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- 執筆 :
- msc_kiroku2 2004-3-25 10:41
自主山行/スキー登山 平標山・巻機山
2004年3月25日(木)夜発?27日(土)
メンバー 中山 青木 菅原(記録)
25日
横浜駅にて往復割引切符「スキップ上越」を購入し、東京駅から新幹線に乗って一路越後湯沢駅へ。越後湯沢駅22時着。駅近くの「ビジネスホテルやなぎ」泊。
26日
くもりのち雪 5:30起床。越後湯沢駅6:05発のバスで平標山登山口へ。40分程。別荘地に入り、林道を進む。すぐに雪道となり、スキーにシールを付けて歩く。しばらくして足首辺りに違和感を覚える。靴擦れの始まりである。計画ではヤカイ沢沿いを登る予定であったが、ヤカイ沢の入口を通り過ぎてしまい、平元新道まで行くと遠回りになるので途中の尾根を登ることにする。すぐに林の中の急登となる。傾斜がきついとシールが上手く効かせられず、高度がなかなか稼げない。体力も消耗する。シール登行がヘタなのを思い知らされる。
青木、中山は順調に進んでおり、途中で私を待っててくれる。天気は下り坂、風も出てきて雪が舞い出す。平標山への稜線に辿りつくと強風が吹いている。私がバテたこともあり、平標山の山頂は踏まず、坪庭辺りから下山することにする。下山はヤカイ沢沿いを滑降する。ヤカイ沢の降り口を間違えることもあったが、滑降の途中、陽が差すこともあり、まずまずのスキー滑降となる。林道を経て別荘地まで下る。平標山登山口でバスに乗り越後湯沢駅へ。越後湯沢駅から上越線に乗って六日町駅へ。六日町駅からまたバスに乗って清水へ。民宿上田屋泊。
27日
くもりのち晴れ 5:30起床。7:20民宿上田屋の裏からスキーをはいて出発。米子沢の橋を渡り、井戸尾根へと進む。やがて傾斜が強くなり、井戸ノ壁と呼ばれる、さらに傾斜のきつい登りになる。シールが上手く効かせられない。ここでも、ルートファインディングとシール登行のヘタさを思い知らされる。なんとか井戸ノ壁を登り切り、広くはないが平坦になった焼松という所に出る。青空が広がっている。右に米子沢の谷が眺められる。ここで休憩するが、私は井戸ノ壁の登りで相当体力を消耗している。
焼松を出発するが、青木、中山にどんどん遅れていく。ようやく尾根が広くなり、傾斜も緩くなった雪原に着く。正面に檜穴ノ段と呼ばれる高台がでんと構えている。ニセ巻機の山頂が眺められるが、バテた私には遠く遠く感じられる。左側にヌクビ沢、天狗岩。中山の説明も私はうわのそらで聞いている。青木、中山は檜穴ノ段をスキーで登って行くが、私は体力に不安を感じ、スキーをはずしザックに付け、ピッケルを出しつぼ足で直登することにする。息が切れる。雪の下は笹と低木である。ようやくのことで視界が開けて広い台地に出る。
青木、中山はニセ巻機まで行って来たらしいが、私はここまでとし、滑降することにする。天気は上々だが、滑りを楽しむ気分ではない。とにかく足が痛い。腿が張りスキーを押さえられない。ボーゲンと横滑りをくり返してなんとか民宿上田屋に辿り着く。帰り支度をしてタクシーで越後湯沢駅へ。越後湯沢で蕎麦を食い、風呂に入る。19時半発の新幹線で一路東京駅へ。自宅に着いたのは23時頃になる。顔の日焼けと両足の靴擦れが残る。
焼松を出発するが、青木、中山にどんどん遅れていく。ようやく尾根が広くなり、傾斜も緩くなった雪原に着く。正面に檜穴ノ段と呼ばれる高台がでんと構えている。ニセ巻機の山頂が眺められるが、バテた私には遠く遠く感じられる。左側にヌクビ沢、天狗岩。中山の説明も私はうわのそらで聞いている。青木、中山は檜穴ノ段をスキーで登って行くが、私は体力に不安を感じ、スキーをはずしザックに付け、ピッケルを出しつぼ足で直登することにする。息が切れる。雪の下は笹と低木である。ようやくのことで視界が開けて広い台地に出る。
青木、中山はニセ巻機まで行って来たらしいが、私はここまでとし、滑降することにする。天気は上々だが、滑りを楽しむ気分ではない。とにかく足が痛い。腿が張りスキーを押さえられない。ボーゲンと横滑りをくり返してなんとか民宿上田屋に辿り着く。帰り支度をしてタクシーで越後湯沢駅へ。越後湯沢で蕎麦を食い、風呂に入る。19時半発の新幹線で一路東京駅へ。自宅に着いたのは23時頃になる。顔の日焼けと両足の靴擦れが残る。