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- skip 2010-7-16 0:00
メンバー及び役割:CL戸田・SL大浦・記録山本・平川
記録:6:15しらび平-6:35入渓-8:20二俣右へ(30m大滝上)-9:20奥の二俣左へ-10:30長谷部新道-12:25千畳敷を出発-13:02浄土乗越-13:40宝剣岳山頂-14:34極楽平-14:52ロープウェイ駅着
自分にとっては、西横川は13年ぶり2度目の遡行で、会に入る以前に中山さんに連れて行ってもらった沢だ。
今回の主たる目的は、宝剣岳冬季登頂の為の下見であり、戸田さんの膝の具合の確認・平川さんの体力の確認・大浦さんの仕事漬けのガス抜などが従たる目的である。
土曜日夜、八王子駅集合・大浦車にて駒ヶ根へ向かう。菅野台駐車場にて幕営し入山祝い・・・。戸田さんは、梅酒の効果でいきなり倒れて寝てしまう。みな寝不足気味の為1時半ころ就寝。
翌朝、天気はまずまず。朝食を済ませて、バスでしらび平へ。1パーティ西横川方面へ下って行ったが、それ以外はすべてロープウェイで登る人たちだ。
堰堤で始まる西横川は水量も多めの感じ。戸田CL先導で入渓する。東横川へ入りそうになったが、左の西横川へちゃんと進む。
三度笠注意報発令!西横川は始めショボく、沢を間違えたかと不安になるが、段々とそれなりに滝場やナメが出てくる。
戸田CLバシバシ水流に突っ込みシャワークライム。ロープなしで登れる滝が連続するが結構濡れる。夏らしい天気で、濡れても気持ちがよい。花崗岩にフリクションが良く効きうれしい。ガスが上がって来て視界が無くなるかと思えば、さーっと晴れ渡り駒ヶ根の町が見渡せる。
気分良く遡行していくと、いきなり長谷部新道(廃道)が横切り、唐突に終わりとなる。
廃道と化した長谷部新道を使って千畳敷へトラバースしてゆく。
千畳敷は観光客で溢れ、登山者も皆こぎれいな格好していて、場違いな沢屋の闖入といった感じ。ロープウェイ駅のコインロッカーにデポして、身軽になって浄土乗越へ登る。冬場に2度来ているが、宝剣岳の全容を見られたのは今回初めてだ。なかなか勇ましい感じの山だ。浄土乗越までは大勢の登山者がいるものの、宝剣岳山頂へ向かう人は余りいない。そして、宝剣岳から三ノ沢岳の分岐の間を歩く人はほとんど居ないのだ。鎖を頼りに頂上に立つ。結構切れた所が有り、冬場の登行はそこそこ緊張感が有るだろう。山頂は狭く記念写真を取って早々に下山する。
極楽平への下山路は更に悪い。ここを歩く登山者がほとんど居ないのも納得がいく。少し雪の残った極楽平から一気に千畳敷へ下り、乗り継ぎよく菅野台まで戻る。こぶしの湯で温泉入って、ソースかつで腹を満たして帰途に就く。
西横川は良い沢だが初級日帰りの沢であり、ここだけ遡行したのでは少々物足りない。今回は、宝剣登って充実した山行となった。
偵察レポート。
冬季は宝剣山荘から宝剣岳は稜上を歩き、切れ込んで進めなくなるので、西側をトラバースして凹状を登って山頂に至る。トラバースからは隔時登攀。
山頂三ノ沢岳分岐間が悪いので、極楽平側から登ったほうが良いと思う。稜上を歩けないところは西側を絡むのだろうが、こけたら滑落じゃなくて墜落だ。2回は懸垂下降するようかも知れない。ロープを出して確実な支点を作って登らないと危ない。下手なバリエーションルートよりも難しそう。今年の冬は、ジンクス(3人揃えば悪天候)を乗り越えて是非宝剣岳登頂したいものだ
記録:6:15しらび平-6:35入渓-8:20二俣右へ(30m大滝上)-9:20奥の二俣左へ-10:30長谷部新道-12:25千畳敷を出発-13:02浄土乗越-13:40宝剣岳山頂-14:34極楽平-14:52ロープウェイ駅着
自分にとっては、西横川は13年ぶり2度目の遡行で、会に入る以前に中山さんに連れて行ってもらった沢だ。
今回の主たる目的は、宝剣岳冬季登頂の為の下見であり、戸田さんの膝の具合の確認・平川さんの体力の確認・大浦さんの仕事漬けのガス抜などが従たる目的である。
土曜日夜、八王子駅集合・大浦車にて駒ヶ根へ向かう。菅野台駐車場にて幕営し入山祝い・・・。戸田さんは、梅酒の効果でいきなり倒れて寝てしまう。みな寝不足気味の為1時半ころ就寝。
翌朝、天気はまずまず。朝食を済ませて、バスでしらび平へ。1パーティ西横川方面へ下って行ったが、それ以外はすべてロープウェイで登る人たちだ。
堰堤で始まる西横川は水量も多めの感じ。戸田CL先導で入渓する。東横川へ入りそうになったが、左の西横川へちゃんと進む。
三度笠注意報発令!西横川は始めショボく、沢を間違えたかと不安になるが、段々とそれなりに滝場やナメが出てくる。
戸田CLバシバシ水流に突っ込みシャワークライム。ロープなしで登れる滝が連続するが結構濡れる。夏らしい天気で、濡れても気持ちがよい。花崗岩にフリクションが良く効きうれしい。ガスが上がって来て視界が無くなるかと思えば、さーっと晴れ渡り駒ヶ根の町が見渡せる。
気分良く遡行していくと、いきなり長谷部新道(廃道)が横切り、唐突に終わりとなる。
廃道と化した長谷部新道を使って千畳敷へトラバースしてゆく。
千畳敷は観光客で溢れ、登山者も皆こぎれいな格好していて、場違いな沢屋の闖入といった感じ。ロープウェイ駅のコインロッカーにデポして、身軽になって浄土乗越へ登る。冬場に2度来ているが、宝剣岳の全容を見られたのは今回初めてだ。なかなか勇ましい感じの山だ。浄土乗越までは大勢の登山者がいるものの、宝剣岳山頂へ向かう人は余りいない。そして、宝剣岳から三ノ沢岳の分岐の間を歩く人はほとんど居ないのだ。鎖を頼りに頂上に立つ。結構切れた所が有り、冬場の登行はそこそこ緊張感が有るだろう。山頂は狭く記念写真を取って早々に下山する。
極楽平への下山路は更に悪い。ここを歩く登山者がほとんど居ないのも納得がいく。少し雪の残った極楽平から一気に千畳敷へ下り、乗り継ぎよく菅野台まで戻る。こぶしの湯で温泉入って、ソースかつで腹を満たして帰途に就く。
西横川は良い沢だが初級日帰りの沢であり、ここだけ遡行したのでは少々物足りない。今回は、宝剣登って充実した山行となった。
偵察レポート。
冬季は宝剣山荘から宝剣岳は稜上を歩き、切れ込んで進めなくなるので、西側をトラバースして凹状を登って山頂に至る。トラバースからは隔時登攀。
山頂三ノ沢岳分岐間が悪いので、極楽平側から登ったほうが良いと思う。稜上を歩けないところは西側を絡むのだろうが、こけたら滑落じゃなくて墜落だ。2回は懸垂下降するようかも知れない。ロープを出して確実な支点を作って登らないと危ない。下手なバリエーションルートよりも難しそう。今年の冬は、ジンクス(3人揃えば悪天候)を乗り越えて是非宝剣岳登頂したいものだ