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山行記録 カレンダー
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msc_kiroku2 2005-11-5 17:33
メンバー 寺本CL 菅原SL 平川 野口(記録) 古屋 樋田 森 須藤 山本 ……例会での聞き書きです。記録の方は報告をお願いします。 5日早い時間に集まる。9名、古屋5日のみ、山本さんがハイキングで同行、四季楽園で宿泊。 4日三つ峠入口で集合、11時半から屏風岩右フェースを登る。基本的にトップロープを張り、平川、古屋、菅原がルート(一般ルートの左右)設定、それぞれに登る。それぞれ2,3本登れたんじゃないか。 その日はそれで終了。早めに宿に戻り山本さんのいい講義とかあり、翌日はマルチを考えていた。 寒かったが岩は冷えていなかった。優しいルートから登ろうと2組に分け、寺本グループはシングル2本、菅原グループはダブル。最初のバンドで苦労し、あとから来た3人のグループに追いつかれ、先に行きたいところに行かれてしまい、寒くなりガスってきたため、降りようということになり、そこで降りた。 その辺で支点の取り方とか懸垂下降とかもう一度思い出してもらって体験したと。 最後は早く上がったんですが、電車組とクルマ組(横浜)にわかれ、電車組は電車のなかで反省会をした。

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msc_kiroku2 2005-11-2 16:12
メンバー 両角CL 中山SL 古屋 記録  3週続けての岩トレ。次は超沢の第2スラブに挑戦したいと考えていたが、引き続き実現してしまった。本日は快晴。先週のような雨の心配もない。集合は八王子南口に8時。ジムニーに揺られ9時半駐車場着。10時にバットレス着。第2スラブ取り付き基部に荷物をデポ、そそくさと準備をし10時20分登攀開始。他パーティーはなし。システムは先週と同じ。まずは両角氏がリード。桧のテラスの手前で少し手こずっていたが、一旦右横にトラバースしテラス上に出る。ここでピッチを切るのかと思っていたが、ここから左奥のコーナー基部まで進み、ここでピッチを切る。セカンドは古屋。テラス下は、なるほど少しいやらしい。両角さんが手こずったのがわかる。セカンドの強みで直上し桧のテラスに出た。ここまでロープの掛け替えをしてきたがザイルが張られている状態の実践ではやはり戸惑った。  最後は中山氏で古屋がビレイ。登ってくる姿が見えないのでロープの張り具合がつかみづらい。いよいよここから核心の第2スラブへ、古屋リード。  「途中のバンドでピッチを切ってもいいし、そのまま行ってもどっちでもいいよ」の中山、両角両氏の言葉にとりあえずバンドまでと思い、ザイルの流れに注意し慎重に進む。第2スラブの真下まで来ると、ダイナミックなスラブが目に飛び込んできた。陽に照らされたスラブは黒光りし余計にツルツルに見えた。意を決する。  途中のバンドまでは意外にカチッとしたホールドに導かれロープもクロスすることなく到着した。ピッチを切るかどうしようかと一瞬迷ったが、そのまま進むことにする。が,見上げると左のコーナー側に良さそうなホールドがありその誘いにのってしまったのが間違い。こちらは第2スラブコーナールート(??)進むにつれ頭上の壁が迫ってくるしホールドは細かくなる。そのうち下から「ザイル半分」の声。ヌンチャクの残りも心配になる。
(第2スラブ)  ここは無理せず、少しクライムダウンしやや強引に右にトラバースし通常ルートに戻る。細かいフェースを登り左コーナーに戻り終了点。どの位の時間を費やしたのかわからなかったが時計を見ると12時をまわっていた。心地良い緊張感の残る中ビレイ、両角氏、中山氏と続く。ビレイの最中に見下ろすとやはりバンド付近から一旦右に出るルートをとっていた。やはりルートファインディングも重要である。  右ルートの懸垂下降点まで歩き小休止後下降。13時30分基部に一旦戻り昼食を取った。  天気もいいし、他パーティーも相変わらずなし。ここはもう一本ということで、右ルートの滑り台の上の「左の滑り台をやろう」の中山さんの言葉に早速取り付く。今日は右端基部からではなく、踏み跡をたどり天狗の肩まで左上するルートを取る。 難なく両角リードでチムニーを10メートル位登り、そこからほとんど歩くように天狗の肩まで。中間は中山氏、最後に古屋。  2ピッチ目は古屋リード、先週はテラスまで直上したが、今日は途中から右側に寄りテラスに出てピッチを切る。中山氏、両角氏と続き、ここからいよいよ中山氏が満を持してリード。ここから見える左の滑り台に向かうコーナーまでのフェイスがかなり厳しそう。残置も少なそうである。とりあえず右の滑り台のコーナーに向かうルートを取るがコーナーまで来ると、フェイスに向かうトラバースが切れ落ちておりかなりヤバそうとのこと。  ここは無理せず、そのまま右の滑り台へ。さすが中山氏、あっと言う間に滑り台を登りきってしまう。続いて古屋、先週の登りを思い出しながら、セカンドではあるがかなり慎重に登る。最後に両角氏。
右ルート(滑り台)  3人が登り切ると陽は完全にかげり、16時をまわっていた。  早速下降点より懸垂し帰り支度をし17時前に岩場を後にした。なんとかヘッ電の世話にならずに駐車場に17時20分到着。  なんだか今日はとても疲れた。夜の街に消えていく両角夫婦と中山氏を見送り古屋は帰路に向かった。
右ルート終了点

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msc_kiroku2 2005-10-26 2:47
メンバー 両角CL 寺本SL 古屋(記録) 先週に引き続き岩トレ。メンバーも同じ。2004年5月の寺本さんの記録によると「恐ろしい岩場」。期待と不安を抱き慣れない満員電車に揺られ八王子南口に8時集合。両角さんのジムニーで現地に向かった。天候は曇りで夕方から雨の予報である。なんとかもってほしいものだと考える。道路が若干混んでいたためか、駐車場には9時30分頃到着。 バットレスキャンプ場方面の登山道を歩き、途中から沢沿いへの道を下る。天気のせいもあるが、なんだか暗い感じのところだなと考えていた所、突然目の前に威圧感のある岩場が姿を現した。準備をしているパーティーが一組、岩に取り付いているパーティーが一組確認できた。 10時20分。まずは右ルート(通称、一般ルート)からということで、岩場基部右端で準備をする。 両角さんがに今回初めて試すというシステムの説明を受けてから取り付く。ザイルは9.8?のシングル2本。1ピッチ目は天狗の肩まで両角さんがリード、セカンドの古屋がシングル2本をハーネスに結び(ダブルロープの状態)1本でビレイ。両角さんは順調な登りで1ピッチ目を切るが、ここは天狗の肩の手前の立ち木だった。続いて古屋が登り、両角さんがビレイ。古屋に結ばれているもう1本のロープは寺本さんが下でさばいている。実際、取り付いてみると、鋭角な岩が多く過去にロープの切断事故が起きていることがうなづける。 立ち木に到着し、最後の寺本さんを両角さんがそのままビレイ、続いて寺本さんがトップで天狗の肩まで登る。セカンド古屋でビレイは寺本、到着後古屋ビレイで最後に両角さんが登る。というように書いてる自分でもわからなくなるのだから、読む人はもっとわからないかもしれないが、要はシングルの状態で交互に登っているという事で、3人パーティでセカンドの人がロープを2本結ぶということだと思います。(スイマセン説明が下手で) 天狗の肩のテラスで小休止後再スタート。ここから終了点までは緊張感のある岩場が続く。 寺本さんリード、テラスから上はホールドも細かく傾斜がきつくなりかなり厳しそう。 しかしそこは寺本さん。安定した登りでピッチを切る。セカンド古屋、支点通過の際のザイルの掛け替えに苦労し、何箇所かチョンボする。続いて両角さん。ビレイは古屋、寺本さんに半マストを薦められ、初めてやって見るがこれが以外と調子がいい。ザイルの振り分けも楽チン。ザイル同士が擦れるのがやや不安だが、臨機応変に使っていこうと思った。 次はいよいよ核心の右の滑り台。満を持して古屋がリードさせてもらった。「ダメだったら無理しなくていいから」という言葉に不安になる。ここからは通常のダブルザイルでビレイも2人にしてもらった。ロープの流れに注意しながら、長めのランニングをとっていく。左からまわりこみハングにつきあたり、右の滑り台を見ると本当にツルツルだ。ここから先はどうやって登るの? とりあえずコーナーから右手を伸ばし残置ハーケンににヌンチャクをかけようとしたが穴に入らない。左手側のコーナ上部にも残置があるが、やや遠い。さらに悪いことにロープがクロスしていることに気付く。先週の反省が生かせていない。 このまま行ってしまおうかと思ったが、ここは仕切り直しと思い恐る恐る1m位クライムダウンし、掛け直す。この仕切り直しが良かったのか少し落ち着き、さっきまでよくわからなかった細かいホールド、スタンスが見えて来た。コーナーからやや右上ぎみに進み細かい所を拾う。途中シビアな立ちこみにA0しそうになるが、なんとか乗り切った。足はガクガク震え、噴き出す冷や汗をぬぐいながら最後は立ち木の左側を抜けた。ホッと一息ついて、懸垂下降点にてビレイ。寺本さん、両角さんと続く。全員終了したところで小休止。今考えてもどうやって登ってきたのかあまりはっきりと覚えていない。寺本さんの言うとおり「怖い岩場」というのが納得できた。 懸垂は2ピッチ、マッシャーでのバックアップの取り方を教わる。途中空中ブランコ状態になったときはザイルの擦れているのがわかり、いけない、いけない、懸垂もこういう岩場ではいつもより慎重にならないといつ切断がおこるかわからない。 時間は13時30分、第2スラブを1ピッチくらいやるつもりだったが、天候も下り気味のため本日はここで終了。身支度を整え、バットレスの全容をしばらく眺め岩場を後にした。帰路途上15時頃より雨模様となった。 両角邸にてロープの掛け替えをしばし練習し、八王子駅前にて反省会。 とっても怖かったが心の中では「次は第2スラブ!」
越沢バットレス 正面上部が第2スラブ

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msc_kiroku2 2005-10-23 17:41
メンバー 中山(CL・記録) 樋田・作田・池田・両角・山本  8時に渋沢駅前に集合し、リハビリ中で林道を歩くために参加した。山本以外は池田車にて入山し9時には「懸垂岩」前に到着、既に1パ?テイ?が取り付いている。まず左フェイスで基本的な結び方・ロ?プワ?クの練習をしていると歩きの山本が到着。30人近い大パ?テイ?がやってくるとのことで右フェイスに急いでロ?プを張りまずは場所の確保しリ?ド及びセカンドの確保。  昨日の鷹取からハシゴ訓山の両角講師が到着、中山は講師からモデルに変身し指導は両角に受け渡し、山本は河原にて焚火三昧。美味しいキムチ鍋を作り我々の終了を待つ。15:30には打ち切り焼酎を飲みながらささやかに焚火を楽しむ、山本・作田は林道を歩き、その他は池田車にて下山。いつもの渋沢駅前「煉瓦亭」にて反省会。

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msc_kiroku2 2005-10-20 16:35
両角CL 寺本SL 古屋(記録) 秋晴れの平日、誰も居ない広沢寺の岩場を独占し存分にトレーニングしてきました。 前日のJウォールに続いての連チャンクライミングになるがMSCクライミング委員長の寺本氏は、なんと今週4日目のクライミングらしいそのパワーには脱帽!その寺本氏の愛車ジムニーで伊勢原駅から広沢寺へ向かう。駐車場到着9:00。林道を20分ほど歩くと、右手にスケール十分の弁天岩のスラブが見えて来る。それにしても天気がいい。両角氏は「こんな日は谷川でも行きたいなあ」とつぶやいていた。 林道から沢に降り岩場の基部に到着し、早速準備にとりかかるがその前に足元周辺を見回した。実はこの付近はヒルが例年以上に大量発生しているらしく、先日も足首を一箇所やられていたので注意深く確認した。とりあえず、まだやられていないようで一安心。 今日の内容はダブルザイルの取扱い、マルチピッチ、アイゼントレと盛り沢山、ということでまずは両角氏に説明をしてもらい、寺本氏に見本で登ってもらうことになった。 最初に取り付いたのが、クラックルート5.7,基部から10メートルほど登るとテラスがありそこからクラック沿いを進むルートだ。ダブルザイルのビレイも初めてで、トップがストレスなくクリップできるようにロープを送り出してやらなくてはならないのだが、どうもジムと勝手が違い、緩めすぎることが多くなる。ダブルの場合、左右同時に送り出し、片方を張るということを知った。クリップも基本は、左右交互だが支点の位置により片側にヌンチャクを2枚セットしロープを別々にクリップする。その際にはロープがクロスしないように注意しなければならない。 クライミング委員長寺本氏はあっさり、クラッシックルートをクリア、終了点からそのまま懸垂してもらう。 50メートルロープ2本で若干余裕ありなので、高低差は40メートル位だろうか?途中ザイルが絡み、両角氏にロープの投げ方にも注意をするようにと。 続いて古屋が取り付く。テラスまでは難なく進むが、クラックからの一歩目がハング気味でやや難しい。久々の岩場で体も硬直しているようで、恐怖感も少しこみ上げてきた。右手をクラックに突っ込み左手の力でなんとか乗り上がった。スラブの岩場はフリクションを効かせながらの登りで緊張感と暑さで手は汗でびっしょりになっていた。ホールドも細かめで、チョークバック持っててよかったー。ダブルロープでのクリップも何とかこなし、終了点でセルフビレイをとりコールした後振り返ると、かなりの高度感!と同時に湯河原の幕岩、悟空スラブ以来の爽快感。 セカンドのビレイをルベルソでセットし両角氏に上がって来てもらう。両角氏曰くルベルソはロックすると解除が大変。とのことなのでATCによる折り返しビレイも教わる。 つるべで登るときもATCならセットをし直す必要がない。 続いて懸垂のセットの手順とロープの投げ方を教わり、順次懸垂で降りる。 小休止後、登りは一旦休憩、ここからは両角レクチャー。内容はトップのビレイ時の自己脱出とセカンドのビレイ時の自己脱出方法。寺本氏に荷重をかけてもらいそれぞれ訓練した。 マリナーノット、ミュールヒッチ、ムンターの仮固定等、登ることも大事だが、これらを覚えることはもっと大事という両角氏の言葉が印象に残る。 昼食後はマルチピッチの練習。ルートは先程のクラックルートの左横、中央スラブ5.9。 今度は古屋リードで先程のテラスまで進むが、2本目をクリップした時点でロープがクロス。要は一本目から掛け間違えていたということ。(反省)セカンドの寺本氏に直してもらい、続いて両角氏、そのままリードを寺本氏が交替する。 中央スラブも初めのハングがやや厳しく、その後のボルトも間隔が開いており、ホールドも細かく見える。クライミング委員長も途中から右にトラバースし最初のクラックルート側を行く。2本目と3本目の間にもう一箇所支点がとれれば、安心して行けそうな気がするがどうだろう? 続いて両角氏かタイブロックで登るが、相当苦労していた。(靴もフリクションがぜんぜん効いていない靴でした)後から登りわかったのだか゛とても片手で支点通過をできるような所ではない。ホールドが細かいため、自分ならちょっとできないなあと感じた。 寺本氏がトラバースした場所をセカンドの強みでクリアしようと試み、なんとか踏ん張ろうと思ったが、最後はやはり右に逃げてしまった。 懸垂後は、最後にアイゼントレ、プラブーツに12本爪をセットし寺本氏にプレゼントファイブ5.7にトップロープを設定してもらい2,3本登る。踵の上げ過ぎと、前爪でしっかり岩を捉えるように注意するが、そこは当然両角氏とは雲泥の差、バランスが悪く何度もガリッ!おまけに下降にも手間取り懸垂しようにもデバイスを忘れ、寺本氏に持ってきてもらう始末。(反省 反省) 15:30終了 秋晴れの一日、充実したトレーニングができました。両角、寺本、両氏に感謝 反省会は寺本氏の車で八王子、古屋は入会1年目にしてついに両角家に拉致され、噂の夏子さんにもお会いでき、その後4人で居酒屋へ。来週の越沢バットレス行きを約束し帰路につくが、八王子からの横浜線は寝心地がよく町田を通過し、新横浜まで・・・・・・ それほど飲まなかったんですがねぇ。
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