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山行形態:沢登り(アイゼントレーニング)
メンバー及び役割:山本(CL)、門脇、古屋、戸田

記録:
今回の山行は、山本、戸田が新しい冬靴を買ったのでその慣らしを目的に計画、の筈がいつの間にか、超豪華メンバー+αでのアイゼントレーニングになっていた。ついでに戸田のロープワーク短期集中も行われた。
門脇、山本、戸田の3人は、渋沢7:50発のバスに乗り込み大倉から戸沢に向かう。途中、古屋車にピックアップしてもらい、予定よりも早く行動を開始することができた。水量は意外に多めで、このところ渡渉で水に浸かってしまうのがお決まりの戸田は、きっちり雨具を着込む。10:00本谷F1に着く。今日はリードを全て戸田に任せる、という話になったらしい。できるかどうかは分からないが、こういうチャンスは滅多にないので、あまり深く考えずに与えられた役割を果たそうと思った。
本谷F1?F3、F5(ここは頑丈な鎖が設置されているのでリードもどき)と沖源F1のリードをやらせてもらった。最後は沖源F2を古屋リード、戸田セカンドで登り終了。懸垂下降2本で本谷に戻り、道の荒れた書策新道で下山。書策新道の入り口には通行止めの黄色テープが張られていた。16:00前には駐車場着。



本来の目的だった靴慣らしとしては、山本さんの靴はまるであつらえたように馴染んで、アイゼンとの相性も良かった様子。私のやっと手にした冬靴はというと…、まず朝バスに乗り込む際ベンチに置き忘れ、門脇さんが回収してくださり、下山時にお決まりのドボンで靴の中まで水が浸入し、靴下を濡らしてしまった。前途多難な感じではあるが、もっと履き慣らして馴染ませていこうと思う。
短期集中リード講習の感想としては、落ちないで良かった、の一言。一番手こずったのは沖源F1で、残置支点を探せずに下から指示してもらい、何とか1本目のカラビナにロープを掛けるまではヒヤヒヤした。支点は私が見つけられなかっただけで、他にも沢山あったと聞きびっくり。山にも遠近両用眼鏡が必要かも。なわけではなく、私に注意力がないだけでした。中間辺りでも動きが止まり、内心もう降りたい、ここで落ちたらどうなるか、との思いも沸くが、自分で登るより他に選択肢がないことに気づき、スタンスとホールドを何とか見つけて、恐る恐るアイゼンの前爪2本を突き立てて体重を移動し立ち込んだ。怖かった。無事に登り切ったときはほっとした。リードをする人はいつもこのような緊張感で登っていたのだと実感できた。大変貴重な訓練をしていただきありがとうございました。門脇さんからは、ガチャ類をもっとすっきりまとめて身につけるよう助言をいただいた。自分なりに工夫してみようと思う。

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投稿日時: 2010-4-5 12:53  更新日時: 2010-4-5 12:53
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