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- 執筆 :
- msc_kiroku1 2009-7-25 21:30
日程:2009年7月24日(金)夜?7月26日(日)
山域:谷川連峰・魚野川水系・茂倉谷
山行形態:定例山行・沢登り
メンバー及び役割:清野SL・山本CL記録・片倉・戸田・白川・大浦食当
記録:
7/24(金)22:00新座駅?越後中里駅泊
7/25(土)7:30蓬峠への林道に駐車・7:45入渓・13:00二俣左へ1350m・14:55沢を藪が覆い源頭の雰囲気・16:30茂倉岳避難小屋
7/26(日)7:50避難小屋発・10:25茂倉新道入口駐車場
7/24雨模様の中、新座駅に集合し、清野車で越後湯沢へ向かう。関越では一時的に土砂降りとなり明日の天候が懸念される。越後中里駅で入山祝いの杯を空けて早々に眠る。
7/25天候は持ち直し曇り空。蓬峠へ向かう林道の駐車スペースに車を停めて、橋へ戻り茂倉新道から分かれて茂倉谷への道を辿る。取水口の上より入渓。水量もそこそこ有り、日も差してきて楽しい沢歩きだ。清野・大浦は歩きながら蕗採りなどしている。両岸から被さる木が鬱陶しいが、登れる滝が次々出てきて、シャワークライム・腰くらいまでの渡渉も有る。ロープは1回出しただけ。フリクションはよく効くが、約2名滑り落ちて眼鏡壊したり、青痣作ったりしていた。1,350m付近で沢は開け二俣となり左へ入る。日が差して青空となり暑いくらいだ。源流部は、ホールド・スタンスが豊富にある斜度の緩い滝の連続となる。登るほどに岩がぬめり滑りやすくなる。やがて藪が沢を覆い源頭の雰囲気となるが、笹藪の中にまだ滝場が出てくる。水を汲み、密藪に突っ込む。いつの間にか雲に覆われ大粒の雨がバラバラと落ち、稜線にはガスが掛り始めた。背丈以上の笹藪をこぐうちに、遥か右手に茂倉小屋を見つけ、藪をトラバースして茂倉小屋へたどりつく。小屋は屋根が壊れて雨漏りしていたが、貸し切りで快適な一夜を過ごす。本来の計画は、檜又谷を下降して、中流域で幕営する予定だったが、体調不良になった人がいたことも有り、予想以上に遡行に時間が掛った。結果としては、天候も良くなかったので、小屋泊まりして正解だった。
7/26天候は回復して高曇り。遠くの山がよく見える。気持ち良い風に吹かれながら茂倉新道を下る。稜線上は高山植物の花盛り。矢場ノ頭から先の樹林帯は、木の根が張り出し極端に歩きにくい道を汗をかきながら一気に下山する。岩の湯で汗を流し、中野屋で「へぎそば」を腹いっぱい食べて帰途に就く。
平凡な沢では有るが、水量も有り、直登可能な滝ばかりで、会山行など多人数で行くには良い沢だと思う。詰めの二俣で茂倉小屋方向に舵を切れれば、もう少し楽に抜けられたと思う。避難小屋泊まりも状況によっては快適。
大浦食当、「鰻寿司」ごちそうさまでした!
山域:谷川連峰・魚野川水系・茂倉谷
山行形態:定例山行・沢登り
メンバー及び役割:清野SL・山本CL記録・片倉・戸田・白川・大浦食当
記録:
7/24(金)22:00新座駅?越後中里駅泊
7/25(土)7:30蓬峠への林道に駐車・7:45入渓・13:00二俣左へ1350m・14:55沢を藪が覆い源頭の雰囲気・16:30茂倉岳避難小屋
7/26(日)7:50避難小屋発・10:25茂倉新道入口駐車場
7/24雨模様の中、新座駅に集合し、清野車で越後湯沢へ向かう。関越では一時的に土砂降りとなり明日の天候が懸念される。越後中里駅で入山祝いの杯を空けて早々に眠る。
7/25天候は持ち直し曇り空。蓬峠へ向かう林道の駐車スペースに車を停めて、橋へ戻り茂倉新道から分かれて茂倉谷への道を辿る。取水口の上より入渓。水量もそこそこ有り、日も差してきて楽しい沢歩きだ。清野・大浦は歩きながら蕗採りなどしている。両岸から被さる木が鬱陶しいが、登れる滝が次々出てきて、シャワークライム・腰くらいまでの渡渉も有る。ロープは1回出しただけ。フリクションはよく効くが、約2名滑り落ちて眼鏡壊したり、青痣作ったりしていた。1,350m付近で沢は開け二俣となり左へ入る。日が差して青空となり暑いくらいだ。源流部は、ホールド・スタンスが豊富にある斜度の緩い滝の連続となる。登るほどに岩がぬめり滑りやすくなる。やがて藪が沢を覆い源頭の雰囲気となるが、笹藪の中にまだ滝場が出てくる。水を汲み、密藪に突っ込む。いつの間にか雲に覆われ大粒の雨がバラバラと落ち、稜線にはガスが掛り始めた。背丈以上の笹藪をこぐうちに、遥か右手に茂倉小屋を見つけ、藪をトラバースして茂倉小屋へたどりつく。小屋は屋根が壊れて雨漏りしていたが、貸し切りで快適な一夜を過ごす。本来の計画は、檜又谷を下降して、中流域で幕営する予定だったが、体調不良になった人がいたことも有り、予想以上に遡行に時間が掛った。結果としては、天候も良くなかったので、小屋泊まりして正解だった。
7/26天候は回復して高曇り。遠くの山がよく見える。気持ち良い風に吹かれながら茂倉新道を下る。稜線上は高山植物の花盛り。矢場ノ頭から先の樹林帯は、木の根が張り出し極端に歩きにくい道を汗をかきながら一気に下山する。岩の湯で汗を流し、中野屋で「へぎそば」を腹いっぱい食べて帰途に就く。
平凡な沢では有るが、水量も有り、直登可能な滝ばかりで、会山行など多人数で行くには良い沢だと思う。詰めの二俣で茂倉小屋方向に舵を切れれば、もう少し楽に抜けられたと思う。避難小屋泊まりも状況によっては快適。
大浦食当、「鰻寿司」ごちそうさまでした!