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山行記録 カレンダー
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執筆 : 
 2009-9-12 9:50
日程:2009年9月12日(土)
山域:小常木谷
山行形態:沢のぼり
メンバー及び役割:平川、木村(記録)

記録:
 谷川の笹穴沢を計画していたが、天気が良くないので小常木谷へ転進した。入渓早々、茶色いコケの石で転倒。アクアステルスはどうもコケに弱い。沢全体が茶色のコケで覆われておりその後も気の抜けない遡行が続く。暫く行くと10人くらいの謎の学生集団と出会う。みんな沢装備でなく普通の格好、靴も普通のスニーカーだ。「どこに行くの?」と聞くと「分からないです」との答え。彼らを追い越して、いよいよ置草履の悪場へ。兆子ノ滝10mは平川さんリード、滝の落ち口が悪い。続く8m逆くの字の滝は上段をつっぱりで登る。不動の滝12mは左側から巻く。巻きも意外と悪く最後は懸垂で沢に戻った。大滝2段20mは残置シュリンゲに導かれ木村リード。ネジレの滝はコケで悪そうだったので右側から巻く。滝の連続で登りごたえがある。その後は単調かつコケで滑る沢歩きが続き、飽きてしまったので短縮するため枝沢の檜沢へ逃げることにする。檜沢を詰めガレ場を登っていると水平にトラバースしている踏み跡を発見。これ幸いと踏み跡を辿って行くと栗山尾根に飛び出した。ショートカット成功である。尾根を下降していくと踏み跡が薄れて道が分からなくなってしまった。藪山スペシャリストの平川さんに従って歩いていくと踏み跡のある尾根道に復活することができた。尾根を下っていくと林業のモノレールが登場。遠くでチェーンソーの音がするので間伐の作業をしているのだろう。レールを辿って行くと小常木谷の出合に着いた。




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執筆 : 
 2009-9-7 9:20
日程:2009年9月7日(月)
山域:表丹沢、セドノ左俣・右俣
山行形態:沢登り
メンバー及び役割: C L片倉(記録、配車)、S L羽生田

≪記録 1≫:天気は晴れ、時々曇り
7:00 伊勢原駅南口集合
8:30 戸沢キャンプ場着、ロープワーク訓練
11:00 源次郎沢入渓、セドノ右俣へ
15:30 遡行終了
15:30 作治新道下山後、セドノ右俣へ
16:30 戸沢林道出合着
注)記録時間は、メモを取らなかったため正確ではありません。

≪記録 2≫
戸沢キャンプ場までは往復車で行け大幅な時間短縮ができ、遡上時間が十分とれた。且つ又、非常に楽であった。
入渓前リード等の訓練を羽生田さんから受け大変参考になった。
二人だけの遡行であったこと。右俣は2級?の沢であるため、ロープワークの練習箇所が多くあり、有意義であった。
また、下山では左俣を下り、懸垂下降の練習もできた。

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執筆 : 
 2009-9-5 23:50
日程:2009年9月5日(土)夜発?7日(月)
山域:湯檜曽川本谷
山行形態:沢登り
メンバー及び役割:木村(記録)、柴田、Y、H(会員外)

記録:
 1日違いの土日で入ったパーティーはたくさんいたようですが、日月で入っているのは私達だけでのんびり静かな山行が楽しめました。水量も多くなく泳いだのは最初の瀞だけ、あえて水と戯れるためウォータースライダーや飛び込みなどついつい遊んでしまいました。どんどん登れる滝が多くロープを出したのは最後の大滝のみ。大滝を越えて幕営地を探していると前日来たMSCパーティーからのメッセージが!ここが一番良い幕営地のようです。夜は焚火をしながら北海道から空輸してきた100円鍋でジンギスカン。MSRの調子が悪かったので焚火にのせて焼いたらワイルドな感じで楽しめました。翌日は膝の調子が今ひとつという柴田さんの案で、少し下った枝沢から清水峠へ、最後は笹薮でしたが割りとスンナリ抜けられました。あとは延々と続く水平旧道で谷川岳ロープウェイ駅に戻りました。最後はナルミズ沢下降に備えて置いてきた車を回収に宝川温泉へ行き、念願の温泉に浸かり疲れをいやしました。他の会のメンバーとの混成部隊でしたが息もあって楽しい山行でした。






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執筆 : 
 2009-9-4 23:20
日程:2009年9月4日夜発 ? 9月6日
山域:谷川岳湯檜曽川本谷
山行形態:沢登り
メンバー及び役割:古屋(CL) 羽生田(SL・食当) 新屋(食当) 大浦(記録)

記録:
9月4日 古屋車で東名、関越道を移動 土合駅泊
9月5日 土合駅発 湯檜曽川沿い新道 駐車場まで車で移動 武能沢出会いまで徒歩、入渓
湯檜曽川本谷遡行 二股手前右岸でビバーク
9月6日 二俣出発、朝日岳直下稜線、笠が岳、白髪門山、土合に戻る

9月4日 21:00 古屋車、大浦を東名大和バス停で拾う(パターンとして定着しそう)。
21:30 新屋、羽生田を小田急線祖師谷大倉で拾う。関越道を水上まで走り、土合駅0時ごろ着。
入山祝いを軽く行う。続々と登山者がやってくる。
9月5日 5:00起床、6:00土合発。新道を車で移動、駐車場に車を置いて武能沢目指して出発。
7:00武能沢出会着。7:30入渓。他に4パーティがほぼ同時に入渓する様子。入渓後すぐに6m魚止め滝。やや緊張するが、ここを過ぎると川原歩きに戻ってしまう。天気も上々で暑い。
白樺沢を過ぎ、いくつか滝を超えると、30mほどの淵が現れる。深そうだが、暑いことだし、ゴルジュ突破!と突っ込んで行くと、途中から足が届かなくなり、泳ぎになる。ザックが抵抗になり、なかなか進まないうちに体が冷えてきて、淵を抜けるころには寒さを感じた。スカイフックの一本でも持って行った方が、効率的に突破できるだろう。
8:30十字峡着。正面に抱返沢が立ちはだかる。「こんなのを登るのか?」と思ったが、本谷は左直角に曲がった方向だ。すぐに抱返滝が現れ、右岸から捲く。
9:30 七ツ小屋沢出会。ここまで、滑と小滝が連続し、快調に登ることができる。調子に乗り、10mほどの滝を左から登ると、同じような滝がすぐ目の前に現れる。が、今度はどこも登れそうにない。ハーケンを打って、強引に超えるかと思い、ルートを探ってみても、登るほどに困難になりそうな様子なので、周囲を見回す。下の滝とまとめて捲く道が左岸にありそうなので、クライムダウンして戻る。
この沢は幕営適地が少ないので、良いテン場を確保するため、入渓パーティ中トップで登って来たが、後続にここで追いつかれそうになる。
11:00送電線をくぐった先に核心、40m大滝が現れる。くの字状に曲がっているため、下からは全貌は見えない。下段の緩傾斜をフリーで登り、テラスでロープを出す。ここから滝の落口まで50mいっぱいにロープを出す。テラスから最初の数メートルがやや難しい部分だが、そのあとは右上に草付を慎重にトラバースする。高度感があり、草付きの下はツルツルのスラブなので、落ちると止まらないだろうと思うとやや緊張する。
11:30 40m大滝を抜ける。幕営予定地の二俣まで、あと1時間程度だろう。後続パーティも滝に取りついているので、トップの座を守って、ゴール?するため、二俣を目指す。
小滝、川原を進んで行き、12:45二俣着。早すぎる到着なので、GPSで現在位置を確認するが、やはり二股だった。最良のポイントと思われる場所を選び、早速タープを張り、幕営準備をする。到着祝いの乾杯をするが、まだ日が高くて直射日光が暑い。ダラダラと酒を飲み、談笑していると、続々と夕方まで遡行者が登ってくる。全部で6パーティ以上いたのではないだろうか?
夕食はアウトドアのお約束、カレーである。正しいニッポンアウトドアライフ。
20:00 ごろ就寝。明日もよい天気でありますように。
4:30起床。残念ながらガスで視界が効かない。味のマルタイ棒ラーメンにモチと、これまた正しい山の朝食を認め6:00二俣を出発。
小滝を登り、水が枯れると藪漕ぎが始まる。30分ほども藪を進むと傾斜が落ち、7:50草原に出る。目の前は朝日岳山頂だ。靴を履きかえ、8:15朝日岳山頂に登る。雲の中にいるらしく、周囲の山は何も見えない。
記念撮影をして、下山を開始する。
9:10笠ヶ岳山頂。雲の切れ間から朝日岳が垣間見えるが、全貌は見えない。
9:55 白毛門山。大休止をとる。ようやく雲が切れ始め、朝日岳、笠ヶ岳が見える。雄大な眺めだ。
松の木沢の頭を越えたあたりから、視界が開け、谷川岳が現れる。一の倉の岩場が威圧的だ。
新屋が足を痛めたため、大浦と二人ダラダラモードで下山し、正午前に土合駅着。古屋、羽生田は、車を置いた林道奥の駐車場まで行き、回収。正午過ぎに土合駅で合流する。
土合駅は観光客の記念撮影で賑わっていた。いつもなら駅前で堂々と着替えができるほどの閑散ぶりなのだが、これでは流石になけなしの羞恥心が邪魔をして着替えができない。
13:00湯檜曽林家で入浴。おこのみやで名物「毎茸天丼」を食べようとするが、夏休みなのか、休業日だった。
水上でそばを食べ、帰途に就く。事故渋滞があったが、おおむね順調に帰路をたどり、陽があるうちに帰宅。



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執筆 : 
 2009-8-28 23:00
日程:2009年8月28日夜発 ? 8月30日
山域:南アルプス尾白川黄蓮谷右俣
山行形態:沢登り
メンバー及び役割:古屋(CL) 木村(SL・食当) 大浦(記録)

記録:
8月28日 古屋車で東名、中央高速を移動 23:30竹宇駒ヶ岳神社駐車場着
8月29日 駐車場発 尾白川林道を経て入渓 五丈沢出会左俣台地でビバーク
8月30日 黄蓮谷右俣を詰めて駒ヶ岳、鋸岳の縦走路に抜け、黒戸尾根を下山、駐車場に戻る

8月28日 20:30 古屋車、大浦を東名大和バス停で拾う(一般車駐停車禁止につきマネしないように)。
21:00 木村をR20世田谷区烏山で拾い、中央道を韮崎まで走り、竹宇駒ヶ岳神社駐車場に23:30着。
テントを張り、入山祝いを軽く行う。明日の天気が心配だが、駒ヶ岳神社が何とかしてくれるだろう。

8月29日 5:00起床、6:00駐車場に車を置いて出発。尾白川林堂を歩き通して9:00入渓点着。他に1パーティが黄蓮谷に入渓する様子で、挨拶をする。入渓後、すぐに深い淵、大きな滑沢が現れて、スケールの大きさを実感する。心配していた天気も上々で、エメラルドグリーンの水と白い花崗岩の谷を眺めては、「いいねぇ」を連発する。
10:00倉掛沢出会、10:30噴水滝着。谷はスケールが大きく、美しいが残念なことに大きな滝は水に磨かれたようなツルツルの花崗岩、しかも逆層で登れそうもない。攀じる沢ではなく、眺めて感嘆すべき谷のようだ。
11:30尾白川本谷出会着。尾白川本谷も遡行対象になりそうな谷である。
12:40 千丈滝を右岸から捲いて滝上着、大休止とする。右岸から五丈沢が合流する地点の高台にビバーク好適地があるらしい。この先は傾斜が強くなり、岩ばかりの谷なので、他によいビバークポイントを見つけられそうにない。明日に備えて英気を養うという口実を作り、ビバークを決め込む。天気予報を信じて夜半に雨を予想しながら、タープを張り、夕食の準備などをしながら、入渓祝いに昼酒を飲む。薪になりそうな倒木、流木が豊富にあるので、焼畑農業まがいの大きな焚火をする。南アルプスの天然水割ブランデーが旨い。木村食当の「沖縄シリーズ」が旨い。夏の沢は実に楽しい、と思いつつシュラフに潜りこんでウトウトすると雨滴がタープを打ち始める。天気予報では今夜は雨、明日は晴れ。好天を期待しながら眠るが、夜半に雨脚が強まりながら、朝まで雨が続く。



8月30日 5時起床、雨は上がりつつある。行動が14時間を超える予定なので、早めに朝食をとり、行動開始。6:30坊主滝、ここも登れそうにないので捲く。



7:00黄蓮谷左俣が合流する。7:30、15m滝に至る。ここで初めてロープを出して左岸を登る。雲の中にいるために見通しがきかないが、右岸を登ればロープは不要だろう。
8:20核心部の奥千丈滝200 m 逆くの字滝に差し掛かる。奥千丈滝のここまでは滝をフリーで乗り越してきたが、ここは左岸から捲く。9:00奥千畳の滝を抜ける。
小滝が連続しているが、直登可能で乗り越して行く。10:15、烏帽子沢(多分)出会着。視界がきかないので、地図とコンパス、頼りない気圧計頼みの高度計で現在地を推定するが、インゼルなのか、烏帽子沢出会なのか判然としない。右に行けば間違いはないと判断して、右手の中間尾根を乗り越すと、途中に新しい焚き火跡がある。ここまで来ればビバーク可能であるようだが、少人数パーティしか泊まれないと思われるほど狭い。
地形図を見れば、標高線が込み合う地点であるが、まさしくその通りで、一歩登るのにも重力を感じるほど苦しい登りが続く。奥の二股、奥の滝3段60mも判然としないガスの中、左岸の高巻きを続ける。13:00、突然甲斐駒頂上直下、鋸岳への縦走路に出る。ここで沢支度を解いて、普通の登山者の姿に戻る。
13:30、甲斐駒ヶ岳頂上。写真を撮り、一気に下り始める。18:00、竹宇駒ヶ岳に到着。境内に湧き出している手水を飲む。清めるための水だが、かまわずに飲む。これが旨い。
18:30、着替えなどを済ませて駐車場を出発、途中「むかわの湯」で入浴。中央高速は夏休み最後の日曜のためか混んでいたが、早めに下道に降り、新松田で解散する。

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