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山行記録 カレンダー
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msc_kiroku2 2005-11-23 10:31
メンバー 中山 清野 須藤 森 メンバー 須藤CL 森(SL・記録)、中山、清野 今回は三班に分かれての集中山行である。沖ノ源次郎組は寺本さんが欠席のため4名となった。ベテラン2名と新人2名で花立山荘を目指す。 大倉から戸沢出会いまで一汗かいて小休止、支度後に水無本谷組に続いて出発する。本谷のF1で本谷組に追いつき、左から階段状を越えて先に行く。すぐにF2で、右壁と左の鎖から越える。F3でロープを出し、清野さんがリードで右から取り付き、ハング下で水流に向かって下がり気味にトラバースし直上する。支点の位置とシュリンゲの長さの関係で微妙なバランスのトラバースとなる。ここは、6月の登山教室の時は水流に近いところから取り付いたが、今回は寒くて水流に近づけない。階段状のF4を越えて、右に鎖の張られたF5に到着、今度は中山さんがリード、鎖沿いに短いロープをほぼ出し切って登る。二番手を登りビレイもする。4人が登り終わった所で直ぐ上の書策新道の手前で小休止する。その間、本谷組がF5を登って来るのを見つつロープの整理方法について復習する。若干課題があることにも気がつく。 書策新道を越えると直ぐにガラ場の左に沖ノ源次郎沢出会いが見えてくる。遠くから見ると本当に壁のように見える。F1の下でルートを確認し、須藤さんのビレイで中山さんがリードで登る。ここは左端から取り付き、中間の小テラスからやや右に斜上する。テラスから上はスタンス・ホールドとも外傾気味で緊張する。F2も中山さんがリードし、今度はF1の上の支点をそのまま使ってビレイをさせてもらう。ダブルで摩擦が強く出しづらい。ここも左端から取り付く。細いバンドまで上がり、大きく右にトラバースして右のクラックを上がる。バンドの右寄りの所に枯れ草の塊が張り付いていて、どうしても掴みたくなるが剥がれそうですごく嫌な感じである。バンドからクラックを上がるところの一歩がなかなか足を上げづらく難しい。また、落ち口直下の窪状の部分もホールドが丸くのっぺりしていて全く気が抜けない。F2の上からラストの清野さんをビレイするも、自己確保のシュリンゲとメインロープが交錯しやや混乱する。ロープの向きや体の方向の組み合わせが非常に多く、なかなかサッと出来ない。本当に課題は多い。なお、F1とF2は高さがほぼ同じだが、ルートの関係でF2の方がロープが余分に必要になる。F2の上に全員上ったところでまた休憩する。F1とF2でかなり時間が掛かってしまい、花立山荘前の予定時刻集合は早くも絶望的になる。 この後はひたすら沢通しに登っていく。途中一箇所厳しいところがあり左を小さく高巻く。笹藪がややうるさい。いくつか小滝を越え、後半は単調な上りになる。途中、清野さんが鹿の角を見つけ、ピッケル代わりに突き刺して登る。獣の匂いのする沢を最後まで忠実に詰めると、花立の先の金冷やしのキレットのあたりに飛び出した。予定していた源次郎沢の終了点の岩場よりもかなり上であった。登山道を少し下り、花立山荘前には1時間遅れの到着となる。寒いので登攀具を整理し直ぐに下山開始、大倉に直接向かう。大倉に着くとバスが待っていたので直ぐに乗車、渋沢駅で恒例の煉瓦亭になだれ込む。体調が今ひとつのため、反省会には参加せずに帰宅した(すみません!)。なお、持っていったアマチュア無線機は途中交信を試みるも受信できず、今後は運用方法に工夫が必要と感じた。  戸沢出会い(9:55)?本谷F1(10:23)?F2(10:31)?F3(10:48)?F4(11:15)?F5(11:29)?書策新道(11:55)?沖ノ源次郎沢出会い(11:55)?F1・F2登攀(12:00-13:30)?花立と金冷しの間の登山道(14:55)?花立山荘(15:06)?大倉(16:21)?渋沢駅煉瓦亭(16:50)
途中までは本谷と同ルート。写真は本谷F1を登る平川さん。(撮影・中山)
こちらは沖の源次郎沢F1を登る森さん。(撮影・中山) 写真3:
本谷F3をリードする清野さん。(撮影・森)
沖源F1をリードする中山さん。ビレイは須藤さん、見守る清野さん。(撮影・森)
沖源F1でピースサインを決める須藤さん。(撮影・森)

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