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山行記録 カレンダー
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ClaimerClimber 2010-9-14 21:42
日程:平成22年9月11日(土)夜?9月12日(日)
山域:奥秩父笛吹川東沢渓谷下流部
山行形態:沢登り
メンバー及び役割:CL・記録:大浦 SL・装備:木村 清野

記録:
9/11 道の駅みとみ泊 風が冷たい 明日は猛暑でありますように
9/12 6:30頃、寒いのでノロノロ起床 7:30 村営駐車場発 8:00鶏冠谷出会い辺りから入渓9:30 ホラの貝ゴルジュ核心部ツルツルの岩で遊ぶ 10:30鷹見岩沢出会いで遡行終了 11:30 ホラの貝ゴルジュで落とし物捜索 12:30 村営駐車場に戻る

9/11(土)八王子駅集合、大浦車で中央道経由、道の駅みとみ泊。入山祝いを行うが風が冷たい。0:00頃就寝。
9/12(日) 天気は上々だが風が冷たいので6:30ごろ起き出す。7:30おなじみ村営無料駐車場に車を移動して林道を歩く。今週の台風の後片付けか、土砂が道の脇に盛り上げてある。
水位は最低に近いようだ。気温はうなぎ登り。ゴルジュ突破には好条件がそろっている。
鶏冠谷出会いを分けて、入渓。いきなり5mぐらいの滝が現れる。とりついてみるが、残置ハーケンは遠く、その手前にはクラックはあるが適当なリスが見つからない。いったん降りてカムを借りようとすると、滑った岩でフリクションが効かず釜に落ちる。BDの#2カムぐらいがあれば良かったのだが手持ちなしなので、トライアルをしばらく続けたが、先はまだ長いと諦めて巻く。

この後、泳ぎとへつりを交えて、ホラの貝沢出会いにたどり着く。

ここからホラの貝ゴルジュの本番。碧の水が流れ出す険悪なゴルジュへ泳ぎ出す。・・があっさりと泳ぎついてしまい、あれ? 水が少ないので押し返される距離も短いようだ。ここから核心部、例のアブミトラバースの箇所だ。作法に則り、正しくアブミでトラバースする。ハーケンがベタ打ちしてありアブミの掛け替えに終始するのみ。アブミでは大袈裟に長すぎる上に壁の傾斜が弱くて乗りづらい。

が、ここでハプニング発生。アブミを釜に落としてしまう。釜の神様が現れて、「お前の落としたアブミはこの金のアブミか?それともこの銀のアブミか?」と問われて、正直に「Mt.DAXのテープラダーです。」と答えて、正直者への褒美として金銀のアブミを貰う、ということもなく、アブミは浮かんでもこない。ま、この先にアブミは要らないだろうから、取り敢えずは遡行を終えてから処遇を考える、ということで先に進む。泳ぎだ、突っ張りだ、大股開きだ、相撲部屋のすり足稽古だ、でゴルジュを越えて、予想より早く終了点に辿り着く。

木漏れ日ながら、強烈な陽の光を浴びて濡れた体を温めながらの合議の末、アブミ回収に向かう。辿り着いてみれば釜の底に沈んでいる様子が見える。釜に潜って回収。やれやれ、次は温泉だ、ということになり、名湯(か?)ほったらかし温泉に「立ち寄り湯」することにする。西沢渓谷を歩く人の多さに驚きながら、「おお、これが山女子、あれが山ガール、あれは山姥」とすれ違う人を観察しつつ駐車場に戻る。ま、彼女達から見れば我々は「土木工事の人達」なのでしょうが・・。
満杯の駐車場でそそくさと着替えをして温泉に向かう。
ほったらかし温泉、抜群のロケーションです。新月の夜や満月の月の出の時刻に甲府盆地を俯瞰しながら、マッタリしたい温泉です。
このあと、中央道の渋滞にはまりながらも夕刻前には八王子に到着、解散となりました。
今回は、水量の少なさに助けられて、あっさりゴルジュを抜けてしまいました。
水量が少ない時なら前泊不要で東京発日帰りは可能でしょう。しかし、上流の集水面積を考えると、降水後はひどく険悪なゴルジュに変貌しそうです。

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