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執筆 : 
 2009-6-15 9:40
日程:2009年6月15日(月)
山域:烏帽子沢奥壁南稜
山行形態:岩のぼり
メンバー及び役割:古屋(CL)、木村(記録)、H、O(会員外)

記録:
去年から行きたかった憧れのルート南稜にいよいよ挑戦することになった。天気は上々、晴れていればテールリッジを見逃すことはない(2週間前の苦い経験を思い出す)。テールリッジを登り岩壁の基部をトラバースして南稜テラスに達する。MSCの2名と会員外の2名でそれぞれパーティーを組み登攀開始。Hさん、Oさんは経験者なので先行してもらう。月曜日のためか他のパーティーは全くいない。今回は平日休みの人ばかりが集まったが、こういう点はありがたい。
1ピッチ目(古屋)フェイスからチムニーを越える。2ピッチ目(木村)快適なフェイスからバンド状を左上。3ピッチ目草付帯。4ピッチ目(古屋)フェイスからリッジへ上がる。5ピッチ目(木村)これまた快適な馬の背リッジ。6ピッチ目(古屋)核心部のフェイス、フリーだと1・2手厳しい。最後のフェイスは岩から水が滲みだしておりホールドが微妙でした。
できれば国境稜線に抜けたいところだが、午後からは雨という予報だったので終了点から懸垂下降で下山する。MSCは8?のロープだったのでこれは使わず、HとOの9?のロープで4人が懸垂下降する。5回の懸垂で南稜テラスに達した。途中空中懸垂になる場面もあり、ロープは9?のほうが良いと思った。(8?だとすごく伸びるので)南稜を登った時間よりも懸垂で下降した時間のほうが長くかかったようだ。Oさんにロープを肩にかけて少しづつ出しながら懸垂する方法を教えてもらう。3人がそれぞれ1回づつ練習し、テールリッジ末端まで降りる。懸垂下降をこんなに連続してやるのは初めてだったのでいろいろと勉強になった。
初めての谷川の岩登り、楽しく登攀することができた。



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