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- skip 2010-5-15 0:00
メンバー及び役割:古屋(CL)、戸田(記録)
記録:
15日23:00道の駅「みとみ」集合、ビバーク。
16日5:00起床 6:00西沢渓谷駐車場出発 6:35鶏冠谷出合 7:25奥ノ飯盛沢出合 8:25二俣 9:20二ノ沢 9:35三ノ沢
9:50 10mトイ状 11:00四ノ沢 11:30鶏冠尾根 13:00第3岩峰 14:55鶏冠谷出合 15:45駐車場
15日夜はそれぞれの車で道の駅に集合。先に着いた古屋さんはテントを張って飲み始めていた。私も梅酒をちびちび飲みながら24:00頃まで歓談後就寝。
16日朝食を済ませ、テントを撤収し、西沢渓谷駐車場へ移動。身支度を整え6時出発。鶏冠谷出合でハーネス、ガチャ類を装着し遡行開始。今回は私にとっての沢始め。それにしては少々厳しいのではないかと不安はあるものの、久しぶりに履いた沢靴の感触は、雪山とはまた違った緊張感を蘇らせてくれた。水が冷たいので、なるべく濡れたくない。水量も多いので二俣あたりで谷に日差しが差し込むまでは出来るだけ水流を避けて進んだ。
奥ノ飯盛沢出合
逆くの字の滝
陽が高くなると好んで水の中に入ったり、またスラブの登り方を確認したり、沢の出合などでは位置を確認しながら、ほぼ順調に進む。2ヶ所でロープを出し、古屋さんリードで登る。
最後のツメはガレの登りから次第に藪に変わり、最後は石楠花の藪こぎで鶏冠尾根に出た。道は明瞭で、赤や黄色のテープが細かく付けられている。下山靴に履き替え、次々出てくるピークを越え、途中第3岩峰では2段、17?8m懸垂下降をし、フィックスロープが設置された岩稜を次々下降し、最後は崩壊したガラ場をトラバースして下部の樹林帯に入った。樹林帯にもテープは付けられているが、踏み跡が突然なくなり周囲を探してルートを修正したところもあり、油断は禁物である。途中10人ほどのツアーらしい団体に道を譲ってもらう。古屋さんによると鶏冠山は山梨百名山とのことで、鶏冠山を往復するツアーがあるようだ。
標高が下がると薄いピンクの石楠花が咲き出していた。無事出合にもどり下山靴を脱ぎ、ドロだらけの沢靴を履くのを躊躇って、裸足で徒渉した。水は冷たく、河原を裸足で歩くのは山伏の修行のように厳しいものだった。横着な私は両手に靴下と下山靴をぶら下げて歩いていたら、最後の徒渉でぬめった石に足をとられ、またもやずぶ濡れになってしまった。靴下も靴も水に浸かり、痛い思いをして裸足で歩いたことが水の泡になった。靴下を履かずに素足に靴を履き、ほんの30分程の駐車場までの歩きで靴擦れが出来てしまった。沢は快適に登れて、下山もけっこうスリルがあり、迷路のような樹林帯も面白かったのに、私個人としては細かい行動面でいろいろ反省することが多かった。帰りは何度か立ち寄った事のある白龍閣の温泉で温まり解散となった。
記録:
15日23:00道の駅「みとみ」集合、ビバーク。
16日5:00起床 6:00西沢渓谷駐車場出発 6:35鶏冠谷出合 7:25奥ノ飯盛沢出合 8:25二俣 9:20二ノ沢 9:35三ノ沢
9:50 10mトイ状 11:00四ノ沢 11:30鶏冠尾根 13:00第3岩峰 14:55鶏冠谷出合 15:45駐車場
15日夜はそれぞれの車で道の駅に集合。先に着いた古屋さんはテントを張って飲み始めていた。私も梅酒をちびちび飲みながら24:00頃まで歓談後就寝。
16日朝食を済ませ、テントを撤収し、西沢渓谷駐車場へ移動。身支度を整え6時出発。鶏冠谷出合でハーネス、ガチャ類を装着し遡行開始。今回は私にとっての沢始め。それにしては少々厳しいのではないかと不安はあるものの、久しぶりに履いた沢靴の感触は、雪山とはまた違った緊張感を蘇らせてくれた。水が冷たいので、なるべく濡れたくない。水量も多いので二俣あたりで谷に日差しが差し込むまでは出来るだけ水流を避けて進んだ。
奥ノ飯盛沢出合
逆くの字の滝
陽が高くなると好んで水の中に入ったり、またスラブの登り方を確認したり、沢の出合などでは位置を確認しながら、ほぼ順調に進む。2ヶ所でロープを出し、古屋さんリードで登る。
最後のツメはガレの登りから次第に藪に変わり、最後は石楠花の藪こぎで鶏冠尾根に出た。道は明瞭で、赤や黄色のテープが細かく付けられている。下山靴に履き替え、次々出てくるピークを越え、途中第3岩峰では2段、17?8m懸垂下降をし、フィックスロープが設置された岩稜を次々下降し、最後は崩壊したガラ場をトラバースして下部の樹林帯に入った。樹林帯にもテープは付けられているが、踏み跡が突然なくなり周囲を探してルートを修正したところもあり、油断は禁物である。途中10人ほどのツアーらしい団体に道を譲ってもらう。古屋さんによると鶏冠山は山梨百名山とのことで、鶏冠山を往復するツアーがあるようだ。
標高が下がると薄いピンクの石楠花が咲き出していた。無事出合にもどり下山靴を脱ぎ、ドロだらけの沢靴を履くのを躊躇って、裸足で徒渉した。水は冷たく、河原を裸足で歩くのは山伏の修行のように厳しいものだった。横着な私は両手に靴下と下山靴をぶら下げて歩いていたら、最後の徒渉でぬめった石に足をとられ、またもやずぶ濡れになってしまった。靴下も靴も水に浸かり、痛い思いをして裸足で歩いたことが水の泡になった。靴下を履かずに素足に靴を履き、ほんの30分程の駐車場までの歩きで靴擦れが出来てしまった。沢は快適に登れて、下山もけっこうスリルがあり、迷路のような樹林帯も面白かったのに、私個人としては細かい行動面でいろいろ反省することが多かった。帰りは何度か立ち寄った事のある白龍閣の温泉で温まり解散となった。