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山行記録 カレンダー
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msc_kiroku2 2008-4-13 0:00
 8:00に渋沢駅に集合。久しぶりに西舘夫妻の登場です。山は雲で覆われており、あまり天気は良くなさそう。大倉の橋を渡ったところでハイキングコースの章子さんと別れる。林道を歩きいつもの戸沢の四阿で身支度を整える。雨がポツポツ降ってきたためか、四阿で懸垂下降?の練習をしているグループがいた。10:00すぎに戸沢を出発。今日は大滝を登るということでついつい早足になってしまう。水無川のF1、いつもよりは水量が多いので左側を登る。西舘さんは久々の沢でいつになく緊張した模様。すぐにセドの沢との分岐だが、アレレ!みなさん水無川本谷方面に向ってるではないですか。軌道修正してセドの沢へ。セドの沢のF1、F2を越え、右俣に入る。右俣のF1は去年の秋にも登ったので木村リードで行かせてもらう。一箇所足の置場の難しいところがあったが何とかクリア。続くF2は古屋さんがリード。真正面の水流沿いはさけ、看板のついている右壁をゆく。これが意外と難しく、最後は滑りそうな棚に足を置いて乗越す。自分もセカンドでいったがとても難しかった。水が少なければ真正面の水流沿いを登るほうが怖くないと思う。
いよいよ今日のハイライト2段35mの大滝に到着。去年の秋は時間切れで登れなかったので嬉しい。古屋さん、西舘さんにルートを教えてもらい、いざチャレンジ。まずは一段目を登りテラス状の所で様子を見る。ハーケンが何ヶ所もうってあり、いろいろなルートがあるよう。テラスでピッチはきらず、そのまま目の前のルートを登ってみる。が、バランスが難しく登れない。水流の方にもハーケンがあったので、次はそこを試してみる。2個目の支点にヌンチャクをかけたところで行き詰ってしまった。水を浴びて冷たいのでヌンチャクをかけたままテラスまで下ろしてもらう。みかねた古屋さんと西舘さん、とりあえずテラスまであがってきてもらう。大滝リードは無理かしら・・・と気落ちしていると、もっと左側の岩の正面から登ったほうがよいとのこと。
言われるままに登ってみると、あら不思議、なんとか登れるじゃあないですか。そのまま上へ上へと木に向って進んでいく。怖いものだからほとんどの残地ハーケンにヌンチャクをかけてしまった。ビレイできる木の所で支点をつくり、なんとか初リードを終えた。中間で西舘さんが登ってきて、最後に古屋さんが先程置き去りにしてきたヌンチャクを回収してきてくれた。2段目の取付きでまごついていたため、大滝を超えるのに都合2時間くらいかかってしまった。ルートをもっと良く見て、自分で登れるか判断してから取り付かないといけないなと反省。辛抱強く待ってくれたお二人に感謝です。
木の支点からは残地シュリンゲを頼りに右へトラバースしもう一つ上の滝を登るということだったが、ハーケンがグラグラで危ないので左側を巻くことにする。本流に戻り最後のつめはかなりガラガラのガレだった。先頭を行く古屋さんの足元から頭ほどもある石がいくつも落ちてきて避けるのに必死。今回の核心部はこのガレだったかもしれない・・・。いくつもある二俣を左、左と進んだためか最後はなぜか書策新道に行きあたった。そのまま書策新道を下り戸沢から大倉のバス停へ下山する。バス停で章子さんと合流(1時間くらい待ったそう。)。章子さんは途中、霧で完全にホワイトアウトするという珍しい体験をしたそうだ。反省会をいつものレンガ亭で行ない充実の1日を終えた。

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