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msc_kiroku2 2004-11-23 14:52
個人山行記録 山域/形態:奥多摩・馬頭刈尾根 つづら岩/岩トレ 日程:2004年11月23日朝出・同日下山 参加者:CL渡辺、SL平川 (記録:渡辺) 天候:快晴。温暖。 紅葉:見ごろよりやや終わり目。。 装備:8?x50mx2本(DZ)、フラットソール(FS)、三つ道具(+ジャンピングセット)、 クイックドロー(QD)、細いランナー等ランニング一般(R)  西国分寺集合7:30、平川車で西へ向かう。朝から快晴で夕方まで温暖なること十分期待できる朝。道路ではねずみ取りが盛んに行われていたが、安全運転の車は快調に進み8:45に千足着。紅葉はもう下り坂だ。最奥より200?300m程手前の車止め前に駐車。ギア多目なるザックはいつもの沢登りよりやや重い。ゆっくり登山道を進むと9:25綾滝に着く。水量が多く過去を含め3度のうち今日が一番綺麗。さらに急登を重ね10:05につづら岩着。先着なし。無風。東面にまわり場所確保。   東面左フェース15?20m1P(?)をDZでリード+フォローを互いに一度づつ行う。ランナーは残置ハーケンを用い片側DZ毎にQDにて1?2箇所取る。DZで組むのはお互い始めてなのでここで呼吸を合わせておく。12:40で東面を打ち切る。同じ場所に女性2人組がトップロープを張りたいと申し出てきたが、午前中待ってもらった。岩トレの習慣が余りなく慣れていないため岩場のマナーがよく分からないのも事実だった。  13:20南面一般ルート50m 2P(?)を3Pに分ける予定で取り付く。お互い譲りあったが渡辺からスタート。残置にQDやRをべたべたにとって左上バンドを登る。通常ルートビレー点のテラスから10mほど右下のバンドで1P終了。平川さん「左上バンドのバランスがやや厳しいかな!」というもFSの中で足が痛そうである。ただしそれ以外の不安は見えない。「つるべでいく?」と聞くに対し「足の不安」がやはり大きいようなのでDZをひっくり返しテラスへ向けて2P目渡辺スタート。R1本目を右上にとり、左上バンドを再びべたべたのQD+Rで5m伸ばしたあと5mの前傾壁の水平左トラバースに入る。この辺からDZの1本の流れが悪く「黄色!」とDZの色を叫んだり「ロープこないぞ!」と叫んでしまう。テラスで別パーティとかち合うもののなんとかビレー点工作。5mの水平トラバースをトレースする平川さんは4m近くランナーがない状態でのフォローとなり危険。その旨を伝えると少し緊張した様子であったがそれでもガバを着実にひろいビレー解除。足の状態を聞いた上で平川さんに「最終Pを頼みます」と交替。ややピンが遠い左上のフレークをバランスのよさと得意の柔軟股関節ムーブとで難なく枯れ木クラック上まで抜けた。14:40渡辺フォロー後終了点でがっちり握手。巻道から取付へ下降。  15:00 下山。途中天狗滝左フェースを観察して15:50車へ到着。つるつる温泉(\800)に立ち寄り立川駅で解散とした。 ≪片足親指爪に「夏以来の損傷がありFSを履くと痛い」と朝から不安を抱えていたなかで付き合ってくれた平川さんには感謝しています。≫ ≪2p目でのもたつきは、Rの取り方の稚拙・DZのひっくり返しの粗雑さ・DZのキンク・DZの送りに不手際等があっただろうことなどが原因として考えられる。≫ ≪渡辺は、自宅でDZシステムのおさらいをしてはいたが、つるべの再に支点ビレーからボディービレーに切り替えるのを2度も忘れて仕切り直した。修行が足りない。≫ ≪今年中やるべきことの一つだった。ほっとした。でも報告できない先輩が一人。それが心残りか。≫

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