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- 執筆 :
- msc_kiroku2 2006-1-21 17:57
今年最初の訓練山行はアイスクライミング。予定は芦安方面だったのですが、当日関東地方は5年振りというドカ雪で林道閉鎖、そこで三つ峠裏の四十八滝沢へ転進しました。
ところが四十八滝沢は先日の大雨で氷が溶けてしまった上にこの日の雪。登攀の遅さもあって一度は諦めかけたものの、清野さん、両角さんの粘りでゲレンデを見つけました。
アイス初体験の人も多く講習を受けてからトップロープで登ります。
この日は林道入口にテントをデポ、生活技術の訓練も兼ねました。
翌日はいろんな都合で朝から温泉へ。12時には八王子に戻ったのですが、なぜか反省会終了は9時になっていました。
報告が上がるまで写真を上げておきます。
アイゼン歩行の訓練も。積雪が少なく岩も多く歩きづらい場所でした。
最初の滝をリードする両角さん。中央はシャブシャブの状態。
上部支点から2本ロープでアイスの登攀訓練。ビレイは寒かったです。
すぐ上に12メートルほどの手軽な滝。トップロープで各自何度も登攀を体験。
須藤さん、ことのほかアイスがお気に召したご様子。
食当は小笠原さん、鍋が大好評でした。
翌朝は幕場にて訓練。グローブをした手でビナの支点通過。
これからお風呂、笑顔もこぼれます。
+++++++++++++++++以下、正式記録(2007・2.4追加)
四十八滝沢 アイスクライミング 訓練山行
2006年1月21(土)?22日(土)
参加者:CL/両角充康 SL/清野明 食当/小笠原早苗 記録/両角なつ子
門脇信重 中山一 西舘彰芳 西舘章子 森正彦 須藤功
一年過ぎた思い出し記録なのである。まことに申し訳ない。しかも個人的感想ばかりになるが、いずれ皆の記憶の掘り出し作業のお手伝いができることを祈りつつ・・・。
で、だ。「当日関東地方は5年振りというドカ雪で林道閉鎖・・・」とMSCブログに記載されていた。西舘さんありがと。 そういうわけで、南アルプス・野呂川支流に行く予定を変更したらしい。らしい・・・って、すまんすまん、四十八滝沢へ転進した理由を覚えておらなかったのだ。
何年ぶりだったろう、アイスクライミング。まず歩けるかどうかさえ心配だった。たっぷり休憩を挟んでもらいながらゲレンデに、ワタシ的にはようやく到着。荷物をデポし必要なものだけを持って沢へ降りた。氷の上を歩くのさえおぼつかない私。アイス初の人も交えて初歩的訓練を受けたのち、トップロープ2本で登攀訓練開始。いやはや、左腕に力が入らず氷に刺さらず往生しました。章子さんは初めてだというのにバスッっと刺さっていたなぁ、あっさり登っていた。そうそ、須藤さんはえらく気に入っちゃったみたいで、ロープが塞がっていると、その脇で一人いろいろとチャレンジしていましたっけ。寒かったから、確保の人は大変だった様子。ありがとうございました、ほんとに。小笠原さんは上着や手袋をザックに忘れたらしく、門脇さんに予備の手袋を拝借、私もホカロンを背中に貼ってあげました。が、かくいうワタシもですねぇ、オーバー手袋が見つからず誰か予備持ってませんかなどと聞く始末。しばらくしてから持参していたザックの天蓋に発見しましたけれど。なかなか怪しいおばさん二人組でありました。
テン場に戻ると、皆さんさっそく仕事を始めています。「ああ、おばさんはもう疲れて動けないのよ。みんな優しいわね?。申し訳ない、久しぶりということで許してやってチョーダイ。ありがとうね?。みんなあったかいわね?。」と一人で言い訳と感謝を頭にぐるぐるめぐらすのでありました。でも、そだな、雪集めはしたな。それから何したっけ・・・。ほらやっぱり何もしてないやんけ、ごめんなさい。夕食は小笠原さんの鍋が好評、なんでもご自慢のダシだとか。ごちそうさまでした。
さて翌日。どーする?ってな模様でまだ行動が決定されていないようす。そこでおばさんは「温泉♪温泉♪」と連呼し洗脳作戦に出たのでありました。ところがマジメな方がおるものよ、彰芳さんがカラビナ通過を練習しようと言い出し、マジメに訓練をしたのでありました。やってみれば思い出し、それはそれで嬉しかった私でございました。
それからは温泉・帰路・酒・酒・酒・・・と続き、夜は更けていったのでありました。