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- 執筆 :
- msc_kiroku2 2008-5-11 0:01
日程 2008年5月11日(日)
山行形態 沢登り
山域 丹沢/四町四反の沢
メンバー 木村(CL)、柴田(記録、SL)、砺波、高森(会員外)
今回の山行で使用した物
・auの携帯電話 W61CA
・カシミール3D
山行自体の記録は、柴田さんが作成してくれたので、携帯電話GPSの検証を中心にレポートします。
例会で、携帯GPS端末の話題が出ていて、そろそろ携帯電話にも自立測位GPSがついていてもおかしくないだろうと思い、ちょっと調べところ、私が現在使用しているキャリアのauなら2007年夏モデルから自立測位GPSがついていることが分かった。防水であること、また、ずっとカシオの携帯を使ってきていることから日立カシオモバイルコミュニケーションのW61CAの購入を思い立った。本当は、次に出るという噂のG'z携帯が発売されるまで待つという選択肢もあったが、携帯電話屋さんの店員がauも6月から割賦販売に移行するので、端末価格が上昇するという言葉に誘惑され、例会の翌日に早速購入した。価格は、フルサポートプラン、前のG'zOneW42CA(以下「W42CA」)からの増設扱いで、19,600円、プロバイダも電話もKDDIにしているおかげでよくたまるポイントを10,000ポイントを使用して実質9,600円で購入できた。色は、ミリオタらしくグリーンにしようかとも思ったけど、この手の色は山で落とすと本当にどこに行ったか分からなくなるので、限りなくシルバーに近いゴールドにした。フルサポートプランは、店員さんが丁寧に説明してくれて、別に損じゃないプランだということはその時点では認識したが、現時点ではどのようなプランであったか忘れてしまった。
購入してすぐ、帰宅途中に電波をオフにして、アプリボタンで地図ビューアーを起動し、簡易ハンディGPSモードにして自立測位をしてみたものの電波を拾うことができなかったので、これは失敗したかと思ったが、自宅でしばらく使用しているうちに、緯度経度を表示するようになった。町中ではなく、沢のような空が狭いところでも使用できるか確認するために、翌日の自主山行に持ち込むことにした。簡易ハンディGPSでは、座標しか分からないため、さしあたってカシミール3Dで緯度経度を30分ごとに表示させた山域の地図を作成し、現在地を把握できるようにした。また、起動したままにしておけば、「あしあと」という形で一定間隔で座標を記録してくれるので、帰宅後にこれをカシミール3Dに読み込ませ、どの程度正確に計測ができたのか検証することにした。
8時45分、塩水橋到着。電波オフモードにし、簡易ハンディGPSを起動し、そのまま、電波を受信しやすそうなザック上端の雨ブタに放り込む。ザックは、ミレーの10年選手で、すでにコーティングがはがれ、シミテックスとなっている。まあ、防水端末なので、気にしない。
沢の中で一本取ったときや棚を越えた後に座標を確認したが、写真のようにきちんと衛星をとらえていた。これを元に地図から現在地を確認した。前述の30分ごとに緯度経度を表示させた地図では座標が荒すぎて位置を確定させるのに難渋した。この程度の地図では、人間の判断の正確性を確認する程度で、主体的に現在地を確認するには至らなかった。次回は、15分ごとに座標軸を表示させた地図を持ち込もうと思った。また、雨ブタの中でも、携帯電話は衛星をきちんととらえていた。
電池は、新品にもかかわらず、登攀途中に目盛りが2になり、下山中に1になり、GPSを切ってすぐの別所の湯で完全に干上がってしまった。。簡易ハンディGPSは、電池を大量に消耗するらしい。
帰宅後、足跡ファイルをテキストファイルに書き出して、コンバートをかけて母艦のカシミール3Dに読み込ませた。どのように沢を歩いたのか興味深く見ようとしたところ、前半部分がすっぱりなくなっていて、時間にして、およそ2時間45分の下りの部分しか「あしあと」に記録されていなかった。きちんと記録したければ、安全に見て約2時間30分ごとにファイルを書き出さなければいけないようである。
今回使用した携帯電話を通常のプランで購入しても、ガーミンのGPSの何分の1かの価格なので、もしうまく活用できれば、とってもお得なことだと思う。ちなみに山行以外での日常の使用感だけど、W42CAに比べて電池の持ちが悪いような気がするし、W42CAのように細引きをストラップ代わりにできるような大味なところもないし、わくわく感は少ない。icカードを差し替えれば、これまでどおりW42CAも使用することができるのだけど、いざというときに自分の座標を知らせて救援を待つことができるということはとても心強いので、これからの山行でも、W61CAを持って行くことになると思う。
山行形態 沢登り
山域 丹沢/四町四反の沢
メンバー 木村(CL)、柴田(記録、SL)、砺波、高森(会員外)
今回の山行で使用した物
・auの携帯電話 W61CA
・カシミール3D
山行自体の記録は、柴田さんが作成してくれたので、携帯電話GPSの検証を中心にレポートします。
例会で、携帯GPS端末の話題が出ていて、そろそろ携帯電話にも自立測位GPSがついていてもおかしくないだろうと思い、ちょっと調べところ、私が現在使用しているキャリアのauなら2007年夏モデルから自立測位GPSがついていることが分かった。防水であること、また、ずっとカシオの携帯を使ってきていることから日立カシオモバイルコミュニケーションのW61CAの購入を思い立った。本当は、次に出るという噂のG'z携帯が発売されるまで待つという選択肢もあったが、携帯電話屋さんの店員がauも6月から割賦販売に移行するので、端末価格が上昇するという言葉に誘惑され、例会の翌日に早速購入した。価格は、フルサポートプラン、前のG'zOneW42CA(以下「W42CA」)からの増設扱いで、19,600円、プロバイダも電話もKDDIにしているおかげでよくたまるポイントを10,000ポイントを使用して実質9,600円で購入できた。色は、ミリオタらしくグリーンにしようかとも思ったけど、この手の色は山で落とすと本当にどこに行ったか分からなくなるので、限りなくシルバーに近いゴールドにした。フルサポートプランは、店員さんが丁寧に説明してくれて、別に損じゃないプランだということはその時点では認識したが、現時点ではどのようなプランであったか忘れてしまった。
購入してすぐ、帰宅途中に電波をオフにして、アプリボタンで地図ビューアーを起動し、簡易ハンディGPSモードにして自立測位をしてみたものの電波を拾うことができなかったので、これは失敗したかと思ったが、自宅でしばらく使用しているうちに、緯度経度を表示するようになった。町中ではなく、沢のような空が狭いところでも使用できるか確認するために、翌日の自主山行に持ち込むことにした。簡易ハンディGPSでは、座標しか分からないため、さしあたってカシミール3Dで緯度経度を30分ごとに表示させた山域の地図を作成し、現在地を把握できるようにした。また、起動したままにしておけば、「あしあと」という形で一定間隔で座標を記録してくれるので、帰宅後にこれをカシミール3Dに読み込ませ、どの程度正確に計測ができたのか検証することにした。
8時45分、塩水橋到着。電波オフモードにし、簡易ハンディGPSを起動し、そのまま、電波を受信しやすそうなザック上端の雨ブタに放り込む。ザックは、ミレーの10年選手で、すでにコーティングがはがれ、シミテックスとなっている。まあ、防水端末なので、気にしない。
沢の中で一本取ったときや棚を越えた後に座標を確認したが、写真のようにきちんと衛星をとらえていた。これを元に地図から現在地を確認した。前述の30分ごとに緯度経度を表示させた地図では座標が荒すぎて位置を確定させるのに難渋した。この程度の地図では、人間の判断の正確性を確認する程度で、主体的に現在地を確認するには至らなかった。次回は、15分ごとに座標軸を表示させた地図を持ち込もうと思った。また、雨ブタの中でも、携帯電話は衛星をきちんととらえていた。
電池は、新品にもかかわらず、登攀途中に目盛りが2になり、下山中に1になり、GPSを切ってすぐの別所の湯で完全に干上がってしまった。。簡易ハンディGPSは、電池を大量に消耗するらしい。
帰宅後、足跡ファイルをテキストファイルに書き出して、コンバートをかけて母艦のカシミール3Dに読み込ませた。どのように沢を歩いたのか興味深く見ようとしたところ、前半部分がすっぱりなくなっていて、時間にして、およそ2時間45分の下りの部分しか「あしあと」に記録されていなかった。きちんと記録したければ、安全に見て約2時間30分ごとにファイルを書き出さなければいけないようである。
今回使用した携帯電話を通常のプランで購入しても、ガーミンのGPSの何分の1かの価格なので、もしうまく活用できれば、とってもお得なことだと思う。ちなみに山行以外での日常の使用感だけど、W42CAに比べて電池の持ちが悪いような気がするし、W42CAのように細引きをストラップ代わりにできるような大味なところもないし、わくわく感は少ない。icカードを差し替えれば、これまでどおりW42CAも使用することができるのだけど、いざというときに自分の座標を知らせて救援を待つことができるということはとても心強いので、これからの山行でも、W61CAを持って行くことになると思う。