一息入れてから源頭の笹薮に突入。両手で茎を掴み快調に登る。


池塘が現れるともう平標新道だった。平標方面は秋の気配、枯れた笹の尾根道を滑ったり、転んだり、西ゼンの全景を見下ろしながら下山した。いつもの「湯とそば」に寄る。充実した一日だった。

カテゴリ : 
 »
執筆 : 
msc_kiroku1 2008-9-26 22:10
日程:2008.9.26(金)・27(土)
山域:湯檜曽川東黒沢、白毛門沢
山行形態:沢登り≪メンバー及び役割≫: C L平川雅範(車)、SL木村知香子、片倉順一(記録)、戸田優子、白川則子

記録:
天候は、曇り、ときどき晴れ、山頂付近で霧雨あり。遡行に支障はないまずまずの天気であった。
26日(金)
9:05  谷保駅発
24時頃  湯檜曽駅着
02:40  就寝
26日(土)
8:10   湯檜曽駅発
8:25頃 入渓地点に車デポし入渓
9:00  白毛門沢に入る…写真あり
9:45?10:15
 滑滝に入る。小滝を快適にのぼる。 
10:30 8m滝を木村リードで登る・・・写真あり
11:00 これから大滝のタラタラのセンを高巻き、滑滝などを軽快にのぼる。
13:00 ルンゼからツメの笹やぶをやっと登る。
13:45 白毛門山頂・・・写真あり
14:00 山頂から下山開始
15:33 林道着
15:40 駐車場着

≪感想など≫
沢の美しさ・難易度・雄大さ、車での入渓容易さ及び下山時間など今の私には満足のいく沢であった。

また、下山路から眺望できた白髪門沢の急峻さ及び美しさに白川さんを始め皆感動した。
白髪門の遡行は難しいところはなく、また、丹沢に比較すると雄大で、のんびり歩けた。
なお、入渓前夜は話が弾み、就寝時間は3時近かったと思う。私は参加者の貴重な経験を拝聴し良い経験となった。
アクアステルス ラバーソールは快適に機能した。
帰りは、平川氏に水上まで送っていただき順調に帰宅できた。ありがとうございました。
Copyright 2001-2014 msc-jp. All rights reserved.