-
- 執筆 :
- iceclimber_msc 2022-2-20 10:30
山行報告書
日程:2022年2月20日朝発〜日帰り
山域:上越/白毛門
山行形態:雪山
メンバー:CL:U SL:W、H
天候、晴れのち雪。
スタート天候は良好。西黒尾根側上部はガスがかかったり晴れたりしていた。トレースはあるが前日までにうっすら積もったようだった。途中からトレースが見当たらなくなり、わかんを使っての斜度の強いラッセルとなる中、松ノ木沢の頭まで Uさん先頭で進む。松の木沢の頭を越えた先の雪の連なりは乗り越えて行くにはロープを要するように思えた。肩の雪壁の状態を見たかったが時間切れ。同時に吹雪もひどくなりアイゼンに履き替え下ることにした。
後から登っていく4人組とすれ違う。そのトレースもすぐ埋まるほどの吹雪となった。湿雪はアイゼン団子となりおっくうでもあった。下ってみれば総じて雪の量は多めで発達した雪庇とともにまっすぐな登りが続く雪稜は見事だった。
昨年の大晦日にはこういうラッセルはもうできないと思ったことをぼんやり考えながら登っていた。後ろから見ていて年末の苦労はよほどだっただろう、オーバーパンツの切り口、新品のわかんにまだ慣れない感じもあった。ただ、集まってはいるのだが何かそれぞれが違う方向を見ているような感じでもあり、それはやはり流行りの感染症にある意味適応してしまった結果なのかもしれないなどと思いながら、通過後の前線に激しく吸い込まれていく美しく輝く雲をフロントガラス越しに遠く眺め、空いている関越の下りを帰路とした。
記録:7:20プラザ駐車場発、11:00松の木沢の頭、11:20下山開始、13:45プラザ駐車場着
日程:2022年2月20日朝発〜日帰り
山域:上越/白毛門
山行形態:雪山
メンバー:CL:U SL:W、H
天候、晴れのち雪。
スタート天候は良好。西黒尾根側上部はガスがかかったり晴れたりしていた。トレースはあるが前日までにうっすら積もったようだった。途中からトレースが見当たらなくなり、わかんを使っての斜度の強いラッセルとなる中、松ノ木沢の頭まで Uさん先頭で進む。松の木沢の頭を越えた先の雪の連なりは乗り越えて行くにはロープを要するように思えた。肩の雪壁の状態を見たかったが時間切れ。同時に吹雪もひどくなりアイゼンに履き替え下ることにした。
後から登っていく4人組とすれ違う。そのトレースもすぐ埋まるほどの吹雪となった。湿雪はアイゼン団子となりおっくうでもあった。下ってみれば総じて雪の量は多めで発達した雪庇とともにまっすぐな登りが続く雪稜は見事だった。
昨年の大晦日にはこういうラッセルはもうできないと思ったことをぼんやり考えながら登っていた。後ろから見ていて年末の苦労はよほどだっただろう、オーバーパンツの切り口、新品のわかんにまだ慣れない感じもあった。ただ、集まってはいるのだが何かそれぞれが違う方向を見ているような感じでもあり、それはやはり流行りの感染症にある意味適応してしまった結果なのかもしれないなどと思いながら、通過後の前線に激しく吸い込まれていく美しく輝く雲をフロントガラス越しに遠く眺め、空いている関越の下りを帰路とした。
記録:7:20プラザ駐車場発、11:00松の木沢の頭、11:20下山開始、13:45プラザ駐車場着